俺は神の駒らしい ―平和のためにコーディネーターを滅ぼすまで―   作:やわらぎ

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生成AIの練習で始めた本作ですが、やっぱりここまでアンチ色が強いと不評ですかね。
 
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第5話 「迫る影と、OCの決断」

C.E.70年──世界は、止まる暇さえなく戦火に呑まれていった。

 

まず最初に動いたのは大西洋連合だった。

南アメリカへの電撃的な侵攻。

“プラント支持勢力の拡大阻止” を名目としたその作戦は、実質的には覇権の誇示に近い。

 

だが、その衝撃を前にしても、オルビタル・コモンウェルス──OCは動かなかった。

参戦も批難もせず、ただ静かに情勢を観測するのみ。

ユウヤは戦略会議で、その理由を淡々と説明していた。

 

「……今動けば、どちらに肩入れしたか一瞬で世界に知れ渡る。

 OCが“第三勢力”として独立性を維持するためには、ここは耐えるしかない」

 

フォン・ヘルシング大佐も腕を組み、渋い顔で頷いた。

 

「……君の判断は正しいだろう。しかし世界は、血の匂いを隠そうともしないようだな」

 

そう呟いた矢先、次の悲劇が起きる。

 

 

---

 

■世界樹攻防戦

 

L1コロニー「世界樹」。

月への橋頭堡を巡って、地球連合とザフトが激突した。

 

新兵器──“ニュートロンジャマー”の試験投入。

電波妨害。核分裂炉の沈黙。双方に広がる混乱。

 

そして──巨大コロニー“世界樹”は、激戦の果てに崩壊した。

 

モニター越しに瓦解するコロニーを見つめ、ユウヤは拳を震わせる。

 

(……馬鹿な。ここまでやるのか。いや、“この世界”はこういう世界だったな……)

 

まだ干渉するタイミングではない。

しかし、胸の奥に押し込めていた苛立ちは、日増しに強くなっていく。

 

 

---

 

■第一次ビクトリア攻防戦

 

そして続く、ザフト初の大規模地上降下作戦。

地球連合の地上戦力との噛み合わせは最悪。

ビクトリア湖の宇宙港「ハビリス」を巡る戦いはザフトの敗北に終わった。

 

その失敗は、ザフトが“次の段階”へ進む口実となる。

 

──赤道封鎖作戦「オペレーション・ウロボロス」。

 

宇宙から地上を縛り上げる、前代未聞の大規模作戦。

そして、例の恐るべき計画──ニュートロンジャマーの地上散布。

 

ユウヤの胃が重くなる。

 

(……このままじゃ、“あの日”が来る。エイプリル・フール・クライシス……)

 

地球全土のエネルギー網の崩壊。

通信断絶。産業の停止。

そして、文献によっては“十億人規模”とも言われる死者。

 

──絶対に、止めなければならない。

 

 

---

 

■C.E.70年3月15日──ザフト、新型MS世界公開

 

その日は突然やってきた。

 

プラント最高評議会が、複数の新型MSを全世界に向けて公開したのだ。

 

シグー、ディン、バクゥ、ザウート──

そして海ではグーン。

 

どれもが、既存の連合兵器を大きく凌駕する性能。

世界は震撼し、メディアは大々的に「コーディネーターの超技術力」を喧伝する。

 

「完全に……戦争を終わらせる気がないな」

 

 ユウヤは吐き捨てるように呟いた。

 そして背筋に冷たい汗を感じる。

 

 ――近いうちに、ザフトは動く。

 

 その予感を裏付けるように、別の映像が届く。

 地球連合の高官が声明を出していた。

 

『……ザフトの行動は、無差別な民間人虐殺へと帰結する。地球連合は、この蛮行を阻止するため戦い抜く』

 

 政治家らしからぬ怒りの混じった声。

 ユウヤはモニターを見つめ、拳を握りしめる。

 

「十億人……。そんな数字、あってたまるかよ」

 

 ユニウスセブンの惨劇の後、さらに地球にエネルギー危機をもたらす“アレ”が来る。

 それが“無差別大量虐殺”に等しいことを、ユウヤは前世の知識で知っている。

 

 エイプリル・フール・クライシス。

 

 ザフトがニュートロンジャマーを地球全土に敷設すれば、文明そのものが崩壊する。

 エネルギー、通信、医療、物流──全てが消える。

 死者は十億、いや、それ以上。

 

「絶対に……阻止する」

 

 その言葉に、参謀たちの背筋が伸びた。

 

 

「……というわけで、OCは公式には中立を維持する。しかし裏では地球民間人への支援体制を全力で整える」

 

 ユウヤは会議室で、地球側支援計画を展開して見せた。

 

「災害救助艦隊の再編。医療班の増員。モビルスーツ工廠は生産ラインの一部を救支援装備へ。

 さらに──」

 

 スライドには、OC軍の新装備が並ぶ。

 

 ・ドラッツェ改(無人機仕様)

 ・ボール改N/K型(半無人)

 ・セイバーフィッシュ無人型

 ・ジム・コマンド(実弾仕様)

 

 人命を守るための無人化、損耗を抑えての戦力維持──

 すべて、近日中に来る危機に対応するためだ。

 

「オペレーション・ウロボロスの敷設地点を予測し、衛星軌道上へ“先行支援チーム”を派遣する。

 ザフトが動いた瞬間、俺たちは救済の盾になる」

 

「……ユウヤ殿。OCは影響を受けません。そこまで必要でしょうか?」

 

 参謀の一人が聞いた。

 

 ユウヤは静かに答える。

 

「影響を受けるのは“地球の民間人”だ。……俺たちだけ助かればいいなんて、それでは転生させられた意味がない」

 

 瞳に宿る憤怒と決意。

 それは、十億人の犠牲を原作から知る者だけが持つ覚悟だった。

 

「ザフトは“戦争”をしてるつもりでも……実際にやろうとしてるのはただの虐殺だ。

 俺は、OCは──それを見過ごさない」

 

ユウヤは笑った。

 

「それが、OCの生きる道です。

 そして──大量死だけは絶対に避けたい。

 俺は、未来の戦争の行く末を知っているからこそ……ここで動きます!」

 

室内の空気が熱を帯びていく。

 

「……分かった。総指令部として、ユウヤ殿の提案を採択する。

 OCは全力でエネルギー危機に備える」

 

レビル大将が最後に告げた。

 

「宇宙防衛軍、総員──準備に入れ!」

 

その瞬間、オルビタル・コモンウェルスは動き始めた。

 

世界を覆う絶望の影──

“エイプリル・フール・クライシス”を阻止するために。

 

そして、ユウヤの胸に燃えるのは、ただ一つ。

 

(──救える命は、全部救う。

 俺は“神に使われた駒”じゃない。

 ここで、俺の意志を刻みつける)

 

世界はまだ知らない。

第三勢力・OCが、歴史の転換点へと踏み込もうとしていることを──。

 




今回分かったこと

生成AIだろうが、小説作りは大変だった。
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