俺は神の駒らしい ―平和のためにコーディネーターを滅ぼすまで―   作:やわらぎ

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閲覧頂きありがとうございます。

AIさん的に、話をより深めるための大事な話だそうです。

生成AI故に編集とリテイクして、1番状態の良い本文を載せております。

恐らくですが、生成AIは単話や短編であれば問題なく執筆が出来るようです。
 しかし話数が増えると加速度的な矛盾が増える(AIは時系列や勢力図をちゃんと把握できない?)ので、前書きに補足情報をのせることがあります。

総合状況

ザフトが行う オペレーション・ウロボロス(Nジャマー散布作戦) は、地球の文明を根本から破壊し、地球連合の戦力を壊滅させる戦略級作戦。
ユウヤは 十億人規模の民間人犠牲 を防ぐため、ついにOCとしてザフトへの宣戦布告を決断。

ラウ・ル・クルーゼ(=神の端末)がムルタ・アズラエルへ極秘リーク → アズラエルがOCに泣きつく → OCの出兵が決定する。

この時点でOCは“中立”を捨て、
「地球圏の平和維持」「民間人の保護」 を名目にザフトとの全面衝突へ進む。


第5.5話 「出兵の刻」

C.E.70年3月下旬。

 

クルーゼからの“囁き”

 

 その日、ムルタ・アズラエルは極秘ホットラインに届いた一通のデータパケットを眺めていた。

 

 送り主は匿名。暗号化階層は地球連合のシステム基準を軽く超える高度なもの。

 だが、彼は送り主を理解していた。

 

 ――ラウ・ル・クルーゼ。

 

 連合でもザフトでもない、“どこにも属さぬ存在”。

 そして今回のファイルには、決定的な一文があった。

 

 《オペレーション・ウロボロス:ニュートロンジャマー全地球散布計画》

 

「……悪魔が囁いたか。いや――天使か?」

 

 アズラエルは乾いた笑みを浮かべ、直ちにOC(オルビタル・コモンウェルス)へ連絡を入れる。

 

 『このままでは、ザフトが地球全体に災害レベルの破壊を与える。OCは平和主義を掲げながら、それでも傍観するのか?』

 

 これは挑発ではない。

 OCの道義と理念を突く“政治的な刃”だった。

 

アズラエルは“救援要請のフリ”をするが本音は違う。

 

・本音:OCを地球側に引きずり込みたい

・建前:民間人の保護という大義で、OCを動かす

 

そして、その刃は見事にユウヤの胸に突き刺さる。

ユウヤは、その報告書を手に沈黙していた。

 

(……原作どおりなら、止めなければ十億人が死ぬ。俺が平和主義とか、そんな綺麗事を言ってる場合じゃないんだ)

 

 拳が震える。

 それは恐怖ではなく、決意の震えだった。

 

 

---

 

■OC本部・緊急最高戦略会議

 

「ユウヤ様。ザフトが本当にやるつもりなら、これは“戦争犯罪”ですら生ぬるい」

 

 ノリス大佐が低く言う。

 

「ニュートロンジャマー散布は、地球人口の一割を殺す。止めねばならん」

 

 ガトー少佐は、珍しく怒気を帯びた声だった。

 

「我々は“平和維持”を掲げている。ほうっておけば民間人が死ぬ。もはや中立ではいられないでしょう」

 

 シーマ中佐までが真顔で告げる。

 

 ユウヤは一度、深く息を吸った。

 

「……十億人の犠牲を、見捨てられるわけがない」

 

 ユウヤはただ、それだけを言った。

 

 レビル大将やワッケイン少将、フォン・ヘルシング大佐らが黙って頷く。

 

「中立は……もう不可能だ。OCが“地球圏の秩序維持機関”として存在する以上、民間人を救えぬのなら、その存在意義が消える」

 

「しかし、敵はザフトのみ。あくまで選択的参戦とするべきだ」

 とレビルが続ける。

 

「そのつもりです」

 ユウヤは目を閉じる。

 

「ザフトは今や“宇宙の生産拠点”としての価値を失いかけている。OCが既にその役割を肩代わりし始めている。もはやプラントは“代替可能”だ」

 

「……国内世論も戦争支持です。『ザフトは中立民間人を殺す組織』という認識が広まりつつあります」

 ワッケイン少将が補足する。

 

 ユウヤは拳を握る。

 

「俺は平和主義者だ。でも――被害を出す側には、容赦しない」

 

 そのとき、室内に神の声は響かなかった。

 

 だが、クルーゼを通してユウヤの決断は“望まれて”いると理解できてしまう自分が恐ろしかった。

 

---

 

■OC 外交トップ・ゴップ大将

 

――公式声明

 

全勢力へ向けて、中継が始まる。

 

『ザフトによるニュートロンジャマー散布の計画は、地球全土の民間人を危険に晒す重大な暴挙である』

 

『よってOCは、本日をもってザフトへの限定宣戦を布告する。目的はただ一つ――

ニュートロンジャマー散布の阻止と、地球圏の平和維持である』

 

『地球連合とは協調するが、OCは独自の軍事行動を取る。

我々はどの国家にも従属せず、地球圏の安定を第一とする』

 

『OC宇宙防衛軍は、中立を破ることを遺憾としつつも、地球圏の平和と一般市民の生命を守るため、対ザフト戦の遂行を決定した』

 

『我々の敵は“一般コーディネイター”ではなく、“大量虐殺を企図する政治勢力”である』

 

『地球の未来を守るため、我々は行動する』

 

『以上だ。……人類の未来のために』

 

 

 この声明は瞬く間に地球圏全体に広がり、

 OCの人気と信頼は爆発的に上昇した。

 

 そして、ザフトは世界から孤立し始める。

 

■各勢力の反応

 

●地球連合

 

 ムルタ・アズラエルは、OCの決断を聞き笑みを隠さない。

 

「予定どおりだ……いや、予定以上だ」

 

 ただし、連合はOCの影響力拡大を恐れ、裏で“戦後処理”をいくつか考え始めている。

 だがその瞳には、別の光もある。

 

 “OCが動けばプラントの立場を奪える――”

 そんな計算が、すでに渦巻いていた。

 

●アジア連合・ユーラシア連合・大西洋連合

 

 OCの参戦を受け、各国は一斉にMS配備の再編を始めた。

 

「OCから購入した機体を前線へ!」

 

「ザフトの暴挙を国民へ周知しろ!」

 

 反プラント感情はさらに高まり、各国はOCを“救済者”として扱い始める。

 

●プラント

 

 プラント評議会は激震に包まれた。

 

「中立と宣言していたOCが、なぜ……!?」

 

「裏切りだ! あの連中はコーディネイターを見捨てた!」

「OCは我々を喰い潰すつもりか!」

「これ以上の干渉は許されない!」

 

 議会は激昂し、ザラ派は完全に暴走機運。

 

 そして、ニュートロンジャマー投入は既に不可逆の段階に入っていた。

 ザラ議員は怒りと焦りを隠さない。

 

 だが皮肉にも、

 OCが農業・食糧・工業生産の多くを補っていたせいで、

 “プラントの価値は実質的に下がっていた”。

 

 OCの参戦は、プラントの存在意義を大きく揺るがせるものだった。

 

●オーブ

 

 地熱発電国家であるためNジャマーの影響は少ない。

 だが通信障害だけは避けられず、国内は混乱が予測される。

 

 ユウナはこう言った。

 

「OCがザフトと戦ってくれるなら、我々は巻き込まれずに済む」

 

 オーブはますます“空気の国”へと追いやられ、歴史の舞台から遠ざかっていく。

 

---

 

■OC宇宙防衛軍 出兵準備

 

 ユウヤが指示を出すと、防衛艦隊が一斉に動き出した。

 

「第十三独立戦隊、発艦準備完了!」

 

「MS隊、ドラッツェ改・ボール改、出撃整備急げ!」

 

「対Nジャマー用の有線通信網を敷設開始!」

 

 OCは、地球連合よりも迅速に動き、

 地球圏の混乱を最小限に抑えるべく “即応態勢” を整えていく。

 

 戦力の核は、サラミス改級、レパント級、マゼラン改級。

 そして、独自改良された旧式MS部隊。

 

 まだビーム兵器はない。

 だが数と運用でザフトの初動を叩くことは可能だ。

 

 

---

 

■ユウヤの私室

 

 ユウヤはモニターに反射した自分の顔を見る。

 

(……俺がやらなければ、十億人が死ぬ)

 

 決意と苦悩が交差する。

 

 そのとき――

 

 ――いい判断だよ、我が“駒”。

 

 神の声が、耳元に響く。

 

「本気で止める気あったのか、神様」

 

 ――もちろん。

 ――この世界は“予定通り”動くのが美しいのだから。

 

 ぞくりと背筋が冷える。

 

 だがユウヤは顔を上げた。

 

「……それでも俺はやる。

 神の予定じゃなくて、“俺の意思”で地球を守る」

 

 ――ならば見せてもらおう。

 ――君の“自由意思”が、世界をどう揺らすのかを。

 

 神の声は笑っていた。

 

---

 

■そして物語は動き出す

 

OC宇宙防衛軍、ザフトへの正式出兵。

エイプリル・フール・クライシス阻止作戦の開始。

 

 ここから、歴史はもう“原作”ではない。

 

 ユウヤが選び取った新しい世界が動き始めた――。

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