……
1時間、経った頃だろうか。
俺の目の前に大勢の非洗脳者が立ちはだかる。
なんだ、こいつら…?
『お前か?先生を意識不明の重体にしたって奴はよ?』
「チッ…いつまで俺は不自由なんだか…」
「……あぁ、そうだ。あの大人を殺したのは俺だ。」
『勝手に殺した事にしないでください…!』
「で、なんの様だ?」
突然、銃弾が俺の頬を掠める。
腹が立つな…
それにしても…まさかあの大人、生きていたとは…
チッ…予想外だ…
逃げるか…?
……!!
いや、これは逃げるべきだ…!!
あの中にスバル先輩も、聖園ミカも居る…!!
俺は一歩、二歩と後ろに歩き、次の瞬間には後ろを向き、走っていた。
クソクソクソ…!!
なんで…!!
俺は自由になれないんだ…!!
どれだけ強く願っても…!!
行動に移しても…!!
一瞬の希望を見せた次の時にはいつもの絶望…!!
クソが…!!
俺は…!!
なんでいつも苦しまなくちゃいけないんだ…!!
なんで、あいつらは大人を信じれるんだよ…!!
狂ってるのか…!?
クソ…!!
俺は路地裏に入り、咄嗟にゴミ箱の中に隠れる。
「はぁ…は――」
『――クソ!!どこ行きやがった…!!アスナ!お前はあっち探せ!私がこっち探す!』
俺は隙間から外を見る。
ゴミ箱の外には大勢の非洗脳者達が血眼で俺を探す。
俺は息を咄嗟に殺す。
ヤバい…クソ…!!
早くどっか行ってくれ…!
頼む…!
しかし、人は減ることなく、俺はずっとゴミ箱の中だった。
クソクソクソ…!!
ヤバい…!!
『アトラ君!私が一緒に罪を背負ってあげます!!だから!出てきてください!!』
スバル先輩まで…
クソ…!!
『この中かしら…?』
1人の黒服の青髪が俺の入っているゴミ箱に手を伸ばす。
マズ――
『居たわ!』
「チッ!!」
俺は素早くゴミ箱から出て、スモークグレネードを手にする。
そして、ピンを抜こうと指をかけ――
「――がはぁっ…!?」
何が起きた!?
見えなかった。
俺は地面に倒れる。
呼吸が上手くできない。
いや、吸えない。
吐くことしかできず、苦しさがどんどん大きくなる。
『アトラ君。君は、どこまで私達を苦しませるの?』
「苦しませてるのは…お前ら…だろっ…!」
上手く言葉を発せれない。
ただ、頭の中に言いたい事だけが溜まる。
だが、言えれないと言う身体が事実を表すばかり。
『はぁ…私、あんまり細かいこと考えないの。ごめんね?』
「……クソが」
冬だからだろうか、真昼の太陽に照らされているのに少し肌寒い。
地面に倒れているアトラ君は私の想い人の返り血で赤く染まっている。
私はどこまで行っても結局は暴力なんだと。
あの時と同じ様に眠らせちゃった。
でも、これは正義の暴力。
ヒーローが出てくるアニメで言う悪役を倒す為に必要な暴力。
アトラ君の腰辺りに隠していた長包丁を取り上げ、懐に入れる。
そして、アトラ君はヴァルキューレの局長?に持ち上げられ、礼をする。
『ご協力感謝します。』
「……」
しょうがないよね。
アトラ君が先に先生に攻撃したんだし、私達がお仕置きしないとね。
そんな事を考えているとヴァルキューレの局長はパトカーにアトラ君を投げ入れるように入れて、ドアを閉める。
そして、パトカーはこの場から去った。
私は、何も感じてない。
ただ、アトラ君は悪役だった事だけが頭の中にある。
まぁ、なんの情も無いからどうでもいい。
結局、アトラ君はそれだけだった。
うん。それだけ。
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えーと、簡単に言わせてもらうと何個か作品を絞ってきました。続けてほしい作品に投票してください。1位から3位までの投票数が多かった作品を書きます。 あ、因みに、その3つしか書かないというわけではありません。ただ、受験勉強などで時間が無く、書ける時間がないからです。高校に合格したらまた今みたいに続けます。 この中から選んでください。
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呪言師のブルーアーカイブ
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スイーツ!?食べる!!
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あ゙ー…どうも、普通のキヴォトス人です…
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クソみたいな世界で、俺は
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やあ皆、俺だ。
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シロコと俺
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先生に塩対応してたら殺されそうなんだが
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探究心は無くならない
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おかん