クソみたいな世界で、俺は   作:月山 白影

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苦しめ
そして、空は赤かった


 

 

 

 

 

……

ここは…?

俺は目を覚ます。

 

 「どこだ…?ここは…?」

 

俺は起き上がり、辺りを見渡す。

しかし、見覚えのない場所。

家具やらがあるから…家か…?

ボロい家に床は砂だらけ。

何とも妙な家だ…

俺は家の中を探索し始める。

 

 「ていうか…そういう事か…」

 「俺は…やっと…自由に…なれたのか…?」

 「ははっ……やっと、雲を突き抜けれたのか…」

 「あぁ…青空が見えるはずだ…!」

 

俺はこの家の出口を探す。

この部屋も違う…!

こっちも違う…!

とこなんだ…?

なんで…?

なんで出口が無い…?

っ……

俺は気づく。

窓が無い…!!

クソッ…!!

俺は砂だらけの床に膝をつき、情けなく縮こまり、地面を叩く。

何度も何度も叩く。

こんな無駄な行為しても出口なんて…

刹那、ギギギ…と錆びた物が動き出す様な音が聞こえた。

俺はその音がした方向を見る。

すると、光が差し込んでいるのが分かった。

 

 「や…やった…!!」

 

俺はすぐに立ち上がり、走り出す。

扉は閉じること無く、俺は出れた。

やっと普通の空を――は?

俺の想像していた空とは違った。

真っ赤だった。

まるで、死んだ時に見えた記憶と同じ様に。

 

 「クソがっ!!」

 「なんで…!俺は…!自由になれるかを思ってたのに…!!」

 「いや…自由か…」

 「あの大人は居ないのだから…」

 「普通の空じゃないけど…いいか…」

 

俺は歩き始める。

砂漠地帯…それにしても、地平線まで砂じゃないか…

クソが…

砂漠じゃすぐに餓死しち――

――どこからか、天から稲妻が落ちた。

どこに落ち――

ドーンと音が遅れて聞こえてくる。

なんだ…?

謎のピンクに近いような色のオーラらしき物が遠くに見えた。

あれは…?

俺はオーラらしき物のある位置へと走る。

砂の上を走るからか、足の指の隙間に結構砂が入る。

昔に靴を無くしてからか靴は手に入ってない。

サオリと1ヶ月過ごしたが、外には出させてもらえなかった。

だから、靴も買ってもらえなかった。

ただ、サオリは必死にバイトしてたらしい。

そんな事、どうでもいいか。

ただ、あそこに行くまでだ。

俺は数十分間、ただ走る。

やっと何かが見え――

大人…?

なんか見たこと…

……!!

あの大人か…!!!

なんか武器…!!

何か武器を…!!

俺は必死に武器を探す。

服の中などを探す。

しかし、武器は見つからない。

クソッ!!

 

 「どうする…?」

 「いや、武器、あるじゃないか…」

 

俺は自身の拳を見る。

行ける…これなら…

 

 「待ってろよ、クソ野郎が。」

 「今この拳で殺してやるから…」

 

俺は再び走り出した。




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はい、これが苦しめる版の1話ですね。
これ見て救われがいいよ〜って思った人〜
俺は全然思ってないよ〜
なぜか?
どうやって救わすか全くもって分からん。
ま、頑張るンゴ。
救われも一応1話出すから。
どっちがいいか投票してね☆

苦しめ or救い

  • 苦しめ
  • 救い
  • 俺のせいなんだよ…!
  • お前が不自由なのは…!
  • 俺のせいだ…!
  • もう…生きてるが嫌になってきた…
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