油断していた。
いや、予想すらもつかなかった。
エデン条約が無事に終わると思っていた。
だが、知らなかった。
アリウス分校は、かつてはトリニティ総合学園の一部だったが、追放されたという過去があり、トリニティに対して深い憎しみを抱いたというのを。
そして、目の前で倒れたこの少年も…「アリウス」…
なぜ…
とりあえず、先生の所に――
『――ま……て…!』
『まだ…おわっ……て…ねぇ……!』
『せんと…う…体制…に……な…れよ…!』
私を引き留めるかのように這いつくばって近づく。
やめて。
貴方はもう…そんなにボロボロなのに…
なぜ…?
なぜそこまでして、先生を殺したがるの…?
どうして…?
「離して…」
『離さ…ねぇ…よ……!!』
戦うしかない…?
貴方はもう、銃すら持ててないじゃない…
辛そうで…
気絶……させてあげよう…
「っ…!!」
私は勢いよく掴まれている足を後ろに蹴り、彼はその衝撃で後ろに倒れる。
彼の意識の有無を確認する。
彼は気絶していた。
「……行こう。」
私は先生の元へと向かった。
辺りは瓦礫だらけ。
誰か居るのかも分からない。
皆、瓦礫下敷きだから。
「先生はどこだろう…」
私はボロボロな身体で走り続けている。
数分後、私は人影らしき物が見えた。
急いで私はそこへと向かう。
走る。
ただ、その人影を先生だと思い、走る。
やっと人影の正体がわかった。
だが、そんな事、どうでもいい。
今の景色に、ただただ殺意が湧く。
ただ、殺したいという感情が。
「先…生…?」
先生は力無く、倒れており、服には血が滲み、先生を中心に血の池ができていた。
止まらない血。
「アリ…ウス…」
『空崎ヒナ、か……』
『かかってこい。』
なんで…?
アリウス分校…絶対に許さない…
「……消えて」
『はぁ…来ないのならば、こっちから行くぞっ!!』
目の前の女は私の方へと走り向かってくる。
しかし、そんなの気にもならない。
私は先生に手を伸ばす。
しかし、次の瞬間、私の視界に映ったのは先生ではなく瓦礫の地面だった。
「邪魔しないで…!」
私は目の前の女に愛銃、「終幕:デストロイヤー」を向ける。
そして、トリガーを引く。
次々と紫色の弾丸が目の前の女の身体を打ちのめしていく。
しかし、女の走りは止まらない。
適切な距離を取りながら、戦う。
それも先生の安否を遠目から確認しながら。
だが、満身創痍の身体は思った様に言う事を聞かず、段々と女の猛攻に耐えるしか無かった。
『終わりだ。』
気づけば私は地面に座り込んでおり、目の前の女の銃口が眼前にあった。
もう銃を持つ力は無い。
ただ、身体に走り続けている痛みだけが私を現実だと実感させる。
後ろからズルズルと音が聞こえる。
だが、気にしている暇など無い。
私は「
『……アトラか。』
『サ…オリ…』
『任務、失敗したのだな。』
『ま…だ…やれ、る…おね……がい…』
『ダメだ。マダムに報告する。』
『っ……』
『い…やだ…』
『ヘイ……ロー…を壊……され…た、く…ない…!』
『もうお前はボロボロだ。どの道待っているのはヘイローの破壊だ。』
ヘイローの破壊…それは…死を意味する…
『まだ…生……きたい…』
『何を言おうと無駄だ!!』
『っ……』
『黙って私について来い。』
サオリとアトラと思われる人物達はその場を去った。
助かった…?
でも、もう…無理…
私は眠るようにその場に倒れた。
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えーと、簡単に言わせてもらうと何個か作品を絞ってきました。続けてほしい作品に投票してください。1位から3位までの投票数が多かった作品を書きます。 あ、因みに、その3つしか書かないというわけではありません。ただ、受験勉強などで時間が無く、書ける時間がないからです。高校に合格したらまた今みたいに続けます。 この中から選んでください。
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呪言師のブルーアーカイブ
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スイーツ!?食べる!!
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あ゙ー…どうも、普通のキヴォトス人です…
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クソみたいな世界で、俺は
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やあ皆、俺だ。
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シロコと俺
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先生に塩対応してたら殺されそうなんだが
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探究心は無くならない
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おかん