クソみたいな世界で、俺は   作:月山 白影

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面接頑張ってきます。


光のある目が許せなかった

 

 

 

 

 

俺は気づけばシャーレのオフィスに居た。

オフィスには先生、サオリ、ピンク髪の女、聖園ミカ、桐藤ナギサ、百合園セイア……

なぜ、ここに連れてこられたのだろうか…

わからない…

ここに居ると…嫌な気持ちになる…

最悪だ…

クソが…

 

 『アトラ、大丈夫だからな…』

 

サオリが俺の両肩を持ち、安心するように言う。

サオリが居ると少し安心できる。

でも、俺は知ってしまった。

先生は万能人間ではないと。

生徒の為にいつどこでも駆けつけれる大人でないことを。

これだから、人生は好きになれない。

喜びから絶望のどん底に落とす。

これほど、クソなことはあるのだろうか?

俺しか味わってない絶望のフルコースの3品目。

クソ…

俺は一体どうすれば報われるんだ…?

このクソみたいに理不尽で――いや、俺は忌み子だからか。

ほんとに最悪だ。

次に生まれるとしたら――いや、生まれてくるのも懲り懲りだ。

もう、生きたくない。

俺は、クズだからだ。

この世界がクソなんじゃない…俺がクソだったんだ…

 

 『ホシノ。なんであんな事をしたの?』

 『……私が先生を守りたかった。また、先生が刺されるんじゃないのかって…考えてたら不安で…』

 『それで…シャーレに行く途中で…こいつを見つけて…先生が…刺されちゃうって…思って…』

 

ピンク髪の女は俯き、涙をポタポタとオフィスの床に落とす。

お前が…なぜ泣く…?俺と同じ程の、不幸を味わったことがないくせに…!!

 

 「……なんで…」

 『どうした…?アトラ…?』

 

ピンク髪の女はこちらを見る。

思ってたこと…全部ぶちまけてやる…!

 

 「なんで…死にたいと思う程の苦しみを感じたことがないくせに…!!よく泣けるな…!!」

 『アトラ!?』

 

先生が驚いたように叫ぶが、俺は止まらない。

 

 「絶望のどん底に落ちた事もないくせに…!!」

 『っ……!』

 『お前に…何がわかる…』

 『私の何がわかる…!!』

 「俺はわかる…!!」

 「その目に光がある…!!本当に絶望したり、苦しくなった奴はそんな目に光はない…!!」

 「この…!!絶望しているふりして…!!気も――」

 『――アトラ君!』

 「っ……」

 

聖園ミカが俺の言葉を遮る。

俺は聖園ミカを睨むように見る。

 

 『アトラ君、落ち着いて。』

 『あの子も反省してるみたいだし…』

 「……」

 

俺はピンク髪の女を見る。

ピンク髪の女は俯いて涙を流していた。

 

 「……」

 『ね…?』

 「……チッ…分かった。」

 『うん、分かってくれて良かった。』

 

聖園ミカが俺の頭を撫でる。

その手は、優しく、興奮した心を鎮めるかのようだった。

俺は少し、落ち着いた。




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苦しめ or救い

  • 苦しめ
  • 救い
  • 俺のせいなんだよ…!
  • お前が不自由なのは…!
  • 俺のせいだ…!
  • もう…生きてるが嫌になってきた…
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