俺はトリニティに居る。
改めて聖園ミカに謝るからだ。
なぜか。
理由は2つ。
トリニティの校章が描かれた壁を破壊したから。
部屋で戦ったからだ。
俺は歩を進める。
周りからはゴミを見るような目で見られている。
それもそのはず。
先生を殺そうとしたからだ。
そして、アリウスの腕章を付けているからだ。
クソが…
『なんで、アリウスがトリニティに来てんのよ。気持ち悪い。帰ってくれない?』
突然、俺はトリニティの生徒に絡まれた。
「…チッ…黙れ。」
「殺すぞ。クソ女。」
『汚い言葉使い…』
『やっぱり、アリウスにいる奴らは全員低知――』
俺は目の前の女の言葉を遮るように殴り飛ばす。
クソが…
だから、トリニティは嫌いなんだ。
アリウスの苦しみも知らないくせに…
それに…アリウスの皆を馬鹿にしたのか?こいつは、今。
「お前、マジでぶっ殺すぞ?」
『このっ…!!』
女は弾をぶっ放してきた。
俺は素早く避け、走り出す。
「死ねぇっ!!!」
『――救護!!』
は…?
こいつ今どこから…!?
「がはぁっ!?」
気づけば俺は、壁に埋もれていた。
「ゲホッ…」
俺の口からは血がドバっと出てきた。
なにが…起きた…?
なにを…された…?
俺は目線を前にすると、俺に絡んできた女も壁に埋もれていた。
そして、もう1人の女が透明な盾と銃を持って立っていた。
身長は高く、蒼い髪と蒼い翼が生えた白い服の女…
誰だ…?見たことな――
『――貴方を救護します。』
「やめ…ろ…!」
『断ります。私は怪我をされた方を救護する者です。』
俺は担がれる。
さっきの衝撃で動けずにいた。
『ハナエ、そちらの方を持ってください。』
『はい!』
もう1人のウサギのバックのようなものを下げた女が俺に絡んできた女を担ぐ。
「クソっ…たれが…――」
「っ……!!」
俺は飛び起きる。
『あ、起きた。』
俺は飛び降りる。
しかし、すぐに警戒は解ける。
そこに居たのは聖園ミカだったからだ。
「聖園ミカか…」
『なに、私じゃダメだった?』
「いや…別に…逆に好都合だ…」
『好都合って…?』
「すまなかった…聖園ミカ…」
『……?』
「いや、部屋で戦って、ボロボロになったし…トリニティの校章が描かれた壁破壊したろ…だから…すまなかった…」
『そんな事で謝るの?』
『もっと謝ること、あるんじゃない?』
「……先生を…殺そうとして…すまなかった…」
『うん、よし!許してあげる!』
「んっ…」
聖園ミカの手が俺の頭に置かれ、撫で始める。
俺は、抵抗せず、撫でられた。
『私もそこまで鬼じゃないしね。あと…今更だけど、ここじゃなんだし、ティーパーティーの部屋行って話そっか。』
「うん…」
俺は聖園ミカに手を引かれ、連れて行かれた。
この会話はマキマに聞かれているさんお気に入り登録ありがとうございますご感想などお待ちしておりますこれからも温かい目で見てちょ。
苦しめ or救い
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苦しめ
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救い
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俺のせいなんだよ…!
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お前が不自由なのは…!
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俺のせいだ…!
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もう…生きてるが嫌になってきた…