Resurrection of Rising Sun ~Failed Grand Order   作:神谷萌

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Chapter-05

 大空洞の最深部、大聖杯の存在する場所まで進む……が、

「なにこれ……」

 それを見て、立香が、声を漏らすように言う。

「祭壇になってる」

「崩壊しかけていた大聖杯を補強したって事かしらね。それよりも、柱の上の方を見て」

 オルガマリーに言われ、立香達は上に視線を向ける。

 すると、大聖杯を取り囲むように造られた、祭壇のようなものの中央の真上に、まるで何かの目のようにも見える、エネルギーが渦巻く円状の物が見えた。

「レフがカルデアにつなげた転移孔(ゲート)……」

「微かにカルデアスも見えます」

 立香が言い、マシュがそれに続いた。

「マジかよ、空間だけでなく因果までつなげてやがる。そりゃ簡単に消えねぇわけだ」

 クー・フーリンも、唖然とした様子で言った。

「これを回収できればカルデアス ──── 汎人類史のカルデアスへの道は拓けるけれど……」

 オルガマリーが言うが、その言葉尻が濁る。

 その時、

「遅かったな、と言うべきなのかな? 藤丸立香」

 と、声がかけられた。

 一同の視線がそちらを向く。

「言峰神父……それとも、ラスプーチン?」

 立香が、現れた相手に険しい視線を向けながら、そう問いかける。

「どちらでもある、と、言えるのだろうが……────」

 勿体ぶった言い回しで、言峰は言う。

「── ロシア異聞帯が終わった時、ラスプーチン(かれ)()()は退去した。言峰綺礼(わたし)は自由になった。『異星の使徒』として召喚されたのは()だ。()は人理の側に立つこともできた」

「だから、南米異聞帯(ミクトラン)では私達に手を貸してくれた…………」

 立香がそう言うが、それを聞いて、言峰は余裕ぶっていた口元の笑みを消す。

「勘違いしないでもらいたい。それは単に、『異星の神』の執事としての役割を果たしていたに過ぎない。カルデアの味方になったつもりはない。……そして、その『異星の神』も砕け散った。オルガマリー・アニムスフィアの霊基はもうどこにも存在しない」

 そこまで言って、言峰は視線をオルガマリーの方に移した。

「だと言うのに ──── “巫女” ともあろうものが感心しませんな。この期に及んで、そのような迷いを見せるとは。…………まぁ、()()()()()()()()()()()()()()()()()()が、()()()()()()()()()()による “宇宙の更新” は目前。あなたは観測に徹しているべきだった。このような未練を見せても、藤丸立香(かのじょ)達にも貴女にも未練という名の傷を遺しただけだ」

「その割には満足そうじゃない。人の不幸が好きな癖に、人の悩みに甘いんだから」

 どこか視線を伏せがちにしつつ、オルガマリーはそう言い返した。

『それに』

 通信が割り込んできた。

『私はここにいる』

「……なるほど、異聞世界(レイヤー)同位(オルガマリー・)存在(アニムスフィア)と。確かに、彼女達の表面的な慰めにはなるかもしれないがね」

 言峰が返す言葉を聞いて、立香が下唇を噛んだ。

「ああ、しつこい話し方をするやつだね」

 ブーディカが苛立ったような声を出す。

「今はアンタのことでしょうが。こんな祭壇まで造って、何をしようってんだい?」

「残念ながら」

 言峰は、肩を竦めるようにしながら言う。

「この祭壇を造ったのは私ではないよ」

「はぁ? テメェ以外に、誰がこんな事するってんだよ」

 クー・フーリンが、やや荒く追求するかのような口調で言った。

「うん? 誰かな? 極限まで似合わない服装だが、大道芸人まで雇うのかね? ()()()()()()()は」

 言峰が、本当に誰かわからない、とでも言うように顔を(しか)めながらそう言うと、

「テメェにだけは言われる筋合いはねぇんですけど!?」

 と、睨みつけつつも、クー・フーリンはどこか緊張感にかけたツッコミをいれた。

「ったく、際限なくペラペラと。もういいだろう、立香。こいつは邪魔者でしかねぇよ。さっさと片付けて、転移孔を制御下に入れちまおうぜ」

「え?」

 立香が、クー・フーリンの言葉に聞き返すような声を出した。

「でも、この祭壇を造ったのは、神父じゃないって……」

「ハァ? こいつじゃなかったら、誰がこんなもん造るってんだよ」

 立香の戸惑ったような声に、クー・フーリンが問い返すように言った時。

「それは、(わたくし)の事ですな」

 と、祭壇の奥から声が響いてきた。

 立香が驚いて反射的に視線をそちらに移すと、そこに、金色に輝く壁のような場所から、巨大な顔が浮かび上がっていた。

「あ、貴方は……!!」

 立香が、唖然とした表情になって、声を上げる。

「またお目にかかれて光栄ですな、藤丸立香、それにマシュ・キリエライト」

 巨大な顔は、赤い瞳を立香達に向けながら言う。

「『伯爵』…………」

「そうです、私です。忠実なる『異星の使徒』、アレッサンドロ・ディ・カリオストロでございます!!」

「カリオストロ……」

 マシュがその名前を反芻する。

「革命前夜のフランス社交界を暗躍した大魔術師、或いは稀代の天才詐欺師とも呼ばれる……」

「そのチンケな詐欺師が、こんなところで何をなさってるんでしょうかね、と!」

 クー・フーリンが、訊ねるというより呆れたように言った。

「私めへの侮辱はこの際問わないでおきましょう……何をしているか、まぁ、見てのとおりで御座います! この転移孔は我が主たる天球の大願成就に必須にして、貴方(がた)に使われることがあってはならない物! 然るに、この聖杯の力を使って、先に確保させていただいたという訳で御座います!!」

 金色の巨大な顔だけの伯爵、カリオストロは、悦に入ったかのような表情と口調で言う。

「こいつ……」

 立香が、軽く睨んで小さく口に出した。

「この大聖杯は汚染されていたはずよ!」

 オルガマリーが声を上げる。

「2004年の、()()()()()()()()()()は成立し得ないもの! そして、穢れのない聖杯はお父様が手にしたもの、ここには本来の、汚染された聖杯があるだけのはず!」

「さすがお嬢様、聡明なことで。ですが! 貴女ももう知っているでしょう! ()()()()()()()のだと! 悪性情報に満たされていたこの大聖杯も、その原理を当てはめればこの通り!」

「…………」

 オルガマリーに対して、悦に入って誇るかのように言い返すカリオストロを、立香は凝視していたが、やがて、視線を言峰に移し、

「神父、貴方もその為に、ここに来たんですか?」

 と、問いかけた。

「フフフ……藤丸立香、君の探究心から来る聡明さには恐れ入るよ」

「どういう、意味、ですか?」

 不敵に笑いながら言う言峰に対し、立香が重ねて問い質す。

「私は、私の生来の悪性に苦しめられてきた。それから救われたくて、信仰に向かった。だが、その結果は、さらなる葛藤という苦しみだけだった」

「テメェ……何が言いたいんだ?」

 クー・フーリンが、言峰に敵意を出したまま、更に問いかける。

「その果てに、私はひとつの疑問に行き当たった。 ──── 未だ生まれ出ぬ生命、しかしながら、すでにして世界を滅ぼす存在。すなわちこの世すべての悪……それは、生まれる事が許されるのか。それが可能だとして、世を壊すことしか知らぬ無垢な命が、その機能を発揮した後、自らの行いをどう定めるのか。悪として作られたものが、世界を破壊した後に己の存在を容認できるのか」

「つまり貴方は……世界を破壊したいのではなく、世界を破壊できるものの意義を問う、と言うのですか?」

 マシュが、言峰にそう問いかける。

「──── その答えは、すでに得た」

「え?」

 言峰の言葉に、立香は短く声を出す。

「地球は白紙化され、7つの異聞帯が切除された後に現れた第8の異聞帯は異聞世界(レイヤー)となり、汎人類史は滅びの(みち)の最後の一歩にいる。いや、引き返す道はとうにないのかな?」

「グッ……」

 言峰の言い回しを聞いて、立香がくぐもった声を出した。

「アンタ! それ以上は!」

 ブーディカが、立香に駆け寄りつつ、言峰を睨んで声を荒げた。

「失礼。だが、私にはこう言うしかできなくてね。まぁ、正直に言えば、若干の意趣返しはあるが」

 言峰は、悪びれもせず口元に冷笑を浮かべながらそう言うと、じろり、と立香に視線を向け直す。

「意趣返し……?」

 立香が、少し弱気になった様子で、言峰に問い返す。

「『異星の使徒』はその目的のために異聞帯を運用していたが……私は、ラスプーチンではない、言峰綺礼として、異聞帯が汎人類史に置き換わる事を許容できる訳ではなかった」

「あ…………」

「だから、君達が異聞(この)世界を受け容れると知った時、私は憔悴し、挫けかけた」

 立香の短い声を挟みつつ、言峰は説明する。

「テメェが挫ける、なんて事があるのかよ」

「ひどい誤解だ」

 クー・フーリンの言葉に、言峰は、一度肩を竦めてそう言った。

「だが、私にはこう告げられたのだよ。主は、『私はここに()る』と」

「え?」

 急に静かな口調になった言峰の言葉に、立香が戸惑った声を出す。

 そこからは、言峰の口調は一気に情熱を帯びる。

「そして()()は私にこう証明してみせたのだ! 『存在を否定する事はない、ただ因果に応報があるだけだ』と!!」

 そして、言峰はカリオストロの方へと視線を向けた。

「そうだ、藤丸立香、私が先程言ったのは、あくまでミクトランでの事! 事ここに至り、私は『異星の使徒』を返上する。これが、これが私の答え、そして、最大の裏切りだ!」

「神父……!?」

 立香は、キョトン、として、言峰をただ凝視する。

「ふむ、そう来ましたか、言峰綺礼……残念なことです」

 視線を言峰に向けつつ、少しも残念に思っていない様子で、カリオストロは言う。

「しかし! あくまで敵対するというのならば仕方ない! 聖杯と同化した私めの力を以て、()()()()()()()()()ごと葬って差し上げましょう!!」

「フ、ならば好都合」

 言峰も笑う。

「我が宝具は、其の大聖杯の泥そのもの! その聖杯と同化しているが故に、貴様この泥から逃れられぬ! 『零れ氾く暗黒心臓(ザジガーニエ・アンリマユ)』!!」

 言峰の言葉の後に、僅かに間があった。立香達がその様子を凝視する。

「ぐぶっ、ごぼっ!?」

 カリオストロが、突然苦悶の声を上げ、表情を歪め始める。

「そんな、バカな……ぐぼっ、私が、内部から、灼ける……ぐばっ、ぐがぁぁぁぁぁっ!!」

 金色の壁、いや巨大な器のように見えていたそれが、()()()()()に侵され、朽ちていく。

「ふむ」

 誰もが唖然としてカリオストロの崩壊を見上げている中、言峰は、何事もなかったかのように声を出したが、直後、

「神父!?」

 と、立香の声。言峰は膝を突いていた。

「やはり、大聖杯そのものの泥を再現しては、霊基が保たないか……」

「神父!」

「あ、立香!」

 ブーディカが声を出す。立香は、言峰に駆け寄っていた。

「勘違いするな。君達の為の奉仕ではない」

 言峰は、平然とした笑みで言うが、その身体はボロボロと崩れ始めていた。

「間もなく新しい宇宙はその在るべき姿になる。それに立ち会えない事が僅かばかりの無念だが…………まぁ良い、生前にこの答えを悟る事のできなかった報いだ」

 そう言いながら、言峰は全身が崩れ、砂で造った人形かのように崩れていった。

「やっこさんに勝ち逃げされるとはな……ヤキが回ったもんだぜ」

 クー・フーリンが言った。

 

『終わったか?』

 その結果に呆然としかけていると、通信が繋がり、声をかけてきた。

「ネモさん?」

 マシュが、通信相手のネモ・キャスターを見て、驚いて声を出す。

『魔術王ソロモンの権能で造ったもんを制御して回収しようってんだ、そこいらの魔術師やサーヴァントになんとかなるもんか! ここは神霊(トリトン)の要素を持つあたしがなんとかするっきゃねぇだろ。ま、だいぶ無理してはいるけどな……』

 ネモ・キャスターは、マシュにそう言い返してから、

『そっちにキャスターがいたろ? 転移孔を周囲から切り出して転移の土台をつくってくれ。それぐらいはできるだろう!?』

「仕方ねぇな、()()に命令される謂れはないが……立香とマシュの為だ」

 そう言って、クー・フーリンは杖を掲げる。

 祭壇に、光の線が走り、そこから転移孔が切り離されていく。それは光の繭のようなものに包まれる。

『おおっ、土台はかなりのモンだな!? 有り難い、転移時の衝撃がかなりやわらぐ。いい仕事だぜ』

「お褒めに預かり光栄だ、とは言っとくか」

『それじゃあ立香、マシュ達は準備してくれ! 先にレイシフトの帰還を発動させる! そのままだと巻き込んじまうからな!』

 ネモ・キャスターは、そう告げた。

 それを聞いて、立香とマシュの視線が、1人の人物に向かう。

「なによ、貴方達……帰るのは貴方達だけでしょう、私は残るわ。そもそも、私はこの特異点にしかいられない、亡霊のようなものよ」

 視線を向けられたオルガマリーは、困惑した様子でそう言った。

「で、でも、今目の前にいるじゃないですか! 連れて帰れば、なんとか……」

 立香が、焦った声で言う。

「あの! 回収したい人がいるんです!」

 マシュも、通信の向こうのネモ・キャスターに向かって言う。

『ハァ!?』

「予備のコフィンを用意してください! それを受け皿にして帰還できる可能性が!!」

 素っ頓狂な声を出すネモ・キャスターに、マシュが必死な様子で言う。

「無理! 異聞(そっちの)世界には私と同位の存在がいるでしょう!? 仮にそんな事がしたって、私は弾かれちゃうわ」

「それは……」

 オルガマリーの言葉に、マシュが言葉を詰まらせるが、それを聞いた立香がはっと気付いたように、

「いいえ!」

 と、声を出す。

「私は大丈夫でした!」

「え?」

「私も、同位の存在がいたんです! 異聞(あっちの)世界の私が! だから……」

 東京の、自宅のあった場所で見た、その存在の事を思い出し、立香は言う。

『うぉぉぉちょっと早くしてくれ、魔力稼ぐのに魔力炉に魔術回路直結にしてんだ、あんまり負荷が長引くとあたしが分解しちまう!!』

『ちょっとあなた達、なにやってるの!?』

 ネモ・キャスターが悲鳴を上げた直後、通信の画面にセレスタが表示される。

「…………やっぱり、駄目、よ」

「え……」

 どこか吹っ切れたような表情になって、オルガマリーは言う。

「そもそも私、あなた達に触れている事すらできないんだもの。物を持つのが精一杯、それすらも気を抜いたら……」

「あ……」

 大空洞突入の直前の休憩の時、オルガマリーが紅茶のカップを取り落したことを思い出して、立香は短く声を出した。その表情に諦観が浮かぶ。

「そんな顔しないの。これは私にとってはいつもの事だから……あなた達が帰った後、またここで目を……──── あ」

 オルガマリーはそこまで言って、気付いたように短く声を出す。

「そっか、これで消えるのね、この特異点」

「えっ」

 オルガマリーがあっさりと言った言葉に、立香がギョッとしたような声を出す。

「特異点を維持していたセイバーもいないし、この空間を縫い付けていた転移孔もなくなるんだし。そういう事でしょ?」

『そうよ。 ──── 予備のコフィンならある。一か八かに賭けてみる事は認める』

 問いかけるように言ったオルガマリーに、通信の向こうのセレスタが、低い声で言った。

「いいえ、いいわ。もう充分繰り返したし、最後に2人に会うこともできたし。私は、ここに刻み込まれていた記憶の欠片。もう、ただ繰り返すだけの夢はおしまい」

「でも……でも……」

 立香は、マシュとともにまだ未練のある表情をし、言葉を出す。

 すると、オルガマリーはキッ、と、毅然とした目で2人を見た。

「情けない顔をしない! そんな事で、カルデアスを止められると思ってるの!?」

 そう、厳しく声を張り上げる。

「あなた達は異聞(新しい)世界に責任を取るんでしょう!? その為に、人類の敵、マリスビリーをやっつける。そう決めた以上、胸を張って、顔を上げて、堂々とやり遂げなさい!」

「所長……」

 立香の目からは、涙が溢れていた。

「はい、やり遂げます!」

「よろしい。……それに、その温かい心は、異聞(あっちの)世界の(オルガマリー)に向けてあげて」

「オルガマリー所長……」

「それと、妹だって言う小生意気なあのちびっ子にもよろしく」

『言伝されるまでもなく、聞いてますけど? 誰がちびっ子だ』

 セレスタは、通信越しにまず、不愉快そうな表情でそう言ったが、そこで真摯な表情に戻る。

『汎人類史のオルガマリー・アニムスフィアはそこで終わらない。必ず夢の続きがある。私が保証する。立香、あなた達も ──── また、会える。もうすぐ』

「…………」

 セレスタの言葉に、オルガマリーは最初、呆気にとられた表情をしていたが、

「ああ、そう、そう言う事なのね、やっぱり」

 と、納得したように言い、苦笑を浮かべた。

『4人とも! これ以上は無理! ネモが保たないわ! レイシフト開始する!』

 セレスタが言い、立香達は光に包まれていく。

「ちょっと待て! 俺は転移孔を飛ばすための推進剤か!? 魔力、魔力全部吸われてるんだけど!?」

 その場に取り残されつつ、魔力どころか、サーヴァントとしての自身の存在まで吸い上げられて、クー・フーリンが抗議の声を上げる。

(わり)ぃ……アンタ近くにいすぎたから、術式に巻き込んじまった。申し訳ねぇけどその霊基は燃料に ────』

 ネモ・キャスターの謝罪の言葉が、通信そのものと共に途切れた。

「燃料、燃料って言いやがったぞネモ・キャスター(あいつ)!!」

「ああもう、いい感じで締めたかったのに台無し!」

 クー・フーリンの傍らで、オルガマリーが抗議の声を上げた。

「死ぬ気で、いえ死んでも頑張りなさい! 転移孔が消えたら死んでいいから!」

「ぐわぁぁぁぁ!! 最後の最後にひでぇ仕事押し付けられた!!」

 文句を言い続けるクー・フーリンを余所(よそ)に、オルガマリーは口元で笑う。

 

「──── なにが、『また、会える』よ。言葉の使い方が間違ってるじゃない」

 

 





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ネモ・ガールマリーンの衣装について

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