SS級ギフト〈収納〉が無能と言われ無様に追放されたので奴隷メイドとともに復讐します!!   作:poyonight

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初投稿です。至らぬ点があると思いますがご容赦ください。



SS級ギフト〈収納〉が無能と言われ無様に追放されたので奴隷メイドとともに復讐します!!

「ノエル、お前はもういらないんだよ!」

私S級冒険者パーティー〈銀帝〉はとあるクエストを達成した後、いつもの拠点に戻っていった。そうすると、開幕一番にリーダーのジグルデにそう言われた。

……正直なことを言うとこの展開はどこかしらで想像できた。どうしてかって?

この世界には恩恵〈ギフト〉というものが存在する。一般的に5歳から10歳までの間に全ての人間に得られるもので、ランクに分けられている。

上から順に、

EX 存在が確認されていない。伝承で伝わっているだけ

SS 世界に10人程度

S 国に2桁ぐらいの人数

A 激レア

B レア 

C まあまあレア

D ちょっとレア

E 普通 

銀帝は全員がSランク以上のギフトを持っている。しかも、何の因果があったのか私はその中でもSSランクのギフトを所持している。しかし、到底SSランクとは言えないようなものであった。

まぁつまり、ランク詐欺と言われている。

「ほら、とっとと失せろ、お前の代わりはもういるんだからな!」

「…そうですか、本当に私はいらないんですね?」

「そうよ、あんたは邪魔だったの!SSランクとかいう信じられないぐらいレアなギフトのくせにほとんど役立ってないんだから!」

私とジグルデとの間に口をはさんできたのはサブリーダーの魔導士エレナが突然会話に割ってくる。確かにその通りだ。どうして私なんかがこんなにもレアなギフトがあるのかがわからない。しかもその力を認めてもらえないなんて…

そうやって自分を否定してしまう。ただ、そんなことをしても現実は一切変わらず、

「そうだ、エレン?お前からもなんか言ってやれよ」

ジグルデが呼んだ名前、そんな名前を私は聞いたことがない。するとどこから現れたのか、私より低身長でスレンダーな体系をしている美少女が姿を見せ笑顔を見せる。

「ノエル先輩!もうあなたの役目は終わったんですよ?知っていますか、あなたのことは有名ですからね。聞きたいですか?」

嫌だ、聞きたくない、こんな私にかけられる言葉なんて分かってる、知りたくない、怖い、無理、ヤダ、そう思った私はとっさに、無意識のうちに耳を両手でふさぎ込んだ。そのまま何も考えずにしゃがみ込む。

そんな私を見て、エレンは笑顔を崩さずに、いやむしろ笑顔を強めてこう口にした。

「や・く・た・た・ず」

変だ、おかしい、あり得ない…色んなことを私はしてきたはずなのにみんなのために頑張ってきたのにそれが全部今日やってきた人に全部取られるなんて、信じたくないなぁ…そのまま私の顔から雫がこぼれ落ちていく。

その瞬間、私は吹き飛ばされた。壁に激突し、激痛が走る。恐る恐る視線を上げると、そこには蹴った後の姿勢のまま硬直しているエレンの姿。

「あらやだ、先輩が拠点を汚すからですよ?あとはそもそも先輩を追放するって決めたのは1月も前のことですからね?でもダンジョンの奥底でポイされないだけましじゃないですか~?ちゃーんと律儀に正式に追放って言ってあげてるんですからね?」

どうしてだろう、本当に私は何の役にも立たない。それは分かってる。でもそれを今日やってきた人に勝手に言われる、ふるまわれる、何もエレンは私のことを見ていないはずなのにどうしてこんなことが言えるんだろう、本当にエレンは私の代わりになるのかなぁ…

「つまり、」

「「「ノエル、お前を〈銀帝〉から正式に追放する!」」」

その言葉がついに放たれる。それは私の心の奥底にまで伝わり、全てが壊れそうになっていく。少しだけ、私の心の中にはまだジグルデを、エレナを信じる気持ちはあった。でも、とうとう面と向かって正式に追放されると否応にも心に来るものがある。

「わかり…ました、それでは」

そうやって壊れかけの私を動かして、何とか立ち去ろうとするも、エレンがそれを止めてきた。どうしてそんなことをするの、自分が一番に言ったくせに…

「あれ?何も言わずに出ていけると思ったんですかぁ?ほら中のもの全部出して、先輩?」

中のもの、それは私のギフトのものだ。ものを出すための言葉をつぶやく。

「『リリース』」

私がそういうと、私の前に魔法陣が展開し、その中からいろんなもの、例えば、モンスターの素材、パーティーのサブ装備、消耗品などなど…それが数えきれないほど出てくるは出てくる。1分ほどたって、中身をすべて出し終えた。

「それだけですか?今までやくたたずのくせにずっといたんですよ?何かちゃんと誠意を見せるべきではないでしょうか?例えば…」

まだ何かするの?中身は全部に、本当にひとつ残らず外に出した。エレンが私の隣まで来て、耳元でとあることを囁く。言葉にはしていないが暗に命令だった。

震える手で私は自らのまとっている服を脱ぐ。そして私はそのまま下着姿となり、そのまま手と頭を地面にこすりつける体勢…いわゆる土下座をした。

「い、今までSSランクギフトを持っているくせに本当は何の役にも立たない役立たずのランク詐欺無能ゴミ未満のノエルを〈銀帝〉に入れてくださりありがとうございました、最後は無能らしく無様な姿で追放されます」

もう何も信じない…ただ追放してくれただけならばどれほどよかった…どうしてこんな目に遭わないといけないのかなぁ…

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