『貴方は最も愚かな人』 作:さららま
俺より強いやつを求めて、カジミエーシュに向かうところから始まるRTA、はぁじまぁるよ。
前回は主人公の命名イベントが無効化され、怒りプンプン木刀ブンブンしながら進んでいるところで終わりましたね。
今後の目標はカジミエーシュに到着し、主要キャラと関係を築くところが目標です。
現在はサーミを一人旅している最中で、自給自足をしながら生活しています。
昔はサーミでサバイバル生活?と思っていた時期もありましたが、意外と難易度低いんですよね。
火をつけて雪を溶かせば飲み水は安定してゲット出来るので、サルゴンとか砂漠地帯らへんよりもやりやすいですね。あそこタイム短縮のためにギリギリ攻めると死ぬんすわ(5敗)。
食料面はウサギなど野生動物を狩猟して補給しています。ヒンナヒンナ!
完全に余談なんですが、普段は料理を始めて最初の頃はしっかり操作しても失敗することが多いんですが、今回はそういうの一切なかったです。うちのホモくんは優秀やな!
ま、そんなこんなで旅をしていますが、正直移動時間が大半で絵面が地味なんですよね。ということで少しサーミについて解説していきますか。
まず、このサーミという国はなかなかに特殊です。南の地域にはコンクリート住宅や観光スポットなど文明圏が構成されていますが、北の方に行くとガチの部族しかいません()
文明レベルで言ったら石器時代かな?(侮辱) 所々に部落が形成されていて、その人たちはサーミの恩恵を受けながら生活しています。
ちなみに基本排他的な対応をとってくるので、休憩スポットだと思って凸ったら死にます(2敗)。クソが
そんな場所も人の心も冷たいサーミですが、もう一つ気を付けるポイントがあります。それが崩壊体です。
通称悪魔とも呼ばれていて、人や動物の体を乗っ取ってそこらじゅうを徘徊しています。
このエネミーはなかなか手強くてですね、もし目撃されたものならダッシュで追いかけてきます。
ま、ちゃんと気配を殺していれば見つかることはありません。フラグじゃないですよ?
サーミではこの崩壊体こと悪魔の南下を防ぐために部落が抵抗しているというのが現状となってます。お前らが負けると世界滅びるから頑張るんやで。
さらにこの国は南の方からもウルサス軍の侵攻を受けているので普通に人が襲ってくることもあります。安全なんてないんだね!
そんな厄ネタだらけのサーミですが、いいところが一つあります。それは自然です。
ここの植生と自然現象はかなり不思議でしてね。食べると声が出せなくなる栗、夢を操れる網、そして空に積もる雪など面白いものがたくさんあります。まるでファンタジー!
悪魔と接敵した時に有用なものもあるので、基本見かけた植物は片っ端から取るのが吉です。タイムロスになるんでしないですけど。
でも極寒で体温調整が必要という時点でだいぶクソだけどな!
まぁ私はベテランなんでね。こんな問題サクッと乗り越えてやりますよ。
ただ一つ不安要素というかプレイミス要素が一つありまして、実はさっきホモくんに木刀振らせまくって身体を酷使させすぎた結果、今ほぼ満身創痍です。まずいですよ!
いや、完全に崩壊体が襲ってくる可能性があることを忘れてました。てへぺろ。もしこの状態でエンカウントしたら太刀打ちできません。
まぁ、タイムロスしたわけじゃありませんし?数日したら全快しますし?この数日間エンカウントしなかったら実質ノーカン!アークナイツ走者の力、見せてやらぁ!
>貴方は嫌な予感がして、辺りを見渡した。
>すると一人の人影が目につき、じっくりと目を凝らすと、その者の顔は黒で覆われ、黒い『ナニカ』に憑かれていた。
>相手もこちらを視認すると、一直線に、不規則な動作でこちらに向かってきた!
ンアッー!デデドン!(絶望)
こんな早い伏線回収ある?(チャートが)ガバガバ!
とりあえず、逃げるんだよぉ〜
>貴方は走って逃げようとするも日々の疲れで体が動かない。相手は物凄いスピードで接近し、もうすぐ追いつかれそうだ。
ゆるして。やめろぉ(建前)ヤメロォ!(本音)こんなところでゲームオーバとかごめんですよ!
せっかく珍しい種族になって新しいチャート発見できそうなのに、死んでたまるか。エンジン全開!
>無情にも貴方は追いつかれ、相手はその手に持っている斧で切り裂こうとしてきた。
>貴方は斧に木刀を合わせ、必死に応戦する。
ヌッ!上等だぁ!私のQTEの腕前、見せてやりますよ(半ギレ)!
やはり武器の性能差がありますが、問題ありません。
当たらんければどうということはないのだよ。華麗なステップで避けて、最後の一発をくれてやるよオラ!
>貴方は振り下げられた斧を間一髪で避け、渾身の一撃を相手に叩き込んだ。
>相手は少しよろけたが、それと同時に木の破片となって木刀が崩れ落ちた。斧との衝突で耐久値に限界が来ていたのだろう。
あっ・・・(察し)すいません許してください!なんでもしますから!
>貴方は相手に吹き飛ばされて、意識が朦朧としている。
あかんですよこれは。マジで。
こっから打開する方法は・・・回復アイテムなし、ホモくんのHPミリ、弓はこの距離じゃ使えんし、味方いないし。
どないしろっちゅうねん。わりぃ、俺死んだ。
>身体を捕まれ、黒い『ナニカ』が崩壊体を伝って身体を侵食してくる。それと同時に強烈な嫌悪感に襲われる。
馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前!最後まで抵抗してやらぁ!
これ実は小技があって、ボタンを連打すれば少しサーミの汚染を遅らせることができるんですねぇ!
あっ、でもどんどん画面が暗く・・・もうダメみたいですねこれは。
>だが貴方は、これが自分の最期の瞬間でないことを悟っていた。
!!このテキストは、もしかしてサイクロプス特有のやつ?これワンチャンあるのでは。
それでも!ユニコォォォン!!
>すると、横から暴風のような弓矢が飛んできて、相手の頭を正確に撃ち抜いた。
「おい、大丈夫か!」
おっ、このボイスはもしかして・・・
>貴方は朦朧とした意識の中、声のした方向に目を動かすと、紫色の髪の、見たこともない形状をした弓を携えた少女が居た。
ティフォンちゃんじゃないですかー。いやー、よかった。彼女がいるなら悪い方向には転がらないでしょう。
「厄災はまだ完全に浸透していないみたいだな・・・おい!しっかりしろ!意識をしっかり持て!」
>その言葉とは裏腹にどんどんと意識が薄れていく。
なんとか一命は取り留めそうですが、後遺症が残る可能性があるのが懸念点ですね。
この先には結構戦闘イベントが控えているので、四肢とか戦闘において要となる部位が機能していないだけで一気にハードル上がるんですよね。
まぁ、流石にここは神頼みですね。なんとかなれ〜。
>意識が覚醒し、パチパチと木が燃えている音が鮮明に聞こえている。
「目覚めたか。何か身体に異変はないか?」
さて、無事襲撃イベントを乗り切り、ティフォンちゃんに看病してもらっていたホモ。
ここが運命の時!再走はごめんだぜ、立ち上がれ!ホモ!
>貴方は立ち上がり、自分の身体を確認した。いきなり動いたせいで立ちくらみがしたが、それ以外は異常がなく、体も問題なく動かせる。
や っ た ぜ。運も実力のうちと言いますしね、当然の帰結と言えるでしょう。
しかし、さっきの襲撃時のホモくんのテキストを見た感じ、ほんとに窮地の時は事前にわかるのでしょうか。だとしたらすごい便利ですが。
まぁ、あんまり過度に頼りすぎて乙るのもアレなのでね、まだ未確定の情報も多いのでそこら辺の線引きは慎重にいきましょう。
「よかった。体に問題はないみたいだな。」
ティフォンちゃんおっすおっす。看病してくれてありがとな!
>貴方は紫色の髪をした、大きな弓を携えている少女に礼を言った。
「これが私の役目だ。あまり感謝を言われる筋合いはない。」
もぉー、ツンデレなんだからぁー。いやーそれにしても久しぶりに見ましたね、ティフォンちゃん。
RTAのルート開拓のためにそりゃ何回か交流したことがあるんですが、サーミとかいう北にある土地性や悪魔とかいう厄ネタがあるんで、時間的にもリスク的にもそうそうに見切りをつけたんすよね。
それにしても改めてこう見ると…でかいっすね(弓が)
「お前はサイクロプスか?・・・ここら辺には集落もなかったはずだ、何故こんなところにいる?」
>貴方は記憶喪失の件とこれまで自分に起こった出来事を話した。
「そうか…北に私が身を置いている集落がある。そこにはお前と同じサイクロプスもいるから、すぐに馴染めるはずだ。とりあえずそこに行こう。」
1.あぁ分かった。着いていこう。
2.いや、一人でも行動できるから大丈夫だ。
むむむ、ここで選択肢ですか…難しいですね。
どーしましょうこれ。本来ならさっさとカジミエーシュに行って、そこで色々イベントをこなす予定だったんですが…んー。
正直今の段階だと戦闘能力も皆無に等しいので、カジミエーシュで立ち回るには心細いんですよね。少しでも上に暗躍してることがバレたら刺客が飛んでくるんでね。腐敗騎士がヨォ。
そう考えると、別にここで集落に行くというのは悪い選択肢じゃないんですね。
まぁ物は試しということで、いっちょ行ってやりますかぁ!サイクロプスの独自チャートが見れるかもですしね。オラ!早く案内しろよ。(ホモはせっかち)
1.あぁ分かった。着いていこう。
「よし。とはいえここから三日はかかるからな。心の準備はしていたほうがいい。」
ふむふむ、なるほどなるほど。それはなかなか時間がかかる・・・というとでも思ったか!こんなん全部スキップだよぉ!
では、次は集落についたところからスタートですね。じゃ!アディオス!
「なぁ、俺に弓を教えてくれないか?」
「・・・なぜだ?」
「何故って・・・」
ティフォンは身を翻して、自分の後ろをついてきている男を一瞥する。
曇りなき目で、彼を見据えていた。
「俺が弱いから。」
「…そのお前が持っている弓は両親から送ってもらったのものか?」
「多分、そうだ。」
「そうか、いい弓だ。」
遠くから見るだけでもわかる。弓幹も弦にも一つ一つに精巧な技術が組み込まれており、その意匠の凝り具合にも思わず目を奪われる。余程の技術と、何より愛情がなければこんなものは作れないだろう。
「構わないが、一つ質問させて欲しい。お前がそこまで強さに拘る理由はなんだ?」
彼女はチラリと彼の方を一瞥する。
明らかに酷使させすぎた体に、ボロボロになった手。特に手の有り様だ。
タコができていて、皮膚はところどころ剥がれていて赤くなっている。おそらく、彼が抵抗した時に使っていた木刀で訓練していたのだろう。
(常人がここまで突き詰めることができるのか?)
確かにここの寒さは滴る水を凍らせ、痛覚すら麻痺させるだろう。だが、それでもここまで自分を追い詰めるのは異常という他ない。
彼の謙虚な立ち振る舞いと、強さに対する貪欲さ。この二つのチグハグさがティフォンにとっては不気味だった。
「お前は弓を親との縁としてではなく、戦闘手段として求めている。何がお前を駆り立てているんだ?」
「…分からない。ただ、俺には必要なんだ。」
(…この男には何かある。)
思い出すのは、彼が悪魔に襲われていた時のこと。
体を捕らえられて、悪魔による侵食を受けていた。
それだけならば何もおかしなことはない、ただティフォンは見たのだ。
(こいつから出ていた『ナニカ』が悪魔の侵食を押し留めていた。)
弱々しく、ただ確実にそれは影響を及ぼしていた。
本来なら既に悪魔になっていてもおかしくないほど触れていたはずだ。なのにそれを跳ね除け、後遺症すら残っていない。
『ナニカ』が強さに固執する理由に関係しているのか、彼女には分からない。
「すまない、野暮だったな。他人に弓を教えるのは初めてでな、拙いところもあるかもしれないが大目に見てくれると助かる。」
「っっ、あぁ!全然構わない!よろしく頼む。」
彼が並々ならない理由を抱えているのはわかった。
ただ彼は純粋で、やたらに人を傷つけることはしない。それだけでティフォンが教えるに値する人物であるのには変わりない。
(悪魔の侵食に対抗できるほど代物か・・・)
それが彼に宿り、ただそこにあるだけなら良い。
しかしそれが牙を剥き、彼自身を蝕んでしまうことがあるのなら
(その時は私が・・・)
一抹の不安を抱えながら、彼女は弓について一から丁寧に教えた。
弓術の熟練度が上がりました。
弓術IIを会得しました。