TS転生幼女は伝説の超サイヤ人を救いたい。   作:こねこねこ

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本編のほうはてんやわんやしてますがちょっと落ち着いておやつでも食べましょ( '༥' )ŧ‹”ŧ‹”

あまたからっぽで何か書こうとしたらついついこっち(番外)のほうに逃げてきちゃう。
あたまからっぽですいすい書けるから。





TS転生幼女番外05_ブロうま・ポテチとコーラ編

※ブロうま(ブロリーに美味いもの食わせてうまいって言わせるだけの回)・ポテチとコーラ編

 

 

 

「ブロリーってさあ、あまいものすきだよね」

 

スーパーのカゴにどんどん積み上がっていくお菓子の箱を見ながら頬杖をついてそう言う俺に、ブロリーはこっちを見ることもなくただ「ああ」と短く返した。

両手に持った袋と箱とでにらめっこしてるその顔は真剣そのものである。残念なイケメンやってるブロリーもそれはそれで可愛いなあ。

 

・・・今日は例外として、おやつをいくつ買ってもいい日だ。

ほっとくとマジでお菓子ばっかりを無限に買い込んでしまうブロリーにいつもは個数制限をかけているのだが、不満が溜まりすぎないよう稀にこうしてガス抜きとして好き放題させる機会を設けている。

ダイエットにもチートデイとかあるし、そんな感じ。

 

「あまくないおやつには興味ないの?」

「・・・甘くない?」

「うん。しょっぱかったり、すっぱかったりするんだけど」

「菓子なのにか・・・?」

 

おっ、これは食わず嫌いだな。

お菓子はすべからく甘いものという固定観念が染み付いているんだろう。

 

「しょっぱいおやつもおいしいよ?代表的なのだと・・・やっぱりこのへんかなあ」

 

そう言って俺は棚に陳列されていたポテトチップスを手にとる。

 

「・・・やたらと場所をとって並んでいるなとは思っていたが」

「そりゃ人気だもん。これはね、薄切りしたおイモを揚げてお塩をまぶしたやつ」

「菓子なのに・・・塩・・・・・」

 

ブロリーは訝しげにしているが、俺も食べたかったしいくつか適当に選んでカゴに突っ込んでおいた。

スタンダードなうすしおとコンソメと、あと俺が好きな和風のおだし系のやつ。

そしてポテチにはコーラだよなあと飲み物もついでにお買い上げ。いい機会だから炭酸未経験のブロリーにも飲ませてみよう。

 

会計を済ませて家に帰ると丁度おやつタイムに近かったため、早速ポテチの袋を開けて食ってみろと勧めてみた。

 

「芋・・・・・」

「いいからたべてみなって。おいしいから」

 

いまだ半信半疑らしいブロリーは恐る恐る一枚手に取り、口へと運ぶ。

 

 

 

 

 

ぱり・・・ぱり・・・・・

 

 

 

 

 

ぱりぱりぱりぱりぱりぱりぱりぱり。

 

 

 

「いや食いすぎ食いすぎ食いすぎ」

 

と、止まんねぇーーーーー!!

 

あああもう半分ない!!食い始めて一分も経たず!!

即落ち二コマじゃんこんなん。

 

「・・・美味いな」

「でしょ~。こっちもためしてみそ」

 

とりあえず標的を分散させようと、うすしお以外の2袋も開けて目の前に置いてみた。

 

するとコンソメを食ってはこっちのがうまい、おだしのを食ってはこっちもうまいとあれこれ言いながら猛烈な勢いで3袋とも減らしていく。

俺のぶんすぐに無くなるなこりゃ・・・今のうちに俺も摘まんどこ。ぱりぱり。

 

そうしていると塩気の強いものを一気に食ったせいで喉が渇いたと。そう来るとおもったぜ!

 

待ってましたとばかりに一緒に買っておいたコーラをグラスに注いで差し出す。

真っ黒い見た目と絶え間なくしゅわしゅわ泡立ってるその様子にブロリーはこれまた怪訝な顔。

 

「これは炭酸っていう種類の飲み物でね、すんごく刺激がつよいの。口に入れたときはちょっぴり痛いくらいなんだけど、害があるもんじゃないからちょっとガマンしてのんでみて。慣れたらおいしーから」

 

念のために事前にそう伝えておいた。なんかフィクションだとすんなり受け入れられる描写が多い気がするけど、初見であの刺激を食らうと普通は毒判定されると思うんだよな。

 

俺が強く勧めるもんだからブロリーは恐る恐るひとくち口に含んで飲み下してみるも、その顔はしかめっ面のまま。

 

「・・・毒じゃないのか、これは・・・・・」

「ちがうちがう」

 

やっぱりそう思うよな~。何も言わずに飲ませてたら吐き出してたんじゃないかな。

しかし刺激は強いものの、それを踏まえて多くの炭酸飲料はその刺激にかき消されないほどの強烈な甘味を含んでいるものだ。

そしてその最たるものがこのコーラである。

 

いいからいいからと続けて飲ませているうちにブロリーもそれに気付いたらしく、割とすぐに刺激自体にも慣れたのかそのうち俺が何も言わなくなっても勝手にどんどん飲み進めていった。

合間にポテチも摘まみつつ、甘いのとしょっぱいのの無限ループに陥っている。

 

そして一杯空になった頃には案の定おかわり要求。

 

「・・・ね、慣れたら癖になるでしょ」

 

ブロリーは深々と頷いた。

 

正直今でさえお菓子に目がないのに余計なこと教えちゃったかなあとも思うんだが、おいしいものは独り占めするより共有してあげたいしな~。

 

そんなことを考えながら俺も再度ポテチに手を伸ばすが、後から開けたはずのおだし味がもうない!

 

あーーー!これ俺が食べようとおもって買ったやつなのにぃ!!趣味が合いますね!!

 

もうちょっと食べたかった・・・とちょっぴり恨みがましい目で見上げてみると、ブロリーはうすしおを咥えたまますいーっと目線を逸らした。

 

 

 

・・・やっぱり余計なこと教えたかもしんねぇ!!

 

 

 

 

 





後日りんご味のサイダーの存在を教えたら多分そればっか飲むようになる。
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