あたごコレクション   作:今瓜リタ

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先に言っておきますと…横須賀編はとある方とのコラボ(?)になります。
キャラ崩壊とかしてたらごめんなさい。

最近gdgdな気もしますが頑張ります!


8話、横須賀1日目 〜出発〜

 

〜佐世保鎮守府、提督室〜

提督の部屋に俺、みらい、長門、加賀さん、夕立、島風の6名が集められていた。

ちなみに今気付いたんだが、本棚の後ろからピンク色の雑誌のような物がはみ出ているのは……気にしないでおこう。

 

「さて、今日横須賀に行くわけだが…出発前に何か質問はないか?」

 

聞いておく事か…やっぱ向こうの戦力だよな。

 

「提督、横須賀の戦力は?」

「艦娘の戦力は不明、ただ噂ではかなり強力らしい」

「艦娘の…って事は他にもあるのか」

「まぁ…アイツは昔の知り合いとかが凄いからな……鎮守府には恐らく旧ソ連の兵員輸送車からアメリカのF-15、更には弾道弾まで何でも揃ってるぞ」

「ファッ!?弾道弾!?まてまて、演習の相手は横須賀鎮守府だよな?国家の全戦力丸ごと相手に演習する訳じゃないよな?」

 

待って、なんかもう怖い。

一体どんな知り合いが居れば弾道弾が手に入るの。

 

「まぁ安心しろ。あくまでも今回は艦娘が相手だからいつも通りで大丈夫だ。むしろイージス艦が2隻もいる分こっちが有利なぐらいだな」

「ならいいけど…ちなみにその人ってどんな人なんだ?」

「イーグルアイって奴だけどな…昔は戦闘機で悪魔だの英雄だの鬼神だの言われるぐらい活躍、更にはNavy SEALsにもいた経験があるな」

「凄すぎだろ…」

「あともう一つ、イーグルはロリコンだったりする」

「……ロリ…コン?」

「ああ、ロリコンって言っても前科はないからたぶんまともなロリコンだろ」

「そ、そうか…」

 

まともなロリコンって何

 

「さて…他に質問は?……ないな。じゃあみんな艤装つけてこれ持って屋上行くぞ」

 

 

そう言って提督がパラシュートと白いバルーンようなものを渡してきた。

 

「…なんだこれ」

「それか?鳥になれる道具と降りる時のパラシュート」

 

…鳥になれる道具?

でもこのサイズのジェットパックなんてないよな…

 

「とにかく屋上に行くぞ」

「おう…」

 

 

 

〜屋上〜

「みんな遅いのです!」

「レディを待たせるなんて酷いわ!」

 

提督と一緒に屋上に上がると第六駆逐隊のメンバーが待っていた。

 

「え、何でみんないるんだ?」

「横須賀に行くって聞いたから見送りにきたのよ!」

「なるほど」

 

そんな話をしていると突然提督が

 

「加賀さん!長門!集合!」

 

長門と加賀さんを呼び、白いバルーンが繋がったワイヤーを装着した。

 

「提督、これは…」

 

長門がそう言った時、遠くのほうから低空で飛ぶ大型の輸送機が見えてきた。

この辺で低空飛行訓練なんてしてたっけ?

 

「さて…鳥になってこい」

「その…提督、これは一体(ヒュッ)きゃあああぁぁぁぁぁ………」

 

輸送機が頭上を通過した瞬間、加賀さんが目の前で、日頃のその姿と口調からは想像できない悲鳴を上げて消えた。

正確にいうと飛んだ。

そして遅れて長門も…

 

「加賀!?一体どうした…ふぇっ!?」

 

オイ…今長門が[ふぇっ!?]って言ったぞ。

 

「飛んだっぽい…!?」

「早っ!?」

「あたごさん!凄いですよ!飛んでる飛行機を追い掛けてますよ!」

「みらい?アレどうみても追いかけるっつーか引っ張られてるんだが…」

 

こりゃもう提督に聞いた方が早いな。

 

「提督…なにあれ」

「何って…フルトン回収システム。今は使われてないけど俺が復活させた」

「…大丈夫なのか?」

「万が一の時はパラシュートついてるから大丈夫だ。………多分(ボソッ」

「オイ今多分って言わなかったか?」

「…日本語ムズカシイネ」

「お前日本人だろが!」

「日本語ワカラナイアルヨ」

「……この童貞」

「誰が童貞だ馬鹿野郎!」

「日本語分かるじゃねぇかよ!」

「…そ…そんな事は置いといて、そろそろコンバットタロンが引き返してくる頃だから皆バルーンをつけるぞ」

「無理矢理スルーかよ!?」

「ほら、あたごもさっさと付けないと置いて行かれるぞ?歩いて横須賀まで来るか?」

「うっ…」

 

仕方ないので大人しくワイヤーを装着して皆の所に集まると、ちょうどコンバットタロンが近づいて来る頃だった。

 

「みんな準備はいいかー!」

「問題ないっぽい!」

「こっちも大丈夫だよー!早く行こーよー!」

「私も準備完了です!」

「俺もだ」

 

提督が全員の返事を聞いてから全員のワイヤーが繋がったバルーンを空に上げた。

 

「よし、あと5秒!4、3、2、1、イィィイヤッホーー!」

「ぽいぃぃい!?」

「はっやーい!」

「わっ!……凄い…佐竹1尉はいつもこんな景色を見てたんだ…」

 

提督のカウントが終わると同時に約180km/hで飛行するコンバットタロンの機首のフックにワイヤーが引っ掛かり、全員が空に飛んだ。

 

 

 

〜コンバットタロン機内〜

「提督…叩いて殴ってジャンケンという物をやってみたいんだが」

 

機内に全員が回収されると、先に回収されていた長門がヘルメットを用意して笑いながらそんな事を提案していた。

あ、長門の眉間に青い筋が…まぁ説明も無しにいきなり回収されてあんな可愛い悲鳴を聞かれたらそりゃ怒るわな…

 

「あの…長門?それ叩いて被っての間違「叩いて殴って…ですか、私も参加します」って加賀さん!?」

「何か問題でも?」

 

あ…これ加賀さんも相当恥ずかしい思いして怒ってるな…

 

「問題しかないぞ!?せめて艤装を外さないと俺の命が危な「ガチャ)これでいいでしょうか?」……加賀さん、艤装外した状態での握力聞いてもいいか?」

「柔らかめの林檎を潰せるぐらいには」

「…長門は?」

「私か?大抵の林檎なら潰せるぞ」

 

そういいながら長門は提督の両手をガッチリ握った。

 

「……夕立、help me」

 

いくら艤装つけてないといえ、林檎を潰せる力に身の危険を感じたのか夕立に助けを求めるが…

 

「提督さん…これは自業自得っぽい…」

 

あっさり笑いながら断られていた。

 

「うっ…なら島風!」

「………連装砲ちゃん…(ムニャムニャ」

「寝るの早っ!?じゃあみらい!」

 

あれ…これみらいが無理なら俺に来るパターンじゃ…

 

「提督…頑張ってください(キラッ☆」

「キラッ☆、じゃねえよ!ならあたご!」

 

流石に可哀想になってきたしな…助けてやるか。

 

「後でジュース奢ってくれよ」

「わかった!奢るから助けて!」

「仕方ない…長門、その手を離してやってくれ」

 

そう言って長門の手を持つと…

 

「あたご、コレが終わったらジュース1本と言わずに好きなだけ甘い物奢ってやろうか?」

 

即座に手を離した。

 

「お願いします長門様!」

「あたご!?!?」

「ごめん提督、自分で脱出して」

「裏切り者!」

 

いやぁ…ねぇ?好きなだけ甘いもの奢ってくらるなら…

 

「さて…始めようか。殴り合いなら得意だぞ?」

「気分が高揚してきました」

「イヤァァァア!人殺しィィイ!!」

「安心しろ、殺しはせん」

「え…?」

「半分程度…な?」

「誰かヘルプミー!」

「ふっ…では行くぞ。叩いて殴ってジャンケンポン!」

 

提督…グー

長門…パー

加賀さん…パー

 

「…っ!ヘルメットォ!」

 

長門と加賀さんが叩く前に提督が素早くヘルメットを被ったけど……これ長門も加賀さんもまるで動く気配が無いのはなんでだ?

 

「さて…加賀。まず殴るのは私でいいか?」

「分かりました、では私は叩きます」

 

そう言って指を鳴らしだした長門。

…あ、これもう提督死んだな。

 

「…え?あの…加賀さん、ヘルメット被ってるから俺の勝ちなんだけど…」

「そうですね」

「じゃあ何で…」

「ヘルメットを被ったからと言って叩いてはいけない、というルールはありません」

「…え?いやこれもうヘルメット被ってるからこの勝負は終わり…」

「では、いきます」

「!?(メキッ」

 

加賀さんがヘルメット越しに頭を平手打ちした瞬間ヘルメットにヒビが入った。

 

「じゃあ次は私だな」

「まてまて!ヘルメットにヒビが」

「問答無用だ(ベキッ」

「!?!?」

 

長門が思いっきり振りかぶって提督の脳天に拳骨を一発、その衝撃でヘルメットが陥没……何でそんな攻撃食らって生きてるんだ?

 

「頭がクラクラする…」

「ふぅ…こんな物か」

「私も満足です」

 

そう言ってその場を離れる2人、そして床に倒れてる提督。

少し声を掛けてやるか。

 

「大丈夫か?ドMに目覚めたりしてないか?」

「目覚めるわけないだろ!」

「大丈夫そうだな。まぁ見てて中々面白かったぞ?あの2人の意外と可愛い悲鳴も聞けたしな」

「あっ…それお前…」

「大丈夫大丈夫、聞こえてないって」

「それフラ…」

「大丈夫だって、輸送機のエンジン音もデカイからそんな簡単には聞こえな…ん?」

 

そう言いながら後ろに気配を感じたので振り向いた瞬間、目の前に加賀さんが。そして後ろの方で夕立達の哀れむ目線が。

 

…………オワタ\(^o^)/




あ、ちゃんとイーグルアイ提督さんに許可はとってあります。

ふと思ったんだけど加賀さんってフルトン回収されてる時は下から丸見えな訳で…何色なんだろうw
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