【速報】ブルマ寝取ったったwww【悲報?】   作:粗品もんすたー

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ブルースカーフ軍

 

 

 

 

 

 世界的な大悪党、国軍すら歯が立たない巨悪の名はレッドリボン軍。

 

 ソイツらの基地に乗り込むこと数度、基地に詰めていた兵隊を一発ずつ小突いて回り、昏倒させては乗り物に積み込み外に運んで、上空から気弾を連射して基地を破壊した。

 ……昏倒させた兵隊はその地域を治める国に連絡し、駆けつけた警察に引き渡している。俺は今後のロールプレイのために、なるべく不殺を心がけることにしていたからだ。

 中にはやむをえずRR軍へ加担している兵士もいるかもしれないだろ? 安易に人を殺めて悪徳認定され、死後に悪人認定されるリスクは避けておきたかったのが理由の一つだ。

 

 もう一つの理由は、単純に売名するため。俺は孫悟空のように純粋じゃない、悟空のように何度も世界を救っておきながら、なんの報酬もないまま生活するなんてまっぴらゴメンだ。

 自分の保身のために戦いはするが、それが結果として大衆の利に繋がり、もらえるものがあるならもらっておきたい。富しかり、名声しかりな。俺は俗物なんだ、別に良いだろ。

 

 そして俺の売名行為は、想定していたよりずっと効果的だった。

 

 世界最悪のテロリスト集団、RR軍と単身戦う正義の戦士。真剣にRR軍への対処を考えていた国は、俺をそのように認め、世間に喧伝して国際情勢の不安を払拭しようとした。

 国がそう動けばメディアも追随する。様々な国の様々な地域から、多くのマスコミが俺へのコンタクトを取りたがって、俺はそれを避けたりせず一つ一つ応じインタビューを受けた。

 俺が大衆受けする好青年風な容姿をしていたからだろう、いつの間にやら週刊誌の表紙を飾ったり、連日連夜テレビで放送されて、俺の名前と顔が世界中に知れ渡るのは早かった。

 

 俺はマスコミのインタビューを受ける度、繰り返し言った。

 俺は父を師として育った武道家で、鶴仙人という達人が興した鶴仙流を修めていると。

 亡き父の教えに従い、これからもRR軍と戦うつもりだと何度でも言い続けた。

 

 世間はハンサムな青年をヒーロー扱いし、ミーハーな層はアイドル扱いすらしている。

 RR軍を襲い続け、人気が高まっていった時、俺はメディアを通じて国に提案した。

 

 いくら俺が強くても、流石に一人でRR軍全体と渡り合うのは困難だ。そこで対RR軍を主眼に置いての国際警察組織の設立がしたい⸺⸺と。国境なき医師団ならぬ軍隊、国際連合に属する特殊武装戦術軍の必要性を提唱したのである。

 個人だけでは救える人数に限りがある。集団でRR軍と戦い、人々を守るべきだとテレビなどを通じて唱え続けると、俺をヒーローとして祭り上げた国側も黙殺できまい。果たして俺の作った世論に押された国は諸外国に働きかけ、RR軍に対抗するための組織を設立した。

 

 名前はレッドリボン軍に対抗するものとして、ブルースカーフ軍とされた。

 

 ブルースカーフ軍、略してBS軍は当然のように提唱者である俺を招聘してくる。

 応じた俺はBS軍の階級をもらったが、配属されたのは実働要員が俺しかいない緋色隊。

 俺がヒーロー扱いされているので、ヒーロー、緋色という言葉遊びがされて、赤をトレードマークにした部隊である。腕試しで各国選りすぐりの精鋭たちをワンパンでノックアウトしたお陰で、目論見通り俺しか戦力がいない。裏方はいるが、それは数えないでいい。

 

 俺が与えられた階級は少将。階級はぶっちゃけ飾りみたいなもんだが、いくつかの権利はもぎ取れた。緋色隊の人事権もその一つだ。こいつを使えば緋色隊、つまりBS軍の一員を独断で採用できて、ひいては国際的に認められたヒーロー部隊の一員にできるって寸法だ。

 

 これでようやく準備ができた。やっと今まで遭遇を避けてきた()()を迎えられる。

 

 夜中。お呼ばれしていたテレビ番組への出演を終えて、BS軍の西エリア基地にある司令室に戻ると、中に二つの気配があるのを察知した。

 よく抑えられているが、ピリついた雰囲気までは隠せていない。

 扉を開けて入室し、電源をつけると、二人の男が俺を出迎えた。

 

 

「⸺⸺やっと会えたな、サンゾウとやら」

 

 

 積極的にメディアへ露出していた為、容易く俺に会えると踏んでいたであろう男の来訪。

 俺が今は時期じゃないと判断して、意図して避けてきていた目的の人物。

 

 桃白白とその兄、鶴仙人だ。

 

 俺が山を降りRR軍への攻撃を開始してから四年も経っている。俺も二十四歳になった。

 売名活動と組織設立へ向けた活動、BS設立後の立場確保、偉い人達との折衝など、やることが山ほどあって、バランス調整に奔走した四年間だった。俺本来の精神力だと絶対に完遂できなかっただろうが、自己催眠でなんとか乗り切れた。

 不老状態をONにしている今、俺の肉体年齢は20歳のままだが、鍛えた分だけ筋肉は増えている。当初は細マッチョだったのが、今や憧れの男らしい体格になっていた。

 

 俺は目を細め、部屋にいた不審者を誰何する。

 何者か分かっちゃいるが、一応初対面だ。訳知り顔で応対するのは不自然だろう。

 

 

「誰だアンタら。俺の部屋にまで押しかけて……またパパラッチか? こんな夜更けにまで相手してやるほど俺も暇じゃないんだがな」

「ふん! RR軍から依頼を受けた殺し屋かもしれんのに呑気なものだな」

 

 

 おお、予想してはいたが、初対面の印象は割と悪そうだ。

 そりゃそうか。

 人様の看板勝手に使ってんだ、使われた側が良い顔するわけない。

 

 依頼は本当に受けてるかもしれんし、桃白白が殺し屋なのも事実ではある、このままの流れだとマジで殺しに掛かってきそうだが……悪人に舐められるのはダメだ。舐めた相手の話に聞く耳を持つ奴は少ないってのを、ここ何年かで学んだ。軽口を叩くぐらいで丁度いい。

 

 

「生憎、朝も夜もなく押し掛けるのはパパラッチも一緒なんでね、どっちか判別をつけるのが面倒になってるだけだ。悪いが帰ってくれ、今なら捕まえるのは勘弁してやるぞ」

「わたしを前に大きく出たな。度胸だけは買ってやらんでもないが……」

「まあ待てパイパイ。この小僧にはわしから文句を言ってやらんと気が済まん。なあ小僧、貴様は鶴仙流を名乗っておるだろう。なのにそんな無礼な態度を取っていて胸は痛まんのか? わしらは貴様の働きに迷惑を被っておるのだぞ」

「なんだと?」

 

 

 お、いい感じのパスがきた。

 俺はまじまじと鶴仙人の顔を見詰める。

 すると鶴仙人は髭を撫で、にやにやしながら言い放った。

 

 

「貴様は自分の使っている流派の開祖、その顔すら知らんのか?」

 

 

 苛立ちをぶつけてくる桃白白と、露骨に嫌味を言ってくる鶴仙人。いやぁ、実に兄弟だ。

 俺は訝しげに眉を寄せ、ちょっとだけ考え込む素振りを見せてからハッとした顔をする。

 アイドルみたいに愛想を振りまくことにも慣れてきた頃だ。演技も板についていた。

 

 

「……まさか、お二人は鶴仙流の?」

「ほう……頭の回転は早いらしいな。如何にも、わたしは桃白白、こっちが兄の鶴仙人だ」

「よくもわしの名を使って好き放題してくれた。この四年のツケ、どう支払ってくれる?」

 

 

 くっくっく、と傲慢な性格が滲んだ笑みを浮かべる超高齢な達人たち。

 殺気を纏っている彼らを前にすれば、如何な達人であれ緊張は隠せまい。

 恐怖にガタガタと震え、及び腰になって後ずさりし、ここから逃げ出すのが正着だ。

 

 が、残念ながら純粋な戦闘力では月と鼈だ。蟻と太陽ぐらい差がある。スキル的には俺が劣っているのだろうが、蟻に蹴られて痛がる星はない。凄まれても何も感じなかった。

 ……なんか、なんとなく申し訳ないな。後ろめたいっつーか……普通に気まずい。個人の主義主張とか思想を度外視すると、この二人も真っ当に修行して強くなってんのに、俺はズルして楽してるわけだろ。なのに『戦闘力』って数値だけで生物としての格づけがされてる。

 とはいえ何度もシミュレーションしてきた場面である。俺は迷わず膝を折って跪き、感涙に咽ぶように声を震わせて顔を伏せた。意表を突かれてギョッとしたような反応は無視して。

 

 

「よ、ようやく偉大な方々にお会い出来て、この三蔵、感激しました! この時をどれほど待ち望んだことか……! 本来なら俺の方からお迎えに参上するのが筋ですが、伝手もない俺にはお二人を見つけ出すことができませんでした。お方々に足を運んでいただくことしか叶わなかった我が身の不明をお許しください!」

「お、おう……貴様はわしが言っただけで、わしが鶴仙人だと信じたのか?」

「無論です! その見事な気配断ち、立ち姿に薫る『武』の佇まい、どこをどう切り取っても俺の技量では及びもつかないのは明白! ならば御身が鶴仙人様であるのは自明です!」

 

 

 捲し立てると、呆気に取られたように言葉を失う二人。

 なんだこいつ、みたいな反応は好都合だ、用意していた台詞をこのまま言い切ろう。

 

 

「俺は鶴仙人様の弟子だった祖父、ニゾウにより技を授かったイチゾウの子、三蔵と申す! 今の俺があるのは鶴仙人様のおかげ! この御恩をお返しするために今日まで努めてきました! 祖父から伝え聞いた鶴仙人様の人柄から推測して、鶴仙流こそ最高の武術だと証明することが恩返しになると愚考し、そしてもしも鶴仙人様たちをお迎えできたら、最高の名誉と莫大な富を得られる身分を手に入れておきました! 鶴仙人様、俺の働きは如何だったでしょうか!?」

 

 

 俺がRR軍と戦っていたのも、売名していたのも、全部この人達のためだったのだ!

 ……ンなわけないが、そういうことにした。その方が都合がいいからである。

 

 顔を伏せているから見えないが、気配で鶴仙人と桃白白が顔を見合わせたのが分かる。

 

 

「やはりニゾウの孫だったか。して、RR軍というパイパイの顧客を攻撃し、BSとやらを作り上げたのが、なぜわしらのためになる? 金や名誉をわしが本気で欲しておるとでも?」

 

 

 三蔵の祖父を覚えていたらしい。鶴仙人が訊ねてくると俺は声を張って言い切った。

 

 

「俺がお方々に関して知っているのは、祖父から聞いた話が全てです。故に俺が存じ上げているのは、鶴仙人様が武泰斗様の弟子であったこと、ピッコロ大魔王が実在していたこと、そして御身の人柄や⸺⸺鶴仙人様がかつて同門だった男が気に食わないでいることぐらいです」

 

 

 亀仙人を匂わせると、鶴仙人はぴくりと眉を動かす。それには構わず俺は続けた。

 

 

「御身の実弟が裏社会最強の殺し屋だったことは初耳でしたが、俺が鶴仙流の名を上げる事で、世界中が御身の武術こそ最強と思い知り、桃白白様のお手を煩わせるまでもなく巨万の富を得られ、とわに刻まれる名声と富を一挙に手に入れられると思います。勝手をしたことはまことに申し訳なく思いますが、どうかお許しください」

「………………ふぅむ」

 

 

 よし、ここまではシミュレーション通り。俺の知ってる鶴仙人は傲慢で冷酷な人物だが、もちろんそれだけの人物じゃない、ちょこっとスケベで俗なとこもある()()だ。

 俺は俺のステータスを熟知している。俺はRR軍が齎す恐怖を緩和する正義の英雄だ。そんな俺が跪いて敬う姿勢を見せれば、自尊心を刺激されて即座に殺す気は失せるだろ?

 ってことはだ、そこに隙ができる。人の話を聞いてやらんでもないって感じにな。

 

 俺は顔を上げて鶴仙人を見て、畳み掛けるように要望する。

 

 

「鶴仙人様の弟子だった祖父を持つ俺にとって、御身は偉大な武道家です。そしてそんな鶴仙人様にお目にかかれたら、俺はどうしてもお願いしたき儀がございました」

「うむ、そうまで礼儀を尽くされては、聞くだけ聞いてやる気にもなる。ふっふっふ……叶えてやるかは約束してやらんが、言ってみるがいいぞ」

「ありがとうございます! 鶴仙人様、どうか御身への弟子入りをお許しください!」

 

 

 俺はおもむろに立ち上がった。

 そして、()()()()()()()()だけ気を開放する。

 

 

「むおっ……!?」

「な、なんのつもりだ……!?」

 

 

 これまでの間に鶴仙人の宿している気の強さは把握できた。

 ゆえに、そんな鶴仙人の5倍ほどの気を放出したのだ。

 

 瞬時に飛び退いて身構えた桃白白と鶴仙人の顔に、嫌な汗が一気に吹き出す。

 達人なら相手の力量を察するのは当然、わかりやすく気をぶつけたら一目瞭然ってな。

 でも威圧したかったんじゃない。これから話す内容に信憑性を持たせたかったのだ。

 

 満面に脂汗を浮かばせる二人の前に、俺は自分の腰に巻きつけていた尻尾を向けた。

 尻尾を見て唖然とする鶴仙人たちに言う。

 

 

「俺は人間の父と、宇宙人の母を持ちました。この尻尾は宇宙人の証です」

「う、宇宙人だと……!? そ、そんな馬鹿げた話を……」

「事実です。現に俺は人間の域から逸脱した気を持っている。ありえないでしょう? 俺みたいな若造が、これだけの気を持っているのは。単純な生物としてなら、僭越ながらお二人を凌駕している自覚があります」

 

 

 言いながら、放つ気の量をちょびっと上げた。スカウターがあれば分かりやすいんだが、たぶん戦闘力1000ぐらいの気の圧だ。それでも現在の地球だと化物級だろう。

 嘘八百を並べ立てるのは嫌だが、こうでもしないと色々矛盾とか無理が生じる。できる限り虚偽の申告はしたくないから、出自と今この場の話以外はなるべく嘘を吐きたくない。

 

 俺の気力を肌で浴び、怯えすら滲み始めた顔色の二人に俺は要請した。

 

 

「しかし残念ながら、俺が強いのはあくまで『生物として』であって、『武道家』としてはあなた方の足元にも及ばない。故に鶴仙流の開祖である御方に弟子入りしたいんです」

「…………なぜだ?」

 

 

 気で圧倒されてはいたが、俺に敵意がないのを悟った鶴仙人は反問してきた。

 

 

「なぜとは?」

「………貴様が武道家としてはわしに劣るというのは、一目見た時から見抜いておったわ。だが貴様にそれほどの力があるなら、武術など無用だ。力だけで、押しつぶせてしまえる。なのになぜ武道家としての技を欲する?」

 

 

 ……やっぱり分かるんだな、俺と違って。

 気を抜きにした力量は、本物の達人を前にすれば丸裸同然ってわけだ。

 

 

「俺は……()()()亡き父を尊敬していました。鶴仙流を極めんと日々修行に励み、しかし極める前に流行り病で死んだ父に憧れた」

 

 

 嘘じゃない。俺はともかく、三蔵は本当に父に憧れていた。

 

「……俺も、同じように武を極めたい。武の高みに至りたい。そう志したのです」

「………」

 

 

 これも本当。だってそうじゃないと安心できないだろう。

 ジッと俺を見て、黙り込む鶴仙人に対し、俺はちょろっとだけ()()本音をこぼす。

 

 

「それとは別に、正義を振りかざしたいって欲もあります」

「む……? 正義を振りかざす……それはどういう意味だ?」

 

 

 反応したのは静かになっていた桃白白だった。

 ニヤ、と凡俗な笑みを浮かべて応じた。

 

 

「武道家として極みに辿り着きたいのは本当ですが、それとは別に欲望があります。俺の精神性は凡庸なんですよ、低俗と言っていい欲と、平凡な倫理と、ありふれた夢がある」

「…………」

「いい女を抱きたい。上手い飯を食いたい。快適な家に住みたい。人の上に立ち、称えられると気持ちが良い。そんな凡俗な欲求とは別に、力で人を屈服させたい、思う存分に暴れたいという原始的な欲望がある。ほら、俺は凡人でしょう? この一見矛盾した渇望を、完璧に成立させられるのが『正義の味方』です。丁度良くRR軍という悪党がいてくれてるんです、利用しない手はありません」

 

 

 三蔵ではなく、俺としての本音を包み隠さず赤裸々に語った。

 気を抑えてから言ったからか、余裕を取り戻したらしい桃白白が「クックック……」と笑いをこぼし始める。極度の緊張から解放された反動もあってか、腹を抱えて大笑いした。

 

 

「わっはははははは! コイツはいい、正義を振りかざすとはそういうことか! 良い趣味をしておるわ、そうもあけっぴろげに欲を満たせれば、さぞかし気分が良かろうな!」

「ええ、おかげさまで日々充実してますよ」

「……ふん! 乗せられるなパイパイ。彼奴はわしらのためにBSを作ったと言った口で、自分のために使っていると言ったんだぞ」

「別に矛盾はしてないですよ。BSはたしかに俺があなた方をお迎えするため、設立に向けて尽力したものです。しかしそれはそれとして、自分のためにも使っていたまでですよ」

「面の皮の厚い奴め……」

 

 

 捻くれたようにそっぽを向いて吐き捨てた鶴仙人に、俺は慇懃に再度申し出た。

 

 

「こんな俺ですが、弟子にしてくださりませんか? もちろん選択権は貴方様にあります。断っていただいても、お望みならBSにお迎えしますし、ここから去るというなら潔く諦めてお見送りしましょう」

「………」

「………どうする、兄さん? わたしはこの小僧を気に入ったが」

 

 

 おや、と思う。どうやら俺は桃白白には気に入られたらしい。

 となると……期待の目を向けると、鶴仙人は盛大に舌打ちして、ぼそぼそと呟いた。

 

 

「………わしの鶴仙流を、世界中に、最強だと知らしめる………か。悪くない、悪くないな」

「………では?」

「貴様は弟子の孫でもあるし……面倒を見てやるのもやぶさかではない、な。……特別に、わしの弟子にしてやる! ありがたく思うのだな!」

「おお! ありがとうございます、師匠!」

 

 

 俺が喜んでみせると、鶴仙人も皮肉げに鼻を鳴らした。

 

 ⸺⸺こうして俺は鶴仙人と桃白白をBSに迎え入れ、正式に鶴仙流を学び始めた。

 

 宇宙の彼方からポッドが飛来する、数カ月前のことである。

 

 

 

 

 

 

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