または、https://x.com/storyofsekaiで公開されている「セカイ」の物語を、
文字に起こし、ハーメルン投稿用に調整したものです。
ぜひリンクから縦書き画像形式の「セカイ」の物語も楽しんでみてください!
バリッドレックスバイスタンプ{バリッドレックス!}
世界の管理者「それじゃまだ...
まだ足りないんだ。」
こうはバイスタンプをドライバーに押印した。
リバイスドライバー{バリバリCome on! バリッドレックス!}
変身待機音が流れる中で、
なんとこうの頭上に、人ひとり入れるほどの大きさの卵が現れた。
杏「何これ!?!?」
ホロビ「なんだ...あれ...」
こう「変身!!」
こうはドライバーにバイスタンプを装填し、横に倒した。
リバイスドライバー{バリバリアップ!}
その瞬間、頭上にあった卵はこうに向かって落ちてきた。
杏「こう!」
そら「大丈夫。押しつぶされたわけじゃない!」
その卵は銀色で、上部と下部が青くなっている。
シルエットを除けば卵には見えない。
しかしこうの近くにいた杏は、
その卵から発せられる「冷気」を感じ取れた。
リバイスドライバー{My name is! 仮面ライダー!}
リバイスドライバー{リバ!バ!バ!バイ!リバイ!リバイ!
リバ!バ!バ!バイ!リバイ!}
卵の殻が一気にはじけ、彼のアーマーとなり、
彼の身体のスーツに装着されていく。
そのスーツは青く、まるで氷のようだった。
こう「...さっむ!!」
こうはすぐさま自分の腕を自分でつかむ。
杏「自分でも寒いの...!?」
杏も同じく凍えそうな動きを見せた。
そう、変身しただけで周りの気温が下がったのだ。
ホロビ「(気温が下がったか。
これほどの気温変化....ただでは終わらんか...!)」
杏は寒くて一瞬だけ下を向いた。
杏「あれ...私変わってないんですけど!?」
杏は元のレックスゲノムのままだった。
そら「あったりまえだろ!!「開発中」だぞ!
「開発中」ー!」
杏「...もう!」
仕方なく杏はそのままこうのとなりに並ぶ。
杏「この寒さってことは...」
こう「うん。たぶん氷関係の能力が使えるはず...」
「原神」に登場する「氷元素」を思い浮かべながら、
こうは自分の拳を握る。
彼はしっぽをくねらせながら、その毒針の先を
こうたちに合わせる。
その少し前にさことレンは、彼によって吹き飛ばされていたが、
地面に座った状態でこの光景を見ていた。
さこ「私たちは、少し離れた方がよさそうだね...」
レン「そうだね...。
ゆかりさんたちのところまで行こう」
さことレンはゆかりさんたちのところまで合流する。
そこにはミクとそらも居た。
よく見ると、施設内からめぐみと冬弥も見ていて、
冬弥はめぐみを守ろうと少し前に立っていた。
ゆかり「とりあえずここは安全です。
他の敵は確認されていません。」
さこ「こうたちに何かあったときは、
私たちも加勢しよう。」
そら「俺はドライバーのスペアを取ってくる。
めぐみ、デモンズドライバーにもスペアがある。行くぞ。」
めぐみ「うん、分かった!」
冬弥「ここを頼みます。」
レン「俺たちに任せて!」
その声を聞いて、そら・めぐみ・冬弥は施設の奥に走って行った。
その間彼とこうたちは、ひたすらにらみ合っていた。
双方とも相手の出方を見ようとしていたのだ。
最初にしびれを切らしたのは、彼の方だった。
ホロビ「はあっ!」
彼は尻尾の毒針を飛ばしながら、
こうたちへ走り、襲い掛かった。
こうと杏は、彼の攻撃を、
左右に分かれて避けた。
こう「(氷ってことは...!)」
こうはなんとなく力を、手のひらから放出するイメージを、
頭に浮かべて実際にやってみた。
ホロビ「なっ...!」
直後、こうの両手からとてつもない冷気が放出され、
彼の尻尾ごと彼の身体を凍らせた。
杏「ナイス!」
杏は地面に着地したタイミングで再度飛び上がって、
凍っている彼を、「氷を砕くように」おもいっきり蹴り飛ばした。
彼はおもいっきり蹴り飛ばされたが、
なんとか地面に着地し、こうたちの方を見る。
ホロビ「まだだ...!」
彼はドライバーを横から押し込んだ。
絶滅ドライバー{エクスティンクション...インパクト!}
尻尾をこうたちの方へ向け、
毒液を発射する。
毒液は即座に硬化し、分裂し、
トゲのような形になってこうに向かって飛んでいく。
こう「はぁっ!」
こうは両手のひらをそのトゲたちに向ける。
その瞬間、冷気はトゲの形になった毒液を完全に凍らせた。
トゲは勢いを失って地面に落ち、そのまま砕けていく。
ホロビ「まだだ!!」
彼は再度ドライバーを横から押し込んだ。
絶滅ドライバー{ヘイトレッド...インパクト!}
ホロビ「はああっ!!」
彼は腹の底から声を出し、右手を握りしめる。
尻尾が彼の右腕に巻き付いて固定され、
毒液のようにも見えるエネルギーを纏わせた。
彼はこうに向かって走り出し、
右の拳を思いっきり突き出す。
こうは氷の壁を複数作り出すが、
彼の拳はそれらすべてを貫通した。
しかし彼は見えていなかった。
横からキックしてくる人影を...
杏「させないよ...!!」
杏はレックスゲノムの力を右足に集中させた強力な一撃を、
彼に与えた。
ホロビ「ぐっ...!」
彼は地面に激突したが、すぐに身体を起こす。
ファイズブラスター{Exceed Charge}
リベラドライバー{クジャク!スタンピングスマッシュ!}
ゆかりのブラスター必殺技と、さことレンの必殺技が、
それを阻止させ、彼をさらに吹き飛ばさせる。
ゆかり「こうさん!杏さん!今です!!」
こう「わかった!!」
こうはドライバーのバイスタンプを倒す。
リバイスドライバー{バ!バ!バリ!バ!バリ!バーリバリバリ!}
大量の冷気がこうの右足に集まり、
強力なエネルギー体を形成した。
こうは再度ドライバーのバイスタンプを倒し、
彼に向かって走り出す。
杏「こう!こっち!」
こうは杏に向かってジャンプし、
杏は両手のひらを重ねて踏み台のようにした。
こうは杏の手に飛び乗って、
杏はそれから思いっきり両手を上に押し出した。
杏「いっけええー!!」
こうはそのまま飛び上がって、
冷気を纏った右足を、彼に向けて突き出す。
リバイスドライバー{バリッドレックス!
フィニフィニフィニッシュ!}
ホロビ「くっ!」
彼は両腕でそのライダーキックを辛うじて受け止める。
しかし、少しずつ彼の身体は押され続けていた。
その時だった......
ホロビ「ふっ....」
彼は笑ったのだ。
こう「なっ...」
こうはその笑いに動揺せざるを得なかった。
その瞬間、彼の両腕とこうの右足との間に、
青い六角形で作られた平面のバリアが現れた。
ホロビ「お前は俺のことについて一つ、
忘れていたようだな。
俺が...「理の力」を使えることを...!!」
直後、こうの周りに複数の小さなワープホールのようなものが
出現し、そこから同時に発射されたビームで、
こうは大きく吹き飛ばされてしまった。
こうは杏の頭上を大きく超えて吹き飛ばされ、
地面に激突した。
杏「こう!大丈夫!?」
杏はこうのもとに駆け寄る。
こう「なんだ...これ...」
こうは自分の操る冷気が、
大幅に失われていることに気づいた。
彼もゆっくりとこうたちのところへ歩いていく。
その仮面の右側の複眼が赤く、輝くように光る。
ホロビ「前提を書き換え...結論を予測。
でもその必要もないか...」
彼は空中に浮かびあがり、手を掲げる。
ホロビ「出でよ、「
その瞬間、浮かぶ彼の周りに金色の輪が数十個出現し始める。
その全ての輪から銃口のようなものが出てきた。
その銃口はこうのことを狙っていた。
こうはそのことに素早く気付いた。
そのころには、それぞれの銃口からまばゆい光が
漏れ出ていたのだ。
こう「危ない!」
こうはすぐさま杏の前に行って杏を攻撃から防いだ。
こう「うわああっ!!」
杏「こう!!」
その攻撃は地面を燃やし尽くすほどの熱だった。
ゆかり「ぐうっ...!」
比較的遠くにいたゆかりも、
その強い熱波で身体が吹き飛ばされそうになった。
しかしそんな強力な攻撃が直に当たった人が居る。
ゆかり「...!こうさん....!!」
杏「こう...!」
こうは杏を守るために、杏の前に行って攻撃をもろに受けた。
彼は変身解除してしまっていた。
杏は変身解除してそのまま倒れたこうをそのまま抱え上げる。
杏「こう!しっかりして!」
こうは何も返事をしない。
杏「こう...!こう...!!!」
こうは何も返事をしない。
ホロビ「これらは第七律者「炎の律者」のコアから作られた武器、
「
圧倒的な炎による攻撃を得意とする。
お前のその氷なぞ簡単に溶かせる。」
杏「......」
杏は静かに涙を流していた。
しかし彼は杏の様子など気にもしていないかのように続ける。
ホロビ「...まだ死んでないのか。
まぁいい。次で殺す」
彼はこうと杏の方へ手のひらを持っていく。
彼の周りにある金色の輪から覗く銃口は、
こうと杏の方を向いて、光り始めた...
私は彼のことを助けられなかった。
私も、もうすぐ死ぬのかもしれない。
......なんでこんなことに...
杏「進め!!!!」
そうだ。
杏「こうはあれからずっと......
ずっとあのことを考え続けてきた。
こうはずっと、こう自身の罪と向き合ってきた。
でも、もう良い。
もう良いの!」
私がこうを戦わせたんだ。
杏「あなたはもう十分向き合ったよ。こう。
あの時のまま、あなたは進めてない。
だから、進もう。
私の後ろからでいいから。
あなたが...こうが進めないなら...」
杏「...私が進めさせるよ。」
私がこうを戦わせて、私がこうをここまで導いた。
私がこうを殺した。
なぜか、涙が止まらない。
涙なんか出ても、この状況が変わらないって知ってるのに...
でも、もしあの時進ませていなかったら、
こうはこんなことにはなってなかったかもしれない。
先が見えていないのに進ませた、私のせいだ。
こんな未来が待ってるなら、私はこうを進ませなかった....
「ただ後悔するだけなら、意味はない。」
...誰.....?
「ただ後悔するだけなら、現状は変わらない。」
...頭に...声が響く...
「君は、彼に、
何をしたかったんだ?」
何をしたかった...?
私は...
バン!
こうは自分の顎にライブガンを突き立てた状態で、
引き金を引こうとしたが、私がライブガンを持つ腕ごと
傾けさせ、銃弾はこうに当たることなく、
そのままリビングルームの天井に当たった。
ミク「きゃっ!」
こう「...!」
突然のことに驚くミクと死ねなかったことに驚くこう。
そんな中で一番冷静に動いたのは私だった。
私はこうの腕をつかんだまま、こうを壁に強く押し付けた。
私「何してるの!!そらを殺すだけじゃ飽き足らず、
今度は自分まで死ぬつもり!?」
こう「..........じゃあどうすれば良いんだよ!!」
私「...!」
こう「俺がそらを殺した...過去は変えられないだろ...?
ならせめて償わさせてくれ!!」
ミク「いい加減にして!!!」
ミクのその口調は今までに聞いたことのない、強い口調だった。
あまりにもびっくりして、私は声が出そうだった。
ミク「こう!
そらは、あなたたちを守るためにずっと戦ってきたんだよ。
その意味が分かってるの?
こうが死ぬことを、そらが望んでるわけない!」
こう「...」
あのときのこうは、何も言い返せなかった。
もちろん私も、望んでるわけない。
ミク「少しの間かもしれないけど、
そらが命がけで守り抜いてくれた自分たちの命を、
簡単に捨てないでよ。」
守る.....
こう「.......ごめん。」
ミク「こうがそらに対して罪を償いたいのなら、
強く生き続けて。それが、そらの望むことだから。」
生き続ける......
こう「分かった。
....ありがとう。」
ミク「感謝の言葉は、まだ生き続けられるチャンスをくれた
自分の相棒に良いなよ。」
私は........こうの相棒.........
「分かったか。」
杏はその言葉を聞いて、すぐ顔を上げた。
その直後に目に飛び込んできた光景は、
明らかに今まで居たはずのあのセカイではなかった。
杏「ここは...」
??????「どうなんだ?」
杏が振り向くと、黒いアーマーを身にまとう人物が居た。
杏は、迷わず答えることにした。
杏「私はずっと、こうを守ろうとしてた。
理由なんて考えもせずに、ただ無意識に...
こうと一緒に進めればよかった。
けど、進めれてなかった。」
杏「こうは後悔した、その先にまで進んでた。
でも私...私はそこまで行けていなかったんだ。
私がずっと守っていたのは、私自身だった。
後悔するのが怖くて、私が進めてなかった...
でも今は違う。今ならはっきりと言える。」
杏「私はこうを守りたい。
私はこうの「相棒」だから。」
??????「...その心が残っていて良かった。」
その瞬間、黒いアーマーに覆われた腕がゆっくりと、
その人物の横に伸びる。
その瞬間、その先の景色が真っ白から変わる。
その景色はどこか見覚えがあった。
杏「これって....」
ついさっき、こうを抱きかかえたときの私の視界だ。
こう「杏...ちゃん...?」
杏「...こう!?」
??????「ここは君たちの意識空間だ。
こうくんと君は同じ意識空間を使うことができる。
本来俺はここに居ちゃいけないんだが、
今は緊急事態だから許してくれ。」
その軽めの口調からは想像できないほど、
その人物は深々と頭を下げてきた。
こう「一体何が起きて...」
??????「単刀直入に言おう。
こうくん、君は死にかけている。」
??????「だが、俺なら君を助けられる。」
その言葉にこうと杏の二人は動揺する。
そして一番に、相手が言う可能性のあることを聞いた。
こう「何か条件が...?」
??????「うーん....
条件かと言われれば条件じゃないんだが...
条件じゃないと言われれば条件なんだが...」
こう「ん?」
??????「君たち二人には「強化契約」をしてもらう。」
杏「強化契約...?」
??????「そらが隠してた秘密だ。」
こう「なっ...!」
??????「彼を責めるなよ?
これは本来使い道がないものなんだ。」
こう「使い道がない...?」
こうと杏の頭にハテナが増えていく。
??????「「強化契約」って言うのは、
本契約のさらに上の契約のことだ。
本契約では悪魔側から人間側へエネルギーを伝えることができる
ようになる。強化契約はその逆、
人間側から悪魔側へエネルギーを伝えることができるように
なるんだ。
これは本来、バイスタンプを用いるライダーシステムでは、
必要ではないもの。本契約だけで十分なんだ。」
杏「じゃあどうして...」
その瞬間、黒いアーマーを纏った人物が指パッチンをした。
その時、こうと杏の前にそれぞれ、
赤いエネルギーと青いエネルギーが現れた。
??????「君たちがこの力を使うために必要なんだ。」
こう「これは...何だ...?」
??????「これらは俺が所有してる強力な力だ。
これを君たちに渡そうと思ってね。」
杏「本当...!?」
??????「だかこの二つの力は相反するもの。
片方の力が暴走したときに、もう片方の力がそれを鎮める。
だからわざわざ二つも力を与えて、
かつ二人の間でエネルギーを行き来しやすくなるように、
強化契約が必要なんだ。
なんでかは知らないけど、このエネルギーと悪魔のエネルギーは
親和性があるようなんでね。」
??????「ただ君が復活するだけじゃ、
また倒されて終わりだ。
それじゃあ復活した意味がない。」
こうは赤いエネルギーを見つめる。
それを見た杏も同じように青いエネルギーを見つめた。
こう「...これがあれば、あいつを倒せるのか?」
??????「......それに関しては君たち次第だ。」
こう「俺たち...?」
??????「この力には本来の使い道があったんだ。
それは「世界を崩壊させる」こと。」
こう「...!」
??????「この強力な力は、たとえ片方だけであっても、
君たちが居るセカイのみならず、現実世界でも...」
その人物が指パッチンをする。
??????「...簡単に消せる。」
こう「......」
??????「さぁ、ここまで言えばわかるだろう。
こう.......俺が君に、聞きたいことを。」
こう「あぁ......よくわかったよ。」
今でも、鮮明に思い出せる。
あの時の、あの光景。
自分で起こした出来事なのに、
自分で受け入れられなかった。
俺はこのまま生きてはいけないんだと思って、自殺しようとした。
けど杏ちゃんとミクちゃんが、俺を止めてくれた。
俺は.....守りたい。
俺は、俺を守ってくれていた人を守りたい。
こう「俺はもう二度と、間違った力の使い方はしない。
俺は、みんなを守るために。
そのために、力を使う...!」
その言葉とともに、赤いエネルギーは微かに、
明るく輝き出した。
黒いアーマーをまとった人物は、それを見て言った。
??????「そうこなくっちゃな。」
その人物はエネルギーを操って、自分のところに寄せた。
??????「これらの力は、こうくんを復活させてから、
君たちが一番使いやすいものに替えてから授けることにするよ。
ボタンを押せば詳しい使い方が直接頭に入ってくるから、
心配はないはずだ。
それと、本契約は悪魔の手のひらに人間が押印したけど、
強化契約はその逆、人間の手のひらに悪魔が押印だ。
強化契約に代償はない。
他に聞きたいことはあるか?」
急に淡々と話を進めたその人物のスピード感に驚いたが、
こうが口を開けた。
こう「あなたの名前は?」
??????「俺か?」
世界の管理者「「仮面ライダーリガド
「世界の管理者」だ。」
こう「やっぱり、「仮面ライダー」。」
世界の管理者「君たちの活躍を、管理者として見守っておくよ。」
世界の管理者は指パッチンをした。
その瞬間、世界の管理者の目の前からこうと杏が消えた。
精神世界から出たのだ。
???「本当に良かったのか...?こんなことをして、
影響が出ない訳がない。」
とある男が、世界の管理者の背後に現れる。
世界の管理者「問題ない。
そもそも影響を出すためにやったのだからな。」
???「なんだと...?
本気で言ってるのか?」
世界の管理者「あぁ、本気だ。
じゃなかったら今みたいなことはしないよ。」
???「あの
世界の管理者「そういうつもりじゃない。
そもそも、彼女は「リバース」だけに言及していて、
この力のことについては触れていなかった。」
???「じゃあどうして...!」
世界の管理者「これも何もかも、計画のうち。
最初からあの二つの力は、あの二人に与えるつもりだった。」
???「なっ...」
その男は度肝を抜かれたような反応をした。
世界の管理者「まぁまぁ、ここから見ようじゃないか。
彼らの活躍を。」
世界の管理者はその腰に巻かれたベルトの左側に手をかけて、
二回タップした。
ジリオンドライバー{REVERSE !}
ホロビ「死ね!!」
彼は天火聖裁の出力を最大にし、
その弾丸を放った。
しかしその弾丸は、こうと杏には届かなかった。
ホロビ「なっ....!?」
ゆかり「あれは...」
光の柱。こうと杏に突如降り注ぐ純粋で白いエネルギー。
それらは天火聖裁の弾丸をもかき消した。
光の柱は数秒続いたのちに消えていった。
その場所には...
ホロビ「何...だと...!」
こう「...」
...こうと杏が立っていた。
ホロビ「なぜ立ち上がれている...!
お前にはもう、立ち上がるほどの気力はないはずなのに...!」
こう「助けてもらったんだ。とある人に。」
ホロビ「とある人...だと...?」
めぐみ「...?」
めぐみはある物音に気付いた。
ガタガタと物音がしている。
冬弥「この音は...?」
冬弥も気づいたようだった。
めぐみ「ねぇ...そら。この音って.....」
「この音ってなんだろう」と言おうとした。
その瞬間、突如ある収納の扉が勢いよく開き、
何かが飛んで行った。
そら「なんだ!?」
そらが急いで状況を確認しようとして、
開いた収納の扉を見た。
そら「あそこに入れていたのは...!」
そらは急に走り出した。
まだドライバーのスペアは見つかっていないのに。
めぐみ「ちょ...ちょっとそら!!」
冬弥「追いかけるぞ!めぐみ!」
さこ「ひゃっ...!」
さこの横を後ろから何かが通り過ぎた。
レン「さこ!大丈夫!?」
さこ「うん...」
こうはその飛んできたものをキャッチする。
ミク「あれって...バイスタンプ...?」
そう言った瞬間にそらたちが来た。
走ってきたからか、息を切らしていた。
そら「はぁ...はぁ...あのバイスタンプは...」
そらがそこまで言ったタイミングで、
こうの手にある、そのバイスタンプが赤く光り始める。
同じようにバリッドレックスバイスタンプも青く光り始め、
ゆっくりと杏のもとへ行く。
杏はそれをそっと手に取る。
ホロビ「なんだ...?」
ふと足元に違和感を感じる。
ホロビ「エネルギーが...流れている...?」
何かも分からないエネルギーが流れ始め、
一瞬にして、こうと杏が持つ二つのバイスタンプに吸収された。
こう「これが...」
杏「...行くよ、こう!」
こう「うん、行こう!」
こうはレックスバイスタンプを杏に渡す。
そしてこうは杏に手のひらを見せる。
レックスバイスタンプ{レックス!}
その行動の意味を真っ先に理解したのは、そらだった。
そら「なっ...!それは!」
杏はこうの手のひらにバイスタンプを押印した。
押印面が一瞬光り輝く。
世界の管理者「さぁ、見せてくれ。
お前たちの覚悟を...!」
杏がレックスバイスタンプをこうに返して、
バリッドレックスバイスタンプのボタンを押す。
バリッドレックスバイスタンプ{バリッドレックス!}
こうも同じようにバイスタンプのボタンを押す。
ボルケーノバイスタンプ{ボルケーノ!}
こうはそのバイスタンプ、
「ボルケーノバイスタンプ」をドライバーに押印した。
そして二人の息を合わせて...
こう&杏「せーのっ!」
バリッドレックスバイスタンプ&ボルケーノバイスタンプ
{Combine!}
二つのバイスタンプを合体させた。
こうはボルケーノバイスタンプ側のツマミを回す。
そうすると、炎のようなパーツがバリッドレックスバイスタンプの
卵のパーツに重なるように動いた。
リバイスドライバー{Burning fire! Come on! ボルケーノ!}
こうの頭上に卵が現れるが、以前のような冷気とともに、
確かな熱気も感じられた。
こう「はぁ...!」
こう&杏「変身!」
こうはバイスタンプをドライバーに装填し、即座に倒した。
リバイスドライバー{バーストアップ!}
こうの頭上にあった卵が割れ、中から溶岩のような熱い物質が、
こうの頭上から落ちていき、スーツを形成していく。
そして割れた殻は杏のスーツアーマーとなって
装着されていく。
リバイスドライバー{オニアツーイ!バリヤバーイ!
ゴンスゴーイ!}
そら「まだ内部コードすら書いてないのに...どうやって...!」
リバイスドライバー{パネェツヨイ!リバイス!We are! リバイス!}
そこには、赤く染まった仮面ライダーリバイと、
青く染まった仮面ライダーバイスが居た。
こう「杏ちゃん!」
杏「こう!」
こう&杏「一緒に、行くぜ!!」
こうの周りに熱気が、杏の周りに冷気が纏わる。
そら「....」
そらは、まさに開いた口が塞がらない状態になってしまった。
ホロビ「姿形が変わろうと、また
お前たちの行動、すべて予測してやる...!」
杏「予測できるもんなら...!」
こうと杏の二人は...
こう「やってみろ...!」
一緒に駆け出し、こうと杏は、
それぞれ左拳と右拳を突き出す。
彼はそれを理の力で作ったバリアで止めようとした。
ホロビ「なっ...!」
しかし、二人の攻撃はそのバリアをも破壊し、貫通させた。
二人の拳は、そのまま彼の方に向かってくる。
彼は即座に尻尾を両腕に巻いて固めた状態で
その拳を受け止めようとした。
ホロビ「ぐああっ!!」
しかし彼の身体はいとも簡単に飛んで行ってしまった。
彼の身体は強く地面に叩きつけられる。
ホロビ「(なんだ...この力は...
なんなんだ...さっきのエネルギーの流れは...!)」
杏「はぁっ!」
なぜそんな力が出るか。そんなことを考えていることなんて
気にも留めず、杏は地面を凍らせて、
スケートをするように地面を速く移動して、
彼のことを凍らせた。
ホロビ「しまっ...」
こう「はぁあああっ!!!」
こうが雄叫びをあげながら右の拳を彼の顔面に突き出す。
四肢を凍らされた彼は、それを止めることも、
避けることもできない。
こうの拳はいとも容易く、彼の顔面にぶち当たった。
その衝撃はとても強く、炎のような強い熱気が、
彼の背面にまで伝わった。
こう「はっ!」
こうはそのまま彼の身体を横に蹴り飛ばし、
ドライバーにあるバイスタンプを操作する。
一回倒し、
リバイスドライバー{ボ・ボ・ボル!ボ・ボル!ボ・ボルケーノ!}
ボルケーノバイスタンプ側のボタンを押し、
リバイスドライバー{バーストリミックス!}
再度バイスタンプを倒す。
リバイスドライバー{必殺!スゲェの!パネェの!ボルケーノ!}
こう「はあぁ...!!」
こうに纏わる熱気がさらに強くなる。
ホロビ「この...」
彼はドライバーを横から押し込む。
絶滅ドライバー{エクスティンクション...インパクト!}
彼は理の力で尻尾を複数生成し、
そのすべてをこうに向けた。
こう「ふっ...!」
こうは即座に体勢を低くし、腕を後ろに持って行ってから、
思いっきり腕を下から前に振り出した。
その瞬間二つの腕からとてつもない炎が刃のように飛んでいき、
それら尻尾をすべて切り刻み、吹き飛ばした。
それらの破片や、毒針は彼のもとへ吹き飛ばされたが、
彼はそれをなんとかすべて避けた。......が、
避けた彼の後ろに飛んでいく破片たちを杏は見逃さなかった。
杏は破片が飛んでくるほうに移動し、そのすべてを凍らせる。
杏「倍にして....返す!!」
凍らせた破片をその氷ごとすべて彼にぶつける。
さらにただ飛んでいくだけではなく、その氷の一粒でも、
彼を追尾し、確実な攻撃を与える。
ホロビ「ぐはあっ...!」
彼はこうと杏の二人から離れた場所に飛ばされた。
ホロビ「(なんなんだ...このエネルギー出力の差は...
どうやって、こんな短時間でここまでの進化を...!)」
彼は必死に考える。
先ほどのエネルギーの流れ、
果てしない強さを誇る炎と氷の力。
ホロビ「そうか....この力は......」
ホロビ「律者の力...
第七律者「炎の律者」と第五律者「氷の律者」...」
そんな強力な力を、いとも容易く、
他人に与えられる人物は一人しか居ないのだ。
ホロビ「...世界の管理者...!」
彼はわかっていた。
その存在を。
律者の力14つのうち、12つを持つもの。
結局のところ....
自分は"まだ"彼の...手のひらの上......?
ホロビ「...ふざけるなぁああ!!!」
彼は、ドライバーを強く二回押し込む。
絶滅ドライバー{エクスティンクション...インパクト!}
彼は怒りのまま、こうと杏に突進する。
こうと杏は、彼の理の力も乗った猛攻を受け止めきる。
杏「私たちは...!」
こう「絶対に負けない...!!」
こうと杏は彼を逆に押し返す。
彼の持つ理の力、1つ。
こうと杏の持つ炎と氷の力、2つ。
この時点で、勝敗は決まっていた。
ホロビ「俺が...負けるわけ...!」
そら「いいや、お前は...負ける!」
ツーサイドライバー{バット!ジャスティスフィニッシュ!}
急な打撃、その弾丸は確実に彼の心臓を打ち抜いた。
スーツのせいで貫通はしなかったものの、確実なダメージを与えた。
デモンズドライバー{Dominate up !
....モグラ!ゲノミクス!}
めぐみ「はぁっ!」
ホロビ「ぐっ...!」
こう「二人とも!」
さこ「一気に行くよ...!こう!」
こう「さこまで......うん!
みんなで行こう!」
そらはライブガンをドライバーに装着し、
バイスタンプのボタンを押す。
ツーサイドライバー{必殺承認!}
さこはドライバーを縦に戻し、バイスタンプのボタンを押す。
リベラドライバー{必殺承認!}
めぐみはドライバーを両側から二回押し込んだ。
デモンズドライバー{More !}
こうはドライバーに装填されたバイスタンプを一回倒した。
こう&めぐみ&さこ&そら「はぁぁああああ!!!!」
そらはトリガーを引く。
さこはドライバーを横に倒す。
めぐみはさらにドライバーを両側から押し込む。
こうはドライバーに装填されたバイスタンプをさらに一回倒す。
ホロビ「うおおおああああ!!!!」
もはや怒りの声を上げる彼はドライバーを横から二回強く
押し込んだ。
絶滅ドライバー{エクスティンクション...インパクト!}
レン「ほっ!」
さこ「はあっ!」
さこは大きく飛び上がり、レンを足に纏わせ、
ドリルのようにし、彼に対してライダーキックをしたのだ。
彼はそれをなんとか弾き飛ばした。
だが、レンがさこの背後に回り、
レン「予測済み...だよ!」
もう一回彼の方向に弾き飛ばす。
さこ「はあっ!!」
ホロビ「なっ!?」
気づいたときには遅かった。
さこの蹴りは見事に彼にダメージを与える。
リベラドライバー{クジャク!リベラルスマッシュ!}
ダメージを受けた彼は思わずたじろぐ。
足元が不安定になったタイミングで、
急に彼の足が動かなくなった。
ホロビ「これは...!」
杏「私のこと...忘れないで!」
杏は地面とともに彼の足をも凍らせ、固定した。
めぐみ「はあっ!!」
めぐみは凍った地面をきれいに滑り、
とてつもない速さで彼にドリルをぶち当てた。
デモンズドライバー{モグラ!デモンズレクイエム!}
ホロビ「ぐうっ...」
彼は必死に前を見る。そして彼は見る。
ライブガンの銃口を。
ツーサイドライバー{バット!ジャスティスフィニッシュ!}
ホロビ「くっ!」
彼はすぐにその弾丸を防ごうとする。
しかしその弾丸は彼に当たる直前に破裂したのだ。
彼にダメージが行かなかった代わりに、
彼は強い衝撃が加わった。
それだけでも彼にとっては実質的なダメージになるだろう。
しかしその攻撃によって地面の氷さえも完璧に割れてしまった。
足を固定していたものが急になくなったために、
彼はバランスを崩してしまった。
すべて、彼がバランスを崩し、それを直す時間を作るため。
一瞬でもあれば、十分だった。
こうは炎を力を使って高く飛び上がり、そのエネルギーの
ほぼすべてを自分の右足へと送る。
杏「はぁっ!」
杏もそれに合わせて走り出し、氷の力を右足に纏わせる。
こう「はあっ!」
杏「はあっ!」
こうは上からライダーキックを、
杏は下から体を回して、片足立ちでキックをした。
リバイスドライバー{ボルケーノフェスティバル!}
その強い衝撃は彼の身体にエネルギーを思い切りぶつけた。
彼の身体を構成するナノマシンを破壊するのには十分すぎるものだ。
彼は吹き飛ばされ、雄叫びを上げる間もなく、
吹き飛ばされた先で爆発四散した。
杏「勝...った...?」
杏「....勝った!!」
杏は一番に飛び上がった。
こうは疲れ切った様子で地面に膝をつく。
冬弥「やったな。」
めぐみ「うん...!」
レン「ふぅ...よかった...」
さこ「お疲れ様。レンくん。」
そら「いや...まだ終わってないぞ...!」
ゆかり「モンスターブラックホールが閉じる気配がありません。
エネルギーの動きは未だ一定で、安定しています。」
ミク「本当なら、ここの時点で消えて無くなるのに...」
??「ぐうっ...!
うぅ...!」
うまく動かない身体を無理やり動かして制御盤まで来た。
制御盤にはずっとあのセカイの様子を映し続けるディスプレイが
あり、その前には花火が居た。
花火「ちょっと...!」
さすがの花火も驚くほどに、彼は衰弱していた。
なのに、それでも彼は身体を強引に引きずって制御盤の前まで
行く。
花火「何をする...つもり...?」
??「こいつにはまだエネルギーが残っている。
充填したのは崩壊エネルギーだ。
彼らに直接ぶつければ...
彼らもダダでは済まない...!」
そう言って彼は制御盤のボタンのカバーを外し、
そのボタンを押した。
モンスターブラックホールから轟音が響く。
ミク「何!?」
ゆかり「エネルギーが...一点に...」
そこまで言ったタイミングで、それの意味することが
ゆかりには分かった。
ゆかり「...危ない!」
杏「えっ...」
ゆかり「早く施設内に!!」
??「もう遅い...!」
既にモンスターブラックホールには、砲台が生成され、
エネルギーが十分に充填されていた。
彼は迷いなく発射ボタンを押した。
ゆかりたちは逃げられなかった。
????「はああっ!!」
こう「...?」
なんだ...この感覚...
????「ぐううおおあああ!!」
...死んでない...?
今の声は...?
こうはゆっくりと目を開ける。
目の前には、白いスーツに黄色いラインが入った仮面ライダーが
居た。
こう「...誰...?」
ゆかりもその人物を見たが、こうとは違い、
ゆかりは即座に誰かが分かった。
ゆかり「マスター...!?」
マスター。それは時間軸管理局の局長。
つまり、時間軸管理局のトップである。
マスター「早く中に行くんだ!
ここは俺に任せろ!」
苦しそうな声で、ゆかりに言った。
ゆかり「はい!みんな行きましょう!」
ゆかりの指示に従って、マスターを除く全員は施設内に入った。
花火「(あれが...マスター...?)」
ホロビ「マスター...
お前でもこの崩壊エネルギーの量は扱いきれない!
崩壊エネルギーのゾンビにでもなるがいい!!」
マスター「(このままじゃ、崩壊エネルギー過多で死ぬな。)」
マスター「(半端に律者の力を使っても、
使いきれないほどの崩壊エネルギーだ。)」
マスターは放出された崩壊エネルギーを、
すべて自分の身体で吸収していた。
しかし吸収できる量には限りがある。
限りを超えれば、崩壊エネルギーによる「身体の崩壊」が
始まる。臓器不全などを引き起こし、
最終的には意思すらなくなったゾンビになるだろう。
もちろん、このまま行けばの話だ。
マスター「今なら消費が激しいあの技も使えるかもしれないな...!」
マスターはゆっくりと、右手を前に突き出す。
マスター「神なるもの変化の極みなり、
万物に妙にして言を為し、
形を以て話すべからざるものなり」
マスターの右手に赤い火の玉が現れ始める。
同じようにマスターの額にも炎のようなものが燃え始める。
マスター「...
マスターの右手の火の玉が、まるで剣のように、
前に伸び、モンスターブラックホールを指した。
マスター「はぁああっ!!」
その剣の炎は、モンスターブラックホールのエネルギー砲を
一瞬にして押し返した。
炎はモンスターブラックホールを直接攻撃し、
その中にあるエネルギーさえも燃やし尽くした。
マスター「くっ...」
マスターがその炎を保てなくなるぐらいには、
既にモンスターブラックホールは不安定になっていた。
そしてモンスターブラックホールは程なくして、
完全に消滅した。
モンスターブラックホールのエネルギーで動いていた、
制御盤のディスプレイはすぐに真っ暗になった。
??「......」
彼は地面に崩れ落ちた。
マスターは、地面に膝をついていたが、
ゆっくりと立ち上がり、
施設内から心配そうにガラスの扉を覗くゆかりに、
笑顔を見せた。
その顔は...
こう&めぐみ&さこ「...え!?
そら!?!?!?」
そらと同じ顔だった。
マスター「...状況は理解した。
とにかく、みんなが無事でよかった。」
あの後、全員は施設内に戻り、
マスターに、このセカイに起こった出来事を順番に話した。
マスターは、ゆかりと同じようにそらの過去について知っていたが、
時間軸管理局として、
とある時間軸にてやらなければいけないことがあり、
その間時間軸管理局にも戻れず連絡もできなかったため、
この「「名無し」のセカイ」の出来事を知るのが
遅くなってしまった。と謝罪した。
もちろんこうたちは謝罪してほしいなど思っていないどころか、
他のことが気になっていた。
こう「それで....なんでそらと同じ顔なんですか...?」
マスター「...え?」
マスターはきょとんとした顔でこうを見て、
その次にゆかりのことを見た。
マスター「ゆかりさん言ってないの?
俺のこと...」
こう「え?」
ゆかり「そういえば...言ってなかったですね...」
マスター「まぁいっか。初対面と自己紹介は重ねた方が
分かりやすいでしょ。
俺はなんてこのそらってやつと同じ顔をしてるかというと....」
マスター「俺たちは並行同位体同士なんだ。」
めぐみ「並行どう...なんて...?」
冬弥「
並行世界、つまりある歴史から分岐した別の歴史の同一人物
のことだ。」
マスター「まさにその通り冬弥くんありがとう
わかりやすい解説ありがとう!!」
彼は複数の文を一文で一気に言い切った。
マスター「俺とあいつはおんなじ「そら」だが、
たどってきた人生が違う。
だから同じなようで、俺らは別人なんだ。
なっ?」
そら「あぁ、俺はこいつのようにはなれないだろうな。」
マスター「...なんかちょっと引っかかるけど......
まぁ良い。
「ホロビ」と「花火」という人物については時間軸管理局で
詳細に調べてみる。
彼らのやったことがすべて本当だった場合、
彼らは時間軸法を違反しまくってることになるからな。
そうなれば徹底的に動ける。」
そら「何から何まで助かるよ。」
マスター「良いんだ。俺たちは仲間だろ?
仲間なら、助け合ってなんぼだ。
俺らもお前たちに助けてもらうことになるかもしれないなぁ。」
ゆかり「そうなれば、みんな私たちのセカイに
行くことになりますね!」
さこ「えっ、私たちほかのセカイに行けるの...?」
ミク「...不可能じゃないけど.....
どうしてわざわざ「バーチャルワールド」のセカイに...??」
ゆかり「だって私たちが助けを求めるときっていうのは、
まさしく私たちが全滅しそうなときですから。」
レン「いやいや...時間軸管理局を全滅できる相手に
俺たち勝てないよぉ~」
彼らの間に笑いが起こった。
その後マスターとゆかりは彼らのセカイ、
「バーチャルワールド」のセカイに帰った。
こう、さこ、めぐみの三人は、仮面ライダーになった。
もちろん、本当の意味でね。
でもきっと彼らの物語はまだ終わらない。
世界の管理者「なぜなら、俺の計画もまだ終わっていないからだ。
さて...」
世界の管理者は、世界の管理者の補佐をしていた男に顔を向けた。
??「....なんだ?」
世界の管理者「これを...お前に与える。」
そう言って世界の管理者は男にあるものを渡す。
??「これは...?」
世界の管理者「ドライバーさ。」
??「どういう風の吹き回しだ。」
世界の管理者「君に行ってきてほしい場所がある。」
??「行ってきてほしい場所...?」
世界の管理者「そう、ぜひとも君に行ってほしいんだ.....」
世界の管理者「「バーチャルワールド」のセカイにね。」
第一部 第二十五章
「固く氷のような決意で、熱き炎のような心で」 完
「バーチャルワールド」のセカイは、
もはやセカイの範疇を超えたセカイ。
セカイとは思えないほど、大きく、
現実世界にも見劣りしない。
たくさんの人がそのセカイで生活し、
誰もが笑顔を見せている。
しかし誰もが、その笑顔の真意に気づけているかと言われれば、
だれも「Yes」とは答えないだろう。
不気味に思うか? ...少なくとも安全であることは確かだ。
なぜならこのセカイ全域は時間軸管理局によって管理されている。
「彼ら」はきっと、このセカイでさらなる壁に直面し、
さらなる成長を遂げるだろう。
その時はみんなで、
その結末を見守ろう。
第二部 第一章へ続く...
あとがき解説
※元作品を書いておりますが、
元作品との設定と同じであるとは限りませんのでご注意ください。
・仮面ライダーリバイ ボルケーノレックスゲノム 仮面ライダーバイス バリッドレックスゲノム
「リバイスドライバー」と「ボルケーノレックスバイスタンプ」と、
「バリッドレックスバイスタンプ」を用いて変身する形態。
元々この二つのバイスタンプは合体し炎と氷を操る能力を
持つ予定だった。
しかしそれらの内部コードなどが完成する前に、
世界の管理者が干渉し、
第七律者「炎の律者」、第五律者「氷の律者」の力を
それぞれボルケーノレックスバイスタンプと、
バリッドレックスバイスタンプに注入したことで無理やり完成させた。
炎の律者の力により、
「炎・熱」に関するあらゆる能力を操ることができ、
対象を熱したり、あらゆる形の炎をあらゆる方法で出すことができる。
氷の律者の力により、
「氷・冷却」に関するあらゆる能力を操ることができ、
対象を凍らせたり、あらゆる形の氷をあらゆる方法で出すことができる。
またこの二つは、元々「世界を崩壊させる存在」である「律者」の力であるため、
その力はその単純さとは裏腹にかなり強力であり、
普通の殴打でも、従来ライダーシステムの必殺技の威力を簡単に超える。
またこうと杏による強化契約により、
片方の力が暴走した際、もう片方の力で暴走を抑えることができる。
これは炎と氷という正反対の力の関係によるものでもある。
・世界の管理者
謎が多い存在。
仮面ライダーリガドΩに変身することができるほか、
ドライバーの操作をすることで、
時間を巻き戻す「
逆に時間を進める「
時間を操る能力を持つ。
しかし、これらはただ時間を操作しているだけではないようで...?
また14種の律者の力、
「人・起源」「理」「空」「雷」「風」「氷」「死」
「炎」「識」「星」「支配」「約束」「侵蝕」「終焉」
のうち、
「人・起源」「空」「雷」「風」「氷」「死」
「炎」「識」「星」「支配」「約束」「侵蝕」
の12種の力を有しており、
それだけでもかなり強力な力を持っていることが伺える。
しかし彼がなぜ「理」と「終焉」を持ちえないのかは、
まだ明かされていない...
現在投稿時間は15:00になっていますが、今後の投稿のタイミングを考えるとこれより遅い時間になる可能性があります。なので自分が可能な時間を書くので皆さんが「ここならタイミング的に読みやすい時間帯」と考える時間帯に票を入れてください。よろしくお願いします。
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21:30
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