または、https://x.com/storyofsekaiで公開されている「セカイ」の物語を、
文字に起こし、ハーメルン投稿用に調整したものです。
ぜひリンクから縦書き画像形式の「セカイ」の物語も楽しんでみてください!
そら「...よし分かった。それじゃ...
悪魔との仮契約をしようか。」
めぐみ「か、仮契約...?」
そら「悪魔との契約にも二種類あるんだ。
一つが今言った「仮契約」。バイスタンプを身体に押すだけで完了。
もう一つが「本契約」。これは仮契約をした後に、
悪魔側と人間側双方の合意を持ってして契約完了になる。
変身して、悪魔の力を使うには「本契約」まで必要なんだ。
それまではあの全身灰色の姿になるんだけど...
まぁ...仮契約しないよりかはマシかな...」
そら「とにかく、まずは仮契約からしないとね。
ついてきて~」
そらに言われるがままについて行くと、
広い部屋に着いた。その部屋の雰囲気は...まるで...
こう「体育館?ここ。」
めぐみ「ね。思った。」
そら「言いたいことはわかる...」
床、天井、壁、窓、すべてが我々の想像する体育館に近い...
...というよりうちの中学校とほぼ同じだ。
そら「とにかくここで横並びになってほしい。」
そら「間隔ちゃんと開けてよ~
...よしそれじゃ...」
そらは急にツーサイドライバーを取り出し、装着した。
こう「え?そら?何してるの?」
そら「一応だよ。
どんな性格の悪魔かわからないからね。
...言い忘れてたけど、仮契約したらいったん強制的に実体化、
つまり心の中からこっちに出てくるんだ。
こっちに出てきたタイミングで急に襲ってくるなんてことになったら
たまったもんじゃないからね」
そら「しっかり準備させてもらうよ。」
バットバイスタンプ{バット!}
ツーサイドライバー{Confirmed !}
そら「変身。」
ツーサイドライバー{バーサスアップ...!}
ツーサイドライバー{Madness ! Hopeless ! Darkness ! バット!}
ツーサイドライバー{仮面ライダーエビル!}
そら「...よし。準備OK。いつでもいいよ」
そらはエビルブレードを軽く構えながら言った。
こう「よぉし...」
こうたちはバイスタンプのスイッチを押し、起動してから
恐る恐る自分の腕にバイスタンプの押印部を押し当てた。
その瞬間そらは叫んだ。
そら「目閉じて!!」
その瞬間目の前に人間の上半身ぐらいの大きさの紙?が出てきた
と思ったら、激しく光りだした。
そら「ごめん!仮契約のときめっちゃ眩しくなるんだ!
言い忘れてた!」
めぐみ「この~!」
しばらく経ってから、瞼越しに光が収まったのが分かった。
三人は目を開けようとしたが...
そら「そのまま目閉じてて。」
そらから静止がかかった。
...なんかこしょこしょ話をしてるのが聞こえる。
内容までは聞こえないが...
?「あの...」
??「オレたちのこと...」
杏&レン「推してるって聞いたんですけど!!」
二人の悪魔は脅かすように言った。
三人はびっくりして目を開けた。
冬弥「はぁ...完全に遊んでるな...」
そら「はは...」
冬弥「...混ざればよかったか。」
そら「え?」
目を開けた三人。こう、めぐみ、さこの三人のプロセカの推し、
「白石杏」、「青柳冬弥」、「鏡音レン」が居たのだ。
こう&めぐみ&さこ「...」
こう、めぐみ、さこの三人は急に倒れ始めた。
杏「ちょちょちょちょ!こう!」
そら「大丈夫。死んでないから。ただ気絶しただけだよ。」
レン「よかった...」
そら「「悪魔の宿主が死んだら、悪魔も一緒に死ぬ」
これぐらいのことは分かってるよ。
でも安心して。このセカイで死ぬことはそうそうないはず。」
冬弥「そうなのか?」
そら「このセカイで死んでも、現実世界で目を覚ますだけだよ。
条件付きだけどね。」
杏「条件?」
そら「うん。一つ、一週間このセカイに入れなくなる。」
そら「二つ、一週間このセカイに関することを忘れる。
具体的に言えば、このセカイの存在のこと。
そしてこのセカイに関わっているすべての人の記憶も。」
冬弥「つまり、仮に俺が死んだら、
そらのことなどは忘れてしまうということか?」
そら「そういうこと。」
冬弥「どうやったんだ?」
そら「それはね...とある人の手を借りたんだ。
時間軸管理局という組織があるんだけど、そこにセカイを
自由自在に操れるやつが居るんだ。そいつに頼んだんだ。」
杏「へぇ~」
そら「...さてと三人とも。二つ頼みがある。」
レン「頼み?」
そら「うん。一つは本契約についてだ。
あの三人との本契約はよく考えてからにしてほしい。
彼らにはこれからいろんな試練が待ち構えてると思う。
それに対して臆することなく戦ってくれるか。
最終的には三人の判断に任せるけど。頭に入れて置いてほしい。」
杏「了解!」
そら「それとあともう一つ...
三人をそれぞれの部屋までおぶってってほしいんだ。」
冬弥「任せてくれ。」
杏がこうを、冬弥がめぐみをおぶろうとしたとき、レンは
そらに近づいて行って声をかけた。
レン「ねぇ。一つ質問してもいい?」
そら「いいよ。どうした?」
レン「僕たちって、本契約をしないと完全な仮面ライダーには
なれないんだよね?」
そら「そうだよ?」
レン「じゃあさ。そらの悪魔ってどこに居るの?」
その言葉に、そらは一瞬だけ顔をこわばらせてしまった。
そら「...えと...俺の悪魔は寝坊助でね。ずっと俺の心の中で
寝てるんだよ~。ほんとしっかりしてほしいわ。」
ミク「そらが言えたことじゃないでしょ?次の日が休みの日の時、
その日のうちに寝た試しある?」
そら「...ないかも?」
レン「なるほどね...」
レンはそのままさこをおぶって、
ミクに案内されながら部屋から出て行った。
ミク「あそこがさことレンの部屋だよ~」
レン「あそこね!了解~」
そら「案内おつかれ。」
ミク「今日はほんといろいろあったわね。」
レンはリビングルームからの声が聞こえた。
ミク「モンスターブラックホールの襲撃からセカイの住民
三人増えて、しかも仮契約してさらに三人増えた...
...それとそらに怒られた。」
そら「それはお前が悪い」
ミク「えへっ。」
そら「「えへってなんだよ!」...とでも言うと思ったか?」
ミク「...大人しく言えば良いものを...」
そら「???」
レン「(ミクとそらも疲れてそうだな...)」
ミク「それで?...ずっと隠し通そうとしてるみたいだけど。
彼らに...言わないの?あのこと」
そら「...いずれ言うよ。でも今じゃないと思う。
あの六人は全員、今日初めてこのセカイに来た。
ライダーシステムのことまで説明しきっちゃったから、
六人には頭に詰め込まれた情報を冷静に処理する時間が
必要だと思う。
それに...ちょっとだけ言いにくくて...」
ミク「言うなら、早めに言っておきなよ。
隠してるなんて誤解持たれたらやだからね。」
レン「(今日のうちに話せてないことがあるんだ...)」
さこ「ん~...」
レン「(まず...!さこが起きる前に帰らないと...!)」
レンはそそくさと急いで個室に入っていった。
そら「分かってるよ。俺だって...隠したいわけじゃ...
ないんだけどな...」
ミク「二年前...よね。もうそんな時間がたったなんて。」
そら「そうだな...」
そら「なぁ...ミク...」
ミク「ん?何?」
??「僕の分まで...みんなを守って...」
それは、二年前のあの日から、ずっと頭に響く声。
そして、「約束」。
そら「俺、約束守れてるかな...」
ミク「...はぁ....」
ミク「そらはずっと守り続けてるよ。
これからも守らなきゃね。そうでしょ?」
そら「...ああ。その通りだ。」
そら「このセカイでは、もう誰も死なせない...!」
ディスプレイを眺める。そこにはあのセカイの状態が
表示されていた。
セカイとしては非常に健康。何も問題は起こっていない。
モンスターブラックホールが現れているというのに何一つ
異常が起きていないのだ。
??「......」
しかし想定内かと言われれば想定内だ。
なぜなら明日の番が待っているから。
そのことを考えていた時、後ろから声が聞こえた。
??「それで?明日はどうするつもりなの?」
??「起きてたのか?もう夜だぞ」
??「夜の方が楽しいんだも~ん」
??「ここは「宴の星」とは違って夜になったら寝るのが
基本だ」
??「ちぇ~。面白くないの~」
??「明日面白いものが見れるかもな。」
??「ん~?期待しても良いの?」
??「ああ。十分に期待しておけよ」
??「へぇ~それじゃ...」
花火「花火は...この特等席から観戦させてもらいまーす!」
第一部 第五章 完
第一部 第六章へ続く...
現在投稿時間は15:00になっていますが、今後の投稿のタイミングを考えるとこれより遅い時間になる可能性があります。なので自分が可能な時間を書くので皆さんが「ここならタイミング的に読みやすい時間帯」と考える時間帯に票を入れてください。よろしくお願いします。
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