雷神の妹に転生してチートを貰った少女の異世界トラベル 作:毘沙死狂騒曲
前回のあらすじ
闇の剣士と斬り合いスタート!
私は仮面ライダーカリバーことフューレンと戦っていた。
さすが、剣士なだけあってフューレン斬撃は鋭く的確に急所を狙ってきた。
トーナ「中々やるね~さすがは闇の剣士様ってところかな?」
フューレン「私の斬撃全部防いでおいてよく言う…」
トーナ「まぁね~」
正直私でも気を抜いたら足元をすくわれかねない。
だから私も殺しちゃわない程度に本気を出している。
フューレン「ならこれはどうかな…?」
フューレンは不敵な笑みを浮かべると私の脛を蹴ってきた。
地味に痛い。
フューレン「さぁ、どんどん行くぞ!」
そこからフューレンは無数の斬撃を繰り出してくる。
私も負けじとXレイジングソードとギーツバスターXで防ぐ。
トーナ「二刀流な分手数なら私の方が上だよ!それ!」
私は反撃を開始した。
一撃目をわざと防がせてそこからは手が届かない所を突く。
それを繰り返した。
フューレン「ぐぅ⁉これは…厄介な…!」
トーナ「ハァ!」
そして私はフューレンの胴体にX字の斬撃を浴びせる。
フューレン「ガァァ⁉」
トーナ「そろそろフィナーレにしようか。」
私はXレイジングソードのボタンを押してトリガーを引く。
RAISE CHARGE
TACTICAL RAISING
フューレン「ならば私もそれに付き合おう!」
フューレンは月闇を必冊ホルダーに納刀し、トリガーを引いて抜刀する。
月闇居合!
読後一閃!
私の飛ばしたX字の斬撃とフューレンの飛ばした巨大な闇の斬撃がぶつかり合う。
結果は、私の斬撃が押し勝ってフューレンに直撃した。
ズバァァァン!
フューレン「グハァァァ!」
フューレンは変身解除された。
その頃私たちがドンパチやってる公園の近くを龍牙、ヴァイオン、空の3人が歩いていた。
龍牙「まさかアイアンクローされるとは思わなかったぞ。」
ヴァイオン「だってお前俺の事殺そうとしたじゃん。」
龍牙「いやあれは自我を保ってたファントムが珍しかったから説明をだな…ってかヴァイオンは俺の事どんな風に思ってるんだ…?」
ヴァイオン「見境なしにファントム殺すロリコン。」
龍牙「待て、俺は断じてロリコンなどではないぞ。」
ヴァイオン「ウチのレイヴェル侍らせといて寝言ほざいてんじゃねぇ…マジでレイヴェル泣かせたらただじゃおかないからな。」
空「家族思いなんだな…」
ヴァイオン「そうだ…鬼龍院…これ。」
ヴァイオンは空に無銘剣虚無を差し出した。
空「…え…いいのか…?」
ヴァイオン「だってお前しつこいもん。そろそろ返さないと俺の家に不法侵入してきそうだから今のうちに渡そうと思ったんだよ…そもそも生まれた時にはすでに俺が持っていたものなのになんで返すなんてことになってるんだ…」
空がヴァイオンから無銘剣虚無を受け取ったと同時、無銘剣虚無はひとりでに動き出してヴァイオンの元に戻った。
空「え…?」
ヴァイオン「こうなるんだ…お前…虚無に嫌われるようなことでもしたのか?」
空「してねぇよどうしてそうなるんだよ⁉」
龍牙「聖剣が認めた人間の元からは何が何でも離れないってことなのか…?」
ヴァイオン「でもなぁ…ソードオブロゴスの元に戻ってくれないと最悪虚無を回収することを大義名分にして俺の事殺してきそうなんだよなぁ…」
空「流石にそんな事しねぇよ⁉ってかお前不死だから殺せねぇじゃねぇか。」
ヴァイオン「そういえばそうだった。」
龍牙「家系の能力自分で忘れるなよ…」
ズバァァァン!
すると突然私の斬撃の音が響き渡った。
3人は驚いた様子で私とフューレンがいる公園へ向かった。
トーナ「大丈夫?少しやりすぎたかも。」
私はフューレンに手を差し伸べる。
フューレンは私の手を取って立ち上がる。
フューレン「あ、あぁ。これから私はあなたの剣となろう。」
トーナ「あ、うん。よろしくね。」
そうしていると先ほどの3人が公園に入ってくる。
空「一体何が…ってフューレンさん⁉」
フューレン「あ、空。」
トーナ「え、何知り合い?」
フューレン「あぁ。左側にいる赤髪の男はソードオブロゴス時代の仲間だ。」
「月闇の気配を感じてきてみれば…私の勘は正しかったようだね。」
すると種運命に出てくる名前に聖剣の名前が入ってる議長の顔をした奴まで出てきた。
空「とうちゃ…あ、マスター!」
トーナ「え、マスターって…」
フューレン「あぁ。ソードオブロゴスの長だ。」
龍牙「これは…どういう状況だ…?」
トーナ「あーもう!一気に収拾がつかなくなった!」
私はとりあえず牽制の意味も込めてXレイジングソードとギーツバスターXの刃先を地面に突き立てる。
それを見た私とフューレン以外の4人はこっちに注目を向ける。
トーナ「面倒くさくなる前に話そう。」
マスターロゴス「そうだな。それがいいだろう。ちょうど、私たちが回収したい聖剣の持ち主が2人もいることだしね。」
ということで私たちは話し合うことになった。
まぁ正確には聖剣持ち達の話し合いだけど…
マスターロゴス「フューレン、どうしてソードオブロゴスを抜けたんだい?「方向性が違う」や「合わない」だけじゃ納得できないんだが…」
空「そうですよフューレンさん!」
トーナ「理由説明する時そんなバンドメンバーに別れを告げるサブカル系みたいな感じだったの⁉」
フューレン「でも事実ですしお寿司。正直に言うと私にはソードオブロゴスの理念を守れそうにないからだな。」
マスターロゴス「何?」
空「はぇ?」
フューレン「私は世のため人のために力を振るえるほどできた人間じゃないってことだ。だからこのまま続けても私が辛いだけだと判断してやめることにした。」
空「そんな…」
フューレン「正直精神的な負担を感じてまで秩序を守るなんて私にはできない。まだ自由奔放にはっちゃけているトーナの方が馬が合う。」
マスターロゴス「そう…なのか…ならせめて闇黒剣月闇とワンダーライドブックは返してくれないか?」
フューレン「構わなぞ。勢いで持ち出してしまったものだしな。」
マスターロゴス「そうだ、確か…ヴァイオン・フェニックスだったかな?君の持つ無銘剣虚無も渡してほしいんだが…」
空「マスター、それについてだけど…」
ヴァイオン「まぁ見てもらった方が早いよな…えぇっとマスターロゴスさん?虚無渡したいから手ぇ出して。」
マスターロゴス「?あぁ。」
ヴァイオンがマスターロゴスの手に無銘剣虚無を置くと、無銘剣虚無はマスターロゴスの手を払いのけて空の時と同じようにヴァイオンの元に戻った。
ヴァイオン「こうなるんすよ…」
マスターロゴス「なるほど…じゃじゃ馬とされてきた無銘剣虚無だったから何かしらあるかとは思ったが…まさか彼以外を受け入れようとしないとは…」
空「マスターでもダメだなんて…」
するとフューレンが憐みの目でマスターロゴスの肩にポンと手を置く。
フューレン「まぁまぁ、マスターロゴス。私の月闇は回収できたんだからよしとしないか?」
マスターロゴス「…フューレン、戻ってくる気はないのか?」
フューレン「ない。私が戻ってもそっちに迷惑をかけるだけだ。また新しい月闇の使い手でも探してくれ。」
マスターロゴス「しかし…これがなければお前は…」
フューレン「問題ない。私にはまだ極蝶の力もある。」
マスターロゴス「そうか…なら仕方がないのかもしれんな。」
マスターロゴスが少し残念そうな顔をしてるとフューレンは私の方を向く。
フューレン「晴れて私はあなたの剣となった。これからよろしく頼む。」
トーナ「うん。よろしくね。」
するとマスターロゴスが私に話しかける。
マスターロゴス「トーナ…だったかな?君は何のために戦うのかね?君の今までの行動を見る限り…私利私欲のために戦ってるように見えるがね。」
トーナ「私利私欲…まぁ間違ってはないね。」
マスターロゴス「ほぅ?」
トーナ「私は私の生きたいように生きる。牙をむく敵がいれば容赦なく消すし、世界が私の大切な仲間に手を出せばその世界だって滅ぼすつもりだよ。世界より仲間だからね。文句ある?」
マスターロゴス「少なくとも今はないかな。」
トーナ「そ。ならいいや。フューレン、行こう。」
フューレン「あぁ!」
そうして私とフューレンはその場を去って行った。
龍牙(あの女…中々に強いな…戦うとなればインフィニティスタイルを使うことは必至かもな…)
私がフューレンを拠点であるフロンティアに案内してるといきなり漆黒の風に包まれた一閃が飛んできてフューレンの手に収まった。
フューレン「うおっ⁉」
トーナ「何々⁉」
フューレンの手に握られているのを見てみると、それは黒嵐剣漆黒と骸骨忍者伝ワンダーライドブックだった。そしていつの間にかフューレンの腰には聖剣ソードライバーが装着されていた。
フューレン「これは…⁉」
トーナ「闇の剣士の次は厄災の剣士か…」
そのころ北欧神話では…
ロキ「面白い展開を見せてくれたフューレンちゃんへの、僕からのささやかなプレゼント。ソードオブロゴスの管理外だった聖剣。喜んでもらえるかな…?」
トール(コイツ…今度は何やらかしたんだ?)
ロキが再びとんでもないことをやらかしてくれたようだった。