ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○   作:国士となるもの公式ss

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第9話 待ってろよ!囚われの救世主!後編

アカレンジャーもとい〇〇〇〇〇の所持していた『ゴジュウウルフ&ポーラーバージョンセンタイリング』から登場したのは、前回指輪争奪戦チャンピオン、熊手真白だった。

 

「よぅ。テガソードからなんとなく話は聞いてたぜ。お前まさか、生きてたなんてな。」

 

「相変わらずナンパしまくってんのか?鼻の下伸ばして。」

 

「お前らにも教えてやるよ、こいつは…」

 

真白が解放されたこともあってかベラベラ喋るが、もう知ってる。

 

今はすぐ〇〇〇〇〇の鼻をあかしてやらなければいけない。

 

「いわれなくてもわかってる!さっさとこいつの指輪を貰い受けるぞ!」

 

竜儀は先陣を切ってアカレンジャーに突撃する。

 

アカレンジャーも迎え撃つように拳を引き、

 

デンジマン!

 

「甘くみんなよ!デンジパーンチ!」

 

「うああっ!」

 

デンジパンチを喰らってのけぞるも、竜儀もといゴジュウティラノは全く引く様子を見せない。

 

「なっ…黄色メガネ!なんでおめーは、倒れるっつーことをしらねー?!」

 

「私あの時…誓ったのだ!」

 

「他の誰でもない!私がテガソード様を守るために!その願いを守るために!戦うと!」

 

それまで舐め腐っていたティラノの確かな胆力に圧倒され、後退りしようとしたその時。

 

吠たちに混ざって対決を見届けていた真白が称賛の拍手混じりに口を開く。

 

「さっすがテガソード信奉者の名は伊達じゃねえな。」パチパチ

 

「いいなぁ。竜儀。俺様からのプレゼント、やるよ。」

 

そういうと真白はグーデバーンを

 

「悪いなグーデバーン、ちょっとだけ痛み我慢してもらうぜ。」

 

と、投げる。

 

非常に良いコントロールはアカレンジャーの胸部にヒットした。

 

なんの前触れもなくヒットさせただけなので、

 

アカレンジャーもゴジュウティラノも「?」という反応だ。

 

しかし数分後…

 

「なっ!真白てめぇえ!」

 

アカレンジャーの身体全身が、みるみるうちに凍っていく。

 

そう、真白はグーデバーンの「フィニッシュナックル」をアカレンジャーの身体に近距離で当てることで、確実に彼の身体を凍らせつつ、竜儀に花を持たせることにしたのである。

 

そしてまた数分経てば、カチコチでアカレンジャーは一歩も動けない。かろうじて顔は凍らなかった故に助けを乞うことができるくらいだ。

 

「今だ!やりな、竜儀!」

 

ゴジュウティラノは、ハンマーを思い切り地面に振り下ろし、

 

「いやさか……!」

 

ティラノ!ハンマークラッシュ!

 

「天罰!」

 

衝撃波が氷を打ち砕き、そのまま爆破する。

 

「ぐわーーっ!!」

 

「私こそ、この指輪の適合者ナンバーワン!」

 

Winner ! GOZYU TYRANO !

 

カンカンカーン

 

こうしてゴジュウティラノは、『ゴジュウウルフ&ポーラーバージョンセンタイリング』を取得するに至った。

 

変身が解除された〇〇〇〇〇は、膝をついた状態で倒れ伏した。

 

「どうだ。これで懲りたか?〇〇〇〇〇。」

 

変身を解除した竜儀がそんな彼を見下ろすように、同時に反省を促すかのように告げ、手を差し伸べる。

 

しかし、彼はその手を振り払い、何とか起き上がって見せた。

 

「俺ちゃんを軽々しく呼んでんじゃねぇ。俺ちゃんはまだ指輪があんだぜ。」

 

「なっ!?」

 

「その指輪はくれてやるよ。しょうがねえ。だが、いずれは返してもらわなきゃいけねーな。俺ちゃんの願いはほんちょーに素晴らしいやつなんだ。叶えるまでは俺ちゃんも諦めねぇよ。」

 

「俺ちゃんはまだ変身できるんだ…せいぜいひとつでももらえたことを喜びな、黄色メガネくん。」

 

「貴様言わせておけば…! 」

 

竜儀はイラッとした様子で拳を握り、彼を見つめる。

 

「おっと?どうする気だ?それをテガソードが見てたらどうゆーんだろーね!知らねえけど!ギャーハハハ」

 

そういって彼は煽るだけ煽り散らかしたと思えばドロンとすぐ消えてしまった。

 

竜儀は釈然としない顔をしたが…

 

入れ替わるように、テガソードの重厚感ありながらも親しみのある声が天から響く。

 

見下ろすようにしてテガソードの姿も同時に見えた。

 

「爆神竜儀、よくやった。」

 

「その声とおすがたは…テガソード様!?」

 

「やつはまだあの言葉から推測するに、まだ指輪を隠し持ってるに違いない。だが悲観することはない。一つだけ得られただけでも私にとってはありがたいことだ。これは責任を持って私が預かろう。」

 

指輪が宙に浮き、テガソードの手の中に消えていく。

 

「とにかく今日はゆっくり休め…」

 

テガソードは竜儀を労った後、ふっと姿を消した。

 

「テガソード様ァあー!有難い言葉身に染みましたー!」

 

テガソードの現れた天に向かって叫ぶ竜儀。すっきりしたのか、先ほどまでの怒りも消え失せ、至福の顔を浮かべていた。

 

「よしじゃあ今日は俺様の奢りといくか!じゃんじゃん食べろ!」

 

真白宅に向かって歩みを進める6人。

 

それを舐め腐るような、見守るようなそんな顔を浮かべながら眺めて1人で酒を呑む〇〇〇〇〇がいたことを、6人は知らない。

 

「まだまだ、俺ちゃんと戦ってもらうぜ。願いのためにな…」

 

つづく

 




待ってろよ!➡︎待ってろよ 生きてろよ➡︎ゴーゴーファイブ
囚われの救世主!➡︎救世主➡︎キュウレンジャー

物語がこの3部作を境にもっと動き始めます!
サブタイトルはまたも普通のサブタイトルであり、紛れ込ませるつもりはないです。

今回使用した指輪の力はデンジマン。

『ゴジュウウルフ&ポーラーバージョンセンタイリング』はセンタイリングケースのおまけですね。
今後そういうやつがいっぱい出てきます。〇〇〇〇〇が使用している指輪は、『キャンペーンセンタイリング』です。いつ言及したか覚えてないので、また改めて書いときます。ゴジュウジャーをのぞく全てのユニバース戦士の技と固有能力が使えるという設定。

なお〇〇〇〇〇が消える際に使った指輪の効果はカクレンジャー、ハリケンジャー、ニンニンジャーのどれかだと思いますが、誰にするかはお任せします。固有能力ではないです。

追記 2025/12/13
《〇〇〇〇〇の使用したセンタイリングコーナー》
〇〇〇〇〇が使ったセンタイリング、及び活用した力の解説もしておきます。「〜し、〜する」という某百科事典やwikiみたいな書き方かな。
この小説から毎回設けると思います。連続して同じタイトルを使う場合は最後に書きます。
『キャンペーンセンタイリング』は基本形態なので最初に書くのみにとどめます。
では、スタート

・キャンペーンセンタイリング
全ての指輪の戦士の能力が使え、変身することもできる指輪。基本的に〇〇〇〇〇はかつて変身していたアカレンジャーに変身して活用することが多い。そのためアカレンジャーの姿の状態で能力を使用することはしょっちゅう。
各戦隊の力を宿したり変身する際は、各センタイリングの模様に変化する。

・デンジマンリング
デンジパンチを召喚し、迎え撃つ形で殴る。

《〇〇〇〇○が持ってたセンタイリングコーナー》
・ゴジュウウルフ&ポーラーバージョンセンタイリング
グーデバーンそっくりの武器とウルフデカリバー50にそっくりな剣を召喚する。固有能力は相手を凍らせる氷属性の衝撃波を飛ばす「凍結〈フローズン〉」。〇〇〇〇〇が所持する所有者を設けていないセンタイリングの一つだったが、舐めプを行ったことによりあっさりゴジュウティラノの所有物と相成った。
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