ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○   作:国士となるもの公式ss

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第10話 ゴジュウジャー、追跡せよ

ユニバースアカレンジャー〇〇〇〇〇との対決から数日後。

 

吠たちはテガソードの里に集まっていた。

 

やることといったらもちろん、テガソード直々に下された「指輪を回収する」という使命を果たすこと。

 

が実際は!

 

「あぁ〜!もう!吠くん?その作戦はアイツを刺激しちゃうだけだよ?」

 

「うるせぇ。話し合いなんてそもそも無駄。さっさと倒さなきゃいけねぇんだろ!?」

 

「どうもあいつ、私を狙ってる気がするのよね。だから私が…」

 

「世直しだったら、俺様がやってやるぜ?」

 

「それには世直し料が必要クマけどね〜!クーマクマクマ!」

 

「私がまず指輪を手にした。一回皆、私の話を聴いてもらおう」

 

…と、ご覧の有り様である。

 

それもそのはず。

 

皆はゴジュウジャーとして指輪争奪戦の傍らブライダンの侵略をチームで阻んでいる。

 

とはいえ、やはり彼らも指輪を奪い合い戦うライバル。

 

露骨ではないものの、誰が指輪を先んじて得れるかの対決ゆえに、協力して話し合うが、最後は自分こそ出し抜いてやるぞ、という状態がダダ漏れである。

 

そんな具合があと少しで頂点に達しようとする直前…

 

「みんな!いい加減にしないか!」バンッ

 

見た目最年少中身最高齢の猛原禽次郎が机をたたいて口を開く。

 

「昔のことわざでもあるじゃろう、『船頭多くして船山に登る』と。」

 

「まずは我先にと意見をするのではなく、誰かがまとめ役、そして書記役…こうして役割を決めて話してこそではないか?」

 

さすがゴジュウジャーいちの年配者故に、まともすぎるほどまともなアドバイスが皆に刺さる刺さる。

 

「そうね。禽じいの言う通りだわ。」

 

「なら、私が議長となろう。テガソード様に最初に貢献したから、当然だな。」

 

「じゃあ書記は…」

 

シーン(誰もやりたくなさそう&え、だれもやらないの?自分別にやりたくないんだけどな、という感じの顔)

 

「…はぁ〜。じゃあ僕がやるよ、竜儀。はじめようか。」

 

「ではこれより『テガソード様に貢献するため指輪を集めよう会議』をスタートする。議長は私、爆神竜儀だ。」

 

「書記の百夜陸王だよ。」

 

と、始めようとするが…

 

「こちらGロッソから中継です。」

 

突如管理人さんの息子、碧がつけたテレビが、やや集中力を削ぐ。

 

子どものすることなので大きく注意はできない竜儀たち。

 

「あー!ママ、みて!かっこいいお兄さんがいるよ!」

 

碧の呼びかけに、沙織も反応し2人でテレビを見はじめた。

 

「あら?ほんとねー。」

 

「…こほん。まあ、あっちはあっちでテレビを楽しめばいい。『テガソード様に貢献するため指輪を集めよう会議』続きを始めるぞ。」

 

そうして竜儀が資料をトントンして揃えて、今度こそ会議を再開しようとした時…

 

「こちら、現在Gロッソで開催中『おててつなぎあおう会』主催者の〇〇〇〇〇さんです。」

 

「!?」×6(ゴジュウジャーメンツ)

 

「おー!かわゆい女子アナちゃんこんにちは!握手しよ!とゆーか何しにきたの?握手?サイン?なんでもいーぜ?」

 

「あっいえその、今日はどうしてこのイベントを企画したのかの目的をあなたにお聴きするのと、あとやってきたお客様複数人にこの会の魅力とやってきた理由を聴くつもりであって…」

 

「なんかよくわかんねえけど、俺ちゃんはやってきたみんなにとっちゃヒーローなの!人気故に集まってる。それだけよ!」

 

「画面の向こうのみんなもGロッソに来いよな!俺ちゃんと握手しよーぜっ!」

 

「ばいば〜いっ!」

 

「あー勝手にブイ締めさせられちゃった…いっ!以上!『おててつなぎあおう会』会場から佐々木美津子がお届けしましたっ…!」

 

「くわしくはGロッソのホームページを見ろよっ!」

 

そうして生中継が終わり画面はスタジオへ。

 

「…佐々木さん。ありがとうございました〜…いやぁ、すごい人気ですねえ。」

 

男性アナウンサーがそういうと、横にいた女子アナが…

 

「そうですねぇ。でもかっこいいかもですねぇ…」

 

と、ゾッコンとまでは行かずとも明らかに興味津々な目で中継先の〇〇〇〇〇に目を見張っていたのだった。

 

そしてその一連の流れを見ていたゴジュウジャーは…

 

「なんであのような男が、老若男女の注目を集められるのだ…?」

 

「全くだよ竜儀。リクオニストと同じくらい…いや!あんな男よりは確実にいるよ、僕のほうがね。」

 

「角ぽよ。わしもパーリーピーポーになったら、あんなふうになれるのか?」

 

「そういう話今してないでしょ。禽じい…」

 

「ハッ、くだらねぇ。ただのいけすかないあいつに踊らされてるだけだろっつの。」

 

「とりあえずGロッソの情報探ってみようぜ。何もないところから始められねぇだろ?」

 

真白が珍しく現実的な提案を出したところで、今回はここでおしまい

 

つづく




ゴジュウジャー、追跡せよ→国際警察、追跡せよ→快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 2話サブタイトル

テガソードの里のメニュー表に書いているイメージ。
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