ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○ 作:国士となるもの公式ss
ユニバースアカレンジャー、〇〇〇〇〇がGロッソでイベントを行っていることを知ったゴジュウジャーたちは、Gロッソへ急いだ。
「禽じい走って!走らないと会場の入り時間に間に合わないわよっ!」
「角ぽよ、待っとくれ〜…」ゼェゼェ
「吠っちもちゃん陸も竜てゃも…若いもんはいいのぉ…(譲二に戻って)」
「わわ、禽次郎さん!ゆで卵食べて食べて!でもって流し込んでください!急いでるんですから、我々は!」
「すまんのぉ… バクバクパクパク よし…!戻ったぞ!(禽次郎の姿でピース)アゲアゲ〜♫さぁ、いこう!」
そのあと、会場に到着したゴジュウジャーたち。
「ここか。あいつのいたところは…」
「懐かしいなぁ、僕もこんなステージで踊ってたの思い出すよ。」
思わずスーパーアイドルだった頃の記憶が蘇る陸王。
感慨にふける中、会場アナウンスが聞こえる。
「『おててつなぎあおう会』会場昼の部まもなく開演になります。チケットをお持ちの方はお急ぎください。当日券もございます…」
「いっけねぇ、俺たち入らなきゃ行けねぇんだった!お前ら行くぞ!」
吠たち5人は慌てて会場入りする。
携帯の電源はお切りください、など一通りのアナウンスが聞こえる。
そして、幕が開く。
たとえライバルであっても舞台の興奮故か自然に拍手してしまうのは、彼らも例外ではないようだ。
すると、まずは怪人がでてきた。
「俺様は狼男だ〜。みんなを食ってやるぞー…」
「いいゃみんなを食べるのはこのライオン男様だ〜。百獣の王をなめるなァァ…」
出てきた怪人は赤黒い狼とくすんだ青のライオンを模した怪人の2匹。
「ねぇ、なんか見たことあるねこんな変な狼…」
「俺もなんかあのライオン、初めて見たとは思えねぇ。」
「吠っちとちゃん陸がいうようなそんな感じっこには見えないが…まぁ気にせずお二人とも、まだ怪人が出てくるようだぞ!」
まぁ気にしてもしょうがないか、と2人は切り替えて、〇〇〇〇〇が出てくるまで引き続きショーを見る方向に専念した。
「わがはいは眩しい黄色が映えるティラノサウルス男。お前たちを食ってやろうかぁア!」
「…これ。もしかして…」
「ワシはドブグリーン色がイカす鷲男!みんなを捕まえてさらってやろうぞ!」
「吠っちとちゃん陸の考え、間違いじゃない感じっこだ!」
ウルフ、ライオン、ティラノサウルス、イーグルの4匹の怪人が、客席に唸りをあげる。
そして舞台袖から、ヒーローショーらしくお姉さんが出てきた。
しかしほぼ間違いなく自分のイメージを損なうような行為をされた4人はまるで楽しくなさそうな顔をする。
唯一選ばれなかったとはいえ、知り合いをネタにされた角乃も、喜ばしいはずがなかった。
そんな彼らをよそに、ヒーローショーのお姉さんが大声で呼びかけた。
「みんな大丈夫ー?このままだとみんな食べられちゃうねー?じゃあみんな、お兄さんを呼びましょう!」
「お姉さんに続いて大きな声で呼ぼうね、せーのっ!」
「〇〇〇〇〇〜っ!」
客席に響いた声は、ゴジュウジャーたちにとっては忌々しいアイツの声だった。
「あれあれー?聞こえないぞ〜?もう一度〜?せーのっ!」
「助けて、〇〇〇〇〇〜っ!」
より客席に大きくアイツを呼ぶ声が聞こえる。それが何回か繰り返され、ついに…
「〇〇〇〇〇〜っ!」×ゴジュウジャー全員
ついにゴジュウジャーたちも、ヤケになって〇〇〇〇〇と名前を呼んでしまった。
すると、突如ショーのスポットライトが一ヶ所に集まり…
「待たせたな!みんなぁ!」
闇を切り裂くような、といえば聞こえはいいが、どちらかといえば割り込むような、そんな明るくうざったい声が響く。
そしてスポットライトが照らすステージから、ポップアップの形で1人の男が現れ、決めポーズ。
「待たせたな、俺ちゃんがみんなを助けてやるよ!」
「エンゲージ!」
センタイリング!
~~♫ パンパンパンパンッ
~~♫ パンパンパンパンッ
~~♫ パンパンパンパンッ
~~♫ パンパンパンパンッ
「はあっ!」
テンテンテ テレテテテン ゴレンジャー!
そんないかにもな決めポーズで現れたのはユニバースアカレンジャーに変身した〇〇〇〇〇なのは、ゴジュウジャーたちの誰から見ても明らかだった。
「あいつがここまで人気を集められるとは思えん…」
竜儀の呆気に取られた顔が、全てを物語っていると言えよう。
つづく
突撃!!Gロッソへ走れ→突撃!!球場へ走れ→バトルフィーバーJ(の、1話のサブタイトル)
Gロッソの中で掲示されている広告にしれっと紛れ込ませるイメージ。ピカんと光った後に、吠たちがGロッソにドタドターっと走って向かうイメージ。