ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○   作:国士となるもの公式ss

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第14話 青き若獅子はみんなを愛し、愛される

人気対決!ナンバーワンバトル!ラウンド2! Ready Go!カーン

 

「こんどは俺ちゃんとお前が変身して注目を集めようってか?おもしれぇ。やってやるよ。」

 

ステージの上で〇〇〇〇〇は陸王を睨みと怪しみのある笑みを浮かべて軽口を叩く。

 

「じゃあ、早速始めようか。変身したらスタートだよ。」

 

〇〇〇〇〇と陸王は腕を伸ばしたり、ジャンプしたりして身体を慣らす。

ある程度運動をして体があったまれば、いよいよ開始だ。

 

「「さて、行くか(行こうか)…」」

 

「「エンゲージ!!」」

 

センタイリング! クラップユアハンズ!

 

(拍手略)

 

ウォー ウォー ウォッウォー ウォー ゴジュウレオン!

 

テンテンテ テレテテテン  ゴレンジャー!

 

2人のヒーローに観客席は、またも熱狂に包まれた。

 

「さぁ、おいで!ユニバースアカレンジャーに握手されたいなら、どうぞっ!」

 

「僕はみんなのゴジュウレオンだよ!今この時は、どこにも行かないよ!」

 

「握手希望の方は一列にお並びください。繰り返します…」

 

アカレンジャーに握手を求める列と、ゴジュウレオンに握手を求める列。

 

本来はアカレンジャーの独壇場なのだろうが、ゴジュウレオンの中身陸王が元スーパーアイドル故だろうか、彼の列も同じくらい…いや、多少彼の方が熱狂度は上のようだ。

 

マスク越しでも気は抜いてないよ、と言わんばかりに、しっかりと握手やサインで2人は応える。

 

「よしよし、いい感じで集まってきたな…」

 

「でもな、陸王くん。ここらでまた俺ちゃんの注目を引くエサになってもらうぜ…お前の人気もここまでだ」

 

マスク越しに先ほどの素顔で対決した時と同じようににやりと笑う〇〇〇〇〇。

 

すると…

 

「そこだ!」

 

ピシュン!

 

「いってえ!」

 

アカレンジャーの手の甲を、何かが打つ。突如走る痛みに、アカレンジャーは右手を振るわせた。

 

アカレンジャーが横を見ると…

 

レオンバスターを携え、決めポーズをする陸王がいたのだった。

 

「元アイドル野郎…てめー!なにしやがる!たまたま俺ちゃんのファンが変わるタイミングだったから良かったものを!」

 

〇〇〇〇〇の怒りの抗議をするりと交わすように、陸王は尋ねる。

 

「あれ?その指輪、前はめてたのと違うね。どうしたんだい?似合ってるね。」

 

「あ。これか?そうだろ?わかってんねー。これはGロッソセンタイリングで…あっ!」

 

アカレンジャーは慌てて口を押さえた。

 

「…っ!てめぇ!図ったな!」

 

「そんなのここのオーディエンスが許すと思うのか!?」

 

「そうだろ!ファンのみんな!」

 

オーーーッ(客席が歓声に包まれる)

 

「…それが指輪の能力?」

 

「…あっ。」

 

陸王はやれやれ、という顔を一瞬したものの、諭すように語り出す。

 

「僕のアイドル時代だって多くのリクオニストがいたけど、誰もが僕を推してくれるわけじゃなかった。」

 

「いろんなアイドルがいて、応援してくれる。」

 

「その一人ひとりに、ちゃんと意味があるんだよ。」

 

「僕はそのすべてに一喜一憂できることが、何より嬉しいんだ。みんながみんなリクオニストになってくれるのに越したことはないけど、無理に集めるなんてことをしたら、自分に嘘をついてしまうだけ。自分の実力を最大限発揮して、その上でファンを増やしていきたい。それがこの僕、百夜陸王のポリシー。」

 

「だからね、そんな卑怯な手は使わないで、正々堂々、勝負してほしかったんだ。それだけのことだよ。ごめんね。」

 

「…んだよ。俺ちゃんの心を動かさせさせやがって…」

 

アカレンジャーは後ろを向いて、降参の白旗をあげるようにつぶやいた。

 

「『…扇動〈アジテーション〉』。陸王にみんな、行け。」

 

するとアカレンジャーを求める列はゴジュウレオンの方に行った。

 

結果は陸王・もといゴジュウレオンの逆転勝利に終わったのだった。

 

Winner! ゴジュウレオン! カンカンカーン

 

アカレンジャーはパチ…パチ…と静かな拍手で讃える。

 

「これで引き分け…か。」

 

「〇〇〇〇〇さん、貴方のパフォーマンスもよかったよ。」

 

2人はお互い歩み寄って握手を交わ…

 

すと思ったが…

 

「だがそれはそれ。これはこれだ。」

 

ユニバースアカレンジャーは握手をしようとするレオンの手を払いのけると、舐め腐るような身振り手振りで観客に呼びかける。

 

「お互い引き分けじゃつまらねぇ。だろ?みんな?」

 

「俺ちゃんはお前の指輪含めたおめーらゴジュウジャーの指輪が欲しい。」

 

「陸王は陸王で、俺ちゃんの指輪が欲しい。だろ?」

 

「俺ちゃんはな、仲良くなったからって指輪争奪戦をすぐ降りるほど安い男じゃねえんだ。」

 

「つまり!」

 

「泣いても笑ってもこれがこのショー最後の戦いだ!お前が勝ったらこの『シアターGロッソセンタイリング』くれてやる!!しかし、俺ちゃんが勝ったらお前の指輪、全部俺ちゃんのもんだ。」

 

「わかったよ。これが百夜陸王、シーズン3だ!」

 

つづく




みんなを愛し、愛される➡︎愛し➡︎アイシー➡︎デンジ犬アイシー➡︎電子戦隊デンジマン
サブタイトルは普通。
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