ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○   作:国士となるもの公式ss

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第23話 時を飛び越え再々対決?! 〇〇〇〇〇VS熊手真白

第2Round!販売対決!

ルール:プールに相応しいドリンク・フードを販売し、より売り上げた方が勝者となる。

 

先行:熊手真白

「さぁさあいらっしゃい!俺様特製ハチミツマシマシパンケーキ!今ならキャビアもトッピング!お値段たったの…50000円だ!」

 

「今なら20000円でトロピカルドリンクもつけるクマ〜!お得クマよ〜!」

 

「は?俺ちゃん豪勢なもの好きだけどよ、そんなもの売れるわけねぇーだろ。ましてy」

 

しかし、〇〇〇〇〇の舐め腐りに対して、そのパンケーキは売れる売れる。

 

「あら…以外といけるわね。なんでかしら、このクリームとハチミツのこってりした甘さをキャビア本来の塩加減がきゅっと引き締める…ともいうのかしらね…」

 

気づけば、審査員の女性以外にも、いかにもな金持ちまで買い求めてくる。しかも真白の仲の良いお得意様だった。

 

「オー!このフワフワ生地、ベイク具合、最高ネ!」

 

「ナイス!マシロ・クマデ!また作ってくれヨ!ジュースも美味シーヨー!」

 

かくして真白のパンケーキとトロピカルドリンクは、あっという間に売り切れた。

 

後攻:〇〇〇〇〇

「結局いつの時代もシンプルがナンバーワン!焼きそば!唐揚げ!フランクフルト!甘いものもあるよ!パンケーキ!かき氷!トロピカルジュース!」

 

安く、その上で手広く売り上げることを目的に動いた〇〇〇〇〇は、とにかく右往左往し、なんとか買ってもらう。

 

しかしそのまま販売しては、疲れてしまうし、当然彼の販売額には遠く及ばない。そう考えた〇〇〇〇〇は…

 

「発動!分身の術!」

 

「あーっ!ずるいぞお前!」

 

「卑怯クマー!ガルルル…」

 

なんとカクレンジャーの技を自分の身体に適用させ、分身し、プールの外にまで商品を購入させた。

 

「へへーん!これが俺ちゃんの特技よ!つーか、そんなルール決めてなかったもんねぇーだ!」

 

そして、30分後。

 

「ふぅ…疲れた…審査員ちゃん…ジャッジしてくれな。」

 

結果:〇〇〇〇〇 5票 熊手真白 5票

売上:ともに1991万円。

Draw!

 

「いくらあたしがセレブだからって、あんなのにお金払いたくないわ。キャビアて…」

 

「いやわたしは、あんな安物なんてこのリゾートにふさわしくないと思ったわ。」

 

と、それぞれに毀誉褒貶が集まる事態となった。

 

2人はお互い大変だったな、と労うかのように見つめ合うも、またも起きた引き分けの現実を受け止め、次の対決に着手する。気づけば、昼過ぎになっていた。

 

第3Round!フラダンス対決!

ルール:フラダンスを踊り続けたものが勝者となる。

 

「フラダンス?面白ぇ、やってやるか。なぁ、ベアックマ!」

 

「こい、熊手真白!ミュージックスターツ!」

 

そういうと、心地よいハワイアンミュージックが流れ出す。

 

そういうと、どこからともなく柔らかなハワイアンミュージックが流れ出す。

 

プール付きのリゾート施設は、南国特有のまぶしさを残しながらも、空気は不思議なほど穏やかだ。

 

照りつけるような暑さではなく、肌に触れる風がほんのり涼しく、肩の力が自然と抜ける――そんな“ちょうどいい暑さ”。

 

プールの水面は、揺れるヤシの葉を映してきらきらと光り、そのリズムに合わせるように、ウクレレの音色がぽろん、ぽろんと鳴る。

 

低く刻むベース代わりの音に、軽やかなコードが重なり、聴いているだけで心拍までゆっくりになるようだった。

 

その音に誘われるように、〇〇〇〇〇と熊手真白という二人の男が躍動する。

 

〇〇〇〇〇は大きく腕を広げ、波を描くようなゆったりとしたフラの動き。

 

熊手真白は足さばきを細かく刻み、肩と腰を軽快に揺らしながら、リズムを少しだけ遊ぶように外してくる。

 

視線が交わり、どちらともお互いに「やるなぁ」と賞賛するように笑う。

 

言葉はない。ただ、音と動きだけで競う即興のダンス。

 

水しぶきが足元で跳ね、観客の誰かが思わず手拍子を始める。

それが合図のように、ウクレレのテンポがほんの少しだけ上がった。

 

気づけば、夕方になっていた。

 

空は淡いピンクと紫が溶け合い、プールの水面には夕焼けが静かに映り込む。

 

最後のウクレレの音がぽろん、と鳴り終わると、二人は同時に一礼し、競い合っていたことさえ忘れたように、並んで空を見上げた。

 

――そのとき、ふと気づく。

 

さっきまであったはずのざわめきも、手拍子も、気配も、すべて消えた。

プールサイドに並んでいたデッキチェアもなく、女の子もいない。タオルが風に揺れることもない。

 

聞こえるのは水面がかすかに揺れる音と、遠くの風の気配だけだ。

 

二人は顔を見合わせる。

 

「……あれ?」

 

声に出した瞬間、その静けさがおかしくて、2人は思わず吹き出した。

 

つづく

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