ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○ 作:国士となるもの公式ss
吠たちゴジュウジャーは、とある神殿にいた。
「待っていたぞ。ゴジュウジャー…」
「おぃ!テガソード、一体俺たちを呼び出してどうしようってんだ、俺はまだバイト中なんだぞ!しかも時給がとびきり良いんだよ!途中で抜け出したら、俺、俺…」
「吠。テガソード様に対してその発言は不躾にも程があるぞ。気持ちはわかるが、まずは落ち着け…」
「こほん、吠が失礼をおかけしました。テガソード様。お話を前に進めていただけますでしょうか…!」
相変わらずやや不敬な吠を、竜儀が諌め、話を先に進める。
テガソードはあぁ、そうだったな、というような反応を見せて、頭を抱え、こう話を進めた。
「指輪が…ないのだ…」
「「「「「え?」」」」」
ゴジュウジャーたち5人は、急に何を言い出すのか、という顔でテガソードを見る。
テガソードは今にも項垂れそうな、珍しい声色でこう続ける。
「私はお前たちと契約した時、指輪争奪戦で指輪を集めるものに願いを叶えるといったな。」
「だが、その指輪は、ただ50あるわけではない。この世にはまだまだ指輪が眠っている…それは正しいものが集めて願いを叶えれば、その者に溢れんばかりの富と幸福をもたらす。が、悪に渡ってしまえば、おそらくきっと…世界は滅んでしまうだろう」
「その指輪のうちの複数…少なく見積もっても16個の所在がわからなくなっている。」
「それが厄災かブライダンかお前たちとまた異なる指輪の戦士か…私にも分かりかねるが、少なくとも、誰かの手に渡っているのは確かだ。すまないゴジュウジャー…私に手を貸してくれ…集めた指輪は…集めたゴジュウジャーに譲渡するとしよう…だがそれを全て集めるかどうかは…まだその先の話だ。」
テガソードはいつになく弱々しく告げた。
そこに黙っているゴジュウジャーではなかった。
「ったく!しゃあねえな。待ってろテガソード。俺が全部指輪を集めてやるよ。」
と、吠が素直じゃないような、素直なような、どちらにでも取れそうな声で言うと、
「待って吠くん。君だけに手柄は横取りさせないよ?」
と陸王がキザに静止。
「わしもじゃ!まだまだ若いもんには負けんぞ〜い!ほい、イッチニ、イッチニ!」
禽次郎は、若い身体を存分に活用しようとラジオ体操を始めてみせた。
「ハイクラス&ラグジュアリー名探偵の推理力、見せてあげる!」
角乃はどこからか取り出した探偵道具を自慢げにかかげて見せる。
「うぅ…テガソード様に曇り顔はお似合いになりません…っ!私爆神竜儀、すぐに指輪を集めてまいりますからねっ…!」
竜儀は涙を流し、誰よりもテガソードに固く約束するように涙ながらの声で誓った。
テガソードは感極まった涙と溢れんばかりの喜びを隠すように、
「お前たち…」
と噛み締めたように彼等を見つめる。
「改めて頼んだぞ…ゴジュウジャー!」
そして吠たちゴジュウジャーは、差し込む光によって
テガソードの里に戻される。
「あれ…?俺たち、さっきテガソードの神殿にいたんじゃ…」
吠が頭を掻くと、喫茶店の机に手紙が書いてある。
〜
吠、陸王、竜儀、禽次郎 角乃
唐突な試練を課す形になってすまない
指輪を探して見つけ 頂点を目指せ 尚 私の見た手では
特定の指輪の戦士は設けていないが
ここまでないと
誰かが持ち去っていると考えるのが
妥当だろう
かといって
どこに存在するのかも
わからないのが
現時点での実情だ
かつての対戦では
バランスよく
世界各地に
分配していたつもりなのだが
それが今や
どこかへ消え
私も預かり知らぬ状態になってしまった
それが現状だ
指輪が選んでいるのか
もしくは誰かが我が物にしているのか
それはわからない
お前たちの試練達成を祈る
テガソード
〜
テガソードからの手紙を読んだ5人は、立ち上がる。
テガソードを救うため、
そして指輪を集めるため–––。
つづく
冒険の始まり➡︎レッドファイヤー 冒険の 始まりさー♪➡︎魔法戦隊マジレンジャー
俺たち本気(マジ)!➡︎俺たち メガ メガ メーガー➡︎電磁戦隊メガレンジャー 本気はマジレンジャーから
ゴジュウジャーあるあるとして身近なものに書いてあるサブタイトル。今回は神殿の柱にそう読めるようになっているイメージです。