ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○   作:国士となるもの公式ss

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第4話 結集、ゴジュウジャー!と謎の洋館 潜入編

ゴジュウジャーたちは昨晩急に現れ消えた謎の男の行方を本格的に調査開始。

 

昨日のことを会議する形で振り返る。

 

吠が陸王に尋ねた。

 

「陸王、昨日の手に取った指輪のことを覚えてるか?」

 

「ううんと僕たちの集めたリングと同じ見た目だったかな。あまり覚えてないけど…」

 

吠はもしやと思い陸王の匂いを嗅ぐ。

 

「吠くん!?何を…!?」

 

「どうにも匂うぜ。陸王のとは違う。いけすかねぇ甘ったるい匂いがな!」

 

吠のナンバーワン嗅覚が、陸王の手に確かに残った匂いから、男の特徴を探ろうとする。

 

「じゃあ私は、足跡を辿ってみるわ。」

 

角乃はハイクラス名探偵の本領発揮ねと言わんばかりに張り切って見せる。

 

そしてなんやかんやあって吠たちはどうにも怪しい洋館に辿り着いた。

 

「ここがあの男のアジトだってのか…?」

 

吠は不快感に顔を歪ませる。

 

「おい。ちょっとここ…」

 

「シイッ、吠くん。何か聞こえるから黙ってて。」

 

陸王のナンバーワン聴覚が洋館から微かに聞こえる音を感じ取り、吠たちを怪しげな洋館の中に一歩また一歩と進ませる。

 

そして入り口の扉の前まで来た。

 

その扉のたてつけはとてつもなく悪く、そのために隙間から中を覗く必要があるのだがその隙間はとても狭い。

 

「こうなったら私のナンバーワン怪力で…!」

 

竜儀は歯を食いしばりながら扉を開ける。

 

「うぬぬぬ…禽次郎さん、お願いします!」

 

「ほいきた!僕に任せろ!」

 

そして禽次郎がナンバーワン視力を使い、扉の向こうを覗く。

 

「おぉお!見えるぞ竜てゃ!何か研究室って感じっこだな!」

 

「うわあっ…はぁ…はぁ…」

 

数分という短い時間だったが、洋館の中を確認できたのだった。

 

「けどどうするんだ?竜儀のバカ力でも開けられるのは数秒が限界なんだろ?」

 

「バカ力とはなんだ、吠。私に対してもそしてテガソードに対しても無礼だぞ?」

 

「あぁ?バカ力はバカ力だろ。最初に会った時もピアノバカみたいにかついでよ。」

 

「なに?…躾が足らんようだな。せめてテガソード様には謝れ。さもなくば…」

 

「やるかテメェ!」

 

「ちょ、2人とも待って待って!」

 

吠と竜儀が今にも喧嘩が始まりそうな、そんな時…

 

バタン(重い扉が開く音)

 

「俺ちゃんのところで見苦しい真似すんじゃねえよ!ここ、俺ちゃんち!」

 

「あーー!君は!」

 

禽次郎の大きな声に対応して、喧嘩寸前だった吠と竜儀も、止めようとしていた陸王と角乃も、男の方を見る。

 

「あっ…お前らは昨日の!」

 

男はばつが悪そうな顔をしたあと、

 

「つーかなんだ?お前らよ。俺ちゃんに何かあるならノックをしてからこいっつんだ。用がないなら帰ってくれ。あ、でも…」

 

やや機嫌が悪そうにアピールするかのような声色で、そう告げた。

 

すると…

 

「思い出した!角乃ちゃん、こいつだよ!」

 

陸王がハッとしたように口を開く。

 

「そういや確かに、おとといあんたと似たような顔の人に出会って、手観察されたのよね。」

 

「ん?んんんー?なんのことかなー?俺ちゃん、わかんねぇーなー。」

 

男はばつが本格的に悪くなってきたのか、目を泳がせ後退りしその場を離れようとする。

 

「待ちなさい!あなたにテガソードの里についてきてもらうわ!吠!竜儀!」

 

「ワオオオォーーン!」ガシッ

 

「いやさか!」ガシッ

 

先ほどの喧嘩はどこへやら、吠と竜儀は男の両脚につかみかかり、自由を効かなくさせる。

 

「おめぇら、喧嘩してたんじゃ…?!」

 

「へっ、俺たちを甘く見たな?」

 

「貴様から情報を聞き出すためには、協力して嘘もつかなくてはな。テガソードの無礼も、嘘だと知っていれば怒るに足りん。少しの間だ。痛くはしない…じっとしていろ。」

 

「さぁ。おとなしくしなさい。いっぱい話を聞かせてもらうわ。」

 

「そうじゃそうじゃ!」ガシッ

 

「ごめんね、僕がこの手を考案したんだ。少しの時間だからね?」ガシッ

 

男は吠たちゴジュウジャーメンバー4人の男に両脚に掴み掛かられ、完全に吠たちの言いなりになろうとしてたが…

 

「ぐあーっ!暑苦しいったらありゃしねぇ!離れろ!きもっちわりぃなあ!」ブンッブンッ

 

男の怒りは、吠を振りほどく。

 

「「「「うわああっ!」」」」

 

「ウソ!」

 

「俺ちゃんをバカにしやがって…せっかくこの指輪で夢が叶うと思ったのに!」

 

男はゴジュウウルフと「50」の数字が描かれたリングを持ち、強い睨みを効かせる。

 

「エンゲージ…!」

 

そしてリングを装填。

 

「まさかあいつも…!」

 

しかし彼の持つテガソードは、他の戦士とは違う、ゴジュウジャーたちと同じ金色のそれであった。

 

つづく

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