ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○   作:国士となるもの公式ss

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第5話 結集、ゴジュウジャー!と謎の洋館 邂逅編

「エンゲージ…!」

 

男は吠たちを睨みつけ、テガソードを手にした。

 

「まさかお前も、指輪の戦士だったのか…ってあれ!お前…」

 

吠は驚愕した。残りの陸王たちも。

 

男のもつテガソードは、ユニバース戦士の持つ、銀のテガソードではなかった。さらにはテガソードを左手で持つ。

 

いつも右手のユニバース戦士を見てきた彼らにとっては、衝撃の連続であった。

 

まるで金色の絵の具でペイントしたような質感。どこかおもちゃのような雰囲気を纏わせる。

 

センタイリング!

 

〜〜♫ パンパンパンパンッ

 

〜〜♫ パンパンパンパンッ

 

〜〜♫ パンパンパンパンッ

 

〜〜♫ パンパンパンパンッ

 

「はあっ!」

 

男が手を16回叩き、右手を前に突き出す。

 

そして胸を張ると、

 

テンテンテ テレテテテン ゴレンジャー!

 

男は真っ赤な太陽を仮面で全身に受け止めそうな赤いヒーローに変身した。

 

そして…

 

「お!?え!?まさか!?」

 

「おおおー!やったぜ!俺ちゃん変身できちまったよーー!」

 

自分の顔をペタペタ触りながら、ひとり変身の興奮に酔いしれる。

 

男は赤いヒーローの状態で、呆気に取られる吠たちを煽るようにバンザイしながらジャンプしたり、くるくる回ったりして見せる。

 

そして

 

「なぁなあ、そこのお嬢ちゃん。どう?似合ってる?かっこいい?」

 

さりげなく紅一点の角乃にアピールすることも忘れない。

 

「え…ぁ…まぁ…うん…そうね。似合ってるわよ。」

 

角乃は滲み出る彼由来のうざったさから視線を背けるようにしながら、なんとか表面上は褒めて見せる。

 

「やったぜ!これで俺ちゃん、名実ともに指輪争奪戦復帰だな!」

 

謎の男がウキウキしているところに、うざったい男のアピールに耐えかねた吠が声を荒げて訊く。

 

「もしかして、あんたも指輪の戦士の1人だったのか!」

 

男はウキウキをピタッと止め、やや低めな声色になってこう返した。

 

「そうかもしれないし、そうでないかもしれない。だが結果的には、指輪の戦士…そうかもねえ。いい響きだよなあ、指輪争奪戦ってのあ。」

 

「何言ってるかわかんねえな。」

 

「さっきから無礼な奴だねぇ…じゃあ俺ちゃんが、身をもって教えてやるよ。俺ちゃんの強さをな!」

 

「どうせおめえらも指輪の戦士なんだろ?わかってたさ。だって、じゃなかったら、指輪をつけなきゃおかしーもんな?」

 

そんな男の睨みを効かせた言葉にも、吠は一切引かない様子を見せる。

 

「お前が何の指輪の戦士だかわからねえが…その指輪をかけて勝負だ!赤仮面!」

 

「これはアカレンジャーっつーんだ…覚えときな。狼くん。」

 

「どこまでもムカつく野郎だ!いくぞ!」

 

吠の呼びかけに対応して、残りの4人も指輪をテガソードにはめる。

 

「「「「「エンゲージ!」」」」」

 

クラップユアハンズ!

 

〜〜♫ パンパン

 

〜〜♫ パンパン

 

〜〜♫ パンパン

 

ウォー ウォー ウオッウォーウォー

 

ゴジュウウルフ!レオン!ティラノ!イーグル!ユニコーン!

 

「あの姿は…まあいいや!フン!」

 

謎の男、もといアカレンジャーは、5人をやっつけると言わんばかりの大立ち回りを見せる。

 

「やるなぁ、お前ら!だがその勢いがどこまで続くかな?」

 

「ふっ、お前こそ!」

 

「おう、言い返すとはやるねぇ!だが…」

 

「鞭〈ビュート〉!」

 

アカレンジャーはそういうと50メートルはありそうな紐を手の甲から伸ばすと、

 

「やめて…んっ…離してよ!」

 

「角乃ちゃん!」

「角ぽよ!」

「「角乃!」」

 

ゴジュウユニコーンをいとも簡単にとらえ、手中に納めてしまった。

 

「なあ、俺ちゃんと一緒に幸せになろうぜ?もちろん、辛いのは今だけ。あとは、ほんとに幸せさ。」

 

「ごめんな?よしよしー。」

 

そういうと謎の男の変身するアカレンジャーは、角乃をやさしく解放し、そばに置いた。

 

「何?なんだったのよ…」

 

だがその限りの優しさで黙っている4人でもなかった。

 

「うおおおおーっ!」

 

ゴジュウウルフ、レオン、ティラノ、イーグルがアカレンジャーに向かって突進する。

 

それをアカレンジャーの中に入った謎の男は…

 

「威勢だけの男は、つまんねぇったらありゃしねえ。」

 

静かにセンタイリングを発光させたと思うと、

 

「爆発〈エクスプロージョン〉!」

 

広範囲にかけて爆発を起こすのであった。

 

「うわあっ!」

 

「何しやがる!」

 

「ちいっ、まだやられねえか。」

 

「今度は大爆発だ!」

 

ダイナマン!フィニーッシュ!

 

そう言って謎の男がユニコーン以外の4人をぶっ飛ばそうとした時…

 

「ここは分が悪い。引け!ゴジュウジャー!」

 

つづく

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