ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○ 作:国士となるもの公式ss
吠たちは爆風に巻き込まれたと思いきや、いつのまにか神殿にいた。
「俺たち…生きてたんだな。」
「僕たちだってそうさ。」
「そうじゃそうじゃ…ピンピンしておるぞ!ほい!イッチニ、イッチニ…これって前もやったな!テヘペロ」
「禽じいそういうのいいから…というかなんだったの?あの男。」
「テガソード様が天国にお導きくださるなら悪い気はしない。あのような下劣な男に倒されるよりは…いやさか!テガソード様ァ〜?どこにいらっしゃるのです〜!?」
竜儀の声に反応してか、神殿でテガソードがひょっこり顔を出す。
「待たせたな。ゴジュウジャー。」
「テガソード、聞いてくれ!俺たち変なものを見ちまった。俺たちと同じテガソードをもってんでもってリングも見たことねえ感じだったし左手に持って…」
「吠落ち着け、お前の悪い癖が出ているぞ…ゆっくり喋れ。」
「いや、しっかり聞き取ったぞ、遠野吠。」
「で、結局あいつなんなのよ!私にめっちゃアピールしてきて、捉えたと思ったら急に離して…」
角乃の声を聞き入れたテガソードは、言うべきか言わざるべきか、という顔でゴジュウジャーたちを見つめる。
「テガソードさま?テガソードさまー?」
テガソード信奉者の竜儀が見逃すはずもなく、話を聞こうとする。
「…あっ。あぁ…すまないゴジュウジャー。こっからの話をすべきかどうか迷っていたのだ。」
「テガソード様の話ならさぞやきっと素晴らしいお言葉に違いありません!さあ、我々にご説明を!」
テガソードは息を整え、謎の男についての話を始めた。
彼は前回指輪争奪戦でもアカレンジャーをしていたこと。
多くの指輪の戦士を下す強者だったが、同時に指輪の女戦士をナンパして指輪をもらう、戦士の名を汚すとまではいかなくとも恥ずかしい奴だったと言うこと。
「まさか生きていて指輪を巡る争いをしていたたとは、私も思わなかった。このテガソード、恥を偲んで頭を下げる!」
「わわわ、テガソード様、お辞めください!」
「そうだ。らしくねえよ、テガソード。ここまで呼び出したからには何かしてほしいんだろ?」
吠の声に、テガソードも頭を90°下げるのを直前でやめ
「あぁ、そうだな…」
と、ゴジュウジャーに改めて試練を貸した。
「あのリングは、お前たちゴジュウジャーを除くすべての戦士の能力が使え、変身することもできると言われる『キャンペーンセンタイリング』だ。」
「ゆけ、ゴジュウジャー。あの男の野望は、指輪争奪戦の風紀を整えるためにも止めなくてはならない。」
「あぁ。もちろんだ、テガソード。俺があいつの指輪をもらってなってやるよ、ナンバーワン!」
「いや、指輪をもらうのにふさわしいのは、テガソードに仕えしもの、私だ!」
「ハイクラス名探偵の私も忘れないでね♫」
「いや、わしはまだ夢を諦めないぞ!」
「僕も忘れないでもらえるかな!」
ゴジュウジャーの小競り合いがはじまる。
しかしその様子を、テガソードは期待を込めた眼差しで眺めるのであった。
「頼んだぞ。ゴジュウジャー…」
そしてある程度時間が経ったころ、ふと頭に浮かんだ疑問を吠がテガソードにぶつける。
「ところで、あのいけすかない野郎の名前は?」
「〇〇〇〇〇だ。改めて頼んだぞ。ゴジュウジャー…」
「〇〇〇〇〇だな、面白え名前してる野郎だ、わかったぜ!」
ゴジュウジャーはまたも差し込む光に吸い寄せられる形で、テガソードの神殿を後にする。
気づけば、テガソードの里にいた。
「おや?私たちは変な洋館にいたんじゃ…?」
ふと見ると手紙が置いてある。
「なになに…」
どうやらおめーら
ゴジュウジャーって言うらしいな
通りでカラフルな奴らだなと
思ったぜ
俺ちゃんは指輪の戦士だ
簡単に指輪を譲るつもりなんざねぇ
丁寧な言い方をすると
あげませんよ
これで満足かい?
叶えたい願いのためには
ここまで言わなきゃな
だからもし戦いたいなら
この手紙を持って
俺ちゃんとここい
いつでも相手をしてやるぜ
あ、けど角乃ちゃんには
やさしくしてあげるよ
ちょ〜っとだけね
そうした手紙には、ご丁寧に洋館の住所も書いてあるのだった。
「〇〇〇〇〇、お前は俺の…獲物だ!」
吠が手紙を読みながら片手で◯をつくるお馴染みのポーズをするのと同時に。
「〇〇〇〇〇、お前は何を考えているんだ?復讐か?戦いたいだけなのか?それとも別の思惑があるのか…?まさか私にも読み取れない意思が存在するとは…」
テガソードはひとり頭を抱えていた。
そしてまた夜は更けていく
つづく
結集、ゴジュウジャー➡︎守護獣➡︎恐竜戦隊ジュウレンジャー(本編にもそんなタイトルありましたよねー)
ゴジュウジャーあるあるとして身近なものに書いてあるサブタイトル。今回は全部普通のサブタイトルのイメージです。