ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーvs〇〇○○○   作:国士となるもの公式ss

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第8話 待ってろよ!囚われの救世主!中編

ゴジュウティラノとアカレンジャー、お互いに一歩も引かない状態が続く中、流石の2人にも疲れが見えてきた。

 

「どうした?息が上がってるぜ、黄色メガネ!」ゼェゼェ

 

「私をここまで追い詰めようとする生意気な奴はお前が初めてだ、〇〇〇〇〇!だがその生意気な口調も、ここで終いにしてやろう。」ハァハァ

 

フィニッシュフィンガー!ティラノ!

 

ゴジュウティラノが息も上がる中、ティラノハンマー50を強く振り下ろそうとした時…

 

「なーんてな。『凍結〈フローズン〉!』」

 

〇〇〇〇〇もといアカレンジャーは、指輪の力を活用し、氷属性の衝撃波を飛ばす。

 

「なっ…!」

 

間一髪でゴジュウティラノが避ける。庭の樹木が、カチカチに凍りつく。

 

「ちっ。よけたか。」

 

「まぁこれを境に教えてやろう。これは『ゴジュウウルフ&ポーラーバージョンセンタイリング』だ!へへ、これさえあればなんでもかちんかちーん!だぜ!」

 

「しかもまだあったりしてw」

 

そういうとアカレンジャーはウルフデカリバーに酷似した剣を召喚した。

 

「あっ、それは俺の!」

 

場外にいた吠が口を挟む。

 

「いやぁ?ちげーよオオカミくん。これは俺ちゃんの作ったやつだ。一緒にすんな、とは言わねぇが、俺ちゃんの方が上だな!」

 

そう言いながらけらけら笑うアカレンジャー。

 

更にその右手には、グーデバーンに酷似した拳型の武器を持っていたのだった。

 

「さぁ、俺ちゃんの逆転と行こうか!はーはっは!」

 

「俺ちゃんはテガソードもシロクマも超えて、唯一無二の神になり、願いを叶えてやるのさ!」

 

そう言って小躍りして煽るアカレンジャーに、

 

ついに、竜儀の堪忍袋の尾が切れた。

 

「言わせておけば貴様…!」

 

ティラノハンマークラッシュ!

 

ゴジュウティラノはアカレンジャーのお腹をアッパーするように、ティラノハンマーで殴りつける。

 

不意打ちゆえにか、舐めプゆえにか流石のアカレンジャーも思いっきり吹き飛ばされ、少し経ってからまた元の場所に落下した。

 

流石に生身じゃない戦闘スーツの状態だから、大きな致命傷にはならなかったが、ここまでの攻撃は〇〇〇〇〇も流石に応えたようだ。

 

「ぶふー…いってえな…やりやがったな!」

 

ずれたマスクを整えながら、彼は怒りをあらわにする。

 

「今度は俺ちゃんがお返してあげるよ!たーっぷりとね!」

 

そういいながら、先ほどの指輪をテガソードそっくりの左手にセットしようとしたところ…

 

「!?」

 

「あれ!?」

 

「ない!?」

 

「俺ちゃんの『ゴジュウウルフ&ポーラーバージョンセンタイリング』がないっ!」

 

確かに右手にはめていた指輪を無くしたことで、さっきまでの威勢はどこへやら、パニックになるアカレンジャー。

 

そんな醜態を見ながら、ゴジュウティラノが話す。

 

「貴様。探してるのはこれか?」

 

「指輪を手にひらひらさせて持ちながら笑うゴジュウティラノの手には、『ゴジュウウルフ&ポーラーバージョンセンタイリング』がもたらされていた。

 

「あっ!それは俺ちゃんの!」

 

「あのとき貴様をふっ飛ばした時、落ちてきてな。テガソード様がもたらした幸運、とも言おうか。」

 

「させるか!それは俺ちゃんの指輪だ!おめーみたいなバカ力メガネくんが手にしていいもんじゃねぇんだ!」

 

「バカ力?聞き捨てならないことをいうな、貴様は。これはテガソード様が私に直々に授かった力だ。」

 

「それに私は、指輪を集める役目を任されている。今更返すわけにはいかんのだよ!」

 

「なにィいいい!」

 

アカレンジャーが、指輪を取られた悔しさと、ゴジュウティラノに対して怒りと、言い返されたことの驚きと、とにかく喜び以外のいろんな感情をないまぜにしたような声で叫ぶ。

 

すると指輪がその声に対して応えるようにまばゆく光るように反応し…

 

煙もモクモク出てきて、全員の視界を阻む。

 

みんなが想定などしていない事態に慌てる中。

 

「ふぅ。」

 

1人の男性が息をつくような声が聞こえる。

 

竜儀のものとも、〇〇〇〇〇とも違う。

 

だがゴジュウジャーにとっては妙に聴き馴染みのある声だ。

 

「待たせたな。お前ら。」

 

「あっ!?」(吠)

 

「いいっ!?」(竜儀)

 

「うっ…?!」(陸王)

 

「えええっ!?」(角乃)

 

「おおっ!?」(禽次郎)

 

そしてまばゆい光と煙が晴れて、見覚えのある派手なローブがはためく。

 

「待たせたな!俺様は神をも超える世直し人、熊手真白!」

 

「おいらは悪魔の取り立て人、ベアックマ〜!」

 

なんと指輪の中から、熊手真白とベアックマが現れたのだ。

 

「チッ!」

 

アカレンジャーは少し驚きこそしたが、すぐに苦虫を噛み潰したような態度を隠さなかった。

 

「よぅ。なんか変な光に包まれて閉じ込められちまったと思ったが…」

 

「まさかそうしたのがお前だったとはなぁ、アカレンジャー!久しいぜ!」

 

「まさか俺様が竜儀に助けられるとは。恩に着る!」

 

「だが、閉じ込めたことはさすがにおかしいって言わなきゃな。なあ、竜儀。」

 

「まあ…テガソード様のためだ!勘違いするな?」

 

つづく

 

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