近藤「・・・・なんていう男だ。あの火の爆発を喰らっていたのに火傷を負わずに戻ってくるとは。」
新撰組員48番「局長!大丈夫ですかっ!?」
近藤「あ、…ああ。なんとかな・・・」
新撰組員91番「おい!救命箱を持ってこい!そこに隠れて手当をさせろっ!」
土方「近藤さん。」
近藤「歳三。大事ないか?」
土方「はい。それよりも近藤さん、血が・・・」
近藤「こんなの擦り傷だ。大した怪我ではない。」
近藤はゆっくりと立ち上がり、亮平を見る。亮平は今闇ヒノカグツチに攻撃を喰らわせている。闇ヒノカグツチも負けずと対峙している。
近藤「・・・凄いやつだ。あの炎弾を受けても無傷で殺り会えるんだ。」
土方「あいつは人間なのか化け物なのか、そのことを考えしまいます。」
すると近藤は土方の方を見て、
近藤「奇遇だな歳三。俺も今そのことを考えていた。」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
闇ヒノカグツチ「キェァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!」
亮平「っ!?」
闇ヒノカグツチの素早い動きに亮平は危ういも走りながらかわすが、闇ヒノカグツチもそれで終わったわけではない。
亮平「くっ、…!ぐはっ!!」
闇ヒノカグツチの尻尾での追い討ちが喰らい、飛ばされる亮平。なんとか立て直すも銅剣に振り落とされ当たる…かに思われたが、銅剣の懐に潜り込み上手くかわすことが出来た。
銅剣が抜かれると闇ヒノカグツチは亮平のいる地面へと突っ込んできた。亮平は右に転がろうとするが民家の壁に邪魔されてしまった。
闇ヒノカグツチ「キェァアアアアアアアアアッッッ!!!」
ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオンッッ!!!!
闇ヒノカグツチの顔が地面にめり込むように埋もれている。亮平は・・・・
亮平「はっ、…はっ、…はっ、危なかった〜。」
無事だった。どうやら民家の戸を開け、中に入り攻撃を免れたようだ。だが、その後から2、3本の銅剣が屋根の上から突き刺さってきたがそれもかわす。
亮平「くそっ、銅剣があるから隙を見て攻撃出来ないじゃないか。」
そう考えていると闇ヒノカグツチの顔は地面から出てきて空へと舞う。これではいつまでたっても攻撃が通せないまま殺られる。
亮平「っ、なら…!」
亮平は民家を出て梯子を使い、屋根に上る。道では民家が並んでいるから行動範囲が狭いと感じたのだろう。だが、
闇ヒノカグツチ「キェァアアアアアアアアアッッ!!!」
亮平「っ!?ぐはっ!!」
上ったはいいが、闇ヒノカグツチが目の前に現れ攻撃をし、亮平を地へと落とした。
亮平「ちぃっ、…先読み出来るかよ。」
亮平は全身傷だらけになりながらも立ち上がる。すると闇ヒノカグツチはまた攻撃からの追い討ちを掛けようとしているっと亮平は感じたのか、その場で刀を構え、そして・・・
ガギィィンッッ!!!!!
闇ヒノカグツチの攻撃を真正面で防ぎ、動きを止めさせた。
亮平「うぐぐぐぐ・・・・・ギチチッ)」
闇ヒノカグツチ「キュルルルルルル・・・・・(グググッ)」
両者一歩も引かず、ただ押し合っている状態だ。すると、
シュルシュルッ…ガシッ!!
亮平「うをっ!?…おわぁああああああああああああああああああああっっ♪!!?」
闇ヒノカグツチは自分の尻尾で亮平を巻きつき、空へと飛ばしたのだ。闇ヒノカグツチはその機会を逃さず亮平へと向かい飛んでいく。
近藤「亮平っ!!」
土方「やっぱりあいつじゃ無理だったかっ!」
新撰組員75番「局長っ!大砲を用意しました!いつでも発射できます!」
近藤「ばっきゃろぉーーーーーーっ!!!」
新撰組員75番「!!?」
先の言うことに近藤は怒り、組員に振り向く。
近藤「今大砲を撃ってもみろっ!!奴に届かないはおろか、民家に当たって大火事が起こしたらどうなるか分かってるのか貴様ぁっっ!!!!」
新撰組員75番「すっ…すみませんでしたぁああっ!!!!」
組員はその場で土下座をした。近藤はそれを見て頷き、再び亮平のいる空を見上げる。
亮平は浮遊感を感じつつ地上から来る闇ヒノカグツチを見る。すると闇ヒノカグツチの頭あたりに黒く光る物体を目にした。
亮平「・・・・やっぱり。頭の冠?に“あんな黒い真珠”・・・・なのか?分からんが、付いてなかったはずだ。」
亮平が注目した所は闇ヒノカグツチの冠?に付いてある黒い物体。確かに、パズドラの炎獄邪神ヒノカグツチには付いてない。
では何故付いているのか亮平は考えようとしたが、闇ヒノカグツチが迫ってきてるためやめた。
亮平「(キンコーン☆)いいこと思いついた。空中にいるから試してみるか。」
何を閃いた亮平。すると体勢を立て直し、拾い刀を刃に変えて構える。
闇ヒノカグツチ「キェァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!」
闇ヒノカグツチも攻撃態勢に入り亮平目掛けて突っ込む。
亮平「いやー、この技一度やりたかったんだぁ♪」
彼らの距離は縮んでいき、そしてーーー、
闇ヒノカグツチ「キェァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!」
亮平「はぁあああああああああああっ!!!!飛天○剣流、龍○閃っっ!!!!!」
キィイイイイインーーーー・・・・
・・・・ピキッ!…ピキキッ!
亮平「ぅお?」
亮平は闇ヒノカグツチの攻撃をされるよりも早く刀を振り落とし黒い真珠?を叩き斬ったのだ。そしてそれはヒビが入って広がっていき・・・・
パキィイイイインーーー!
割れた。
すると闇ヒノカグツチの動きが止まり、闇から究極前のヒノカグツチに戻った。
亮平「よし!これで大丈夫だろ!(多分)近藤のいる場所に戻ろ・・・う・・・・」
亮平は近藤のいる場所を見るが、辺りは青い空で下は街が見える。…そう、只今亮平は落ちている。
亮平「…そうか。俺は今落ちてるのか。・・・・・・落ちてる・・・・・・・キャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!」
今の状況を理解し、悲鳴を上げる亮平。
亮平「いやぁああああっ!!!こんな死に方嫌だよぉおおおおおおおおおっ!!!誰か助けてぇーーー!!!ヘルプミーーーーーーーーーッ!!!!」
亮平は叫ぶ。しかし、誰も来る気配がない(そりゃぁ、空の上だからなぁ。)ままその叫びはただ響くだけだった。
亮平「…あはははは。父さん、母さん、そしてじっちゃん。俺は早くあっち(あの世)に行ってくるよ。…あっちは楽しいかなぁ?安心して過ごせるかなぁ?…アハハハハ。ジメンニタタカレテチヲナガストキッテドンナカンジナンダロゥ?・・・・アァ、ソウゾウシタダケデコウフンシチャウナァ。ウフフフフフフフフフフフ♪」
亮平は目を瞑っていろんなことを口にする。その時、
トサッ。
亮平「・・・・・?」
何かに乗っかっている感覚がし、亮平は目を開ける。
亮平「・・・・・・・・お?」
目の前にはヒノカグツチがいた。どうやらかれの手の平に乗っている。
亮平「・・・ヒノカグツチ。」
するとヒノカグツチは近くの山の神社へと移動し、ゆっくりと亮平を降ろした。
亮平「あ、ありがとう。ヒノカグツチ・・・・さん?」
???(そんなに賢まらなくたって、普通通りで構わない。少年よ。)
亮平「!」
亮平はいきなりの声に辺りを見渡した。だがヒノカグツチと亮平以外誰もいない。
ヒノカグツチ(驚くのも無理はないが、そこまで動揺すると私が悲しいんだが。)
亮平「あっ、…すみません。」
亮平はヒノカグツチの方へと向き謝った。
亮平「じゃあ改めて、落ちているところを助けてくれてありがとう、ヒノカグツチ。」
ヒノカグツチ(いいえ。そなたよりも私の方が礼を言いたい。あの邪悪なものから解放してくれたのだ。ありがとう。)
亮平「そっ、そんな・・・礼をされるようなことは一度も・・・・」
嘘つけ、遠くないところであったくせに。
その時、
ヒノカグツチの身体が突然光りだし、どんどん縮んでいく。光が徐々に消えて見てみると、亮平より身長がちと小さく。くり色の着物に黄色い小川が流れている様に入っており、肩と胸元を見せるような着方である。着物の色に合わせるかのように緋色の長髪に癖っ毛が目立つ綺麗な女性が立っていた。
ヒノカグツチ「ふむ。やはりこっちの方が落ち着くな。」
亮平「( ゚д゚)・・・・・・・」
ヒノカグツチ「?どうした?私の顔に何か付いているのか?」
亮平「え?・・・い、いえっ!そういうことではなく、とても綺麗だなと思ったもので。」
ヒノカグツチ「!」
ヒノカグツチは目を丸くし頬を赤く染めながら亮平を見ている。
亮平「…?どうかしました?」
ヒノカグツチ「へ!?いっいいや!なんでもないぞっ!?/////」
亮平「?」
ヒノカグツチは顔を赤くしながら目をそらす。亮平は何だろうと思いながら首を傾げ、頭の上には“?”がついていた。そのあとの会話は続いていない。
亮平「・・・・・・・・」
ヒノカグツチ「・・・・・・・・・・」
亮平「・・・えーと、ヒノカグツチ?」
ヒノカグツチ「ひゃいっ!?な、なんだ!?」
亮平「(そこまで驚かなくても…)君は何故、あの街を暴れまわったの?」
ヒノカグツチ「いや、あれは私自身で起こしたことではないんだ。」
亮平「本人の意志じゃなく・・・か。(人形のように操られたということか。)」
ヒノカグツチ「そなたは何か分かるか?」
亮平「…いえ。残念ながら・・・でも、ただ分かることが1つだけ。貴女に付けた黒い真珠…多分ですが悪い奴がしたことだと思うんです。」
ヒノカグツチ「黒い真珠?…そんな物が付けられていたのか?」
亮平「え?ええ。・・・知らなかったんですか?」
ヒノカグツチ「うむ。そんな物が付けられていたなんて初めて聞いた。」
亮平「・・・・」
亮平が深々と考えていると、
???「おーい!亮平ー!」
???「何処だぁー!?生きてんなら返事しろぉー!」
遠くの方から多数の声が聞こえてくる。おそらく、新撰組の皆さんだろう。それに気づいた亮平はヒノカグツチに頭を下げ、彼らの元へ行こうとしたがヒノカグツチに止められた。
亮平「どうしたんですか?」
ヒノカグツチ「そなた。亮平と言ったな。」
亮平「えぇ。…何で俺の名を・・・?」
ヒノカグツチ「さっき呼ばれてたではないか。」
そうでしたね。
ヒノカグツチ「私はそなたを気に入った。また何処かで会おうぞ。」
亮平「おっ、おぅ。」
そう言うとヒノカグツチは紅蓮の炎を体の周りを纏い、炎が消えたときには姿はなかった。
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ヒノカグツチと別れた後、亮平は近藤たちの元へ行く。それからは尋問の嵐が明日の日の出まで続いたらしい。
数日後、亮平は近藤に蔵に来るようにっと言われやって来た。
近藤「・・・来たな。」
亮平「近藤さん。俺を呼んだのは?」
近藤「亮平。お前を呼んだのは他でもない。お前にこれを託したいのだ。」
そう言って右手を出したのは、亮平が前に使っていた刀とは違う刀だった。
亮平「・・・これは?」
近藤「この刀は《正宗》といい。鎌倉時代から南北朝時代までの間に生きて活躍した正宗という人物が使っていた刀だ。」
そんな刀がなんでこの蔵に?っと亮平は思う。
近藤「実はこの正宗は我々新撰組が抜こうとしても抜けない物なんだ。」
亮平「え?」
亮平は頭に?マークが浮かぶ。すると近藤は亮平に刀を渡す。
近藤「まぁ抜いてみろ。そうすればわかる。」
亮平「・・・・ふんっ!!」
スパァアっ!!!
亮平「・・・・・・・・・・・」
近藤「・・・・・・・・」
抜けた。
刀が鞘から抜けました。
近藤「・・・(ハッ!)なんとっ!?」
亮平「・・・・抜けちゃい…ました(汗)」
近藤「我々新撰組でも抜けなかった刀がっ!!そんな簡単にっ!!」
亮平「えーとっ・・・とりあえず、納めよっと。」
近藤「戻すんかいっ!?…まぁいい。やはりお前には何かすごい力があるのかもしれないな。」
亮平「からかいすぎですよ。俺は何の変哲のない、普通の人間です。」
近藤「あの龍を倒すぐらいのお前が何を言う。」
キツいところを突かれた亮平。ごもっともですがね。
近藤「・・・亮平。改めて言おう。我が新撰組の組員として入らないか?」
亮平「え?・・・・・・・・・」
深々と考える亮平。そして、
亮平「嬉しい申し込みですが、お断りさせていただきます。自分のいた世界に戻れるまで旅に出たいと思います。ですから・・・・」
近藤「・・・・・・・そうか。なら仕方がないな。」
亮平「本当にすみません。」
近藤「謝るな。お前が決めたことだ。俺はそれを否定しない。」
亮平「近藤さん・・・・・」
近藤「よしっ!なら準備をしなくてはな!」
???「それには及びませんよ。」
近藤「歳三!」
亮平「土方さん。」
突然の声に亮平と近藤は出入り口を見る。そこには壁に背中を預けている土方の姿があった。
土方「亮平。」
亮平「はい?」
土方「お前の旅の荷物は蔵の外にある。」
近藤「歳三、おまえ・・・・」
土方「俺はな亮平、お前を尊敬してる。あの強さがあれば俺たちに敵はない。だが近藤さんの言った通り、お前の決めたことだ。なら俺は何も言わない。とっとと行っちまいな。」
亮平「土方さん・・・・」
亮平は数秒顔を下に向いていたが、決心したような顔を上げ蔵を出る。荷物と刀を持ち、新撰組を出ると後ろから、
近藤「またなぁ!亮平!!」
土方「・・・じゃな。」
新撰組員76番「またなぁあああ!!」
新撰組員41番「京に来る時があったら寄ってくれよぉお!!!」
新撰組員99番「うぉおおおおおおおおおおおっっ!!!」
何やら五月蝿い人もいるが、新撰組の全員が送りをしてくれた。亮平は振り返り、
亮平「お世話になりましたっ!!また会いましょうっ!!」
亮平「さて、行き先のほうだが、決まっている。『長崎』だ。」
亮平は京を出て行き先の長崎のある西へと向かう。あそこには中国への渡り船がある対馬がある。まずそこへ行って海を渡ろうと亮平は考えている。
亮平「よし!行くかぁっ!」
刀を腰のベルトに入れ、脚を動かした。
どうも、前書きでも書きましたが改めて、お久しぶりです。
パズドラのFFコラボ。皆さんは何が出ましたか?
自慢にならないかもしれませんが、僕はセフィロス・ビビ・リノアが出ました。
セフィロスは強いですね。僕が最初にFFシリーズの中でやりこんだのがⅦでした。
おっと、話が長くなりますのでここで終わりにします。
ではまた。