宇宙戦艦ヤマト世界の元からヒャッハー宇宙で地球がこの先生き残るには…… 作:親と兄姉の姿を見て立派に育った未子
星間国家会議が順調に進行していた、その最中。
ガミラス本星宙域に、突如として異様なワープ反応が多数発生。
突如飛来した槍のような無数の細長い構造物が、ほとんど減速することなくガミラス本星へと突き刺さっていく。
デザリアム・ハンマー。
崩壊の迫った天体に落着・展開し、地殻を連鎖的に破壊するエネルギーを打ち込んでその天体の崩壊を早め、崩壊時に発生するエネルギーを資源化し、採取したエネルギーを送り出す機能を持つエネルギー転送装置だ。
降り注いだこの装置によってガミラス星のコアの融解が促進。
ガミラス本星の地表に、次々と赤熱の亀裂が走り、マグマが噴き上がり、都市圏が沈み、空は灼熱の雲に覆われていく。
だが——ガミラス本星には、まだガルマン星への移住を終えていない全人口の一割の市民たちが残されていた。
星間国家会議は、即座に中断された。
誰一人、異論を挟む者はいない。
アベルト・デスラー総統は、すぐさま椅子から立ち上がると同時に踵を返した。
その表情に、迷いはなかった。
デスラーは自らの座乗艦デウスーラⅢ世へ乗り込み、一人でも多くのガミラス人を救い出すため、崩壊しつつある故郷へと向かう決断を下した。
イスカンダル軌道上に展開していたドメル将軍率いるガルマン・ガミラス艦隊も、即座に進路を変更する。艦隊は隊形を崩すことなく、デウスーラⅢ世に続いた。
そしてヤマトもまた、救助を支援するため針路をガミラス本星へと向けた。
役割分担は、瞬時に決まった。
イスカンダル防衛は、地球連邦艦隊と新政ガトランティス艦隊を中心とした各国連合護衛艦隊が担当。
ガミラス本星での救助は、ガルマン・ガミラス艦隊とヤマトが担うことに。
しかしガミラス星崩壊までの時間はあまり残されていなかった。
救助艇が降下し、移民船が発進し、瓦礫と炎の中から必死に人々を拾い上げていく。
だが、崩壊はそれを待ってはくれない。
惑星は、悲鳴を上げるように軋み、割れ、やがて跡形もなく崩壊した。
すべてのガミラス人を救うことは、残念ながら叶わなかった。
取り残された市民たちは、崩壊するガミラス星と共に光の中へ消えた。
多くのガミラス人が犠牲になった。
それでも——退避に成功した移民船団の一部は、イスカンダルへと緊急避難。連合護衛艦隊に無事に保護された。
「ガミラスが……」
ガミラス本星が消滅する瞬間を見届けたデスラーが膝から崩れ落ちる。艦橋にいたガミラスの軍人たちも、皆言葉を失っていた。
だが——絶望は、そこで終わらなかった。
ガミラス本星の崩壊によって発生した莫大なエネルギーを利用し、デザリアムは次の行動に移った。
双子星であるガミラス本星を失ったことで、漂流するようにサレザー恒星系の軌道を逸脱したイスカンダル本星——その巨大な惑星が、眩い光に包まれ、周囲の空間が歪んだ。
「まさか、惑星ごと……」
「ゲシュ=タムジャンプを……」
デザリアムの手で、イスカンダルは強制的に別の宙域へと飛ばされてしまった。
さらに息を吐く間もなく、周囲の宙域に大量のワープアウト反応が発生した。
未知の艦影が多数襲来。
「——ノイズを消去せよ」
デーダー率いる、デザリアムの大艦隊がノイズであるガルマン・ガミラス艦隊を処理するために攻撃を開始。
「ガミラス星を破壊した敵……」
デザリアム艦隊を目にしたデスラーの拳が、震える。
「一隻も残すな」
デスラーが艦隊に向けて発した声は、鋼のように冷え切っていた。
「殲滅せよ!」
ガルマン・ガミラス艦隊は一斉にゲシュ=タムウォールを展開し、反撃を開始。
ヤマトも波動防壁と空間磁力メッキを同時展開し、主砲を敵艦隊旗艦グレート・プレアデスへと向けた。
ちなみに、
「こ、このような記録も予測もなかったはず……」
歴史に残らぬ弱者共(ガルマン・ガミラス艦隊)が全艦ゲシュ=タムウォールを装備している展開。
「まさか大喪失に含まれていた記録の……!?」
通常火力を完全無効化する波動防壁が破られても、今度は空間磁力メッキでビーム兵器を反射するようになるヤマトの存在は、デザリアム側にとって完全に変動予測範囲外の異常事態だった。
一方、デザリアムの手によって強制的にワープさせられたイスカンダルの軌道上に展開していた各国の護衛艦隊は、異変を察知したその瞬間から、ほとんど反射的に行動を開始していた。
イスカンダルが消えた空間に残された歪み。
それは、イスカンダルが何者かによって連れ去られた証拠だった。
各国艦隊は即座に次元跳躍の痕跡を追跡。
そしてイスカンダルのワープ先を特定した連合護衛艦隊は、移送されたイスカンダルへ向けてワープを敢行した。
だが。
ワープアウトした先で連合護衛艦隊を待ち受けていたのは、イスカンダルの軌道上に浮かぶ七つの巨大な影。
それぞれが全長十キロを超える巨大宇宙要塞——七基の自動惑星ゴルバ。
さらに、その周囲には、隙間なく配置された多数の随伴艦隊が展開している。
あらゆる事態を想定した布陣が、完璧に組み上げられていた。
「必要なのはイスカンダルのみ」
デザリアム千年の夢のため、今回の作戦を指揮するメルダーズがゴルバから連合艦隊へと通信を送る。
「ノイズはいらん」
次の瞬間、デザリアム艦隊とゴルバが連合護衛艦隊へと攻撃を開始。
反撃するように、地球連邦艦隊、ガトランティス艦隊、各国の護衛艦隊も一斉に火力をゴルバへと集中させる。
だが、ゴルバの防御は固く攻撃が阻まれてしまう。
こうなったら切り札の波動砲を——と言いたいところだが、地球艦隊は波動砲の使用を躊躇してしまう。
波動砲の使用に忌避感を示しているイスカンダルの前だからだ。
その時、
『……構わん、波動砲を撃て』
クリスタルパレスから事態を見守っていた芹沢副司令から通信が入る。
『責任は私が取る。イスカンダルと各国首脳を守るため、地球連邦軍の威信にかけてイスカンダルに魔の手を伸ばす野蛮な侵略者を殲滅するのだ!』
芹沢副司令の命令に腹を括った地球連邦護衛艦隊は、一斉に波動砲を発射した。
青白い光が、宇宙を裂く。
それに呼応するように、ガトランティス艦隊も火炎直撃砲を転送。
灼熱の奔流が、波動砲と共に七基のゴルバと随伴艦隊へと叩きつけられる。
この攻撃で巻き込まれたデザリアム随伴艦隊の八割が、瞬時に消滅した。
だが——
ゴルバは、なおも無傷でそこに在った。
位相変換装甲が波動砲と火炎直撃砲のエネルギーを相殺し、波動砲ですら通用しないという現実を連合護衛艦隊へと突きつける。
「……波動エネルギーをいたずらに弄ぶ愚か者共よ」
メルダーズは、波動砲を防がれて呆然とする連合艦隊を見下ろす。
「今という時を生きることしか知らぬ貴様たちには、所詮理解できまい」
メルダーズが反撃を指示する。
すると七基のゴルバ下部に格納されていた超巨大砲塔が次々と姿を現す。
「歴史に残らぬ弱者共よ……消え去れ」
四基の通常ゴルバが一斉に超大型重力場収束式β砲を連射する。
赤黒いエネルギーの奔流が連合艦隊を薙ぎ払い、波動防壁を持たぬ艦艇は次々と粉砕され、宇宙に残骸を散らして消えていく。
「忌むべき力を用いた防御壁か……だが」
さらに。
「無限β砲を放て」
三基の無限β砲搭載型ゴルバが、拡散波動砲と同等の殲滅力を誇る無限β砲を解き放った。
無限β砲は射線上で連鎖的に次元境界面を解放してエネルギー爆発を引き起こす兵器だ。
放たれたピンク色の極太のビームが直撃した相手だけでなくその周囲の艦も巻き添えにして撃滅する。
無限β砲の影響で迸る赤い残光——ボラー連邦がウラリアの光と呼ぶ現象が発生し、やがて生き残ったのは、アンドロメダ、ヒュウガ、アスカ。そして、他国の護衛艦が、ほんの数隻。
連合護衛艦隊は、事実上壊滅していた。
――だが。
偶然にも、ヒュウガから発進していた艦載機の一機が放った波動カートリッジミサイルが、ゴルバに直撃した。
波動カートリッジミサイルが位相変換装甲を貫通し、ゴルバ内部に波動エネルギーが流れ込む。
内部が波動エネルギーに対して極端に脆いゴルバは、連鎖誘爆を起こし、そのまま派手に爆散した。
無敵に見えたゴルバに、確かな弱点が存在することが判明した瞬間だった。
地球残存艦隊は即座に武装を切り替える。
波動カートリッジ弾。
波動カートリッジミサイル。
これらの武装の活躍で、さらにもう一基のゴルバを撃破することに成功した。
だが。
それでもゴルバはまだ五基残っている。
さらに優秀な指揮官であるメルダーズも即座に対応した。
波動カートリッジ弾の射線を遮るようにゴルバの周囲を随伴艦隊で固め、例え転送システムを用いても艦載機やミサイルが接近できぬよう対空防御に火力を集中させた。
「デザリアム千年の夢のため……」
さらなる追い打ちをかけるように。
メルダーズはイスカンダルの海に漂着している移民船団を狙い、芋虫のような形状の襲撃戦闘機——カタピラスの大群を放った。
地球艦隊は移民船団や各国首脳を守るため、ゴルバを攻撃できる波動カートリッジミサイルを搭載可能な艦載機をカタピラスへの対応にまわすしかない。
「忌むべき星イスカンダル……その呪われし力は、我らデザリアムの手で管理されなければならん」
波動カートリッジ弾の射線を遮る敵艦隊を波動砲で撃破しようにも、エネルギーをチャージする暇を敵が与えてくれる可能性は殆どない。
「貴様らの命運は尽きた」
ただでさえ敵に迎撃されて数が減っている波動カートリッジミサイルを搭載できる艦載機も、殆どをカタピラス相手に消費させられている。
戦況は絶望的だった。
「ここまでだ」
スターシャ・イスカンダルは、静かに戦況を見つめていた。
軌道上では、イスカンダルを守るために各国の護衛艦隊が戦い、既に多くの命が失われた。
イスカンダルの海上でも、漂着している移民船団を守るため、数こそ少ないが質では圧倒している地球連邦の戦闘機隊やガトランティスのカブトガニのような戦闘機デスバテーターがデザリアムのカタピラスと壮絶なドッグファイトを繰り広げている。
それでも、完全に移民船団への攻撃を防ぎきることはできず、移民船団への被害も拡大している。
「クソっ! 護衛に殲滅打撃群を連れて来てさえいれば、このような事態には……」
その惨劇を、スターシャや各国の首脳たちはただ見ていることしかできない。
本来なら、この星で平和な話し合いが行われるはずだった。
かつて、この宇宙の全知的生命の平穏を夢見て数多の星々に波動砲の雨を降らせる愚行を犯したイスカンダル。
そのイスカンダルの王都が、古代アケーリアス文明の蒔いた種から発生した文明の代表たち——兄弟たちが集う話し合いの場になった。
波動砲とCRSを用いた偽りの平穏などではなく、兄弟たちの話し合いによって実現する真の意味での平穏への道まであと一歩だった。
それでも、イスカンダルの持つ力と技術を求めて彼らが……デザリアムはやって来た。
きっと、これはかつてイスカンダルが犯した愚行の報いなのだろう。
やがて、スターシャは覚悟を決めた。
イスカンダルを明け渡すことを条件に。一人でも多くの命をデザリアムの脅威から逃がす。
それが、スターシャがイスカンダルの女王として決断した最後の答えだった。
無論、悪用されると宇宙に災厄をもたらしてしまうイスカンダルの超技術の数々やサンクテルに保管しているエレメント化した数多の文明の記憶をただ明け渡すわけにはいかない。
退避が完了した瞬間、スターシャはイスカンダルを自爆させ、デザリアムを道づれにするつもりだった。
星ごと。大記憶庫サンクテルごと。
それは、イスカンダルという文明の滅びと、己の死を意味する。
今現実世界にいるイスカンダル人のスターシャや妹のユリーシャは、既に本来の肉体は失っており、その姿はサンクテルのデータバンクから出力されたエネルギー体に過ぎない。
サンクテルが破壊されてしまえば、当然、消滅する運命にある。
それでも覚悟を決めたスターシャは、振り返る。
そこにいたのは、夫の古代守。
そして、その腕に抱かれた、小さな命。
サーシャ。
イスカンダルと地球、二つの星のエレメントを受け継ぐ特別な子。まだ本来の肉体を失う儀式を受けていない彼女はスターシャとは違い、たとえイスカンダルが滅びても、他の星でも生きることができる。
スターシャは、最愛の娘の頬にそっと手を伸ばした。
温かい。
確かに、今を生きている娘の温もりを感じた。
「……守」
愛する夫に、スターシャは娘の未来を託す。
「この子を……お願い」
守は、何も言わなかった。
ただ、強く頷いた。
言葉にすれば、決意が崩れてしまうと分かっていたから。
心残りがなくなったスターシャは、最後に娘を抱きしめた。
短く、けれど、確かに。
「サーシャ……あなたは、生きて」
それだけを告げて、彼女は背を向けた。
そして、スターシャが、デザリアムに自らの決定を伝えようとした、その時。
赤と青の波動エネルギーの奔流が、ゴルバに随伴していたデザリアム艦隊を薙ぎ払った。
各国首脳たちが見守る会議場のスクリーンに映ったのは、イスカンダルへと帰還する艦影。
デスラー砲を発射したデウスーラⅢ世に率いられたガルマン・ガミラス艦隊。
そして波動砲を発射したヤマト。
デーダー艦隊を撃破し、傷だらけになりながらも彼らは戻ってきた。
だが、それだけではない。
イスカンダル軌道上、デザリアム艦隊と帰還したヤマト、ガルマン・ガミラス艦隊のちょうど中央地点。
その宇宙空間が歪み始め、異常な規模の重力震反応が感知された。
その大きさは、自動惑星ゴルバなど比較にもならない。
「……間に合ったか」
宙を見上げた芹沢副司令が、安堵するように呟いた。
「希望の星が」
瞬間、空間が裂ける。
宇宙の闇の向こうから、宇宙そのものを押しのけるように、巨大な何かが姿を現す。
それは、星だった。
だが、自然の星ではない。
人の意思で造られた、直径160キロ以上の巨大な人工天体。
☆☆☆☆☆
第一ホープ・スターの要塞司令部に、ヤマト、アンドロメダ、その他各艦のメンタルモデルから次々とイスカンダルを襲撃した敵のデータが送られてくる。
分析の結果、敵は2205のデザリアムレベルの技術力であることが確認できた。
ゴルバが七隻に増えていたり、2205年のヤマトとの接触後に開発された兵器である無限β砲が既に実装されているのが気になるけど、まあ誤差だ。
少なくとも、今回のデザリアムはこの世界の千年後の未来からやって来た敵ではない。明らかに弱すぎる。
とはいえ、今イスカンダルにいる小規模戦力で対応するのはちょっと厳しいだろう。
あくまで護衛艦隊はSPレベルの戦力だ。正規軍の艦隊戦力とは比較にもならない。
その時だった。
「マスター、アンドロメダから全メンタルモデルに通達です」
アースの声が、意識に割り込む。
「現在イスカンダルに滞在中の地球連邦大統領より救援要請、ならびに、デザリアムなる未知の侵略者を殲滅せよとの大統領令が発令されました」
……来たか。
メンタルモデル同士の高次元ネットワークを経由することで、ここからイスカンダルにいる大統領や芹沢副司令とも、ほぼリアルタイムで連絡をとることができる。
このメンタルモデルの高次元ネットワークへの対策を行っていない時点で、この世界の千年後から来た勢力ではないのがほぼ確定だ。おそらく、原作世界かそれに近しい世界線の千年後、あるいはそもそも千年後から来た勢力ではないのだろう。
なら、話は早い。
圧勝できる敵相手に躊躇する理由はない。
「ありがとう、アース」
僕は椅子から立ち上がり、要塞司令部の管制区画を見渡した。
「人工天体型超巨大宇宙要塞第一ホープ・スター暫定司令官兼、同要塞駐留艦隊司令官として命じる」
実は今回の長距離ワープ試験の間、第一ホープ・スターの暫定司令官はこの僕である。
元々持っていた軍籍と地球連邦内で積み上げてきたコネと実績をフル活用して、無事暫定要塞司令官の座を勝ち取った。
「展開中の第十殲滅打撃群を第一ホープ・スターに収容。これより第一ホープ・スターは、イスカンダルへ向けて長距離相転移次元跳躍を行う」
要塞司令からの命令が下った瞬間、司令部に配属されている人員の空気が変わった。
管制士官たちが一斉に動き出し、艦隊誘導や相転移次元跳躍に向けた最終確認に取り掛かる。
「あとは、惑星移送船と護衛の第九殲滅打撃群にも、僕たちを追ってイスカンダルに来てもらおう。デザリアムを駆逐した後、イスカンダルを移送する船が必要だからね」
「了解ですマスター。第九殲滅打撃群のイオリアにも連絡しておきます」
これで、準備は整った。
現在第一ホープ・スターがいる宙域は、デザリアムによって天の川銀河中心付近に移送されているイスカンダルとかなり近い。
相転移次元跳躍ですぐに向かえる距離だ。
その時、
「マスター……」
アースが決意に満ちた表情で視線を向けてきた。
「ユリーシャお姉さんを……絶対に、助けましょう」
ユリーシャを助けたいという強い想いを感じた。
……ああ。
正直に言えば。
最初は、僕と地球の平穏にあまり影響しないから、別にイスカンダルをそこまで助けたいとは思っていなかった。
むしろイスカンダルが消滅すれば、イスカンダルに配慮しなくてよくなるから、波動砲艦を大量生産できてラッキーぐらいの軽い気持ちだった。
「そうだね、アース」
でも。
イスカンダル人のユリーシャと関わるようになって、時には価値観の違いで言い合いになって、それでも、互いに少しずつ歩み寄って……
気づいたら——仲の良い友人になっていた。
「助けに行こう。ユリーシャを」
仲良くなった彼女と、もう二度と会えなくなる結末。
……それは、なんだか嫌だった。
「全艦隊収容完了。第一ホープ・スター、恒星間航行シークエンスに移行します」
「第一ホープ・スター……相転移次元跳躍」
あと、いきなり殴りかかってくるハゲのデザリアムと、仲の良い美人のイスカンダル人。
どっちを助けたいかなんて、考えるまでもない。
だから僕は神様から授かったこの力を使って、僕が助けたいと思ったイスカンダルを、全力を賭して"救済"することに決めた。
救済の意味をはき違えているイスカンダル人に、本当の救済ってやつを見せてやるぜ!
「目標——イスカンダル」
IF展開……もしも、ヤマトの護衛が殲滅打撃群だった場合
デザリアム「デザリアムハンマーでガミラス星を粉砕してワープエネルギー調達します!」
芹沢「デザリアムハンマーはパラドックス級の無限イーターですべて撃滅だ!」
デザリアム「な、ならばデーダー艦隊で……」
芹沢「デザリアム艦隊は、十連装インフェルノ・カノーネと五千隻の波動砲で殲滅!」
デザリアム「ゴ、ゴルバ七基なら流石に……」
芹沢「ゴルバごときパラドックス級超巨大戦艦の破滅砲七連射で終いだ!」
〜2205完
次回『希望の星対自動惑星』
マザーデザリアム「所詮千年前の技術で建造された要塞など、デザリアム千年の夢が詰まったゴルバの前では無力な代物よ……」
メルダーズ「であれば、この戦い……」
マザーデザリアム「ええ、ゴルバの勝ちです」
最強要塞の戦跡、宇宙に刻む!!
ガトランティス人は人間じゃないクローンのまま? それともバグって蛮族化?
-
愛など不要! クローンのまま
-
愛……愛愛愛愛ぃー ヒャッハー蛮族化