この素晴らしい陰の実力者に祝福を!   作:魔力はどこだ!魔力ゥゥ

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初です。


この素晴らしい陰の実力者に祝福を!

僕には夢があった。

きっかけはあまり覚えていないが物心のつく前から、『陰の実力者』に憧れていた。漫画、アニメ、小説、何であっても、それが陰の実力者ならばよかった。

皆を救う英雄でもなく、世界を支配し民を恐怖させるような悪でもない、物語の陰で実力を見せつけるもの、それが僕の憧れだった。

子供の時は良かった。皆、何かに憧れて夢を持っていたから他人の夢を否定したりせず共感してくれた。

でも、成長していくにつれて現実を知っていく。

この世界には特別な力などなく、自分はただの人間だ、そうして夢を諦めていった。

 

しかし、僕はそういった周囲と違って諦められなかった。僕にとってのそれは一時の熱ではなく、僕を突き動かした。

空手、剣道、ボクシング、総合格闘技、僕は様々な武術を学び、精神を身体を鍛えた。

普段は成績、運動共に普通の人畜無害なモブを演じ、日常の裏側では、常に鍛練を繰り返し、来るべきその日まで実力を隠し続けた。

 

そうやって鍛えていくなかで僕は気づいてしまった。

こんなことをしても意味がないのだと。

いくら身体を精神を鍛えたところで、精々、不良をボコれるくらいだ。

軍人や戦車に囲まれたら勝てない。

格闘技世界チャンピオンだったら勝てるかもしれない。

けど、肉体を鍛えるのには限度があるのだ。

空から核が落ちてきたら蒸発してしまう。

それが人間の限界なのだ。

でも僕の憧れた陰の実力者は核なんかで蒸発しない。

それでは、必要なものは何だろう。

 

何者にも負けない技術か?

この世全ての知識か?

それとも無尽蔵のスタミナか?

 

違う。そんなものじゃないのだ。

もっと超常的な力が必要だ。魔力、マナ、オーラ、霊力、何でもいい、とにかく常識では考えられない力がいる。

例えば魔力を探している人がいるとする。

皆その人が狂ってしまったと考えるだろう。

魔力なんてないんだ、と。

しかし、魔力を発見したものはこの世にいない、だからあるかもしれないのだ。

その結論に至った僕はこれまでの鍛練に加え、魔力を追い求める修行をした。

時には滝に打たれ、花畑を探し回り、誰も知らない秘境へと、足を運んだこともある。

しかし、未だ魔力は見つからないまま高校生最後の夏を迎えた。

 

 

修行を終えると、いつもと違う感じがした。今日の修行は頭を大木へぶつけ、脳に刺激を与え、脳の覚醒を促すものだった。

頭がふらつき、クラリとくる。僕は修行の成果が発揮されていることを確認した。明日はもっと激しくぶつけ、よう。そうしたら、もっと脳が進化するに違いない。そう考えながら、家へ帰ろうとした、そのときだった。

視界の端に薄く光るものがある。

それは今まで見たことのない光だった。

ようやく魔力を見つけた。そう思ったとき、僕は既に光へ向かって走っていた。

「魔力、魔力、魔力、魔力、魔力、魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力魔力ゥウウウウウ」

ようやくその光へとたどり着いたその瞬間、

キキィーーーーーーー、

という音と共に僕の視界は暗転した。

ようやく、見つけた僕の魔力が、、、、

 

 

「ようこそ、死後の世界へ。影野実様。

驚くかもしれないですが、貴方は不幸にも亡くなられてしまいました。」

「私は、水の女神アクアと申します。

これから、貴方には三つの選択肢があります。

一つはそのまま、記憶を亡くして再び生まれ変わること。

一つは天国に行き、平和に暮らすこと。

そしてもう一つは異世界へと行くことです。その場合、特別なとくて「魔力魔力魔力魔力魔力魔力ゥウウウ」

「えっ、いきなり何を「魔力魔力魔力魔力魔力魔力ゥウウウ」

「え?ちょっと話聞いて「魔力魔力魔力魔力魔力ウウウウウウウウ」

「あーもう、うっさいわね!」

「魔力魔力魔力はどこだァァァァ」

「ハイハイ、じゃあ貴方の特典は」

「あったァァァァ僕の魔力ウゥゥウゥゥ」

「あっちょっと、そっちはダメな「魔力ウゥゥウゥゥ」

 

 

 

「あちゃー、行っちゃった。まあ、いっか!」

「さぁーて、次の死者はー」

 

 

 

 

気が付くと、僕は転生していた。

 

視界には、周囲を漂う粒子があった。

僕は、すぐにそれが魔力なのだろう、と気付いた。

 

これは前世で花畑を走り回った時にみたものに近い。

僕が見つけたあの魔力とは何か違う気がするけど。

 

そういえば、なんか魔力を追ってる最中に誰かに話しかけられたような気がしたけど、多分気のせいだろう。

まぁ、そんなことはどうでも良くて、大事な事は、魔力を見つけたことだ。

 

もうすでに魔力を全身にながし、筋力を向上させられるのは確認している。

この力があれば、僕は、憧れの存在になれる。

 

今度こそ僕はなるのだ、『陰の実力者』に!

 

そのためにまずは、、、あ、ヤバい、催してきた。

 

このままでは、漏らしてしまう。

だが、僕は普通の赤子とは違うのだ。

 

魔力を使い、後門括約筋を締め、その間に泣ける!

「オギャアァァ」

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