イナズマイレブン 運命のリバイバルロード 作:学校ではつなぎのソジ
つなぎのソジ、よかった。
ちなみにストーリーの南雲原中はまだ出てきません、何話後か僕も知りません。
不思議な石①
広いサッカーコート、防球ネットの外側で独り佇む少年がいた。
「・・・・・・僕も」
この少年の名は
「あっ・・・・・・」
雲明はなにかを言いたげにしたが、すぐに背を向け、サッカーコートを後にしようとした。が、目の前に雲明とよく似た顔立ちの少年が前に立ち塞がる。
「にいちゃん!」
その少年の名を
「おれ、にいちゃんが心配で来たんだ。にいちゃん、今日はずっとくらいかおしてるから」
「・・・・・・うるさい」
雲明はそう言った後、足早で笹波家の方向へと向かった。
* * *
雲明が過ぎ去って何十分経っただろうか、サッカーコートはいかほどの人は帰っており、日も沈みかけになっている。もう帰らないと不審者やらなんやらが出てくる時間だが、坑命は俯いたまま動かない。
「どうしたんだい?こんな時間に、君のような子供はもう帰らなければいけない時間だよ」
そんなこんなで時間が過ぎていたら、坑命の目の前で誰かが話しかけてきた。
「・・・・・・だ、だれですかっ」
坑命は警戒している。何せこんな時間にこんな子供に話しかけてくるのは不審者か、不審者一歩手前の怪しい奴である。
「僕は怪しい者じゃないよ、ただ、こんな時間に子供一人は危ないな、と思って」
坑命は顔を上げ、声の本人の容姿を見た。赤い髪に若干くたびれた顔、メガネをかけており、そしてかしこまったターコイズブルー色のスーツを着ている。特に不審者と言える容姿ではないが、まだ不信感は取れずにいた。
「だんまりか・・・・・・困ったなぁ、僕に何があったか話してみてはくれないかい?」
男の優しい雰囲気のせいなのか、それとも誰でもいいから相談したかったのか、自分でもよく整理ができていない自分の心内に溜め込んでいたことをポツポツと語った。自分の兄、雲明が先天性の心臓の病気だったこと、それが原因で兄のサッカーが奪われたこと、何から何までを全てを語った。
「そんなことが・・・・・・それは、辛かったね」
男はしばらく何かを考えた後スマホを取り出し、誰かに電話をかけた。30秒ほどあと、男がこちらに走ってくるのが見えた。その男と赤い髪の男は、喋り始める。
「緑川、あれを頼む」
「しかし社長、なぜこれが必要なのですか?」
赤い髪の男は、もう一方の男から何かを受け取ると、坑命に向かって語りかけるようにして喋り始めた。
「坑命君、これは君に必要な物かもしれない、君のような優しい子ならきっとこれを有効活用できるはずだ」
赤い髪の男は、坑命に“折り畳まれた紙”と“赤紫に光る小石"を渡してきた。緑川と言われていた男が何か言いたげにしていたが、赤い髪の男の圧のようなもののせいか、口をパクパクさせて何も言えずにいる。
「じゃあ僕たちはこれで、緑川、行こう」
赤い髪の男はそう言うと、背を向け、緑川と呼ばれた男と一緒に歩き始める。坑命は数分唖然としたが、その後すぐに帰路に着いた。
くっそ先ですが南雲原VS雷門はハードモードにさせたい予定