イナズマイレブン 運命のリバイバルロード 作:学校ではつなぎのソジ
柄群がゴッドハンドを成功させたあの日から一ヶ月ほどが経ち、なんと、あの日から二人は坑命のイナチューバー活動に協力してくれることになったのだ。そんな三人は、今日は練習をせずにサッカーコート近くの公園のベンチで会話をしている。
「なあ坑命、なんで今日はサッカーできないんだよ」
坑命は少しニヤッとすると、胸ポケットから三枚の紙を取り出した。
「これはジュニアリーグのチケット、これで今日は試合を見に行く」
チケットには「ジュニアサッカー大会」、「福岡SMJ VS 稲妻KFC」、「トーナメント二回戦本戦」と書かれている。
「まてよ、プロの試合ならまだしもジュニア大会?普通に練習した方がまだ得られるモノはあるんじゃないか?」
柄群に続き翔太も首を縦に振った。だが、これに坑命は反論する。
「いや、今日は円堂守の息子の円堂ハルと、そしてこっちが本命だけど、園崎アイルがいる」
「円堂ハルは知ってるぜ、だけど園崎アイル?聞いたことないぞ」
坑命は一瞬目を閉じ、緊張した面持ちで語り始めた。
「分かった、園崎アイルの凄さについて語る。これから俺達が必殺技を何個も習得するのに参考にしていかなくちゃいけない相手だ。
坑命は語る。園崎アイルの凄さについて、園崎アイルというのは別に「特別」と言われるほどの環境はない人間だった。だが、みるみる内に成長をしていき、“あの円堂ハルに唯一付いていける″存在になったということ、そして今や円堂ハルと肩を並べていることを。
「そ、そんな凄いやつがいたのか・・・・・・あ、分かったぞ坑命の言った意味が、つまりその普通の環境からそこまでのし上がった園崎アイルを見て学ぶって事だな!」
なぜかこういう時の察しがいい柄群である。そして柄群の発言に坑命は頷いた。
「まあだいたい合ってるかな、けど、今日試合を見る理由は翔太にある」
「え、ぼ、ぼく?」
「そう、翔太はまだ必殺技を覚えたことがないよね?」
翔太はショボンとしたが柄群がフォローする。
「ま、まあ逆に考えるとこれで今日コツを掴んで翔太も必殺技を覚えられるかもしれないってことだぜ!」
翔太の顔に明るさが戻り、真剣な表情になった。
「そう、だよね・・・・・・ぼく頑張るよ坑命!」
* 園崎アイル視点 *
サッカーコートの保護者観客席から声援が集まる中、アイルはベンチで足を抱えていた。
「なあ、アイル、大丈夫か?」
不意に目の前に立ってきた“友達″の円堂ハルに声を掛けられる。
「ん、うん、大丈夫だよ!気にしないで・・・・・・」
アイルは、何か隠し事をしているように俯いた。
「ふーん・・・・・・それならいいんだけどさ、ほら、試合始まるぞ、優勝するんだろ?」
ハルの問いかけにアイルはニコリと笑い「もちろん」と立ち上がった。
ハルの所属していたクラブが稲妻KFCかは分からないですけどまあたぶんこれっしょ・・・・・・
対戦相手クラブ名・福岡S(サン)M(マックス)J(ジュニア)