AI生成 FGO SS 鍋焼きうどん食べたい   作:日毎に特定の条件を達成

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『そして晩御飯は——やっぱりその流れだった』

◆FGO短編SS

『そして晩御飯は——やっぱりその流れだった』

 

夕方のカルデアのキッチンに、

昼に煮込んだシチューの残りが静かに温め直されている。

 

白くて優しい香り。

昼のあの“包むような味”が思い出されて、

ぐだ子はそわそわしながら小さく呟いた。

 

(……この流れ……たぶん来る。

 いや、絶対来る……!

 だってエミヤだし……!)

 

そんな予感を抱えたまま扉を開けると、

ちょうどエミヤが鍋の蓋を取ったところだった。

 

ふわりと、ミルクとバターの香りが広がる。

 

「……いいタイミングだ。晩は“シチューうどん”にする」

 

「やっぱり来たぁぁぁ!!」

 

予想が当たった喜びと、

「ですよね」という確信が混ざった声が出た。

 

エミヤは淡々と続ける。

 

「シチューを残したら、うどんと合わせるのは当然の流れだ。

 乳製品のコクは小麦の甘さと相性がいい。

 馴染ませれば、立派な“新しい料理”になる」

 

「やっぱり……そういう展開になるよね……!」

 

半ば呆れ、半ば感心しつつ、

ぐだ子は椅子に座って鍋の中を覗き込む。

 

エミヤが別鍋でうどんを茹で、

湯切りをしながら説明を続ける。

 

「シチューは単独で完成している料理だが、

 うどんに合わせる場合は少し伸ばす。

 牛乳とブイヨンを少量加えて、汁としての流れを作る」

 

「へぇ……そんな調整がいるんだ」

 

「当然だ。味をそのままぶつけるだけでは“雑”になる。

 料理同士を組み合わせるなら、橋渡しが必要だ」

 

どこか職人のような声音。

昼のシチュー講座に続き、また知識が増えていく。

 

(エミヤって、ほんと料理の説明してる時

 ちょっとかっこいいんだよな……)

 

そう思っていたところで、

とろりと白いスープにうどんが沈められた。

 

とろみのある乳白色の汁が、

太めの麺にやさしく絡んでいく。

 

エミヤは刻んだパセリ、黒胡椒をぱらりと散らし、

どんぶりを差し出した。

 

「さあ、食べてみろ」

 

ぐだ子は両手で受け取り、

わくわくと一口すすった。

 

「……っ!?

 あ、あったかい……やさしい……!

 シチューなのに、ちゃんとうどん……!」

 

とろみが舌に伸び、

牛乳の甘さがふわっと広がる。

そこに小麦の香りがすっと乗ってくる。

 

まさに“シチューとうどんの中間”——

いいとこ取りの最適解。

 

「これ……冬に食べたら絶対幸せになるやつ……」

 

「今も幸せだろう」

 

「うっ……はい……すごく……!」

 

エミヤは淡々とした顔で続ける。

 

「具材を大きめに切ったのも理由がある。

 麺と一緒に食べる場合は、匙で掬っても食べ応えが出る。

 それに、乳製品の甘さには“噛み応えのある具”が合う」

 

「説明聞くと余計に美味しく感じてくる……!」

 

ぐだ子は夢中になって食べ進め、

ふと食感の変化に気づく。

 

「……あれ? じゃがいもが……なんかほろほろでもっちり……?」

 

「昼より長く煮込んだ。

 シチューうどんにするなら、そのほうが麺と合う」

 

「うわぁ……計算されてる……」

 

エミヤはどこか照れを隠すように鍋の片付けを始め、

背中越しに静かに言った。

 

「料理というのはな、

 “次どう活かすか”まで含めて完成するものだ」

 

「……それ、ちょっとかっこよすぎない?」

 

「事実だ」

 

「そういうとこだよエミヤ!!」

 

それでも嬉しい。

あてられた気持ちになって、頬が熱くなる。

 

最後の一口をすすりながら、ぐだ子は心の中で呟いた。

 

(昼のシチューも最高だったけど……

 こういう“流れ”を読めるようになってきた自分も、ちょっと嬉しいな)

 

エミヤはどこか満足そうに腕を組み、

 

「次は……そうだな。

 もう少し寒くなったら、グラタン風うどんでも作るか」

 

「絶対おいしいやつじゃん!!」

 

夜のキッチンに、

白い湯気と、ふたりの笑い声がやわらかく溶けていった。




うどんとパスタは似たように使えるのかな
うどんを洋風にとか考えたことなかったわ
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