俺は生徒になるぞ!先生ーッ!   作:カラメルカルメ

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今日の朝に小説情報みてたらお気に入り件数が70超えになってたことに気を取られて掛け布団踏んですっ転んだ元先生の愚か者です

いやぁ…皆さんありがとうね、ホンマサンガツ!

皆様の期待に応えて私、頑張ります!

今回ちょい長めかも?




薄曇りとマキアート

 

“…というのが、カスミからの証言だよ”

 

「なるほど…彼が生きているかもしれない、と」

 

「…それだけでも安心しました」

 

「いえ、安心するのは早いかと」

 

「そうですね…不明な点が多すぎます」

 

 

シャーレ会議室…私は今、カスミから聞いた話を生徒達に話していた

カスミから伝えられたことは以下の通り

·声、体格は彼と同じ

·灰色のパーカーに青のジーンズ

·髪が白色

·口調が変わっていた

·顔が虹色に光っていた(ように見えた)

 

 

「姿を消している間に何かあったのでしょうか…」

 

「黒髪でしたからね、白髪になるような何かが…?」

 

「そもそも虹色に光るとはどういうことでしょうか…想像ができませんね」

 

 

みんなで話し合うも答えが出ずに、会議が平行線を辿る

暫く会議をするもいい時間となり、今日は解散ということとなり生徒達はそれぞれの自治区へと帰っていく

みんなの背中を送りながら私はカスミに言われた事を思い返していた

 

 

『先生、あれが私の思い違いでないのならば一つ気になることがあるんだ』

 

『“気になること?”』

 

『あぁ…どうにも、あの時温泉には彼と私しかいなかったはずなんだ』

 

『しかし、彼の周りには複数…それも沢山の人がいるような気配を感じたんだ』

 

“…複数の気配、か”

 

 

カスミは一体、何を感じ取ったのだろうか

私は拭えない不安感と共にコーヒーを流し込み、仕事を再開させた

流し込んだコーヒーの熱は冷めており、いつもよりも苦く感じた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…探しましたよ、榊ツカサさん」

 

「ん?おぉ、黒服じゃん」

 

 

百鬼夜行自治区、路地裏…そこでは黒いスーツを身にまとった男と、灰色のパーカーを着た生徒が立っていた

片や険しそうな声を出し、片や旧友に会ったかのような親しそうな声を出して

 

 

 

 

「…ツカサさん、あなたはベアトリーチェの遺産を盗みましたか?」

 

「ベアトリーチェの遺産…?」

 

 

アイツの遺産なんか盗んだっけ…?もしかして神秘のこと?

それならあり得るな…それ以外だとワイでもさっぱりやで

 

 

「神秘のことなら…借りたよ?でもそれ以外は心当たりないね」

 

「そうですか、やはりあなたが盗んでいましたか」

 

「借りたって言ったやん、死ぬまで借りるつもりだけどさ」

 

「…それを世間一般では窃盗と呼びます」

 

 

そんなん知らんよ、文句なら白黒魔女に言ってくだせぇ

俺はあの人の受け売りだし

 

 

「話を戻しましょう…ゲマトリアで保管していた神秘の入ったカプセルは合計5つありましたが、それら全てがなくなっていました…あなたの言葉と姿を見るに、既に使用したのでしょう?」

 

「そうだね、おかげで神秘を手に入れることができたよ、ありがとうね」

 

 

いやぁ、ぬs…強d…借りるのには苦労しましたがね、なんせセキュリティがガッチガチだったし

まぁその苦労に見合った報酬だったので気にしてないけど

服の一部は破れたし、靴はボロボロにされたし、髪は一部焦げたけど

…本当に気にしてないよ?ツカサクンウソツカナイ

 

 

「…それで、よろしければ使用していない神秘があるのでしたらこちらへ返してもらえないでしょうか?」

 

「…?何言ってんの?」

 

「…まさかですが」

 

「うん、全部使ったよ?」

 

 

全部借りたなら全部使うしかなくない?黒服はいつからおかしくなったんだ?

ワイの言葉に黒服は絶句しているように見えた

…罅でなんとなく表情わかるけど、もうちょいわかりやすくしてくれないですかね黒服さん

無理?そうですか…

 

 

「…あれがどういったものなのか、理解していますか?」

 

「今の話だとベアトリーチェが作ったんでしょ?」

 

「その通りです…しかし、神秘というのは作りだすことはできないのです」

 

「と、言いますと?」

 

「神秘、これはキヴォトスに住んでいるあなた以外の生徒達は全員が必ず持っています

そして神秘とは彼女達の精神や感情…それら全てを司るものであり、それを視覚化したもので物質的な存在ではありません

神秘を武器に込めるというのは心や想いを込めることと同じであり、決して物理的なものに変換させることも不可能です

恐怖も神秘と同じ…反転しただけであり、元を辿れば神秘と同じで心などの可視化されたようなものです

それを作ろうとすること…それをするのは無から人の感情だけを作りだすことと同じです

ツカサさん、あなたは空気に感情を与えられますか?」

 

「…無理だね、そもそも感情とか作れないでしょ?」

 

「その通りです…しかし、ベアトリーチェは自身の崇高のためにそれをしようとしました

しかし当然、作りだすことに失敗…ではその次に神秘を手に入れるためにすることは?」

 

「…アリウス生徒?」

 

「えぇ、その通りですよ…彼女はアリウス生徒から神秘を抽出しあのカプセルへと保存していました…崇高へ至る時のために

しかし、ベアトリーチェがいなくなった後…我々は神秘をどうするか話し合った結果、厳重に保管することにしました

そうして保管していたある日、あなたが盗んでいった…我々の目を掻い潜って」

 

「…なるほどねぇ」

 

 

ベアおばが崇高のために…か

作れないから抽出する…となると、絶対に非人道的な事してたやろなぁ…しかも5本ってことは多分最低5人犠牲になってるかもってことやろ?

やっぱアイツクソやな

 

 

「そこでもう一度言います…我々に神秘を返していただけませんか?勿論、ただでとは言いません」

 

「その前に質問!取り込んだ神秘はどう取り出すんですか!」

 

「最近、ゲマトリアの技術で作成した機械があります…その中にあなたが入り、機械を起動させると神秘が少しずつ身体から抜けるようになります」

 

「へぇ…まぁ断るけど」

 

「…今、なんと?」

 

「だから断るって」

 

 

なんでせっかく手に入れた神秘を手放さないといけないの?

なんでまたキヴォトスで銃弾飛び交う…下手すればミンチになりかねない戦場を生身で駆け回る必要があるんだ?

銃弾に当たっても傷一つつかない、熱い熱湯に浸かろうと少し熱いで済むこの身体を手放すなんぞ無理に決まってる

 

 

「それにさ、黒服は神秘が取り出せるって前提で話してるけど」

 

 

 

 

「神秘は…俺の中に根付いたぞ?無理に決まってるでしょ」

 

 

しかしまぁ、それでも黒服…というかゲマトリアの連中がそれを奪おうって言うなら…

俺は銃を持ち、黒服へと銃口を向ける

 

 

「本気で殺すかな」

 

「………」

 

 

黒服は暫く黙り、やがて踵を返した

 

 

「…わかりました、では私は失礼します」

 

「おーう、もう同じこと言うなよー」

 

 

ワイは銃を降ろし、手を振って黒服を送り返した

なんやったんや、アイツ?

 

 

「ん〜…腹減ったし団子でも食べに行こ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…やはり、あなたは変わってしまいましたね

姿も、態度も…性格も

以前のあなたであれば…いえ、この話はやめましょう」

 





低クオリティの超駄文になってしまったことに私一同、誠に反省しています
シリアスが伝わるように黒服を笑わせなかったんですが…伝わりましたかね?伝われ

次はツカサきゅんの過去話…だといいなぁ(願望)

以上、期待に応えるため即興で考えた妄想の供養でした

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