俺は生徒になるぞ!先生ーッ!   作:カラメルカルメ

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日常パートは私に向いていないと感じた愚か者です

戦闘描写も苦手…もう生徒と先生を曇らせるしかないな!()

誰かオラに国語力を分けてけろ…


雪道辿れば華と虹

 

“…ここにもいない、どこにいるの、ツカサ…”

 

 

ツカサが行方不明となって早2ヶ月…男子生徒の目撃情報を聞いてはその場所へと足を運んでいるがどこにもいない

 

そんな仕事と追跡生活の繰り返し…私は少し心が折れかけていた

 

もういいんじゃないか、本当に死んだのではないか…起きているといつもネガティブな考えが浮かんだ

 

みんなからも休め休めと言われるが私は先生だ、生徒に任せて休むことなんてできない

 

 

“ここにはいない…なら次の場所へ”

 

「ちょいとお嬢さん、焦ってはいませんか?」

 

“…え?”

 

 

先ほどまで誰もいなかったはずの後ろから声を掛けられる

私は恐る恐る振り向いた

 

 

「ちょいと顔色が優れていないように見えたのでお声を掛けさせてもらいました…ちゃんと休んでます?」

 

“……綺麗だ”

 

「あら、お嬢さん口がお上手で」

 

 

そこにいたのは…まるで銀世界のような美しい少女が立っていた

絹のようなサラサラとした長い白髪、シミもなくハリのあり透明感を感じさせる白い肌、透き通るような澄んだ碧い瞳

クスクスと笑う彼女には女である私でさえ、先生でなければ間違いなく一目で恋に堕ちていたと思える程の魅力を放っていた

 

しかしすぐに己を律し、彼女へ問いかける

 

 

“口説いているみたいでごめんね、ところで君は?”

 

「私はセツカと申します…以後お見知りおきを」

 

“私はシャーレの先生だよ…よろしくね、セツカ”

 

「えぇ、よろしくお願いします」

 

 

ニコニコとしながら話す彼女に少し胸がドキッとした

しかし、ふとある疑問が浮かぶ

彼女はどこにいたのだろうか?少なくとも彼女のような一際目立つような子はどこにもいなかったはずだ

 

 

“ところで君はどこにいたの?私が通った道にはいなかったはずだけど…”

 

「お食事処を先ほど後にしたばかりなもので…後ろ姿が慌てているようにお見えしたので声を掛けさせてもらいました」

 

 

あちらです、とセツカが指を差した方を見ると『蕎麦屋 雪道』と看板を掲げたお店があった

どうやら周りが見えていなかったようだ…先生として不甲斐ない

セツカと疑ってしまったことに私は頭を下げる

 

 

“ごめんね、いきなり現れたように見えたから…”

 

「いえいえ、ところで何か慌てていましたが…何かお困りごとでも?」

 

 

心配そうに聞いてくるセツカに私は正直に答えるか考える

見ず知らずの少女を巻き込むべきではない…しかし、もしかしたら彼の情報を知っているかもしれない

二つの考えを天秤に掛け…私は彼女へ聞いた

 

 

“実は男子生徒を探してるんだけど…何か知ってることはない?”

 

「男子生徒、ですか…」

 

“あまり深く考えないでいいからね?私が個人的に気になってて…”

 

 

セツカは顎に手を添えてウンウンと思い出しているようだ

その姿を綺麗だ…と思っていると、「あっ」と声を出して、何かを思い出したように口を開く

 

 

「そういえば以前、白髪の青年のような方が『アビドスにでも行こうかな』と仰ってました」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…ハッ!?」

 

「おや?おはようございます」

 

「だっ誰…!?」

 

「セツカと、お呼びください」

 

とある廃墟内…無数の灰色の樹木が侵食している部屋は2人の少女がいた

片や状況が飲み込めないボロボロの少女、片や少女を見てクスクスと可愛らしく笑う白い少女

ボロボロの少女は辺りをキョロキョロと見渡し、警戒しながら口を開く

 

 

「…ここ、どこ?」

 

「ここは私達の家…とでもいいましょうか、あなたが瀕死の状態で倒れていたので主が連れ帰ったのですよ」

 

「死にかけ…?そうだ、私は何も食べれなくて、なけなしのお金も全て盗られたんだ…!あれ?でも、お腹が空き過ぎてない…?あれだけお腹空いてたのに…」

 

「危険なので基本的にやりませんが…少しずつ食べ物を食べさせたので、極限の空腹にはなっていないと思いますよ」

 

「えっと、ありがとう…?」

 

「お礼をするのは私ではなく主へ…私は主の命に従っただけですので」

 

 

少女はお礼をするが主という言葉で辺りを見渡す…が、どこにもその主らしき姿は見えない

その様子がおかしかったのか、セツカはクスクスと笑う

 

 

「主なら今はいません…アビドスへ向かわれたので」

 

「あ、アビドスってあの…?」

 

「えぇ、『砂遊びしに行ってくる!』と言って出掛けられましたね…本当に可愛らしいお方です…」

 

 

セツカは主を思い浮かべたのか、頬を赤くしてうっとりとした表情をした

しかし、すぐに顔を笑顔に戻して少女へ微笑みかける

 

 

「そういえばまだお腹空いているでしょう?ご飯はまだありますがいかがですか?」

 

「…お願いします」

 

 

腹の虫こそ鳴っていないが、少女のお腹は未だ空腹らしく、セツカの言葉に甘えるのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんでアビドスはガラス工芸とかしないのかね?売れば特産品になるだろうし、少しは砂被害を和らげられると思うがねぇ…そう思わない?」

 

「う゛ぅ…」

 

「化け、物……」

 

「た…すけ、て…」

 

「化け物なんて酷いな〜、今はこんなにイケてるクールフェイスなのに」

 

 

月明かりに照らされた砂漠…そこには地に伏せたヘルメットを被った集団に無機質な目を向ける一人の男の姿があった

そして男の瞳は、蒼い砂漠でも一際目立つ極彩色の光を放っていた





唐突に生える新キャラ、セツカちゃんとボロボロ少女

酷い…一体誰が少女をボロボロにしたんだ…!

話は変わりますが100件のお気に入りありがとうございます
おかげでモチベが上がりますぜ…今後の展開もじゃんじゃん妄想できるのでよろしければお気に入りとコメントお待ちしてます

…ぶっちゃけ米返は「どう返したら伝わるかな」「こう返したらクスッとするか?」って頭の体操しながら返してるのでお願いします、読者と交流したいんや…(土下座)
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