闘技場にて1人の人と1匹の牛が戦っていた。
戦っている人は剣と盾を構えて牛の攻撃を逸らし反撃をする。
だけど牛もまるで知性があるかのように剣を角で弾き反撃をしてくる。
その様子を闘技場の貴賓席から2人の人物と1人の神物がみていた。
他の席では熱狂をあげているがその席では神物だけが熱狂していて残りは冷静にみていた。
見ている人物のうちの男性側が呟いた。
「今回の兵士はレベル2だったな。」
兵士と呼ばれた人物は『
だが今の状況はおかしいものだった。
モンスターではないただの牛がレベル2の兵士を互角いや有利に戦っている事がこの状況のおかしさを証明している。
男性の呟きに応じて女性側も声を出す。
「その通りですが今回の闘獣の格は3となっています。勝つ事が出来ればレベルを上げる事が可能でしょう。」
女性が軍人と戦っている牛の説明をした。
だがおかしな事だった。
牛はただの獣でモンスターではない、なのに軍人を圧倒して更に軍人のレベルを上げる程の実力を持っているという。
闘獣
それはただの獣を『
その性能は恐ろしくレベル2もある兵士をレベル3へと上げる事が可能な牛を生み出す事に成功していた。
「闘獣があれば我がラキアの兵士がレベル3が最高だったのがレベル5まで上げる事が出来る!これならラキアがオラリオ否世界を手にする事が出来る!」
そんな事を男性は言っていたが女性は頭を押さえて告げる。
「父上、それは難しいかと。何故ならオラリオの最高レベルは7でこちらは最高でも私の6です。眷属獣もいますがそれでも大半は3か4でレベル5は数人、攻めるにはオラリオは防壁があるから攻めるポイントが少なくそこに高レベルの冒険者を配置されればそれだけで防がれます。むしろオラリオではなく他の国に攻めた方が良いです。」
「これまで5回もやられてきたこの恨みを纏めて返す時が来た!」
そんな事を娘が言っていたが父は話を聞かずにオラリオに攻める算段をつけている。
「もうやだこのバカ王、最近強くなりレベル2以上がいっぱいとなっていますがそれでもこちらが弱いのは変わらないのに。」
こちらが用意できる武具は最高でも鉄なのにあちらはアダマンタイトと呟く娘に対し兵士が闘獣を倒したのをラキアの主神であるアレスと共に喜ぶ王だった。
闘獣
ラキアの特産品とも呼ばれている擬似『
強さもピンキリで強いのは眷属をレベル5へとあげる事も可能なほど。
ちなみに外に輸出もしていてテルスキュラなどが買っているが一番の客は学区である。
眷属獣
擬似ではなく完全な『
もちろんステイタスは上げる事が可能でモンスターや人との戦闘をこなすことで強くなる。
従来とは違う戦法や動きを出来る様になりラキアはかなりの戦力を得た。
だけどオラリオには勝てない。