ベルは今の自分が自分ではないかのように思っていた。
槍を扱って無いのに自分の体はまるでその槍を自分の手足のように扱いモンスターを蹴散らす。
ある程度蹴散らした後、その声は響いた。
『この槍を使える
ベルは何処からか聞こえたのかと思っていたがそれは声自身が教えてくれた。
『私はこの槍に宿った
そのままドラコーの残り香はベルにドラコーの状況を知らせた。
『今の
そして最後にこう告げた。
『どうか
そう言ってその声は聞こえなくなった。
だけどベルは倒すという選択を取れなかった。
何故ならドラコーはまだ人であるからだ。
そんな彼女を倒す事は即ち彼女が歩んでしまった
だからベルはドラコーを止める為に行動した。
レベル7の実力者達とドラコーの戦いは千日手と化していた。
ドラコーの実力はレベル7の実力には敵わないがアルフィア達ではドラコーを倒す事が出来ない。
ドラコーに傷を負わせても治り魔力も格段と使っているはずなのに『
このままだと確実にアルフィア達が疲れる方が先であった。
そんな状態で戦っていたがドラコーが突然別の方を向きアルフィア達を無視してモンスターと共にその方へと動き出した。
その進行方向の先には槍を構えて何らかのスキルを使っているベルがいる事に気づき1番にアルフィアが魔法でドラコーの妨害をした。
だがドラコーは空を飛び三次元軌道で躱しながらベルへと向かう。
オッタルとレオンは走るが追いつかない。
ドラコーがベルの近づくにつれてアルフィアはベルに当てずに魔法を使う必要がありオッタルとレオンはモンスター達に阻まれて妨害にいけない。
そしてドラコーの攻撃がベルに届くかと思いきやマリウスが行くてを阻みドラコーを止める。
ドラコーは抑え込んでいたマリウスを弾き飛ばしベルへと血で出来た槍を構えて突撃するがベルは光に包まれた槍を振るい血槍ごとドラコーを切り裂いた。
ベルが振るった槍が穂先だけを残して砕けるのを見ながらドラコーは呟いた。
「峰打ちで止めるとは随分と甘いものだ。だがそれが英雄らしくて眩しいな。」
そう言い終えてドラコーは倒れた。
ドラコーが倒れた後ラキアは降参した。
英雄を目指さなくなったドラコーを止めるとして英雄を目指すベルに止めてもらうのはらしいですが文が素人なせいで都合主義に思ってしまいました。