世界を欺く少女の話   作:めめ師

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第12話。そろそろ展開どうしようかなと悩むことが多くなってきました。
どうしようね。基本原作沿いはしたいから多少無理あってもそこは現場の人が頑張って原作通りの展開になりました!みたいなことが増えるかも!だって楓ちゃんめっちゃ強いからプロヒーロー一人に対応させるみたいなことすると一瞬で戦闘終わっちゃう。


逆襲

「せんせぇ...?てめぇがボスじゃねぇのかよ...!白けんな」

「黒霧、コンプレス、また眠らせてしまっておけ」

「ここまで話を聞かねーとは...逆に感心するぜ」

「聞いてほしけりゃ土下座して死ね!」

 

爆豪を再度眠らせようとコンプレスが構える。が、唐突にアジトの扉がノックされる。

 

「どーもぉピザーラ神野店ですー」

 

場違いな声が聞こえた瞬間、アジトの壁が破壊され、オールマイトが押し入ってきた。

 

「何だぁ!?」

「黒霧!ゲート...」

「先制必縛 ウルシ鎖牢!」

 

シンリンカムイの必殺技に一瞬にして全員が拘束された。個性の相性のいい荼毘が抵抗を試みるが

 

「木ぃ!?んなもん!」

「逸んなよ。おとなしくしといたほうが身のためだぜ」

 

グラントリノが飛んできて一蹴り。一瞬にして荼毘は気絶した。

 

「さすが若手実力派だシンリンカムイ!そして目にもとまらぬ古豪グラントリノ!

もう逃げられんぞ敵連合!なぜって?我々が来た!!」

「オールマイト!あの会見後にまさかタイミング示し合わせて...!」

「木の人!引っ張んなってば!押せよ!」

「や~!」

 

先ほどノックされた扉を開けでエッジショットが入ってきながら言う。

 

「攻勢時ほど守りが疎かになるものだ...ピザーラ神野店は、俺達だけじゃない。

外はあのエンデヴァーをはじめ手練れのヒーローと警察が包囲している。」

「怖かっただろうに...よく耐えた!ごめんな...もう大丈夫だ少年!」

「こっ...怖くねーよヨユーだくそっ!」

 

「せっかくいろいろこねくり回してたのに...何そっちから来てくれてんだよラスボス...

仕方ない。俺達だけじゃない...そりゃあこっちもだ。黒霧、持ってこれるだけ持ってこい!!!」

「すみません死柄木弔...所定の位置にあるはずの脳無が...ない!」

「やはり君はまだまだ青二才だ死柄木敵連合よ君らは舐め過ぎた。少年の魂を、警察のたゆまぬ操作を、そして、我々の怒りを!!

おいたが過ぎたな、ここで終わりだ死柄木弔!!」

「終わりだと?ふざけるな...始まったばかりだ...正義だの...平和だの...あやふやなもんでフタされたこの掃きだめをぶっ壊す...そのためにオールマイト(フタ)を取り除く。仲間も集まり始めた。ふざけるな...ここからなんだよ...

黒ぎっ...」

 

直後、黒霧の胴体を黒く細いものが通り抜けた

 

「うっ...」

 

うめき声をあげた黒霧が俯いて沈黙した。

 

「......え?...キャアアアやだもお!見えなかったわ!何!?殺したの!?」

「中を少々いじり気絶させた死にはしない

忍法千枚通し!この男は最も厄介...眠っててもらう。

...君が過去に暴いた弱点を参考にしたよ」

 

突如、ここまでずっと沈黙を貫いていた楓が声を上げる。

 

「うーん...これは私も本気を出さないとまずいなぁ...

弔君、私が全員逃がすから、みんなで隠れててね。」

 

つぶやいた楓がシンリンカムイの拘束をすり抜けた。

 

「何だ!?触れない!」

「ムッ!では俺がやる!」

 

エッジショットが体を細くして楓に向かって突進するが

 

「黒さんが一番厄介だと思った?拘束してれば何もできないと思った?残念だったね。

貴方たちは私を一番警戒するべきだった。私を真っ先に落とさなきゃいけなかった。」

 

楓の体を貫いたエッジショットは困惑を示す。

 

「何だこれは...?中身が...ない?」

 

「おとなしくしてろよ」

「あまり抵抗してくれるな!敵よ!」

 

グラントリノ、オールマイトが楓を相手しようと前に出るが、それらの攻撃も全て楓の体をすり抜けた。

 

「ちっ!幻術か...」

 

二人の攻撃を意にも介さない楓は懐からコインを取り出す。

それを放り投げようとした瞬間...唐突にアジトのあらゆる場所から黒い泥と共に大量の脳無が這い出できた。

 

「これは...私が逃がすまでもなさそうだね...ふふ...ようやく重い腰を上げたのかな?フィクサーが」

 

「脳無!?何もないとこから...!あの黒い液体はなんだ!?」

「エッジショット!黒霧は...!」

「気絶している!こいつの仕業ではないぞ!

どんどん出てくる!!」

 

混乱するヒーローたちをよそに爆豪をはじめとして楓を除く敵連合の面々も先ほどの泥を吐き出し、その泥に包まれて消えていった。

 

「私はそもそも対象外ってか...信頼されてるねぇ...」

 

この場に残った敵は楓と転送されてきた大量の脳無だけだった。

 

「さて...オールマイト、向こうに行ってあげなよ。そのほうがお互いのためになるでしょ」

「グッ...!向こうに奴が出たのだとなると行かないわけにはいかないか...」

 

オールマイトは楓をにらみつけると大きな衝撃と共に飛び上がって別の戦場へ向かっていった。

 

楓が対峙するのはエッジショット、シンリンカムイをはじめとしたこの場にいるプロヒーローの面々。今はエンデヴァーらは脳無の対処に追われているが、送られてきたのは

全て中位程度の脳無。彼らなら苦戦せず、すぐに対応して楓と戦うだろう。

 

これよりプロヒーロー複数vs盗堂楓の壮絶な戦闘が始まる――




次回、楓ちゃん本気です。この子本気出したらどこまでできるんだろうねぇ。
先の展開に備えていろいろな部分を描写していきたいけどやっぱむずいのよね。
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