世界を欺く少女の話   作:めめ師

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3話目。いろいろ漫画読み返しながら書いてるけど、これすっごい大変だね。
先人には尊敬と共に感謝を。いろいろ参考にさせていただいております。


襲撃

――雄英高校内とある演習場にて

「すっげーーー!!

USJかよ!!!?」

「水難事故、土砂災害、火事...etc.

あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。その名も...

ウソの災害や事故ルーム(USJ)!!」

(((((USJだった!!)))))

 

これほんとにいいの?

 

スペースヒーロー13号が演説を続ける。

自身の個性は人を簡単に殺せるものであること。また生徒の中にもそういう個性を持つ者がいるであろうこと。それを人命のためにどう使うかを学ぶ授業が今回の趣旨であること。

それら演説を受けて生徒たちは感激を受けたような声を上げる。

早速イレイザーヘッドが授業に入ろうとしたその時、

広場の中心部にて黒い霧が発生していた。

 

「一かたまりになって動くな!!13号!生徒を守れ!」

「何だアリャ!?また入試ん時見たいなもう始まってんぞパターン?」

「動くなあれは(ヴィラン)だ!!」

 

広がっていく霧の中から続々と悪意を持った奴らが出てくる

 

「なんか一番重要なの足りてなくない?」

「13号に...イレイザーヘッドですか...

先日いただいた教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが」

「やはり先日のはくそどもの仕業だったか」

「どこだよ...せっかくこんなに大衆引きつれてきたのにさ...

オールマイト...平和の象徴...いないなんて...

 

子供を殺せば来るのかな?

 

「敵ンン!?バカだろ!?ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎるぞ!」

「先生侵入者用のセンサーは?」

「もちろんありますが」

「現れたのはここだけか学校全体か...なんにせよセンサーが反応しねぇなら、向こうにそういうこと出来る個性(ヤツ)がいるってことだな

校舎と離れた隔離空間、そこにクラスが入る時間割、バカだがあほじゃねぇ

これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

 

その声は少し離れた敵たちにも聞こえていた。

 

「結構ばれてんね。とりあえずそのまま暴れんでしょ?」

「そうなるな。オールマイトが来る前に何人か殺しておきたいとこだが...ん?」

 

イレイザーヘッドが一人で突っ込んでくる。

もちろん敵連中はそれを撃墜しようとするが...

 

「あれ?でね...」

「ばかやろう!あいつは見ただけで個性を消すっつう

イレイザーヘッドだ!」

「事前に言ってたじゃん...何やってんだか...」

 

それを見た異形型の敵が前に出るが、首に巻いているマフラーのようなものに翻弄され2人ダウンする。

結果として一人を包囲する形になったが、今自分の個性が消されているのかわからないうえ、先の一場面でイレイザーヘッドの格闘戦を警戒し、前に出られず戦況が膠着してしまう。

 

「いやだなプロヒーロー...有象無象じゃ歯が立たない」

「私が行こうか?」

「お前が行っても消されてダウンするだけだろ。黒霧、上行ってこい」

「わかりました」

「私これでも結構自信あんのに...」

 

USJ入口にて

「早く避難を!」

「させませんよ。

初めまして、我々は敵連合。せんえつながら...この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせていただいたのは

 

平和の象徴オールマイトに息絶えていただきたいと思ってのことでして

 

本来ならばここにオールマイトがいらっしゃるハズ...ですが何か変更があったのでしょうか?

まあ...それとは関係なく...私の役目はこれ」

 

直後黒霧を襲う爆発に斬撃。

「その前に俺たちにやられることは考えてなかったか?」

「危ない危ない...そう...生徒といえど優秀な金の卵」

「ダメだどきなさい二人とも!」

 

散らして 嬲り 殺す

 

そこにいた生徒の一群を黒い霧が襲う。

 

「とりあえず分断は完了したっぽいねーなら...こっちかぁ」

「23秒...24秒...20秒...17秒...

動き回るのでわかりづらいけど、髪が下がる瞬間がある。

1アクション終えるごとだ、そしてその感覚はだんだん短くなってる。

無理をするなよイレイザーヘッド」

 

崩れた肘でなおも敵に対応し続けるイレイザーヘッドだったが、

 

本命は俺じゃない

 

こちらの切り札は健在だ

 

「対平和の象徴 改人 ’’脳無’’」

「話には聞いてたけど、ほんとに強いねー。私なんもやってないや」

「イレイザーヘッドの邪魔とかできなかったのか?お前」

「私個人に向けての幻術とかあんまやってないから苦手なんだよねー。周り巻きこんじゃう」

「範囲攻撃かよ。確かに使いづれぇな」

 

死柄木の視線が脳無に押さえつけられるイレイザーヘッドに向かう

 

「個性を消せる。素敵だけどなんてことはないね。圧倒的力の前ではつまり、ただの無個性だもの」

「死柄木弔」

「黒霧、13号はやったのか?」

「行動不能にはできたものの、散らし損ねた生徒がおりまして...一名逃げられました。」

「...は?」

「なーにやってんのさ...」

 

呆れたように溜息を吐きながら首をガリガリと掻き続ける死柄木

 

「...黒霧お前...お前がワープゲートじゃなかったら粉々にしたよ

さすがに何十人ものプロ相手じゃかなわないゲームオーバーだ。

あーあ、今回はゲームオーバーだ...帰ろっか」

「私結局なんもしてないなー」

「けどもその前に平和の象徴としての矜持を少しでも

へし折って帰ろう!」

 

広場に隣接する水難ゾーンより、先ほどからこちらを覗き見ている3人の生徒へ突進するが

 

「......本当かっこいいぜ、イレイザーヘッド」

 

隣の生徒が死柄木に殴りかかるが、脳無に防がれる。

脳無が緑髪を、死柄木が黒髪を襲う瞬間、

入口より轟音が鳴り響く。

 

もう大丈夫

 

私が 来た

 

「あー...コンティニューだ」




今回楓ちゃんなんもやってねぇな。一応いるよってことで会話には混ぜましたがイレイザーヘッドの戦闘に組み込もうにも周りを巻き添えにしちゃうので、参加させてあげられませんでした。ごめんね。
対オールマイトでも戦わない方向で考えてますので、戦闘はそのあとかな。爆豪轟の妨害では動かしますので何卒...
一応この作品の主人公なんだけど...
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