希望の皇を操縦するそうですよ?   作:古明地こいしさん

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本来の目的なんですよね...


No.10 ナンバーズ召喚

「校内の見回り?それって先生とか風紀委員がするのでは?」

 

「ええ、けど知ってると思うけどIS学園は何処にも属さない中立...悪く言っちゃえば無所属の百環くんでさえ匿うことができるの。そこに他国は介入できないわ...あくまでも表向きわね」

 

発言の意図が最初は理解出来なかったが、よくよく考えたら鈴が友達だったから何とかなったものの、知らない奴ならデータを盗みに来てもおかしくないってのは本人に言ったっけ

鈴とは長い付き合いだしこれからもそうなりそうだからなぁ

 

「だからあくまでも校内の見回りは貴方がIS学園で役割りがあるというアピールね。一夏くんとは違って貴方の機体は元は篠ノ之束博士が作ったとはいえ、他が全部オリジナル。この前貸してもらったけど、データがバグってるんじゃないかってぐらいには文字化けしてるし、はっきり言って規格外。そこに更なる力であるZW(ゼアルウェポン)という自立起動型ユニットまで着いてるオマケ付き」

 

うん。聞いてるだけでヘビーな内容だな

なに?俺の人生難易度インフェルノなのか?

あぁ、そういえば

 

「皇の鍵を返してもらって他に分かったことがあるんです」

 

「皇の鍵...それがそのISの名前?」

 

「というより皇の鍵はNo.(ナンバーズ)を保管するための言わば扉の鍵なんですよ。元々俺が使ってたホープも39ですし」

 

「ちょ、ちょっと待って?百環くんは持っていたカード全部入ったって言ってたわよね?」

 

頷く、嘘言っても仕方ないしなんなら無くなったし

 

「総数は確か100だったわよね?100枚...100枚のカードに描かれた架空の存在を呼べるってこと?」

 

「まぁそうなりますね、ここだと...」

 

ホープの大きさでも危ないんだ。部屋にいても問題なさそうなヤツを...コイツにするか

 

「こういうのですね」

 

出てきたのはお茶碗の上にしゃもじが立てられていてマントを羽織っている

 

「...プラモデル?」

 

「まぁ玩具と思うのは仕方ないんですが...コイツは可愛い方なんです...えげつないのだと太陽を飲み込むヤツもいますし...いや、割とマジで。そいつ出したら世界どうなるか怪しいレベルで」

 

「私と貴方の仲でこの場面でふざけるはずないし...そんなのが世に知れ渡ったら...その鍵は研究の対象になるでしょうし、何処かしらの機関が入手すればアラスカ条約を無視して来る可能性もあるわね...これはISじゃないって言って」

 

そりゃそうだ。今もなおこのおしゃもじソルジャーは仕事をしようと奮闘しているも、ここには炊飯器はないしお米はない。コイツにやれる役割りがないのに呼んでしまった

 

「悪いな、戻っててくれ」

 

そう、おしゃもじソルジャーに伝えると皇の鍵の中に戻って行った

 

「これは織斑先生にも話しておいた方がいいわね」

 

 

「九十九、お前は優秀なのか問題児なのかどっちなんだ?」

 

「いや、俺は問題を起こそうという気はないのですが....強いて言うなら世界が俺に厳しいですかね」

 

そういうと千冬さん、織斑先生はため息をつく

 

「分かった。こちらから許可を出すまでは今までの機体でいけ」

 

「見なくていいんですか?俺達の嘘とかありますし」

 

「これでも教師だ。生徒の言葉が真実か嘘かは分かるしそもそも私とお前の仲だろう?」

 

「それもそうですね、分かりました」

 

そう言って織斑先生の部屋を出ると

 

「楯無、この力があるって事はいずれ使う必要があるって事だと思うんだが...」

 

「そうね、ただ使い所も大切になってきそうなのは確かね」

 

困ったなぁと相談していながら互いに明日の準備をして床に就く

 

 

 

 

昼食時、みんな...ここで言うみんなは一夏や箒、セシリアに鈴、簪と本音である。他のメンツは代表候補生達の間に入りにくいのか見てるだけだ

よく言う目の保養というものだろう

 

「ご馳走様」

 

「食べるの早いな」

 

「もう少しゆっくりしたら?」

 

「そうしたいのは山々なんだが生徒会の仕事で校内の見回りがあってな。って簪や本音は知ってるんじゃないのか?姉経由とかで」

 

「...今夜部屋に行くね」

 

あ、怒ってるやつだ。これは...うん

 

「悪気がある訳じゃないから、ちゃんと理由を聞いてから怒ってやれよ?また嫌われたとかで泣き付かれたら堪らん」

 

と、言って食堂を後にした

 

「生徒会か...」

 

「百環も理由があって入ったそうよ?」

 

「俺達も何か手伝えたらいいんだけどな」

 

「やめておきましょう。今の私達は一介の生徒、却って百環さんの仕事を増やしてしまいますわ」

 

「私も生徒会にいるとお仕事増やしちゃうし〜!」

 

「本音はしっかりして...」

 

と、思い詰めているいつものメンツだった

 

 

 

 

見回りと言ってもこの学校は広すぎる。そのために

 

「みんな、異常があったら知らせてくれ」

 

そう、ゼアルウェポンのみんなに伝えた。個人で動けないのには俺に着いてきてもらってる。

あとは俺が歩いて見て回ってる姿さえ見せれば表向きは大丈夫だろう

庶務のする仕事とは思えないんだがな

 

 

「...時の流れは早いな。もう夏に入りそうだ」

 

そう言いながら庶務と書かれた腕章を付け校内を歩く。おなじクラスの子からは生徒会に入ったの!?とか聞かれるし

上級生からは嫉妬の顔が見られた。男を好ましく思ってない女尊男卑主義か

最初のセシリアみたいだが、今のセシリアは違う。他は...

 

「ん?」

 

視線に気づいて見ると山田先生だった

 

「どうかしましたか?山田先生」

 

「あ、いえ。九十九くん生徒会に入ったんだなぁって」

 

「まあ色々ありまして...何かあったら言ってください。一応生徒会なので手伝います」

 

「はい!」

 

何処か嬉しそうな山田先生だった

 




No.9天蓋星ダイソン・スフィアは召喚できるのだろうか?
したとしてダイソンに攻撃する手段とかあるのだろうか?
絶対に興味を示す兎がいるからどう描くか困る。それにカオス体がいる以上登場してもおかしくない...

使うISというか形態

  • ホープ系列のみ
  • No.なら1〜100まで
  • No.39とCNo.39だけ
  • 上に加えてシャイニングも
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