希望の皇を操縦するそうですよ?   作:古明地こいしさん

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No.22 ドイツに入国 敬礼された件について

「えっと...あ、いたいた。悪い、待たせたか?」

 

「いや、迎えに来たのだから大丈夫だ。パスポートなどは大丈夫か?」

 

「ああ、更新も済ませてるし大丈夫だ」

 

そう言って見せる。そこでふと目に入ったのは女性達。俺達が乗る飛行機はドイツの専用機らしく、まぁ男性パイロットを迎えるんだからそれぐらいの待遇は当たり前だという建前だろう

しかし周りの女達は男がいるだけで不審がっている

 

「このような場所にようはない。奴らは単に世間の情勢を知らないだけの連中だ。何も百環の凄さを知らないだけだ」

 

まぁその辺の主観はラウラの方が分かるのか

 

「そういえばラウラが軍を率いているんだっけ?」

 

「ああ、百環も入るか?」

 

「い、いや。今は遠慮しとくよ...学園生活で手一杯だから...」

 

やんわりと断って、そのまま飛行機に乗るが、これがプライベートジェットというやつなのだろうか

 

「ドイツか...寒いのとソーセージとかしか分からないがそれで大丈夫なのか?」

 

「なに、これから互いを知っていけばいい。時間はたっぷりとあるんだからな」

 

一応、中国の方にも行かなきゃだから俺はどこかのタイミングでドイツから出るし、それにIS学園にも戻らないといけないし、あと籍は日本なんだが

 

「日本からドイツまでは半日はかかる。今のうちに眠っておいた方がいいぞ」

 

「そうか、なら遠慮なくそうさせてもらうよ」

 

結構頼りになるな

そう思いながらも眠りにつこうとしたが

 

 

「...こちらラウラ、嫁が眠ったのだがここからどうすればいい?」

 

何やら通信をしてるようだ。飛行機でそういうのは禁止じゃ...あぁ、IS経由か。本当に非常識なものだな。ISは

 

「ふむ、そのまま膝に頭を?」

 

飛行機内で膝枕はどうかと思うが

目が開けられないからラウラが何をしてるか分からん

 

結局色々されたが変なことはされなくて済み、ドイツに入国した

 

「ここがドイツ...思ったより寒くないな」

 

「いくら寒い国と言われようが今は夏だ。そうそうに寒い場所はない。とはいえ他国と比べれば気温は低い方だがな」

 

「隊長、お待ちしておりました」

 

「紹介しよう。黒ウサギ隊副隊長のクラリッサだ」

 

「九十九百環です...あっ、日本語は」

 

「大丈夫です。むしろ篠ノ之束博士がいる以上日本語は全国共通語に変わりましたからね」

 

「クラリッサは物知りなんだぞ?何せ日本の文化を教えてくれたのもクラリッサだ」

 

「あんたが元凶かい!?」

 

そう、突っこんでしまった。ラウラはなにか?と、はてなマークを浮かべてるが、クラリッサさんも分かってない様子。いや普通に考えて女が男に嫁にするって宣言はおかしいだろ...

 

「戻ったぞ」

 

敬礼された。何故?

 

「百環の部屋を案内しよう、着いてこい」

 

....この先やってけるか不安で仕方ない....こうしてドイツでの暮らしが始まったのであった

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