希望の皇を操縦するそうですよ?   作:古明地こいしさん

4 / 25
No.4 九十九百環VSセシリア・オルコット 九十九百環VS織斑一夏

なんというか苛立っている千冬さんを見てるとこっちが怖くなる

 

「仕方ない。先に出れるな?九十九」

 

「はい、遅れてるなら仕方ないですからね」

 

そう、今日は先に一夏とオルコット戦があったのだ。まぁ大人の事情な訳だし行くか

俺はISを展開し、カタパルトに乗る

 

「あまり力みすぎるなよ。お前の師匠"も"見てるのだからな」

 

お、おう...更識が見てるのか...負けられないな...

 

飛んで、オルコットの待つ宙へと向かう

 

「悪い、一夏の変わりに俺が来た。アイツのISはまだ届かないみたいでな」

 

「そうですか、ではまず貴方から....踊るといいですわ!このセシリア・オルコットと、ブルーティアーズの奏でる重奏で!」

 

いきなりだったが攻撃すると宣言されてたためか避けることができた。そのまま近づかずにステップしながらホープでかわす

 

「悪いがダンスは苦手なんでな」

 

そのままビットから出たビームを叩ききった。すると発射したオルコットも、観客も驚いている。まぁこんな真似できるのは千冬さんか更識さんぐらいだろう

呆気にとられてるオルコットめがけて飛ぶ

 

慌てて攻撃目標を定めてコチラに撃ってくるがそれを弾く、ユニットは極力使わない方でいかないとな

 

「こんな...っ」

 

1つ、ビットを破壊し、次と向かう。死角からの一撃は想定内、それも誘導されてると分かってて撃たせる

 

「こんな...っ」

 

2つ目、残り2つ

残りの2つはこちらに向けられてるがどうやら牽制に使うようだ

 

「私は男に負ける訳にはいきませんの!!」

 

何か理由がありそうだな、勝って理由を聞いてみようか....いや

 

「相当な理由があるみたいだな」

 

右腕を下ろして話を聞く姿勢になる

 

「えぇ...ただ媚びへつらう男なんかにわたくしは負ける訳にはいきませんの、だから...絶対に...っ!」

 

相当な覚悟でここに立って、尚且つこの日を待っていたのだろうか。ビットは...そうだな、これ以上破壊すると一夏との試合に支障が出るか...ん?プライベートチャンネル?

誰からだろうと思ったが、ただ一言。許可するわ、と

 

使うなって言われてたんだが、どうやら今の言葉を聞いて何かあったのだろうか。更識さんも完全無欠、パーフェクトってわけじゃないだろうし。どっかしら弱点はあるだろう

 

「だったら...次の"二撃目"、それを防ぐか受けきったらオルコットさん。アンタの勝ちでいいよ。まぁ防ぐのは知らんが受けきれないだろうが...行くぞ...!」

 

腰の噴射口からエネルギーが出る。オルコットさんは牽制と撃ち落とすために何度も銃撃が放たれるがどれも当たらず

更識さん、そのための間合いを教えてくれてたのか...と、思い耽り、そして

 

「ホープ!」

 

近づいて斬りかかったがホープの名を叫ぶと剣は消える。それに唖然とする観客とオルコット、しかし先程と違いオルコットは構えてる。なにかするつもりだと

先までの慢心を捨ててる。自分は強いという傲慢も

 

「ダブルアップチャンス発動!」

 

「なっ!?」

 

消えた剣が現れ、しかも金色の光を放っている。ただの発光ではないのが分かっているのが見てとれる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ほう、更識のやつ、許可を出したか」

 

「千冬ね...織斑先生、百環のやつなにを?」

 

「簡単に説明するとお前のその剣と似たようなものだ。それでいて使うのはあの周りに漂う金色の玉。シールドエネルギーは使わん」

 

「...なんかずるくね?」

 

「そうでもありませんよ。彼が使えるのは二度しかありません。その二度を使えば暫く使えなくなる...つまりシールドエネルギーがあれば使い放題の織斑くんとは対極の位置にいるんです」

 

「な、なるほど?」

 

「究極の矛と究極の盾、お前達はそう思えばいい。お前のは欠陥品だがな

 

 

 

 

 

 

 

 

「行くぞ!」

 

宙を駆ける、オルコットはさせまいと行く手を阻むように俺の動きを読んで攻撃するが駆け引きなら一夏達とよくやっていた。それに

 

「鍛えてくれた師匠の分、負ける訳にはいかない!ホープ・剣!!」

 

高く飛び上がり太陽光を利用し、目を眩ませる。そのまま急降下

 

「ダブル・スラッシュ!!」

 

「く、きゃあああああっっ」

 

っ、このままだと絶対防御があるからと言っても壁に当たる。すぐさま落ちている彼女を拾う

 

「...なぜ...なぜ助けましたの?」

 

「さぁな、このまま見逃してたら俺は一夏にぶん殴られてた。それくらいアイツは良い奴なんだよ。だから一夏と戦う時は何か言ってやれ、罵詈雑言謝罪だろうとな」

 

「...はい」

 

『勝者 九十九百環』

 

勝利者である自分の名前か上がるがそんなのお構いなしに反対側、オルコットさんがでてきたハッチに向かう

こうして届けると俺は出てきたハッチの方へと向かう

 

「帰投しました」

 

「いい試合だったぞ。相手の動きをよく見ていたな」

 

「ありがとうございます」

 

『次の試合は30分後とします』

 

「それでは失礼します」

 

踵を返して出ていこうとしていたが一夏に声をかけられる

 

「おい、どこいくんだよ?」

 

「いや、最後に俺とお前の試合があるだろうに、一緒に同じところから出ていく訳にも行かんでしょ」

 

なるほどねと

俺は出ていく

 

「...なぁ箒」

 

「なんだ?」

 

「百環って強いよな...アレくらい負けない男になれるかな」

 

「お前ならなれるさ...勝ってこい」

 

「ああ!」

 

こんなやり取りがあったのは俺は知らずにいた

 

「よくやったわ。でもこれで各国貴方を取り込もうと躍起になるわね」

 

「じゃあ気分よく負けさせてくださいよ」

 

呆れた目で更識さんを見る。というかなんで貴方ここに?観客席にいたのでは?

 

「それはダメよ。私に師事してきたんだから」

 

「はぁ...それじゃあ次の俺の試合までゆっくりチャージし終えたら行きますので」

 

「見ていかないの?オルコットちゃんの試合」

 

「彼女がどうするかは彼女自身が決めることです。それに、一夏ならやってくれますよ。きっと」

 

「...信頼してるのね」

 

えぇ、まぁと答えるとその場を後にする

 

「...私も簪ちゃんとあんな仲になれたら...なーんて」

 

誰もいない場所で、呟いた更識楯無であった

 

 

 

 

 

 

1時間後、そろそろかとアラームを消してアリーナへ向かう

 

「探したぞ、九十九」

 

「試合の準備ですね。ちなみに一夏の試合は?」

 

「九十九の戦い方を見てたためかなんとかだが勝てた。が、その後直ぐにエネルギー切れだがな」

 

しまらないやつだ。まぁいい

 

「でも意外ですね、俺はてっきり山田先生が来るものかと思ってましたが」

 

「姉弟贔屓はせんよ。あっちは山田くんに任せてある。さて、一応聞いておくが勝算は?」

 

「よく分かりませんね...でもまぁ、駆け引きなら一夏に負けたことないんで大丈夫かと。逆に、アイツはピンチを力に変えますからそこ意識にするくらいです」

 

「そうか、よし、行ってこい」

 

先程と同じく宙に向かう。一夏も同じく出てきたようで

 

「勝ったらしいな...そのあとシールドエネルギー切れらしいが」

 

「うぐっ...いいだろ?勝ちは勝ちだ」

 

「...」

 

黙って拳を向ける。俺の拳は届かないがISの、ホープの拳なら届く

一夏もその意図が分かったのか拳を合わせたあと互いに離れる

 

「行くぞ!」

 

「おう!」

 

下からの斜め切り、これまで槍や銃撃戦は受けてきたがこうやって剣ってのは初めてか

幸いにも槍で近接戦闘の慣らしはしてるってのがホントに救いか

剣で防ぎ、そのままもう片方の剣で斬るも避けられる

 

「二刀流ってのもよさそうだな」

 

「お前の場合それは刀だから二刀持ちは向かないなだろ」

 

そう言うと斬っていく、避けられ防がれ最後にかわされた。誘い込まれてる...例の必殺技を使うのか、なら

 

「うぉおおおおあお!!」

 

「...」

 

向かってくる剣を睨みつけ、タイミングを見て

 

「ここだァ!!ムーンバリア!!」

 

背の翼を変形させ防ぐ

 

「なっ!?」

 

「織斑先生から聞いてるんだろ?俺は一応究極の盾なんでな」

 

受け切るのと無効にするのは違う。受け切るのは攻撃が当たってるが、無効にするのは攻撃そのものを受けていないものとしてるんだ。それが例え一夏の持つ単一仕様能力(ワンオフアビリティ)だろうともな

 

「悪いが一夏、その機体を乗りこなせない限り俺には勝てないぞ?」

 

「なんだと?」

 

「いや普通にシールドエネルギー使いすぎって話だ。勝つなら...駆け引きに勝ってからにするんだな!」

 

取り出したものに一夏は驚いている

が、時すでに遅し。もう引き金は引いている

 

「ホープ・バスター!」

 

「ぐっ...っ!?」

 

爆煙の中から現れた俺に驚いて横に振るった剣、しかしそれは空振りに終わり俺は上から

 

ホープ・剣・スラッシュ!!」

 

周りからの歓声は1度止むが、勝者が決まった時、また歓声が響いた

 

「登ってこいよ。いつでも待ってるから。そんで追い抜け」

 

地に落ちた一夏に手を向けて一夏はそれに

 

「ああ!直ぐに追い越してみせるさ!」

 

その手を掴み立ち上がる

 

「直ぐには追い越させないさ、師匠の顔に泥を塗っちまうからな」

 

「...所でお前の師匠って?」

 

「ああ!」

 

一夏は返された言葉に分からず頭にはてなマークを浮かべていた

もちろん俺もなんでこんな返しをしたのかわからない...なんでだろ?




希望皇ホープ状態で使えるのはホープが使用したことのあるカードとホープの専用カード系の名前のやつ
&ダブルアップチャンスだけです。
ハーフアンブレイクとかは出てきません

使うISというか形態

  • ホープ系列のみ
  • No.なら1〜100まで
  • No.39とCNo.39だけ
  • 上に加えてシャイニングも
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。