アリーナは凄い熱気を放っている。
俺も一観客としているのだが、やはり女性達の中唯一の男観客というのは目立つ。それ故に、両隣りは本音と簪に頼んだ。2人はそれを快く受けてくれた。というか即答だった
「つくつくはどっちが勝つと思う〜?おりむ〜?それともりんりん?」
「一夏には悪いが
「私は....鈴に勝って欲しい。友達として...」
何かしら私怨が混じってそうだが、友達が勝って欲しいってのは本当だろう。
それに、簪は一夏を避けてるのか嫌ってる節がある
「始まるな」
一夏サイド
「鈴、疑う訳じゃないんだが本当に百環と練習してなかったのか?」
「ええ、不公平だって言ってね。でもまぁそれ以上の約束は貰えたから私としては嬉しいことだけど...悪いけど一夏、アンタを倒させてもらうわよ!」
「そう簡単には勝たせるつもりはないっての、俺は
俺は構える。ここ数日かけて箒に正してもらった剣の持ち方、それを見せて
「そういえばアンタ、剣道習ってたのよね。ふぅん...様になってるじゃない...でも」
鈴も構えた。俺はいつ来てもいいように心構えをしておく
「アタシを嘗めないことね!」
開始のブザーが鳴ると同時にかける。鈴の武器と小競り合いになり、火花が舞い散る
ここは距離をとった方が...
「!?」
何かが襲いかかる。鈴は何か構えてる様子もないのになぜ...
「何をしたんだって顔ね、頑張って知恵搾って答えを導き出してみなさい?」
「くっ!」
鈴は何か構えてる様子もないのに何かが当たるような感覚が...まるで衝撃をそのままぶつけられ...衝撃?
「衝撃波?」
「へぇ、案外直ぐに分かるのね。恋愛音痴の癖に」
「誰が恋愛音痴だ!」
「中学でアンタに好意を寄せてた子、結構いたのよ?それをまぁ、軽く受け流して...フラれた女の子達の気持ちを知りなさい!」
またもや衝撃が俺に当たる。クソ、こうなら一か八かだ
「馬鹿正直に突っ込んできて!」
俺は鈴の動作を見て、斬る...何も無い所を。それは百環がセシリアとの戦いで見せたビームを叩ききったような感じにした。あの時の俺なら無理だったがこの数日、セシリアに頼んで感覚は掴めている
痛みやシールドエネルギーが減る様子は見れないため賭けには成功したか
あとは零落白夜を畳み込むために
そこへ、何かがアリーナに入ってきた
sideアウト
「ホント...嫌な予感は当たるんだな...さて...」
そこで俺はすぐさま飛び上がりホープを展開する
「どこの誰だ?こんな事してんのは!!」
やってきた2機目の攻撃を剣で防ぎながら尋ねる。返答はなし、なら仕方ない
「本音!避難誘導任せた!俺はコイツを叩く!」
そう言ったあとチャンネルを切り替え一夏と鈴、そして織斑先生の方に聞こえるように
「俺はコイツを誘導します。バリア割っての状況、恐らく相当強いと思うので」
『...ああ、判断は任せる』
『千冬姉!?どうせならっ!俺達の方に集めた方が』
『一夏、アンタ百環がなんで囮役買って出たかわからないの?今の百環は観客席にいる生徒全員が人質状態、下手に動けないのよ。だからアタシ達がこっちをどうにかしないと』
『動けないって事か...百環!無理はするなよ!!』
誰に言ってんだか、さて、待っててくれたのか動かない謎のISを注意深く見る。守れて2回、その2度を見落としたらみんな大怪我だな...
「っ!」
ミサイル...ビーム兵器や物理攻撃じゃない、これは使わされたと考えるべきか
「ホープ!ムーンバリア!!」
ユニットを1つ消費し、エネルギーを展開してミサイル攻撃を防ぐ
「きゃああああ!!」
「全員怯むな!後ろは俺に任せて今は逃げ切ることだけ考えろ!」
残るユニットは1つ...なるだけ使わないように...っ
「コイツ、セシリアと同じ遠距離型メインなのか!?」
最初のはセシリアのインターセプターのようにサブウェポンということか
「ホープバスター!」
構えたランチャーを飛んでくるミサイルに目掛けて放つ
「二弾打ち!?」
俺は奥歯を強く噛みながら、ホープの能力を使う
「ムーンバリア!!」
これで防御手段はゼロ、あとは身を呈して守るくらいしかできない。絶対防御があるとはいえ相手の威力は未知数、チラリと観客席を見て、次に一夏達の方を見る。何かするつもりか?
「避難誘導終わったよ!」
「ばっ、なんで戻ってきたんだよ!?」
簪が避難誘導完了を伝えてくれたが避難すべき本人が戻ってきては本末転倒、それに簪に何かあれば楯無に何を言われるか、お咎めなしは生徒を守れなかった場合であり妹はそこにカウントされてないはずだ
「何を...して...」
黒いISは、俺ではなく...簪に最後のミサイルを向けていた
「やめろ...」
「え」
その引き金が引かれた時、俺は必死に止めようと動くが敵ISは逃してはくれなかった。ダメだ...このままじゃ...ダメだ...簪が...
「うぉおおおおおお!!」
我武者羅に暴れた...どうにもならないのに...が
「あっ」
地面に顔が当たり、痛覚を感じ取った。何が起きた?敵は?みんなは?簪はどうなった?
「っ!!壁...いや、扉?」
【この扉を開く者は、新たな力を得る。しかしその者はその代償として、一番大事なものを失う】
「はは...大事なもの...命...か?」
失う...か、でも、目の前で失われようとしている命がある。それも大切な人だ。鈴達も守りたい、でも簪も守らなきゃいけない。本音だってそうだ
「いいぜ、やってやる。絶対に勝ってやる!」
俺の胸にぶら下がっていたホープが扉の近くまで飛んでいき、まるでそれが鍵のようで、扉を開けた
そこからは縦横無尽に駆けるメカメカしい動物達が
手元にいきなりカードが現れた
「
全てに目を通し、今この場で最適なものを見つけ
「待ってろ、簪...今行くぞ」
簪side
(死んじゃう...百環!!)
「ゼアルウェポン!」
声がした。もうダメだと諦めたのに、彼は...百環は諦めずに何かする気なんだ。竦んで動けない足、今動けたらと思うと...今は...信じないと...心を救ってくれた彼の為に
「
目の前まで迫ってきていたミサイルが突然消えた。何が起きたのか分からなかったけど
「走れ!簪!」
彼のその声ではっと我に返り走った
sideアウト
「結構...キツイな...」
ゼアルウェポンを出した時、シールドエネルギーが消費されてたのを省みるにシールドエネルギーを消費して呼び出すことの出来る奥の手ってことか。まぁ本当に過ぎたことだから考えるのはあとにして
「さて...っと、もう俺の出番はないか」
向かってきている敵ISに向けて一夏の零落白夜が放たれる
「悪い、遅れた」
「遅すぎだ馬鹿野郎...お疲れ様」
「そっちもな、鈴にも言ってやれよ?」
ああ、と短く返すと終わったこの無人機事件は幕を閉じた
「にしてもアンタ、あんな奥の手があったなんて。アタシとやった時は手加減とかしてた訳?」
「...いや、アレはなんか突然現れた。コイツらが」
そういうとホープ...いや、鍵だし...ホープは...希望皇...皇の鍵とでも呼ぶか。から
「な、なにこれ!?」
「ホープ専用の換装ユニットで意思があるらしい。総称が
「へぇ、面白いな、お、ペガサスみたいなのいるな!」
「こっちの虎と龍?はなんかイメージ的に鈴さんを彷彿とさせますわね」
「私は私は...この亀さん!!なんて名前なの?」
「そいつか?えっと...
「じゃあアルちゃん!もーらい!」
持っていかれるのは困るんだが...
「百環...その...あの時はごめんなさい...」
「いいって、結果的に守れたし、それに避難誘導手伝ってくれたんだろ?ならこっちは何も言わないよ。強いて言うならありがとう、かな。」
そう言って簪を撫でる...と、後ろから殺気が。ゼアルウェポン達はそそくさと皇の鍵の中に入っていった
「鈴さん?本音さん?これは...えっと...あっ、先生達に話があるんだった!!」
「待ちなさい!!」「待てー!!」
「他人事のように思ってるけどあなたもあなたで大変だと思うよ?私は知らないけど。それじゃあ」
知り合いが居なくなったためその場を後にした簪
「俺も...守れるぐらい強くならないとな」
「一夏?」
「なんでもない、戻ろうぜ?」
一夏一行もまた戻って行った
アストラルは出ません!
運命の扉から出てくるのはゼアルウェポン達!!
カオス化はまだ!!!
以上!!!!
あ、流石に無制限ゼアルウェポンはチート過ぎるのでシールドエネルギー消費が条件にしました。あと能力調整難しいなぁ
使うISというか形態
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ホープ系列のみ
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No.なら1〜100まで
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No.39とCNo.39だけ
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上に加えてシャイニングも