北陸特急「はくたか」氷見殺人捜査行   作:新庄雄太郎

2 / 7
そして、高山は高岡駅から特急「はくたか」に乗る時の事だった。


第2章 氷見で逢った女

帰りは、高岡駅から14時14分発の特急「はくたか11号」に乗って東京へ帰る途中の事だった。

 

「ん、あの女も特急「はくたか」に乗るのかな?。」

 

と、高山は言った。

 

まもなく、14時14分発特急「はくたか11号」越後湯沢行が発車します、ドアが閉まります、ご注意ください。

 

と、駅のアナウンスが流れた。

 

ファーン!

 

485系・特急「はくたか」の車内にて

 

「あのー。」

 

「はい、何ですか。」

 

「あなたも、この列車に乗っていたんですか?。」

 

と、高山は言った。

 

「ええ、これから越後湯沢で新幹線に乗って東京へ帰るんですよ。」

 

「まぁ、そうだったんですか?。」

 

「はい。」

 

「でも、どうしてあなたがこの列車に。」

 

「私、ちょっと悲しい気持ちだからひとり旅へ行こうと思って。」

 

と、彼女は高山に言った。

 

「ほう、なるほどね。」

 

そして、越後湯沢で新幹線に乗り換えて東京へ帰京した。

 

「班長、お土産です。」

 

「おう、どうだった氷見は。」

 

「ええ、越後湯沢で特急「はくたか」に乗って高岡へ向かって、そこから氷見へ行ったんですよ。」

 

「ほう、特急「はくたか」と氷見線に乗り継いでか。」

 

「中々、いい北陸旅行ね。」

 

と、小海は言った。

 

「へぇー、あの列車が復活したのか。」

 

「でも、懐かしいなぁ。」

 

「私の頃は上野から長岡経由で北陸へ行ったんだからな。」

 

「あれは上野発の「はくたか」の事ですよ。」

 

「ああ、そうか。」

 

「氷見へ行ったら、植物園にも行ってきたし市場も見物しましたよ。」

 

「これは凄いなぁ。」

 

「ほくほく線が開業したから、東京から北陸へは便利になったな。」

 

「早速、調べてみると。」

 

特急「はくたか」

 

上野発8時19分 金沢着15時04分 6時45分

 

上越新幹線「あさひ」と特急「はくたか」

 

東京発7時36分 越後湯沢着8時56分 越後湯沢発9時04分 金沢着11時59分 4時23分

 

「ほう、時間と状況の差があるのか。」

 

「新幹線と特急で北陸へ行くのは欠かせないんだね。」

 

と、松本は言った。

 

「ええ。」

 

「そうだ、班長。」

 

「ん、何だい高山。」

 

「実は、ちょっと気になることがありましてね。」

 

「どうした、高山。」

 

「実は、氷見へ行った時に1人の女性にあったんですよ。」

 

「ほう。」

 

「どうやら、事件の匂いがしましてね。」

 

「えっ。」

 

「僕が氷見の海岸へ行った時に、彼女が何か浮かない顔をしていましてね。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「それで、高山は彼女と一緒だったのか。」

 

と、菅原は高山に言った。

 

「ええ、彼女は高岡駅で特急「はくたか11号」に乗っていたから丁度席が隣でした。」

 

「そうか。」

 

「ところが、彼女が途中の直江津駅で下車したんです。」

 

「ほう、直江津に到着するのは15時43分か。」

 

「何処へ行ったんですかね。」

 

「きっと、途中下車したかったんだよ。」

 

「北陸ひとり旅なら、途中下車でもしたかったんじゃないのかな。」

 

「きっと、そうだな。」

 

と、松本は言った。




劇中に登場した特急「はくたか」はJR西日本の485系です

皆さんは、乗った事はありますか?

コメントをお願いします
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。