confused blue archive (2025年12月23日〜休載します。恐らく3月から4月頃に復帰します)   作:創業互換 休載中

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すごく長くなったので後で多分分割します。


第七話 アビドス高校の実情

「あ、先生ヒナくんからモモトーク来てるから読み上げるぞ」

“お願い”

「少し要約させてもらうが、カイザーコーポレーションがアビドス砂漠でなにかしているとのことだ。」

“なにかって?”

「さぁ?詳しいことは書かれていなかった」

“そう…”

 

移動中

 

“あれ、みんなドコか行っちゃうのかい?”

 

私はアル達に話しかける

 

「え、先生!?」

「アビドス高校を手伝っているんじゃないの!?」

「だけど先生とは仲良くしたくない?」

「はい!先生とは風紀委員会と戦う時に助けてもらいましたし」

「そうだね、わざわざ敵対するほどでもないしね。」

 

「あ、先生?もしかして便利屋68達の前にいるか?」

“居るけど…”

「よし、なら、便利屋68お前たちの腕を見込んで頼みが有る。ただ、公にはしたくない。」

「なによ!」

「いまモモトークに送った」

「…受けるわ。」

「よし来た!じゃあ、多分荷物輸送トラックがあるだろ?それに831を打ち込んでくれ。ヤサイで覚えたら覚えやすいぞ」

「打ち込んだけど!?」

 

突如としてウインドウが出てきて、

 

ご利用ありがとうございました!

 

と表示された

 

「え?え?」

「日時は追って伝える。一旦俺が示した場所に行ってくれ。」

「分かったわ」

 

“トランセンド何したの?”

「それはシッテムの箱に居る奴らに聞いたらわかると思うぞ」

“アロナ〜サイセン〜”

「どうかしましたか?先生!」

“さっきトランセンドが何をしたかわかる?”

「はい!それはですねより上位の権限で書き換えたというのが正しいと思います!」

“へぇ〜そうなのか”

「はい、おそらくですが。これからもこんな風に来てくださいね!」

“分かったよ”

「約束ですからね」

“うん”

「先生、俺が何したか分かったか?」

“なんとなく”

「なら良かった」

 

柴大将に会いに移動中

 

「アヤネちゃんもセリカちゃんもよく来たな。」

“お体に変わりはないですか”

「ああ、ないぞ」

「良かった〜。」

「あの店だが元々畳むつもりだったしな。」

「え、どうして?」

「退去命令が出されたんだよ」

「それが出来るのはアビドス高校だけでは!?」

「いや、前にその利権を売ったらしくてな」

「買ったのはカイザーコーポレーション?」

「たしかそんな名だった気がするな」

“そうですか。”

「大将!あのバッグ再建に使っても良いからね!」

「お、おうありがとう。」

「先生は先に帰っておいてください。私は少し調べたいことがあります」

「先生、大将バイバイ!」

「おう」

“うん”

 

移動中

 

「先生?なにかありましたね?」

“すぐにバレちゃったね”

「いえ、セリカちゃんとアヤネちゃんがいないので」

“それについては後で話そう”

 

「ホシノ先輩いつまでシラを切るつもり」

「シロコちゃんそんなことはないよ」

「どうかしましたか」

「ホシノ先輩がなにか隠している」

「おじさんだって隠したいことの一つや2つはあるよ」

“そう。なら、自分から言うのを待とう”

「……そうだ…ね」

「シロコちゃんそうだよ〜これは私だけの責任なんだから」ボソッ

“ホシノどうかしたかい?”

「なんでもないよ〜」

 

セリカとアヤネの帰校を待っている

 

「お待たせしました!」

「地籍書持ってきたわよ!」

「地籍書はアビドスの土地が誰のものかを見るためのものです」

「こう見ると、アビドス高校の土地が本校だけなのよ!」

「多分ですが、私たちが利息を現在返しているカイザーローンとこの地籍を買ったカイザーコンストラクションがグルだったんです!それで、生徒会が土地を売却しても返しきれないほどの借金が膨れ上がり…」

「…え?そんなことが・・・」

「そういえば、前のアビドスの生徒会ってホシノ先輩所属していましたよね。」

「そうだね〜。あのときは、私と先輩のふたりっきりだったからねぇ〜。あの頃の私は今の私から見ても嫌な性格で先輩も無鉄砲な校内一番のアホでそれでもなんとかしようとあがいていたんだけどね。まぁ、今の惨状を見たら後のことは言わなくてもね?」

「ええ、でもまずはグダグダ行っていても始まらないじゃない!」

“そういえば、ヒナからカイザーコーポレーションがアビドス砂漠でなにかしているって”

「まずはいってみましょう!」

「そうですねぇ〜」

 

シロコが私に対して呼びかける

 

「先生、これ見て」

“これは……”

 

そこにあったのは、小鳥遊ホシノ 退部退学届 だった

 

“なんでこんなものが”

「これはホシノ先輩のカバンの中から出てきた。」

“ホシノもしかして……。シロコはどうしたい?”

「わからない」

“そうか。じゃあこれが終わってからゆっくり考えよう”

「うん」

 

移動中

 

「ここはアビドス砂漠が広がる前からあったアビドス砂漠です。言うなら原初オリジンですね。ここには壊れたドローンやオートマタ、警備ロボット等が蔓延っているので、強行突破していきましょう」

「強行突破ね。発案者は私だけど気兼ねしちゃうわ。そういえばなんでゲヘナ風紀委員会は知っていたのよ。」

「ゲヘナ風紀委員会には強力な情報網が有るのでしょう。」

「ああ、訂正させてもらうぞ」

「何でしょうかトランセンドさん」

「ああ、多分だがゲヘナ風紀委員会の情報網ではなく万魔殿パンデモニウムソサエティから情報を奪取したんだろう。あそこは情報収集能力が高いからな」

「そんなにすごいの?」

「ああ、多分だがアビドス高校の動向ぐらいならすべて知られていると思うぞ。本来ならな」ボソッ

「すごいわね」

「ああ。ただ、風紀委員会が色々と知っていたのはそれだけではなく、アコの行動のおかげな気がするがまぁ気にするな。」

「気になるじゃない!」

「セリカちゃんそこに噛みつかないでください。行きましょう」

 

「ここから先が捨てられた砂漠かぁ〜」

「ッ!すまん先生。ここか…ら…じょ……」

“トランセンド!?”

「アヤネちゃんは大丈夫?」

「はい。多分トランセンドさんはシャーレから送っているので距離によるものかと」

「なら行こう。此処らへんにはオアシスがあるそうだし」

「オアシス?」

「まぁおじさんも見たこと無いんだけどね。先輩とオアシスを掘りに来た時にね来たんだよ。昔は水祭りらしいまつりをして賑わっていたらしいんだ。もう何十年も前の話らしいけどね〜」

 

ホシノが遠い目で話す

 

「風紀委員長さんが言っていたセクターはもっと先ですね。」

“遠いね”

「そうですね〜もうちょっとと思って頑張りましょう」

 

「皆さん!前方に施設が!」

「施設なんて見えないけどなぁ〜。おじさんの目が悪いのかな?」

「私も見えない」

“ともかく進んでみよう”

 

「何!?ここ」

「ホシノ先輩、昔はなかったの?」

「なかったよセリカちゃん」

 

「何だ貴様ら」

「侵入者か」

 

ズダダダダ

 

 

「元気のいい歓迎だねぇ〜これはお返ししないとね」

「ん?待て!その者たちは私の客だ。手を出すな」

「ハッ!」

 

突如声が聞こえて、銃撃をやめた後にたくさんのロボット達の中から一人の兵士がやってくる

 

「No.93さん!?」

「ああ、君たちここに何か用か?」

「ええと、はい。」

「そうか…立ち話もなんだろう座って話そう」

 

「ええっと、ここはどこなんでしょうか。」

「ここはカイザーPMC基地だ」

「PMC?」

「ああ、民間軍事会社の頭文字の英語を取ったもので退学した生徒や兵士となりたいもの、借金を返せなかったものが入る場所だ。」

「そ、そうなんですか。なぜここに?」

「上司からの命令でな。ちょっとこれ以上は機密だから言えないが」

「いえ、答えてくださりありがとうございます」

「そうだ、ここの責任者とあってみるか?」

「え、いいんですか?」

「まぁ、なにかあったら上司に丸投げするから大丈夫だ」

「ありがとうございます!」

「いや、なにこの世界は持ちつ持たれつだからな。気にしなくて良い」

 

[私がカイザーPMC理事だ。そして、貴様らアビドス高校の借金相手だ]

「そうか、君たちが…」

[さぁ古くから続くこの借金について話し合いをしようじゃないか]

「貴方がアビドス高校を騙して土地を買い取っているというあの」

「まず、最初に出てくる言葉がそれか。お前たちはいま私の私有地に不法侵入しているということについては」

「ほう?ここが貴様の私有地とな?」ボソッ

[全て合法な手続きの基行っている商いに過ぎない]

「ッ!」

「ほう?合法か…」ボソッ

[あの、先程から怖いのですが……]

「ああ、いやどうぞ続けてくれ」

[コホン、私がこれだけ用意したのは貴様らたった5人のアビドス生徒のためではない。私は宝探しをしているのだ]

「ほう、宝探しか、そのために軍を私的利用と」ボソッ

 

カイザーPMC理事が何処かに電話をかける

 

[ああ、私だ、ああ、そうしてくれ]

[そして、いま貴様らの信用ランクが下がったぞ。保証金として今週中に3億収めてもらおうか]

「ほう?信用を下げていいと思っているのか?この程度のことで?」

[いやでも…]

「いま、コイツらは何か信用の下がることをしたか?」

[いえ…]

「そうだよな?」

[ですが、もう決めてしまったことなので…]

「そうか…よし」

 

No.93が何処かに電話をかける

 

「はい、私です。ええ、その件です。はい。はい。はい。失礼しました」

 

「な、何か?」

「いや、特に関係のない電話だ。無視すると良い」

[そうですか…。お前たち自身の借金でもないのだからドコかに転校するといい。]

「そんなこと出来るわけ無いじゃない」

「アビドスは私たちの街ですよ!」

「皆帰ろう」

「流石に元副委員長は賢いな」

「……」

「君たち送っていこう」

「ありがとうございます。」

「いや、私も帰るところだからね」

 

No.93が送ってくれた。

 

「宝物ってなんでしょうか」

「わからないわ。でもそれよりもまず、借金をどうにかしないと」

「あの後、No.93さんが融資を申し出てくれましたけど、あそこまで取り持っていただいてその上融資までしてもらうのはあまりに頼り過ぎな気がして」

「それでいいと思うよ〜」

「いざとなったら…」

「私もなにか…」

「皆考えすぎだよ。一旦落ち着いてね?明日また考えよう。」

“そうだね。皆疲れているだろうし”

 

「シロコちゃんおじさんに何か用?」

“私も有るよ”

「でも、シロコちゃん今日は一旦帰ろう?」

「うん。先生」

 

私はサムズアップする

 

「お願い」

“うん”

「…それは?」

“…言わなくてもわかるよね?”

「ちょっとおじさんとそこら辺散歩しようよ先生」

 

「いやぁ、ここは何度も移転してきた先で、元々の校舎はもうとっくの前に砂に埋もれちゃって」

「…そうだな。道理で俺の知っている場所と違うわけだ。」

“そうなの?”

「ああ、俺が知る限りここはもっと活気の溢れる学園でアビドス高校の位置も今より分かりやすかった。その知識があるから、先生を一人で行かせた訳だが。」

“そうか。”

「それでね。これをどうにかしようと足掻いて足掻いて足掻いた結果、現状維持しか出来なくてね。」

“それで退学とはどういう関係が?”

「アビドス高校に入ったときからずっと私に勧誘していた人物が居るんだ。私は黒服って呼んでるんだけど…。そいつが言うにはどうも[小鳥遊ホシノさん貴方が私たちに属して頂ければアビドス高校の借金の半分を払いましょう。私は貴方の神秘がとても気になりますので。]ってね」

“それで、やめるのかい?”

「うん。これで何とかなるなら。私抜きでも半分の借金なら返せるだろうしね。」

“ホシノ、私はこれを受理しないからね。”

「先生ならそういうと思ったよ。でも、もう契約しちゃったからね。」

“大丈夫だよ。まだ、未成年で1週間も経ってないからクーリングオフできるから。”

「フフッ」

“というのは一旦置いといて。ホシノ絶対に迎えに行くからね”

「まぁ、おじさんも期待せずに待ってるよ。」

 

そうして、翌日ホシノは学校に来なかった。

 

机の上には置き手紙が置いてあった。

 

《おじさんがなんとかするから借金については考えなくていいよ〜》

 

「ッ!ホシノ先輩!どうして一人で!」

「セリカちゃん落ち着いてください。まずは、状況整理から。ホシノ先輩が居なくなったのは借金を返すため。そして、シロコ先輩と先生と昨日の夜話していたのはこのことですね。」

「先生」

“そうだよ。だけどまだ退部も退学も受理してないから、連れ戻さないとね”

「でも、あてはあるの?」

“うん。当てならあるよ。”

「なら、先生、お願い!」

“任せて。例え、命に代えても聞き出すよ。”

「そこまでの覚悟は求めてないけど!」

 

移動中

 

[それで私の下へ来た…と]

“なにか知っているかと思ってね。黒服ってお前だろ?”

[クックック、そうですか!ではそうですね。話しましょう。小鳥遊ホシノさんはこのキヴォトスで私たちが観測可能な中で1番強い神秘でしてね。]

“それで?”

[私たちゲマトリアは神秘の保護、研究をしていまして、この行動もその一環ですよ。]

“それで生徒に対して?”

[先生、そんなに怒らないでください。まず、これは公正な取引ですので…]

“私はアビドス廃校対策委員会顧問として、ホシノの退部を認めていないよ。”

[…クックック!そうですか、それではどうするのですか?]

“ホシノを連れ戻させてもらう。”

[噂に聞いた貴方ならそうすると思いました。ところで先生、ゲマトリアに協力するつもりはありませんか?]

 

 

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