The world depends on me and changes.   作:火藍

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やっはろー♪です
我が県では雪が積もりました



彰、シャルルVSラウラ

「ええと、一夏がオルコットさんや凰さんに勝てないのは、単純に射撃武器の特性を把握していないからだよ」

 

シャルルが転校してから5日後、土曜日の午後。

一夏はシャルルにIS戦闘のレクチャーを受けていた

レクチャー前はかなり爆音で戦闘をしていた二人の下で、彰は惰眠を貪っていた

ラウラのくどくどとした話を聞き流したシャルル転校初日。

鈴から散々聞きまわされ、自分で何を言っているか分からなくなった火曜

箒に竹刀で叩かれている一夏を見ていた水曜

セシリアの昼食から逃げ回った木曜

シャワーを浴び終えてから、脱衣所に着替えを持ってきていなく、上半身裸で部屋に戻ると、たまたま落ちていたバナナの皮で滑り、一夏へダイブした瞬間に部屋の扉が開き、ホモ疑惑をかけられた上に織斑先生からのあつい説教で一日を終えた金曜

 

体力の限界は突破していた

 

「そ、そうなのか?一応分かっているつもりだったんだが........というか彰よく寝るな...」

 

上空から見やると、床に横たわり寝ている彰が見える

勿論周りに女子の包囲網が完成していて、逆に起きない方が安全なのだが。

 

「うーん、疲れてるんだろうね。部屋で寝ればいいのに」

「まあいろいろあるんじゃないのか?」

 

そう。色々あるのだ。

ハーレムを作らせないだとか。

ハーレムを作らせないだとか。

.....色々でもなかった事情だった

 

「一夏の『白式』って後付武装がないんだよね?」

「ああ。何回か調べてもらったんだけど、拡張領域が空いてないらしい。だから量子変換は無理だって言われた。零落白夜にとられてるんだと思う」

「白式は第一形態なのにアビリティーがあるっていうだけでものすごい異常事態だよ。前例はないし。しかも、初代『ブリュンヒルデ』が使ってたISと同じだよね」

 

と、彰がむくりと起き上がり、下から捕捉する

 

「零落白夜はエネルギーだったら何だろうと無効化・消滅させることができる。最大の攻撃能力だ。姉弟だろうと、一夏が使えるのは奇跡だと思う」

「よく知ってるなぁ」

「...まあ、ね。俺も加わっていいか?」

 

二人の返事を待たずしてIS展開、中剣で装甲を二段階外す

 

「はい、一夏。一枚だけ使用許諾したから、盾使ってみよう」

「お、おう」

 

背中の盾を一枚渡す

これで一夏は考えるだけで盾を扱えるようになる

 

「じゃあ、撃ってみるよ」

「おう!こいや!」

 

シャルルがズババババ!と弾を一夏に向けて撃つ

1マガジン撃ち終えたところでやめる

 

「....盾って、難しいな」

 

白式の装甲は所々銃弾でできた傷跡ができていた

 

「うお、ドイツの第三だぞ」

 

ラウラがISを身に纏い、佇んでいた

 

「おい」

 

一夏に開放回線で話しかける

 

「...なんだよ」

「貴様も専用機持ちだそうだな。私と戦え」

「イヤだ。理由がねえよ」

「貴様になくても私にはある」

「また今度な」

 

彰に盾を返しながら言うと、ラウラはISを戦闘状態へシフトさせ、左肩の大型実弾砲が火を噴く

 

「!」

 

ガッ!

 

「こんな場所でいきなり戦闘とは、数年で戦闘狂になったのかい?ラウラちゃん」

「貴様....」

「ドイツの人はずいぶん沸点が低いんだね」

「フランスの第二世代型とクズが私の前に立ちはだかるとはな」

「ドイツの第三世代型よりは動けるだろうからね」

「なんか俺馬鹿にされてたよな」

 

シャルルが武器を呼び出し、戦闘を開始する

今は土曜の5時。人が少ない時間帯は、模擬戦ならばしてもよいことになっている

 

「二人まとめてかかってこい」

「やったね、シャル。サポートするから」

「了解!」

 

一夏は地上まで戻り、下から戦闘の様子を見守る

 

 

圧巻だった

 

一枚すら操れなかった盾を4枚同時に操ると共に、二枚シャルルのもとで動いている

更に手の甲の盾もはずし、浮遊部位として利用している。

体周辺の浮遊部位をあたりに散らばらせ、若干の妨害を行っている....と思いきや、妨害ではなくサポートということに気づく

シャルルが撃った弾を反射させ、ラウラのもとへいくようにしている

 

彰はすごいが、シャルルもすごかった

瞬時に装備呼び出しを終え、次々と多彩な攻撃を仕掛けている

 

『そこの3人、やめなさい!』

 

どうやら模擬の規定以上の戦闘をしてしまったらしく、担当教員からの放送がかかる

 

『学年とクラス、名前を言いなさい』

「1-1、シャルル・デュノアです」

「1-1、彰です」

「....」

『もう一人は』

 

沈黙のままの姿勢を崩さないラウラ

 

「この子は1-1のラウラ・ぼーでなんとかさんです」

「ぼーでなんとか!?貴様、死にたいのか?」

 

ぐぐぐっと彰に近づき、ドスの利いた低い声で言う

しかしそのラウラに怯えた様子もない彰は更にからかう

 

「きゃー、らうたん近いよー?何?......キスでもしたいの?」

「死ね」

「嘘嘘!冗談だって!ははっ、ラウラちゃんは手厳しいね!」

 

冷や汗を浮かべながら必死に取り繕う彰

ラウラは一度言ったことは最後まで貫き通す、有言実行な人だ

本当に殺されるかもしれないのだ。

 

「...チッ....」

 

ラウラが去ったところで、一夏に話しかける

 

「さて、俺の戦い方は見てた?」

「お前すごいんだな!...と、暗くなってきたな。帰るか」

 

寮までの帰り道、一夏は延々と彰のことを褒め称え、またも二人の関係についてのことで一部女子が大いに盛り上がったことを、二人は知らない




ラウラちゃん可愛い

あ、ちなみに我が県は普通に雪降ります。日本海万歳。季節風万歳
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