【カオ転三次】旅する者   作:ユズ猪肉

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「あはは、あの子は流石に止めますよね。」
「うむ、邪悪の樹ともなれば、な。」
こたつに入り、清酒を飲みながら2柱がテレビを眺めて談笑している。


無題.txt ー在るべきものがなかろうともー

邪悪の樹が神気によって打ち払われる。

武装集団が仲間を助け体勢を立て直そうとするも、マキの飛び蹴りによって弾かれたような勢いで吹き飛び彼方の塀に激突する。

ゆかりの剪紙成兵術によって生み出された無数の異形が襲い掛かり、耳元でアザトースの呪詛が発動する。

ガイア連合の装備をベースにしたとて、無数に起動する高位の呪詛を凌ぐ霊的防護は得られていなかったようで次々と精神が蝕まれ続々と発狂する。

戦力的空白地が川の様に生まれ、戦闘開始によって包囲すべく集結した人員を貪っていく。

急激に萎んだ圧を感じ取り、削れるところから削るべくアキヒロ少年に殺到していく。

繊月程に細くなった月の光の下、白刃が煌めく。

一刀奔る度に2〜3人の首が飛ぶ、二刀煌めけば首に続いて胴が断たれる。

「がっ!」

「っ!」

「おご!」

「ぐげっ!」

白刃が奔らず、標的になっていないと思わせる方角から忍び寄る輩が断末魔以上の声を上げられないまま、文字通り粉砕された。

同時にギアが一段階上がり、煌めきが短くなり、闇の陰影に深みが増した。

陰影の正体は服だ、抜刀と納刀の間に十数の乱舞が挟まれているのだ……とは、ゆかりやマキを含めこの月明かり乏しい闇では見通すことは不可能に近い。

暗視装置越しではなおのこと、アレはあくまで人間用で、人間とは隔絶した速さを捉えるのには向かないのだ。

##########

強制停止:タロット

クールタイム:49分10秒

##########

 

鏡の帳の内にいてなお、輝く柱が天に向かって伸びるのが見えた。

                                     寮の方角から。

 

襲撃は突然だった。

アキヒロ少年が、今現在の全力で構築した結界は一瞬で剥がされ、随所に設置されていた自動展開式掩体がせり上がり、その後方に自動陥没式塹壕が1m程の堀を形成していく。

壁の内側ではセントリーガンやCIWSがせり上がり、防衛陣地を構築していく。

裏庭でAESAレーダーがせり上がり、脇に8連装の垂直発射型の対空ミサイル(VLS)セルユニットが4基出てくる。

流石に寮が沈み込む(格納される)ようなことはなかったが、それでもだった。

覚醒者の集団にはそれでもまだ足りなかった。

銃撃が反射されるのだ。

1度程度ならばと思うかもしれないが、それは相手が一人の場合だ。

最低でも10人、それが隊列を組んで跳ね返してくる。

この世界の術とするなら、テトラカーン……というのだろうか。

あらゆる物理攻撃を反射する魔法の壁、しかしこれでは説明が付かない。

最低でもレートは毎分2千発なのだ。

それが苦も無く跳ね返されている光景は、異様の一言に尽きる。

その答えは小型ドローンに微かに映っていた。

注視しなければ気づかないほどの、小さな小さな紙の断片が隊列後方に舞っていたが、これに気付くのはだいぶ後になってからだ。

具体的には戦後数週間ほどの時間を要する。

ここでは、覚醒者同士の白兵戦に突入した。

片やガイア連合ホビー部とガイア連合製銃火器を元にした近代兵士、片やオカルトと科学が混合したカオスなお家勢。

分厚い迎撃陣地を突破した彼らの前には、外側の阻塞より厚みは無いが、無い分火力に振られた陣地が待ち構えていた。

「いらっしゃいませ、賊徒の皆々様。夜分遅くに何の御用でしょうか?」

着物の上からでも判る豊満なバストをタクティカルベストで押し留め、見る者が見れば煽情的な見た目になった東北イタコがタレット群を突破した彼らへ問う。

「初めまして、厚生省衛生二課課長、入江省三と申します。

 要件としましては、クルーシュチャ方程式の件と言えばお分かりいただけますでしょうか?」

入江省三と名乗る七三分けの役人が一歩前に立ち、目的を述べる。

東北イタコは狐耳をぴくりと動かし、

「あれは、解いた者が管理する、あなた方はそう取り決められた筈ですわ。」

と引き渡しに応じる気はないと示す。

「これまではそうでしたが、事態は変わってしまったのですよ。

 それは、この地に閉じ籠っていてもお分かりでしょう。」

入江省三がバックステップで素早くその場から跳び去る。

圧縮された氷の銃弾が地面を穿つ、同時にフラッシュバンとスモークグレネードが投げ込まれ閃光が周囲を埋め尽くし、次いで灰色の煙が充満していく。

同時に、砂が舞う。

入江が砂の発生源に目をやれば、呪符が始動器ごと砂へと変わっていくのを見た。

入江の取り巻きが走り出す、上半身から下半身へと衣服が砂へと姿を変えていく。

薬物強化によって変貌した精神は羞恥心など沸き上がることなどなく、一直線に飛び掛かり空中で打撃によって迎撃される。

 

もう幾度繰り返されたか分からない戦を眼下に据えて、香香背男は酒をはむ。

「ふむ、なかなかいい西洋酒じゃないか。」

ビールと似た黄金色だが、苦みは無く酸味と甘みが絶妙に交わった酒に頬を緩める。

「それは、うちの秘蔵の酒ですよ。」

そんな香香背男の後ろに滲み出るように現れる優男、外見は優男なのだがどうしてか人の持つ気配ではない。

「その恰好は、ふん。半世紀ぶりか?

 この間までの恰好はどうした。」

「いやあ、どうにも時間が前後しているようでね。」

「ならば、これから見れるか。」

そうなるかな、と優男風の誰かは地上の戦いを眺める姿勢に入った。

「でも、やっぱり硬いね。レベル概念以外からの強化が入っているのかも。」

「なら手を出せばいいじゃないか。お前は神ではないのだから。」

徐々に均衡が崩れ始める第二戦場を優男が俯瞰しながら分析を行えば、香香背男が茶化す。

「人が化生や神を使うなら加勢しますけどね。

 今は道具と生身の戦いですし。」

「ふん。その線引きは最低限あるか。」

「差し迫ったらいくらでも変わる線引きですけどね。」

「五分が公平と言うが、実のところは七三の方がヒトらしいからな。

 ところでな、一つ聞きたいこと……いや、確認したいことがある。」

 

「演者を書き換えたな?」

 

これに答える声は無い。

優男風の誰かが見せるのは、肯定でも否定でもなく、何もない、比喩ではなく顔の輪郭を象った虚ろが香香背男を見返していた。

 

「ま、冗談は顔だけにしておこうかね。

 ご期待に添えず申し訳ないのだけど、書き換えの対象はアクターじゃないんだ。」

 

眼下では、数度の攻防が交わされ均衡が崩れた。

すなわち、前衛が抜かれたのだ。

前衛戦力は、東北イタコとその隷下の式神4体。

中衛に高橋アマト、琴葉茜・葵姉妹。

後衛に東北純子、涼木堤、入間花。

並の相手であれば、未覚醒であれば特殊部隊相手でもやり込めた布陣だった。

しかし、格上5人を倒すには、僅かばかり、けれども確実に不足していた。

訪れた破局は、高橋アマトの魔力行使不全(マカジャマ)、琴葉茜が混乱を発症し行動不能、葵が人質になるという結果だった。

 

「(忌々しい(・・・・)縛られてさえいなければ(・・・・・・・・・・・)。)」

東北イタコの思考にノイズが走る。

彼女は、否、彼女たち、彼らは自身の出生を知っている(・・・・・)

歪な存在であると知っている。

感情、特にとある存在への負の感情が表出しないように調整されていることを知っている。

かつては表出させる事は珍しくなかった。

だが、今は出来ない。

「(タロット、忌々しい。世界で生きる術を押し付けて、本来なら対処できるはずの能力を奪った。)」

タロットはこの世界のルールに則り、能力を調整した。

概念によって与えられた力を振り分けたのだ。

いずれは使えるようにはなる。

しかし、今は使えない。

未来は、必要とする今に何も寄与しない。

「(だから、失った。武広さんは、もう居ない。)」

かつて失った、友人を偲ぶ。

「さあ、決断を。」

「何と言われても、ここにアレはないですわ。」

「なるほど、あくまで渡せないということですか。」

入江の取り巻きの手が、混乱で動けない茜にも伸びる。

イタコも式神も、後衛チームも動けない。

「条件を確認!カウンター発動!」

甲高い声が、場の空気を切り裂いた。

「【誓いし拳】!【ドジ】!【バカ】!【アホ】!【マヌケ】!【幼馴染】!【隣に立つ覚悟】!【新たな芽吹き】!

【燃ゆる者/純人間】巣鴨 武広を」

「いけません!」

「【No.2 女教皇】拒否!エラー発生!」

「知ったことか。」

「【No.8 力(ストレングス)】強制起動!」

何処からか声が、イタコの声によって制止されるが、さらに別の声によってタロットカードが、力を象徴するカードが励起される。

二つ名はありません(過去でも未来でもない今が)側面はありません(全てが彼なのだから)写し絵ではありません(それはオリジナルだ)。巣鴨 武宏を招来しました(が、帰ってきた)。」

 

巣鴨 武宏の内面を象った影は、例え本体が蘇っても真なる影へと至る気はなかった。

その程度では勝てないし、勝つ意味も無かったのだ。

何故なら、影さえも醜い想いも全てが自分であると既に至っていたのだから。

友人たちをどうにか人の側に、絶望へと歩ませまいと研鑽を積み、霊的類感によって世界のレイヤーを異にする怪物を見ても、アレの願いはただ一つ、友達の笑顔を守る。

例え、自身が居なくなったとしても前に進めるように、笑顔を絶やすことない心を養えるまで味方を貫く。

自身の喪失によって足を止めさせてしまうなど、一切考えていなかっただろうことは想像するに難くない。

かの正体不明は、不気味な泡は、そんな願いに呼応した。

そして少しだけ、かのものの基準で小さな手助けをした。

それがタロットだっただけのこと。

そのタロットが、オリジナルを招いた故に、影は影としての世界の役割を行使した。

 

【鬼神】護法童子・阿修羅 Lv16

【鬼神】悪鬼羅刹・阿修羅 Lv16

 

アスラおう、ではない。

そこまで届いてはいない故に、幾分ランクを落とし、破壊神ではなく、荒ぶる神として、まだ未来は多岐にあると笑う。

今はまだ、それらは内に潜むのみだが。

 

無意思に超越され、呆然する悪漢の腕を優しく解き、葵を抱きかかえ、茜も同じように抱きかかえイタコの下に戻ってくる。

武広だけが動き、誰も彼も彫像になったかのよう。

「ふむ、別に時間に干渉しているというものではないな。」

「まあ、ヒトとしての中で変な方向に行ったやつではあるけど、そこまで壊れては無いし。」

腹から直刀を生やした優男が香香背男に答える。

「何故、死なない。いや、死ぬはずだ。」

入江……否、入江の姿を模したナニカが力の一端で形作った直刀を何度も何度も突き刺す。

「本質に届かんのだよ。俺が何であるかは、お前さんらがよく知っているだろう。」

「不知火、そう、不知火だ。蜃気楼なのだろう?だから、依り代を必要とする。」

「そうそう、依り代が無いと俺は現界できないんだが……本当にそうだと思うか?」

刺されながら向き直り、困ったような笑みを浮かべる。

「関係ない!それがあれば、私はホンモノになれる!顔の一つではない、ホンモノに!」

「これをお前さんが取得してもなんの意味もないさ。

 これは単にお前さんが求め、お前さんの物語の基幹としたに過ぎない蜃気楼なのだから。

 

 還るべき時が来たんだ。蜃気楼とはそういうモノだ。

 それと、Saber……演技が出来ないのは知っているけど、もう少しどうにかならないの?」

優男の言葉を引き継ぐ形で入江の首根っこを掴む手、龍の角と尻尾が生え、薄蒼の斧頭が付いたハンドアックスをもう片方の手に持った女が現れた。

「うっせぇわ。

 そこはCarpenterも同じだと思うぞ?」

ここにきて、入江(というアバターを使うナニカ)は状況が自身が思い描いたものとかけ離れていることを理解し、突き立てた凶刃を引き抜き拘束を脱しようと藻掻くが、いつの間にか刃を脱したSaberに足を払われた。

「下に投げておこう。それが手っ取り早い。」

「手加減できるようになったんだ、彼。」

「いやいや、イタコさん疲れた顔してるからバフ掛けて死なないようにしてるんじゃないかな。

 と、じゃあそろそろ行くわ。」

「な、何をする気ですか!」

今以上に不穏な気配を感じ取ったのか、入江が藻掻くがガッチリと極められて何処も外れない。

「なに、一緒に怒られに行くだけだ。」

答えを待つような暇はなかった。

屋根から身を躍らせ、真っ逆さまに落ちていく。

 

「はは、あの人も覚悟決めたか。」

「え?覚悟、ですか?」

そこに降ってくるアホ二人。

入江には、正中線への音を超えた八連打。

不知火(Saber)には、条件反射的にしかし腰の入った拳が鼻根へクリーンヒット。

被弾箇所からメキメキと異音を発するも、一歩も引くことなく受け止める人外たち。

いや、入江が膝をついた。

流石に股間周りへの被弾はきつかったようだ。

「強度が高いなぁ。」

「こちらは届いている感触なのですけどね。」

「イタコちゃんのは、アタゴさんにゃあ届いてるけど届いてないのよ。」

「あ、やっぱり武広くんには触りくらいは分かっちゃうか。」

怪訝な表情のイタコへ、近代の影響で埒外の怪物になったこれのさわりを、武広が簡潔に紐解く。

その言葉もまた埒外であるのだが、これで伝わるならその相手も埒外ということになるが、伝わらなかったようだ。

 

破壊されたせり上がり式を修復し、CIWSのFCSコンポーネントを換装し、門を直しで。

「こっちは大体終わったぞ。」

「おつかれ、イタコさんたちはあれで何回目だっけな……。」

「さてなぁ。」

青山・玄野・水奈瀬の三人が後片付けと労いを言い合いながらイタコ・入江・不知火・武広を見る。

入江とその取り巻き及び今回の襲撃に関わった人間はこの後リリースされる予定だが、これ以上どうするかというのが表情に現れている。

反応的にこのタイプを私は割り切り組と呼んでいるが、実態はもう少し複雑な人たちだ。

「それもこれも・・・」

「イタコちゃん、そろそろおちつこ?そろそろカンの字が来るぞ。」

武広が宥めているところに割り切り組もやってくる。

「タケさん、ここは自分たちが引き受けるんで、向こうの大荷物お願いします。」

「うん?あ、了解。じゃ、イタコちゃんよろしくね。」

 

深夜を通り越して明け方、長かった夜がようやく終わり、ウチはベッドで微睡む。

疲れ切ってすぐにでも眠れそうなのに、そんな時に限って寝付けない。

久しぶりに見た飾り気のない不知火さんの……、ウチはその不知火さんを見たことがあったか?

(スー)さん、そんなしかめっ面してどしたん?』

『神として生きることに飽きたんよ。』

これは夢、そう判った。

背中合わせで会話できる間柄なんかな。

ウチらは混ぜもんの末に生まれたいうんは知っとる、マスターと前のウチと……じゃあこのスーさんいうんは誰や。

『また、何かあったんか?』

『今度という今度はもうあかんわ。今度ガイア連合からウチより力のある神がよこされるらしいんよ。』

『氏子さんも大変だな。』

『それを主導しとるのがウチの氏子よ。』

『それは……』

背中合わせなのに、相手の表情が手に取るように分かる気がする。

『せやから、ウチはしばらくあんたの内で寝させてもらうわ。』

『いつ、目覚めるかは分からんよ?』

『いい。はづちはんもかがせおはんももうそこにおるんやろ?

 ウチも、もう我慢の限界なんよ。』

『まぁ、最近はガイアの長が唯一神の後釜に座りかけてるからなぁ。

 当人はそんなもの望んでいないかもしれないし、連合の連中も随分前になんとか土付けてやろうとしてたみたいだが。』

『せやね。まぁ、形だけの信仰心も無くなったというなら、ウチらはもう約束を守る必要はないってことを思い出させんとな。』

この神様、結構過激なんやな……使われるだけ使われてポイした氏子の人らには同情できんのやけど。

『いやや!痛いんはもういやぁあああ!』

『いいよ、いいよ。その表情!』

場面が切り替わった瞬間襲ってくる怖気、覚えとる。これは、ウチだ。

この時は、目を潰されたんやったっけ。

潰したのはご主人やったな。

ああ、これはやっぱりムカッ腹立つなぁ。

あの頃はご主人には逆らえんかったし、都度記憶も消されとったし。

『この積み重なりは、ちぃとばかし時間が掛かりそうだなぁ。』

せやけどご主人、ご主人に恨みを向けさせるんは違うと思うで。




Tips:不知火(異体)
個の不知火と自己を定義した不知火。
蜃気楼としての不知火を纏い、日夜自身が想うヒトの為に活動するフレンドリーな独善者。
あらゆる状況下で一方通行の善意を以て誰彼構わず勝手に好きになる、後方腕組み保護者勢。
神でも悪魔でもない、ただの人だったかもしれない怪火が通った道の一つ。神秘・科学・ヒト、誰彼問わず認識するのは基本的に蜃気楼としての不知火である。故に、害を受けるのも蜃気楼であるが、神秘と科学が揺らいだ時代にある為、そこでもきっちり入力と出力が発生しており、観測者によって入力が異なれば、蜃気楼もそれぞれの出力をリアクションや感触で返す。異体が何処にいるのかを認識できるのは観測者の中でも極わずか。
少し先で分岐した世界の先で住民たちの主を破壊し、彼ら彼女らを破壊し、歪め混ぜ合わせ今の形体に整えてこの世界に産み落とされるように調整し、諸々の憎しみを自分へ向けさせるくらいしかしていない。
全てはただの謝意である。
はっきりと誰でも認識できるのは、異体自身が世界にいない時くらいである。
普段やってること
武器弾薬作成・料理・製薬・家庭菜園・メディカルチェックなどなど、暇があれば大体何かしらやっている。
睡眠も必須という訳でもなく、最後に寝たのが32日前と宣ったこともあるくらいには超過勤務経験者。
憑依以外にもいくつかの姿を持ち、Saber(得意分野:近~中距離戦闘・飼育・栽培・建築・訓練指南etc.)、Archer(得意分野:中距離戦闘・料理・建築・栽培)、Caster(得意分野:頭脳労働・商売・近距離戦闘・栽培)、Assassin(得意分野:遠距離戦闘・栽培・飼育・料理・医療)、Carpenter(建築・栽培・運搬)他といった感じ。
一つの部屋から大量に現れて拠点(寮)内を日夜忙しく駆け回っている。
光源がない場所の方がよく目立つ謎の性質がある。

Tips:(スー)さん
蘇芳色の髪を持つ神。
京言葉に近い関西弁を話す。
人好きのする顔をしているが、礼節を欠いた行いには相応の報いを与える。
本編時空から大体80年くらい先の時代でとある集落にて信仰され、その信仰心を以て集落を守護していた悪魔の被り物ではない高天原産の天津神。
茜ちゃんの夢に出てきた時点で信仰心と要求される仕事の質のバランスが崩壊しており、そこにガイア連合から神格派遣の勧誘があり、蘇さんよりも高出力であった為乗り換えられてしまった。
その為、礼節を欠いたのはそっちが先だと言わんばかりに飛び出し、不知火さんと遭遇……かねてより現世に飽きたり呆れたりした神を何らかの手段で内包している噂があったのか強引に内包されに行った。
集落がガイア連合からの派遣神格到着まで耐えられたかは、不明である。


↓切り離す必要はないが露出させるのもなんだなかって話

ここのボイロやボイボやチェビオの扱い
末世ではっちゃけていた不知火を捕捉した、いくつかの転生者が送りこんできた式神(悪魔)が意識のベースになっている。
肉体は色々あって殺しちゃった式神たちのマスターの物を転用、再構成したらなんか性別が反転した。
不知火は力を肉体から奪って集約し、再度切り分け蜃気楼としての性質を持って増えた別個体たちの内面に保管。
 いずれは『自分たちを打ち破って世界に紛れ込んでくれればいいな』と思っていたが、この時代に解き放たれ、親から生まれ、自意識を確立した一部がな・ぜ・か、他の転生者に敵意を剥き始めているのを感知したので慌てて自身にその敵意を偏向させてみたものの、自分に向ってくるのではなく、な・ぜ・か自分をマスターとして認識し始めたのでこれまた慌てて(灯台代わりになったこともある為、見捨てる事も性に合わないので)生活基盤やらなんやらを整えている内に武広くんがお亡くなりになり、彼の身体に憑依したところマスターとは認識されなくなるも、生前の付き合いなのか、敵意を向けられることもなくなりで、頭を抱えながら当初の予定を変更して日常に紛れ込んだ。
 この過程で『殺そうとしたなら殺されても仕方ないし、復讐する気もない』割り切り組や、性反転するも趣向変化なしで百合カップルが誕生したりと、安住の地化が進んでいったのが現在のこ↑こ↓。
認識改変が発生しているようで、ガイア連合系の退魔師筋からはボイロ異界と呼ばれているが、これも本質を覆い面倒くさくしている要因。
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