灰色の
空になった樽を覗き込んだベートはそのまま蓋をして担ぎ上げる。ここへ来る前よりもずっと軽くなったそれを持って、悠然と5階層の中にある大広間の1つから出ていく。
「きょ、……今日もっ! ありがとう、ございましたっ!」
その背が通路へ消えるその前に掛けられた一言。
ベートが振り返ってみれば、白髪の少女が両の足で立っていた。しかしその姿は両手を膝に乗せ、やっとの思いで、なんとかその態勢を維持しているだけ。何かしら次の動作に移るのは難しいだろうと思わせる。
そんな
その瞳が放つ光からは、たとえ体が言うことを聞かなくとも精神でどうにかしてみせると言わんばかりの力強さを感じ取ったからだ。
(まぁ、実際に戦闘にってなるなら、あと十数分程度は休息は必要だろうけどな)
さっきまで何度も叩き、蹴り倒しては
しかしそれは別として、この数日間の鍛錬終了時、ベルが立っていたことなど無かった。
体力の消耗を抑えるために横着した訳では無い。それだけ回避や防御への切り替えが早くなったがゆえに、攻撃を受けて体力を削られるということが減っていたからだ。
問題としてその分苛烈に攻め立てたりもしたが、痛みに顔が歪もうと、立って向かってくることに変わりはなかった。だからベートもとにかく限界まで追い込み続けたのだが。
そんなベルを見て、謎の溜め息がベートの口から漏れた。
「明日は
「…………おまつり?」
ベートから突如として休息を言い渡されたベルは急なことにキョトンとしたが、それに取り合って事細かく説明しているほど、ベートも暇ではない。そのままの足取りで通路の先へと姿を消した。*1
────
──
ベートとの鍛錬を終えたベルは、そのままその大広間にて体力の回復に努めていた。眠りこけることは出来ない。この大広間はベートが選んだ比較的邪魔の入らない場所である為、他の冒険者は滅多に訪れない。
しかしどこまでいってもダンジョンの中。いつモンスターが産み落とされるかなど分かったものではない。
事実ベートとの鍛錬後、この場で休憩中にモンスターが姿を現すことは何度も起きていた。しかし、疲労困憊のベルは自分よりも大きな体躯を持つモンスターを相手にしても、
以前までであれば、例え1対1でも神経を研ぎ澄ませて対峙しなければならない相手であった
しかし現在、ベルの鍛錬の相手は
それに比べれば。
鍛錬中であっても
結果として、そこら辺には潰れた魔石やドロップアイテムなどが転がっていたりする。
「………………良いのかなぁ。ベートさん、これ持っていかないけど……」
そろそろ帰ろうと考えたベルは持ち込んでいたバックパックへとドロップアイテムを回収していき、地上へと足を向けた。
しかしその道中、ベルは数日ぶりに会う人物の顔を見て、満面の笑みを浮かべる。
「ナインさんっ!!」
「ん? ベルか。……傷、酷いな?」
「……あっ」
いくつものリュックを背にしたナインはベルの姿を見て僅かな驚きを。
対してベルは「ヤバッ」という顔をした。
勝手にベートと鍛錬の約束をし、それをこの数日続けていたことを明かしたベルは非常に気不味そうに歩いている。そんな彼女の横を歩いているナインは、そのトボトボという表現が似合いそうな歩幅に合わせつつ、なぜベルがそれを良しとしたのかを聞いていた。
怒るつもりなどナインにはない。誰がどのようにして強くなるのかなど、当人が決める事であり、もし仮に他者から強制される場合は、その人は何らかの組織人であることが大抵だ。そして組織に属するということは、それを自ら良しとした者が多いため、同様に苦言を吐く理屈など思い付かない。
ナインもベルにはどこかのタイミングで何らかの指導は付けるつもりではあったのだ。戦い方、技、駆け引き、そして最後に、────
それらが無ければどうしても今後、何かを失う。それらが有ってなお、失う世界なのだから。
「そんで、そのベートさんは最近どの程度濃い隈を作っているんだ?」
「えぇと、それはもうくっきりと言うか、はっきりと言うか、びっしりと言うか……。
日に日に濃くなっていくので、今日は休むべきでは? なんて、前に言ったんですけど……、その日は2時間もしない内に
(……歳の差、いくつだっけ?)
今が成長期と言えど、少女ベル・クラネルの身長は150弱。既に職業として冒険者になっていようと、
そんな彼女に「激しかった」などと言わせるのはどうなのだろうか。などと益体の無いことを考えていたナインだったが、流石にこれ以上深掘りは無しだろうとした。
溜め息を1つ吐いてみれば、ベルは「あっ、呆れられた……?」と言わんばかりの視線をナインへと向けるが、ナインとしてはいい加減真面な装備を着させるべきだろうかと考えているだけ。
今のベルの装備は初期も初期。冒険者となってギルドから借り、そのまま購入となったライトプレートアーマー程度。あまりに重い物を装備すれば、生まれ持った彼女の
(……そうすると誰に相談したものかね)
脳内でリストアップした中には当然頼めそうもない人物も並んでいるが、早々に除外されていった。
そうこうしていればダンジョンから地上へ続く階段に着く。
「……えっ? あれって」
そこでベルが少々驚いたような声を出した。
そちらへ目を向けてみれば、あるのは幾つものカーゴ。そして内部には、眠らされているモンスター。
「モンスターを、地上に……?」
「ん? ベルは知らないんだったか?
「
「ああ、ギルドの許可の下、【ガネーシャ・ファミリア】が取り仕切っているオラリオで行なわれる祭りの1つだ。
ダンジョンからモンスターをああやって【ガネーシャ・ファミリア】の団員が捕えてきて、それを観客の前で、まぁ一般市民の目に触れる所で
「モンスターを、
そういうものもあるのかー……、と頷いているベル。
「それを円滑に行なうため、各ファミリアの主神を『神の宴』っていう催しに招待しているらしい。
正直センスが明々後日の方に行ってるけど……、【ガネーシャ・ファミリア】のホームでやってるらしいな」
「そうなんですね。……と言いますと、神さまもその……、『神の宴』? に参加しているから最近帰ってこないんですね」
「え? あぁー、……うん」
「あれ?」
招待状は破り捨てられて今頃どこかの風に煽られているでしょう。などとは流石に言えないナインだった。
────
──
その後、ナインは『青の薬舗』へと今日分の納品物を卸しに行く。
その店舗を視界に入れたベルが「あっ、ここ」と呟いたことで、連日
「なんかごめん」
ついでに声にも出して、そのままリュックサックを放置して帰ることにする。
後方から「手伝って! お願い!」という言葉が聞こえたが、疲労で錯乱しているのだろう。発展アビリティである『調合』すら持っていないドが付く
それに問題はない。明日はベルの鍛錬も休み。次の鍛錬がいつ行なわれるのかなど判明していないが、それまでには余裕も生まれるだろう。
なにせ瓶詰めの作業もない。仕入れなければならない瓶代も浮いている。代金に含まれている樽も、終われば返ってくる。
そして何より、タダで譲渡する暇など、
ナァーザよりも酷使されているであろうが、今まで帳簿の赤字を捻出していた
「良いんでしょうか……?」
心の優しいベルは後ろ髪を引かれる思いの様子だが、ナインとしては誰がどう見ても美少女であるベルを投入することこそ、一番不味いと知っている。
「ナァーザの気持ちも汲んでやれ」
「ナァーザさんの、気持ち……ですか?」
(成就は非常に難しいだろうけど、頑張ってくれナァーザ。ついでに
流石のナインも他者の恋路はどうしようもない。「横恋慕したいです」などと言われて「じゃあ助けます」と言うのは勇者でも無理だろう。ナインが言われた場合、一番被害を
それはそれとして
ナインは内心だけで応援することに、
閉じられた一室の中で、仕上げにそれぞれ一滴ずつ赤い雫が垂らされた二振りが、
「……なんというか、酷い有様ね」
「あ、あはは……」
「ジー……」
「うぅ……ごめんよぅ。こんなことになるとは思いもしなくってぇ……」
鞘に納められた二振りの武器とそれらが置かれているテーブルは良いのだが、それ以外が非常に散らばっている。最早強盗に入られた方が可愛く見えるほどに。まるで小さな台風でも起きたのではないかと思えるような状況となっていた。
「…………はぁ、これに関してはあなたに非が無いことぐらい私も分かっているわ」
「ヘファイストス~!」
「た だ し! それはそれとして、
「ああ!」
ヘファイストスはその二振りをそれぞれ布地で巻き付け、片方をヘスティアの背に。もう片方は流石にヘスティアの身長では背負うと体幹が狂うだろうとして、しっかり持っておくようにと伝える。
「…………最後に良い?」
「ん? どうしたんだい?」
閉じられた工房の鍵を開けて外に出ようとしたヘスティアを止めて、ヘファイストスは一呼吸いれた。
「もし……。もしその剣をナインって子が十全に振るうことが出来たなら私のもとに連れてきて」
「………………………………」
その発言を聞き、しっかりと10秒使って意味を誤認したヘスティアがツインテールを荒ぶらせて答える。
「だっ、ダメだぞ! ナイン君はボクの眷属なんだ!!
流石のキミでもあげないぞっ!?」
「……? ……っ!
ふっ、ふふっ。随分惚れ込んでいるのね?」
「良いじゃぁないか! あの子が眷属になってから、ボクだって結構変わってるんだぞっ!」
「そう……、みたいね。
別にあなたから無理矢理奪って
というよりも逆になるのかしらね?」
「逆?」
「えぇ。その剣は異様。いいえ、それすらも
それを振るえる子がいるなら、私も全霊を込めた一式を渡してみたいわ。
端的に言ってしまえば『未知』を見たい神の『娯楽』。……そうね、専属鍛冶師にでもなってみましょうかしらね?」
「きっ、キミがぁっ?!」
「そんなに驚く事?
というよりも、そろそろ行ったほうが良いわよ。今日のオラリオは混むんだから」
「それはそうだけどぉぉ~……。
あぁぁ~、えぇぇ~……、また今度その話聞くからねぇぇぇえ!!」
そう言い残して走り去るヘスティアと、彼女を笑顔で見送ったヘファイストス。
その後、出来たのは静謐な空間と散らばった工房だけだった。
────
──
数分後、客人として先日足を運んでいたヘスティアが工房から出て来たということで、用事も済んだのだろうと顔を出した【ヘファイストス・ファミリア】の団長である椿・コルブランドというハーフドワーフが顔を出し、工房内の惨状に顔を引き攣らせた。
「この酷い有様はどうしたんだ主神様。
「してないわ。というよりも共同作業にすら発展したのよ?」
「共同作業……?」
「あの子はあれで炉の女神。温度調整はお手の物よ」
「
「そっちはね。まぁ、姉妹なら大抵、下の方がヤンチャってだけよ。
それよりも丁度いいわ。手伝ってちょうだい。その
「
この場で何が起きたのか。
そのことについて椿が何度言及しようと、全てはぐらかされてしまった。
逃げる。逃げる。逃げ続ける。
ベルは自らの腕の中に主神を抱え、とにかく逃げ続けていた。
少しばかり振り向いてみれば、是が非でもを体現したかのように迫ってくるモンスター。その両腕は人の比率よりも長く、脚の構造は僅かに違うだろう。だがなによりも違う点が2つ。
それは全身に真っ白な毛皮を持っていることと、そもそもの全長が3メドル弱あるということ。
顔や胸には強固な枷が付けられており、両腕には強引に引き
その名をシルバーバック。上層深域。11階層から12階層にて出現するモンスターの一種。
そんな存在が、今現在追い掛ける者は
「か、神さま! なんであのモンスター、神さまを狙ってるんですか!?」
「し、知るもんか! 初対面だよ!!」
近くにいる通行人には目もくれず、ただひたすらにヘスティアだけを狙うというおかしな挙動のモンスター。その姿は見たことがある。しかし実物ではなく、ギルドの受け付け嬢であるエイナ・チュールの勉強会の場で出て来ただけ。
自分の到達したことの無い階層域に存在するモンスターを相手に、ベルは「どうやって倒せばいい!?」、と考えていた。
いま手元に武器が無い。
ベートとの鍛錬は常に無手でのものだった。だからこそ必要が無かったのだが、ことここに至っては必要となる。倒すには筋力に劣り、【基本アビリティ】でも勝っているとは断言できない。
であれば、モンスターの中に眠る魔石を壊す武器が、必須となるのだ。
────そして今日、彼女はこれからの冒険を共にする武器を、その手に掴む。
「ベル君、受け取れ!
キミの、キミだけの武器だ!!」
────
──
彼女は本日行なわれている
しかし、朝日が出て数刻も経たずに廃教会へ顔を出したナインと共に祭りへと向かおうとしたところへ、『豊穣の女主人』の店員であるアーニャからいきなり財布を渡され、意味不明だと思っているところにリューから詳細を聞かされたことで、単純なデートではなく、シルへ忘れ物である財布を渡すという
心根の優しいベルはこれを断れず、ナインもなんだかんだ拒む理由も無いため了承を返していた。
そうは言えども、ここオラリオは非常に広い。目的地が
どうしようかと悩むベルだったが、ナインから「闘技場に着いていれば渡せばいいし、財布が無いことに気付いて戻ってくれば同僚から借りるだろう」と言われ、憂いを消してその波に身を任せるようにして露店などを見て回っていた。
2人で幾つかの串焼きを食べていれば、突如として人の波が荒れた。
それは何の因果か、ナインとベルの間に流れ込むようにして起きたことで、分かれることとなってしまったのだ。
そうして往路の端へと追いやられてしまったベルがどうやって合流しようかと悩んでいたところに、ここ数日顔を見せなかった自らの主神であるヘスティアが姿を現したのだった。
ベルは大層喜んだ。
ぺかーッという効果音さえ聞こえそうなほどの笑顔をまっすぐぶつけられたヘスティアは、自らの直情的な行動に僅かな罪悪感を覚え、今後は控えようと決断。
それはそれとして、こんな混雑している中で巡り合えたのもボクらの縁だということで、2人で見て回ろうと提案。しかしベルは先程までナインも一緒だったと言われて、「なら近くにいるかもしれない」と返し、3人で回ろうか。
そんな案を出した直後、2人の背後で悲鳴が鳴った。
闘技場から、モンスターが脱出したのだ。
「ごめんなさいね。ヘスティア。それに、……ベル」
紺色のフードを目深に被り、背の高い家屋の屋根に立つ者が1人。いや、
厚手のローブに身を隠してもわかる豊満な胸と尻のラインから、その人物の性別は女。それも極上の女性であることがわかる。体だけではない。僅かにローブの隙間から覗く、顔の一部だけでも息を呑むほど美しい。
そんな魔性的なまでの魅力は、人の身では持ち得ないだろう。
一部を除いて。
そんな彼女が立つは、喧騒の広がる都市を一望できる唯一の場所という訳では無い。
しかし確実に見たいモノが見れる。そう確信している場所だった。
「貧乏くじを引かせるような真似をして、私も少しは心が痛いのよ?
……でも、でもダメなの。あの日から寝ても覚めてもずっとあの人がここにいるの」
そこが痛むのだと言わんばかりに胸の中央、その部分の布地を強く握りしめる。
「だからお願い、今日だけ……。いいえ、今だけは……席を外して」
視線を外した先ではメインストリートの奥へ、ダイダロス通りと呼ばれる地区へと駆けていく白い毛皮のモンスターが消えていく。
反して、
その懐に収まるは、鈍色の町娘。
目を閉じれば、彼女の身に掛かる振動さえ、伝わってきた。
────
──
カツ、カツ────。
歩きやすいミドルヒールの靴を履いた神が、陽光も届かぬ屋内で悠々自適に歩みを進める。
目の前に広がるは幾つもの並べられた檻。カーゴと呼ばれるそれの大きさは大から小まで様々。中には人を襲う為だけに創造されたような怪物たちがその血のように赤い瞳を、血走らせていた。
しかしそれは殺意や食欲に支配されたからではない。彼らの視界に入っているのは正しく『美』。
人も、神も、そして怪物でさえ魅了し虜とする抗いようのない美しさを体現した『彼女』を見ていたのだ。
注目を浴びている彼女は1つ1つ、吟味を重ねていく。「これでもない、このこでもない」、と。紺色のフードを外し、その美しい容貌を晒しながら歩いていく。
しかし、いまいち。
彼の強さを知るだけあり、この場にいるどのモンスターであっても、試練にはならない。冒険には、ほど遠い。
そこにあるならば、冒険でなければならない。どうしようもない存在を前にしても、立ち向かうような、
これが独りよがりな想いだということも分かっている。
これが彼の歩みを止める切っ掛けとなってしまうかもしれないことぐらい、危惧している。
それでも止められない、己の
これを乗り越えられるのであれば、彼は1つ、英雄の資格を手にするのだからと誰に向けてか分からない言い訳をして。
「このこなら、或いは……」
女神が足を止めたのは巨大なカーゴの前。中には両手両足、首や尻尾。とにかく至る所に枷を付けられた小さな竜が中で眠っていた。
「さぁ出てきて? あなたならきっと、耐えられるから」
ここへ入る際に門番の男に魅了をかけて手渡してもらった鍵を用いて、頑丈な鉄製の扉を開く。そうすれば、導かれるようにして眠っていたはずの竜が彼女の下まで歩み始めた。小さな竜の各部位に繋がれた鎖は、体が千切れる事さえ厭わぬ様子を見せる竜の怪力により、ガキンッ! という音と共に、完全に千切れる。
竜の体も打ち込まれた杭による負傷を受けていたが、それすら意に介さぬように女神の前にこうべを下げた。
その怪物は上層の深域に時折り出没する
その体躯は上層では最高の4メドル。今回の怪物際に於けるメインイベント。
一般客へと密やかに噂を流すことで話題性を引き上げたのだ。
そんな今回の
「はい、これを」
そう言って女神は懐から取り出した深い紫紺の魔石を取り出す。大きさはそれ程でもない。しかしそれはあまり関係ないのだ。なぜならこれは上層で取れるような
とある階層にて
すると、竜の鱗は本来の色などとうの昔に忘れたと言わんばかりに移ろいでいく。杭に裂かれた肉は埋まり、逆に体の一部であったのではないかと言わんばかりに、鎖の一部にまで鱗が伸びていった。
正しく暴虐の化身と言わんばかりの存在と化したその竜の鱗に触れて、彼女は囁く。
「さぁ、
竜の瞳は自らの役割を上書きされ、彼女の言葉こそが真理と言うようにその4本の脚を動かして外へ出ていく。
数分もしない内、闘技場の外では咆哮が
ベートさんはボランティアとベルちゃんの為にダンジョンのTAしてます。可哀想ですね。
今日は久しぶりに7時間寝れるらしいですよ。祭りの日なのに。
でも原因、君だから。