六眼ッ!六眼もってねえぞォ!   作:黄金郷

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決闘って響きがかっこいいよね

一級術師 五条(はじめ)

 

御三家の一つ五条家出身の呪術師

 

反転術式や領域展開、呪術において高等技術とされるそれをすべて習得している彼は、一級術師の中で最も強いのは誰かという呪術界では割とありふれた話題の中でも上位にあがることが多いくらいには確かな実力を持っている、しかし実家での扱いは現在あまりいいものではない、

 

何故かと疑問に思う者が多いだろう

 

確かに術師としての実力があるのは基本的にはいいことであり、実際に彼は生得術式が無下限呪術であるという五条家ではそうめずらしくない悲運に見舞われながらもそれ以外の部分を磨き上げることにより実力をつけ五条家の者たちも一目置いていた、

 

しかし数年前に起きた出来事によってそれは一変して厄介なものを見る目に変わった

 

事件の内容とはいわゆるお家騒動、

 

ありふれた話、改革派と保守派が次期当主を巡り争ったのだ、

 

五条家の伝統の中でもひときわ目立つ『六眼を持っている者は無条件で当主』というそれを巡って起きたそれ、

 

今代の六眼の持ち主である五条悟のやらかし、天元様の同化に必要な星漿体その護衛任務、失敗すれば呪術界が大きく揺らいでしまうほどの任務が失敗に終わってしまったことと、それに目をつけた現状の五条家を良しとしない者たち、彼らはこれ幸いにとそのことを糾弾し当主の座は別の人間に委ねるべきであると主張したのだ、

 

その際に候補として挙げられたのが五条一である

 

当の本人は改革についてはどうでも良かったものの当主の座自体は欲しかったため、その話を辞退することはなかった。

 

そして、騒動を収めるべく執り行われた五条悟と五条一の一対一の決闘

 

結果は互いに重症を追いながらも五条悟の勝利

 

当主の座は五条悟のものになったが、当時の五条家にあった六眼を絶対視する風潮は弱まってしまった。

 

故に彼は保守派の人間たちからは疎まれてしまっている。

 

● ● ●

 

ん?

 

俺が従兄弟と決闘した時の話が聞きたい?

 

いや当主の座を巡って争ったって説明したじゃんこの前

 

そっちじゃなくて決闘の内容の方の話が聞きたい?

 

あーそっちのほうね、

 

結構いい勝負だったよ当時はまだお互いに一級術師で実力拮抗してたからね、アッチは領域を習得してなかったし、

 

前半は俺が押してたんだけど、やっぱ後半からガス欠になってきちゃってさ、やっぱ六眼ってずるくねーか?

 

こっちは戦いが長引けばそんだけ呪力が減ってくってのに、

 

やっぱ初手で領域使ったのはミスっだったかもな〜

 

ああでも最後の方でお互いに反転の出力下がってきたのはちょっと嬉しくなったね、六眼でもそこはどうにもならないのか〜ってさ、

 

まあ黒閃だされてアッチだけ出力戻ったんだけどね、

 

あっ、ちなみにこれが敗因、黒閃食らってなければまだワンチャンあったし

 

決着はどうついたかって?

 

出力戻った『赫』で吹っ飛ばされちゃって、そのまま領域崩れてそのまま負けちゃった感じ、

 

まあ詳しい話は冥さんの方に聞いてくれよ、君のお姉さん中継役で呼ばれてたからそっちのほうが解説聞きやすいんじゃない?

 

 

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