機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」〜潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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大地の咆哮 ―蒼き猛禽を墜とせ―

宇宙世紀0088年2月22日。

 

宇宙(そら)でグリプス2が閃光を放っていたその時、地球・ニューギニアの密林は、切り裂くようなジェットエンジンの爆音に震えていた。

 

ティターンズ地上軍が、敗走の時間を稼ぐべく投入した空戦MS部隊。

 

その中心に君臨するのは、大気圏内での単独飛行を可能にした蒼き猛禽――バイアランの精鋭3機であった。

 

氷の貫通:アイシクル・ピアス隊の苦闘

上空から超高速で一撃離脱を繰り返すバイアランに対し、フィッラ率いるアイシクル・ピアス隊は対空陣を敷く。

 

フィッラ・ガンガン「速すぎる……! エルザ、ヒルデ、シーク! 奴らを森の深部へ誘い込め! 樹冠が邪魔な高度まで下げさせるんだ!」

 

エルザ・フォン・カイルシャー「了解! ですが、あの機動力、ドダイ改でも追いきれません!」

 

ヒルデガルト・ローゼンタール「弾幕を張って! 軌道を限定させれば、シークリットの狙撃チャンスが生まれるわ!」

 

シークリット・ケスラー「弾幕は任せてっ!エルザ、ヒルデ、その後は任せます」

 

最後の請求書:ラスト・インボイス隊の罠

バイアランが地上付近まで高度を下げた瞬間、密林に潜んでいたネオガバン率いるラスト・インボイス隊が跳躍する。

 

ネオガバン・ガンガン「グレタ、ブリギッテ、イルゼ! 奴の大型スラスターを狙え! 空を飛べなきゃ、ただの不恰好なMSだ!」

 

グレタ・ヘス「請求書(インボイス)の宛先は、そのコクピットよ!」

 

ブリギッテ・ランゲ「よし!追い詰めた!!グレタ、イルゼ、援護を頼むぜ♪」

 

イルゼ・シュナイダー「……一機、捉えた。……撃ちます!」

 

ブリギッテの狙撃がバイアランの一機の肩を貫くが、残る2機が猛烈なメガ粒子砲の連射で反撃。

 

Mk-IIの装甲を焦がしていく。

 

白い影の介入:アムロ・レイの戦術

そこへ、上空から一筋の閃光が降り注いだ。

 

アムロ・レイの駆るディジェが、バイアランの背後を完璧に奪う。

 

アムロ・レイ「フィッラ、ネオガバン! 奴らは熱源が大きい。アイシクル・ピアス隊は放熱索を狙って機体温度を上げさせろ。ラスト・インボイス隊は、下がった推力を一気に叩くんだ!」

 

アムロがバイアラン1機を瞬時に撃墜し、残る1機を地上部隊の射程圏内へと追い込む。

 

大地の静寂:勝利の咆哮

フィッラとネオガバン「これで、終わりだぁ!!」

 

地上からの全機一斉射撃が、最後のバイアランを貫いた。

 

燃え盛る蒼い猛禽が密林へ墜落し、長い爆鳴と共にニューギニアの戦いに終止符が打たれた。

 

内部誘爆による眩い閃光が密林を白く染め上げ、ティターンズの「呪縛」そのものである巨神は、大地へと沈み、物言わぬ鉄の塊へと変わった。

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