機動戦士ガンダムの世界へ転生したオッサン3人組の奮闘記 TTI隊「紺藍の四つ星」潜入と暗躍の軌跡〜   作:かりかりもふもふメロンパン

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木星船団との密約

新たな生存戦略:木星への接近

宇宙世紀 0080 年 1 月上旬。一年戦争が終結し、TTI 隊は極秘旗艦『グワラン』を駆り、アステロイド・ベルトの奥深くへと潜伏してた。

 

ミネバ姫とゼナ夫人はサイド 3 の極秘拠点へ送り届けたものの、連邦軍の残党狩りと、ジオン再興を唱える過激派の台頭という、二つの巨大な脅威が彼らの行く手を阻んでいた。

 

 

フィッラ、ネオガバン、ゲネフェアの 3 人の「オッサン」の魂は、この世界で生き残るため、そして託された未来を守るため、次の手を打つ必要性を強く感じていた。

 

フィッラ・ガンガン「(腕を組み)連邦の残党狩りは、サイド 3 宙域からソロモン方面へ拡大するだろう。グワランのような大型艦を長く隠し通すには、アステロイド・ベルトの隠蔽能力だけでは限界がある」

 

ネオガバン・ガンガン「せやな。俺たちが目指すのは、連邦にも、そしてザビ家の怨念に取り憑かれた過激派にも手の届かへん『第三の場所』や。しかも、長期間の補給と整備が可能な場所…」

 

ゲネフェア・ガンガン「(タブレットを操作しながら)アステロイド・ベルトのさらに外縁、連邦の勢力圏から最も遠い場所。そして、一年を通じて安定した往還ルートを持つ場所となると…木星船団だ」

 

ネオガバン・ガンガン「ビンゴや、つっちー。木星船団公社、通称『木星旅団』。連邦の監視の目も届きにくいし、エネルギー開発船団の技術者や兵士も多い。『ジオンの魂』を継ぐ我々にとっては、最高の隠れ蓑になる可能性が高い」

 

フィッラ・ガンガン「よし。ネオガバン、お前の特技だ。木星船団の中に、反連邦の思想を持ち、ザビ家の亡霊に憑かれていない、純粋な『ダイクンの遺志』を継ぐ者たちとの接触ルートを探れ。グワランを完全に隠蔽するための『錨』を、木星旅団に見つけてもらう」

 

紺藍の特使:ネオガバンの潜入と合流

ネオガバンは、得意の世渡り術と前世の派遣社員時代に培った『多様な集団への適応力』をフル活用し、木星船団のネットワークを辿った。

 

彼は、ゲネフェアがチューンした高精度通信ジャマーを搭載した小型高速シャトルを駆り、木星船団の中核を担う船団との接触に成功する。

 

ネオガバンが目をつけたのは、船団の中でも特に連邦への不満を抱えつつも、デラーズ・フリートのようなテロ行為には批判的な、元ジオン系技術者が中心となって運営されている補給船団だった。

 

ネオガバンは、彼らに「ランバ・ラルの遺志を継ぎ、ミネバ・ラオ・ザビ姫の未来を守るため、中立的な立場での潜伏活動を行う部隊」であることを明かし、協力を求めた。

 

ネオガバン・ガンガン「(京都弁で熱く)ウチらは、ザビ家のための道具やない。ダイクンの『理想』を、この激動の宇宙世紀で守り抜くための最後の砦や。あんたらが持つ、この宇宙のどこにも記されへん『航路』と『技術』が必要なんや。『ジオンの魂は、腐っとらへん

で!』」

 

ネオガバンの誠実さ、そして何よりも、彼らがランバ・ラルの直属部隊であるという事実が、技術者たちの心を動かした。木星船団の技術者たちは、故ランバ・ラルを「武人としての誇り」を持つ英雄として尊敬していたのだ。 数日後。ネオガバンは、木星船団の航法士である『オービット・クルーグ』という名の男と、彼の腹心である整備技術者たちを伴い、グワランへと帰還した。

 

オービット・クルーグ「ランバ・ラル隊の遺志を継ぐ『紺藍の四つ星』、噂は聞いている。ザビ家の私怨ではなく、ジオンの未来のために戦う、その思想に共鳴した。我々、木星船団は、補給艦の物資と、この広大な宇宙の『隠し場所』を提供しよう」

 

オービットは、グワランのブリッジのメインスクリーンに、アステロイド・ベルトから、さらに遠く、連邦軍の航路から完全に外れた「ラグランジュ・ポイント L5(木星船団の中継地点)の裏側」にある、天然の岩塊群を示した。

 

オービット・クルーグ「これこそが、グワランを連邦の目から完全に隠すための『船団の隠し錨(アンカー)』だ。この宙域は、ヘリウム 3 の採掘ルートから外れており、連邦のセンサーは岩塊の磁気嵐で機能しない。我々以外に知る者はおらん」

 

ゲネフェアの野望:新生ラル隊の戦力増強

グワランに新たな協力者が加わったことで、ゲネフェアの技術主任としての活動は本格化した。彼は、木星船団が持つ独自の技術や、一年戦争で入手した連邦軍の MS 技術の残骸を研究し始めた。

 

ゲネフェア「(淡々と)木星船団の技術は、連邦やジオン公国の主流とは異なる。長距離航行に特化した、高耐久・高効率のシステムが、俺たちのグフやゲルググの局地戦闘能力に活かせるはずだ」

 

彼は、木星旅団から提供された特殊な耐熱・耐圧素材と、連邦の

センサーを欺くための特殊コーティング技術を応用し、TTI 隊のゲルググを改修する計画を立てた。

 

ゲネフェア「デラーズ紛争は、連邦軍の MS 技術が飛躍的に進化する時期だ。旧式のゲルググで対抗するには、機体性能を限界まで引き上げる必要がある。俺のゲルググキャノンとネイブルのゲルググ J には、この新素材を導入する。

 

『アズール(紺藍)』、宇宙で再び棘を閃かせる時が来たようだ。

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